LACCO TOWER主催フェス"I ROCKS 20&21"、第1弾出演者でバクホン、PENGUIN RESEARCH、ラックライフ、シネマ、BRADIO、ハロ、ビーバー、ウォンカら26組発表
2020.06.01 12:00
新型コロナウィルスの影響で2020年の開催を延期し、先日2021年4月9日、10日、11日の3日間にわたり、2020年と2021年のWネーム開催を発表したLACCO TOWER主催のロック・フェス"I ROCKS 20&21 stand by LACCO TOWER"の、第1弾出演アーティストが発表された。
今回、出演が決定したアーティストは、主催者であるLACCO TOWERの他、"I ROCKS 2020"への出演を予定していたアーティストから、以下の26組。
ircle
Ivy to Fraudulent Game
WOMCADOLE
oldflame
KAKASHI
片平里菜
goodtimes
cinema staff
The Gentle Flower.
SUPER BEAVER
高高-takataka-
DJ岩瀬ガッツ with スベリー・マーキュリー
中田裕二
NUBO
THE BACK HORN
Halo at 四畳半
FLOW
BRADIO
秀吉
PENGUIN RESEARCH
松川ケイスケと真一ジェット
ラックライフ
LAMP IN TERREN
Rhythmic Toy World
忘れらんねえよ
さらに、初日となる4月9日は、主催者 LACCO TOWERのワンマン・ライヴで幕開けとなることがすでに発表されている。なお、開催形態の変更に伴うチケットの払い戻しについては、本日より開始され、各種プレイガイドでのご購入分、プレミアム・チケットやライヴ会場なぢでの手売りチケット分も同様に行っている。新たなチケットの発売は、後日発売を予定している。
▼イベント情報
"I ROCKS 20&21 stand by LACCO TOWER"
2021年4月9日(金)伊勢崎市文化会館(群馬県伊勢崎市昭和町3918)
出演:LACCO TOWER ※ワンマン・ライヴ
2021年4月10日(土)、11日(日)伊勢崎市文化会館(群馬県伊勢崎市昭和町3918)
出演:LACCO TOWER / ircle / Ivy to Fraudulent Game / WOMCADOLE / oldflame / KAKASHI / 片平里菜 / goodtimes / cinema staff / The Gentle Flower. / SUPER BEAVER / 高高-takataka- / DJ岩瀬ガッツ with スベリー・マーキュリー / 中田裕二 / NUBO / THE BACK HORN / Halo at 四畳半 / FLOW / BRADIO / 秀吉 / PENGUIN RESEARCH / 松川ケイスケと真一ジェット / ラックライフ / LAMP IN TERREN / Rhythmic Toy World / 忘れらんねえよ and more
※日割りについては後日発表
払戻詳細はこちら
[問]
I ROCKS 2020 stand by LACCO TOWER事務局:info@irocks.jp
I ROCKS 2020オフィシャル・サイト:https://irocks.jp/2020/
▼LACCO TOWER リリース情報
配信シングル
「歩調」
![]()
NOW ON SALE
※群馬テレビ「ニュースeye8」エンディング主題歌
配信はこちら
▼配信情報
![]()
"松川ケイスケと真一ジェット「電電博覧会~歌は電波にのって~」"
6月6日(土)19:00開始予定
出演:松川ケイスケと真一ジェット ※各自宅からリアルタイム遠隔ライヴにて参加
[チケット]
¥1,000(税込)
電子チケット販売プラットフォーム"ZAIKO"にて5月29日(金)12:00発売開始
https://laccotower.zaiko.io/e/denhaku
"チケット制デジタル生配信「再燃 〜ライブハウスと電波にのって編〜」"
6月20日(土) 名古屋APOLLO BASE "遥なる再燃"/START 18:00
7月5日(日) 仙台CLUB JUNK BOX "再燃はいつも変現自在"/START 18:00
7月23日(木) 東京 恵比寿LIQUIDROOM"非幸福論者の再燃"/START 18:30
8月2日(日) 群馬 高崎club FLEEZ"再燃させて若葉ノ頃へ"/START 18:00
8月23日(日) 大阪Music Club JANUS"心臓文庫は再燃の果てに"/START 18:00
出演:LACCO TOWER
6月20日(土)、7月5日(日)のみ、¥1,000(税込)にてチケット発売中
電子チケット販売プラットフォーム"ZAIKO":https://laccotower.zaiko.io/
※7月23日(木・祝)、8月2日(日)、8月23日(日)の公演については後日発売
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FUNK FIRE
先行曲「生存フラグのサタデーナイト」のキラーチューンぶりとラテン風味の「On Fire」、堂々掲げたタイトル"FUNK FIRE"からしていた期待を裏切らない、熱く腰から躍らせる作品に快哉を叫びたい。彼等と言えばのブラス+バンド・サウンドで無敵のポジティヴさをくれるアゲアゲのファンクだけでなく、日差しのもと浜辺で夏を楽しむ景色が浮かぶ、爽やかでトロピカルなナンバー、キュンとするポップ・ソング、大人で洒脱でロマンチックなミドル・チューン、女性コーラスを交えた懐かしいシンセ・ファンクに、久保田利伸「Missing」を彷彿するストレートなバラード(!)まで。さらに別のキャラクターが憑依したかのような真行寺貴秋の歌声が聴ける曲も。どれもライヴで聴きたくて仕方ない!(稲垣 遥)
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配信リリース済みの4曲に新曲2曲を加えたEP。コード進行がおしゃれなR&Bナンバー「瞬き羽ばたき、故に繋がり」、サザンオールスターズやTUBEを彷彿とさせる「夏のエンジェル」など曲調は幅広く、ファンクにあえて照準を絞った前作とは違う方向性であることが窺える。「THE VOLCANOES」にて、従来意欲的に取り込んできた横揺れのダンス・ミュージックではなく、EDMマナーにのっとった縦ノリのアプローチをしているのも象徴的。ブラス入りファンク「Frisbee」、トロフィーを女性のシルエットに見立てた「トロフィー」といった、バンドの得意技が発揮されている曲も音像は新しい。ラストは酒井亮輔(Ba)作詞曲「Yours」で全体を軽やかにまとめる。(蜂須賀 ちなみ)
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抜き身のBRADIOが堪能できるメジャー2ndフル・アルバム。コロナ禍の中、結成10周年という節目を迎えたせいか、今一度、自分たちを見つめ直したうえでBRADIOのなんたるかを問い掛ける意欲が、全10曲に横溢。楽曲の方向性を広げずに、あえてファンクに絞ったことで、その中で変化をつけるメンバーそれぞれのチャレンジが聴きどころに。トラップからロックまで、あるいはラップからバラードまで、様々なエッセンスを用いたそのチャレンジは、彼らなりにファンクの可能性を広げようとしているようにも感じられる。そして、メッセージはよりストレートに、よりポジティヴに。昨年思うようにファンと会えなかった寂しさ、悔しさを糧に自分たちはファンにとってどんな存在でありたいのか、改めてその思いを歌い上げている。(山口 智男)
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5ヶ月かけて、47都道府県を回る"IVVII Funky Tour"をスタートさせたBRADIOが、3rdシングルをリリース。表題曲「O・TE・A・GE・DA!」は、重心の低い演奏からバンドの自信が窺える本格ファンク・ナンバーだ。そこから一転、「バクテリアch.」は、アップテンポのファンク・ロック。演奏はもちろん、歌詞に込めたメッセージも熱い。さらに一転、「帰り道のBlues」は、ハイトーンの美しい歌声が映えるバラード。それぞれに異なる魅力を持った3曲が、ファンキーのひと言だけには収まりきらないBRADIOの魅力を多面的に印象づける。そこに昨年11月22日開催のNHKホール公演から、彼らの代表曲と言える7曲のライヴ音源も加わり、聴き応え満点のシングルに!(山口 智男)
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YES
インディーから通算3作目、メジャーでは初となるフル・アルバム。バンドのバックボーンがR&B/ファンクであることに変わりはないものの、基本編成にないパーカッション、ホーン、キーボードを大胆に使いながら、R&B/ファンクのマナーに縛られない自由な曲作りに挑戦。メジャー移籍後にリリースしたシングル2作のディスコ路線を予想していたリスナーは度肝を抜かれるはず。夏に相応しいラテン・サーフ・ロックの「Boom! Boom! ヘブン」をはじめ、やりたい放題やりながら、その一方では本格派のファンク・ナンバーの「Funky Kitchen」、アダルト・オリエンテッドなピアノ・ナンバー「Sparkling Night」がグッと作品全体を引き締めている。挑戦のひとつだったというアカペラを含むコーラス・ワークも大きな聴きどころだ。(山口 智男)
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きらめきDancin'
快進撃を続けるBRADIOが『LA PA PARADISE』以来、半年ぶりにリリースするメジャー第2弾シングル。"BRADIO史上最高にエキサイティングなパーティー・チューン!"と謳う表題曲は、パーカッション、ホーンを加えたラテン・テイストがパーティー気分を盛り上げる。真行寺貴秋(Vo)のファルセットも絶好調。"ウーハッ!"という気合の入った掛け声もキャッチーだ。カップリングの「Once Again」はアーバンなソウル・ナンバー。ストリングスとピアノも加え、アダルト・オリエンテッドに仕上げながらも、芯ではしっかりとバンド・サウンドが鳴っているところはやはりBRADIOならでは。サビでぐっと熱を上げる演奏と、曲調とは裏腹に夢を追い続ける気持ちを歌った熱い歌詞も聴きどころだ。(山口 智男)
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インディーズながら中野サンプラザでのワンマン・ライヴを成功させ、いま最も注目を集めるファンク・バンド BRADIOのメジャー・デビュー・シングル。プロデューサーにサザンオールスターズやウルフルズらを手掛ける藤井丈司を迎えて完成させた「LA PA PARADISE」は、EARTH, WIND & FIREの影響をはっきりと感じさせる、最高にハッピーなパーティ・チューンだ。華やかなホーン・セクションと真行寺貴秋(Vo)のファルセット・ボイス、どこを切ってもBRADIOと言えるメジャー・デビューに相応しい1曲だ。カップリングにはキレ味のいいリズムに乗せて、アミーゴな脳内をコミカルに描く「Baddest」を収録。恋の戦略を"ご利用は計画的に"なんていう歌詞で表現する遊び心も最高。(秦 理絵)
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FREEDOM
前作『POWER OF LIFE』発表後、恵比寿LIQUIDROOMおよびZepp DiverCity TOKYO公演を成功させたことが物語るようにステップアップを続けている4人組が、約1年半ぶりにリリースする2ndフル・アルバム。バンドの世界観をぐっと広げた前作ももちろん良かったが、その広がりを踏まえたうえで、ソウル・ミュージックやファンクを演奏するロック・バンドの魅力をぎゅっと凝縮したこちらの方が個人的には好きだ。メンバーたちは何も考えずにいい曲をがむしゃらに作ったそうだが、無意識のうちに自分たちは今後、どんなふうに活動していきたいか、どんなバンドになりたいか考えていたんじゃないか。浮かれたところはこれっぽっちもない。音楽に取り組むその真摯な思いがこれまで以上に図太い演奏に表れている。(山口 智男)
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Back To The Funk
今年の6月から7月にかけて全国7都市を回ったワンマン・ツアーが全公演ソールド・アウトになったことに顕著なようにデビュー以来、着実に続けてきた前進がグッと勢いを増してきた4人組が11月2日から始まるZepp DiverCity公演を含む東名阪ワンマン・ツアーから会場限定でリリースする5thシングル。表題曲はタイトルどおり本格派のファンク・ナンバー。サビは彼ららしいパーティー調になるものの、これまでとはひと味違う大人っぽいクールな魅力をアピール。シティ・ポップにロックの疾走感を加えたカップリングの「夢見るEnergy」ともにグッと重心を下げた演奏からはバンドのパワー・アップが窺える。中でもスラップしながらうなるベースと重ためのドラムの活躍は目を見張るものがある。(山口 智男)
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BRADIO
ギフト
全国5都市を回ったワンマン・ツアーがすべて即日ソールド・アウトになったことが象徴しているように昨年、大きな飛躍を遂げた4人組が前作より7ヶ月ぶりにリリースした4枚目のシングル。表題曲「ギフト」は、ファンキーな彼らのもうひとつの持ち味であるバラード・ナンバー。ファンキーなシャウター、真行寺貴秋がソウルフルなバラディアーであることを改めて印象づける珠玉のナンバーに仕上がっている。親に対する感謝、愛情を、ファルセットを交えて歌い上げる真行寺の歌を、ピアノとストリングスが華麗に彩るアレンジも聴きどころ。カップリングの「Bring It On!」はエレピが跳ねるファンク・ナンバー。ジャズ・ファンク調になる間奏も含め、熱度満点の演奏が楽しめる。ライヴで盛り上がること間違いなし。(山口 智男)
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BRADIO
HOTELエイリアン
東名阪を含む全国5都市を回ったワンマン・ツアーを成功させたBRADIO。彼らの快進撃がまだまだ止まらないことを印象づけるようにニュー・シングルをリリース。アニメ"Peeping Life TV シーズン1 ??"のオープニング・テーマとして書き下ろした表題曲はシンセを使ったイントロから何やら新しいと感じさせるスペーシーなロック・ナンバー。BRADIO節は健在ながら、それをこれまでのファンキーさとはちょっと違う形で表現しているところに1stフル・アルバム以降の成長が窺える。メロディアスなギターの音色も新鮮だ。カップリングの「Super Wonderful」も図太いギターのリフを始め、ロック色濃い演奏とディスコ・サウンドの融合に、新しいことに挑戦していこうという意欲が感じられ、なんとも頼もしい。(山口 智男)
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BRADIO
POWER OF LIFE
アニメ"デス・パレード"のオープニング・テーマに使われた2ndシングル「Flyers」をスマッシュ・ヒットさせたBRADIOがついに1stフル・アルバムを完成させた。この1年、めきめきと頭角を現してきた勢いを反映させた、とても聴き応えある作品だ。R&Bのバックグラウンドを持つファンキーなロック・バンドという、らしさをポジティヴな魅力とともにスケール・アップした形でアピールしながら、ゲストによるラップをフィーチャーした陽気なダンス・ナンバーや、普段R&Bに馴染みのないリスナーにもアピールできるポップ・ナンバーなど、新境地と言える曲にもチャレンジ。今まさに飛躍しようとしているバンドの姿をダイナミックに捉えている。ここから始まるステップ・アップが楽しみだ。(山口 智男)
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BRADIO
Flyers
アフロヘアーの強烈なフロントマン、真行寺貴秋を擁する4人組 BRADIOが1stシングルより早3ヶ月、2ndシングル『Flyers』をリリース。ブラスと真行寺のシャウトで始まる表題曲は"なりたい自分へ"というコンセプトが詰まった楽曲。TVアニメ"デス・パレード"のオープニング・テーマにも起用されていることもあってか、この楽曲には"幕開け感"とも言うべきとてつもないエネルギーが込められ、バンドにとってもまさに"飛躍"の足がかりとなる楽曲となっている。"ようこそどうぞ はじめまして"のひと言から始まるTrack.2「感情リテラシー」も負けず劣らず、濃いファンキーなナンバー。今作を引っ提げ、初の東名阪ワンマン・ツアーも決定している彼らに2015年も注目だ。(山元 翔一)
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BRADIO
オトナHIT PARADE / Step In Time
即日ソールド・アウトになったツアー・ファイナルも含め、7月にリリースした2ndミニ・アルバム『Swipe Times』のリリース・ツアーを成功させた4人組、BRADIOが早くも両A面シングルをリリース。「オトナHIT PARADE」はツアーの勢いをそのまま反映させたファンキーなロック・ナンバー。バブル時代の日本が持っていた独特のエネルギーを懐古しながら、"オトナよ遊べ。コドモに戻れ"というメッセージとともに今の日本に活を入れる!「Step In Time」は女性を口説きおとすドキドキとワクワクを歌ったメロウなディスコ・ナンバー。シックに迫りながら、終盤、"脳内は高校生"なんてフレーズが飛び出すところが彼ら(いや、ヴォーカルの真行寺貴秋?)らしい。そこに愛着が湧くというファンもきっと多いはずだ。(山口 智男)
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BRADIO
Swipe Times
元々、メロディック・パンク・シーンで活動していたミュージシャンたちによる新たな挑戦がソウルフルかつファンキーなロック・サウンドに結実!"日常に彩りを加えるエンターテインメント"というコンセプトを持つ2010年結成の4人組、BRADIOがリリースする2ndミニ・アルバム。日本語の歌をしっかりと聴かせる一方で、ディスコ・サウンド、UKソウル、AORの影響も巧みに取り入れながら、それをエネルギッシュなバンド・サウンドとして聴かせることができるのが彼らの大きな魅力と言えそうだ。熱唱とファルセットを使い分ける個性の強いヴォーカルが連想させるキャラクターも含め、ライヴを観にいきたいと思わせる作品になっている。FALL OUT BOYやTHE BAWDIESのファンにも薦めてみたい。(山口 智男)
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Halo at 四畳半
ANATOMIES
メジャー・デビュー作『swanflight』から1年3ヶ月ぶりとなるフル・アルバム。タイトルに"解剖"や"分析"という意味を掲げた今作は、これまで"人間を人間たらしめるものはなんなのか?"という根源的なテーマに向き合い続けてきたハロが、そのテーマをより深く掘り下げる意欲作になった。人間を"身体"と"心"とに分解したときに見えてくる二面性、あるいはもっと複雑に絡み合う様相を、詩人 渡井翔汰(Vo/Gt)が丹念に言葉で語り尽くす。サウンド面では「イノセント・プレイ」と「蘇生」の2曲で、前ミニ・アルバム『from NOVEL LAND』に続き、出羽良彰をプロデューサーに起用。これまで以上にダイナミックで深遠なサウンド・アプローチに、このバンドの飽くなき探求心を感じた。(秦 理絵)
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Halo at 四畳半
from NOVEL LAND
昨年10月のメジャー・デビューから8ヶ月。バンド最大キャパとなるマイナビBLITZ赤坂でのワンマン・ライヴも成功させたHalo at 四畳半の4thミニ・アルバム。出羽良彰がプロデュースを手掛けたリード曲「リビングデッド・スイマー」や、壮大且つ深遠な「メイライト」をはじめ、これまで以上に大胆にシンセや打ち込みのサウンドを導入した今作は、バンドの可能性を押し広げる意欲作になった。ハロらしく宇宙を連想するワードがあちこちに散りばめられた歌詞には、やがて燃え尽きる命の期限を想いながら、自らの運命を掴み取ろうという闘争心が滲む。ここ数作で獲得した緻密なサウンド・プロダクションが充実の季節を迎えつつ、同時に爆発した抑えようのない衝動がロック・バンドらしくていい。(秦 理絵)
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Halo at 四畳半
swanflight
テーマは"悲しみ"。それを悲嘆するだけではなく、人生の糧として引き連れてゆく、そんなメッセージを託したHalo at 四畳半のメジャー・デビュー・フル・アルバムだ。ピッピッピッ......と心電計が無機質に一定のリズムを刻むような「ヒューズ」に始まり、自分だけのヒーロー像を模索する寺岡呼人のプロデュース曲「ヒーロー」、ダンサブルなビートに乗せて自分自身を騙す嘘を吐き捨てるような「擬態」、"終わり"という名の未来に向けて命を燃やす「アルストロメリア」、そして優しく物語の幕引きを告げる「魔法にかけられて」まで、どの曲が欠けても成立しない全12曲。一切妥協なく磨きあげた楽曲には、ライヴハウスで生まれ育った、紛うことなきロック・バンドであるという彼らの誇りと矜持が詰まっている。(秦 理絵)
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Halo at 四畳半
Animaplot
タイトルは、Animaとplotを組み合わせた造語で、"生命の構想図"という意味。この作品でHalo at 四畳半が問い掛けるのは、"「人を人たらしめるもの」は何か"という内省的なテーマだ。ロボットと人間の違い、身体の左に心臓があるか、夢や希望を抱けるか、いつか命が尽きるかどうか。時に寓話的な切り口を使いながら、あるいは独白のようなかたちをとりながら、それぞれに独立した全7曲は、まるで共鳴し合うように私たちに深い疑問を投げ掛けてくる。かつてないほどに様々な楽器とサウンド・アプローチを取り入れながら、辿り着くラスト・ナンバー「点描者たち」で導かれるハロなりの答え。そこまでに紡いできた6つの物語が、最後の1曲を美しく響かせるために存在していたかのように思わせる結末は、あまりにも感動的だ。(秦 理絵)
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LACCO TOWER
青春
来年結成20周年を迎えるLACCO TOWERが放つ、"20年積み重ねた青春"を詰め込んだアルバム『青春』。しかし彼らが語る"青春"は、いわゆる"キラキラした青春"ではない。忘れたい過去も苦い思い出も今思い返してみれば青春だった、そんな"今だからこそ感じる青春"が表題曲では歌われている。歌謡曲的なメロディとロック・サウンドが融合した、ラッコらしさを前面に押し出す「化物」から、洗練されたアレンジでラッコの新しい音世界を見せる「雪」まで、20年の軌跡を辿るような楽曲群。きっと彼らは、"綺麗ではないから美しい"この青春を、ジャケットのドライフラワーのように美しいままこのアルバムに閉じ込め、それを胸にまた歩き出すのだろう。彼らの青春はまだまだ終わらない。(中尾 佳奈)
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LACCO TOWER
闇夜に烏、雪に鷺
コロナ禍の中、メジャー・デビュー5周年を迎えたLACCO TOWERが世に問う完全生産限定の3枚組(2CD+DVD)。メジャー移籍後の5年の軌跡を振り返りながら、その間、発表してきた曲の中から全22曲を厳選し、曲が持つカラーから11曲ずつ黒盤と白盤に収録した。TV アニメ"ドラゴンボール超"のエンディング主題歌だった「薄紅」をはじめ、白盤にはアンセミックな曲が多めに選ばれてはいるものの、黒と白だから単純に動と静、暗と明とならないところが、LACCO TOWERの魅力であり、彼らがテーマにしてきた人の心の恐ろしさ。ラウドロックとエモと昭和歌謡が絶妙に入り混じる、唯一無二のサウンドとともに味わいたい。DVDには黒盤、白盤に選ばれていない曲も含め、MVを16曲収録。(山口 智男)
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LACCO TOWER
変現自在
現在のLACCO TOWERには迷いがこれっぽっちもないことを印象づける、メジャー5thアルバム。持ち味のひとつであるエキセントリックな魅力を抑えつつ、歌謡メロディとエモーショナルなロック・サウンドを掛け合わせた、LACCO TOWERらしさを粛々と追求した。その結果、アレンジの洗練と共に曲そのものの良さがこれまで以上に伝わる、ある意味聴きやすいアルバムになっている。その中で、長年のファンならば、ふんだんにフィーチャーしたコーラス・ワークや、「必殺技」のダンサブルなサウンド、得意の不倫ソング「不機嫌ノ果実」における第三者の視点の導入といった、新たな挑戦にも気づくはずだが、そんな変化が印象づけるのは、結成18年目を迎えたLACCO TOWERの新境地だ。(山口 智男)
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LACCO TOWER
若葉ノ頃
LACCO TOWERが持つ黒いイメージに振り切った『薔薇色ノ怪人』。そして、白いイメージに振り切った『遥』。その2枚を経て、「狂喜乱舞」のようなロック・ナンバーから「最果」のようなバラード、そして得意の不倫ソングの「薄荷飴」まで、黒と白のイメージがちょうどいい塩梅で溶け合うメジャー4thフル・アルバム。これまで搾り出すように作っていた彼らがこれは自分たちの中から滲み出てきたものだけで作ることができたという。メンバーたちは本当の意味で、これが自分たちの最高傑作と感じているようだが、そういう感じる理由は、そんな境地に達したことに加え、結成から16年経ってもなお成長していけると思えたことにもあるらしい。聴きながら、最高傑作を"若葉ノ頃"と名付けた理由をしっかりと噛みしめたい。(山口 智男)
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LACCO TOWER
遥
"ドラゴンボール超"のエンディング主題歌「遥」を含む、LACCO TOWERによるメジャー3rdアルバム。実は2017年3月にリリースしたミニ・アルバム『薔薇色ノ怪人』と制作がほぼ同時進行だったそうで、同作とは逆の方向性――彼らの曲を黒と白に分けるなら、白の方向に振り切った作品を目指したという。たしかにバラードとも言える「遥」がオープニングを飾っていることに加え、激しい曲がいつもよりも少なめということもあって、LACCO TOWERが持っていたエグさが薄まって、これまでよりも聴きやすい作品になっている。しかしそのぶん、1曲1曲に込めた思いはより深いものに。言い換えれば、音数が整理されたことで、歌詞に込めた生々しい感情がより際立った印象がある。物足りなさは全然ない。(山口 智男)
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LACCO TOWER
心臓文庫
前作『非幸福論』も、もちろんいいアルバムだった。しかし、それから1年ぶりにリリースする、このメジャー第2弾アルバムを聴いてしまうと、前作は若干、ストレートすぎたかも!? ラウドロック・バンドと共演しても引けを取らない演奏はさらにハード・ロック/ヘヴィ・メタル色を増す一方で、J-POPとしても十二分に勝負できるメランコリックな歌の魅力はさらに磨きがかけられている。エキセントリックなロック・ナンバーから哀愁のバラード・ナンバーまで、多彩な曲は"狂想演奏家"を名乗る彼らの面目躍如。そのうえで、LACCO TOWERらしさやクセを強調したアレンジが曲をより聴き応えあるものにしている。ストレートな彼らも、もちろんいい。しかし、"掘れば掘るほど面白い"とメンバー自らが主張する魅力なら断然こちらだ。(山口 智男)
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LACCO TOWER
非幸福論
日本のロックの伝統を受け継ぎながら、今の時代にふさわしい激情、熱情も持ち、場合によってはラウドロック勢にも負けないアグレッシヴな演奏をする5人組、LACCO TOWER。そこが、彼らが自ら"狂想演奏家"と名乗る所以。そんなLACCO TOWERらしさを前作以上に追求した5作目のアルバム。かつてTHE YELLOW MONKEYやTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTを輩出したTRIADレーベルからのメジャー・デビュー作――ということで、改めて自分たちらしさを打ち出してきた印象だ。激情あふれるロック・ナンバーに加え、バラード、昭和歌謡風......と、前作同様に多彩な曲を考えれば、ことさら激しい作品を作ろうとしたわけではないのだろう。それでも攻めているように感じられるのは、今の彼らに勢いがあるからだ。(山口 智男)
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LACCO TOWER
狂想演奏家
攻撃的なだけじゃない表現の追求がテーマの1つだったという。それにもかかわらず、音像は十二分にささくれだっている。それはやはり、バラードを歌ったとしても彼らはあくまでもロック・バンドだからだ。狂想演奏家を名乗る5人組による4作目のフル・アルバム。昭和歌謡を思わせる歌メロと日本語の歌詞、そして連打するピアノが存在のユニークさを印象づける激情ロックは彼等が掲げたテーマどおり、多彩なアプローチによってさらなる広がりをアピールしている。中にはポスト・パンク的なヒネリやニュー・ウェイヴ的な煌きを感じさせる曲もある。自主レーベルからリリースする初めてのアルバムということで、新たな出発という気持ちもあるにちがいない。幸せとは言えない現実を歌いながら、それでも自分たちは歌いつづけるというメッセージはバンドの新たな誓いにも聞こえる。こんな時代だからこそ、彼らの歌を必要としている人は多いはずだ。(山口 智男)
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LACCO TOWER
心枯論
今年バンド結成10周年を迎えるLACCO TOWER。メモリアル・イヤーに放たれるアルバムには、不思議なことに"総まとめ"や"安住"といった雰囲気が一切ない。より獰猛になった図太いバンド・サウンド、懐かしさや憂愁を纏ったメロディが走ったリ跳ねたり転げ回ったり......雑味なしの攻め100%盤だ。和心溢れるキーボードと絡まった絶唱混じりのヴォーカルが一気に加速していく「柘榴」、轟音リフとグルーヴ"これでもか!"な応酬「蛹」など、明日への意志を託したラスト・ナンバー「一夜」まで、一切合財聴きどころの金太郎飴状態。身を切りながら、いつでも心を枯らすほどの表現をしてきたこのバンドだからこそ掴めた"進化"がパンパンに詰め込まれた、唯一無二のロック・アルバム。(早島 太一)
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PENGUIN RESEARCH
Fire and Fear
"怖いか また目をひらくことが"という印象的なフレーズから始まる新曲「Fire and Fear」。一歩踏み出すことには恐れが付きもので、勇気を出さないと現状を変えられない場面を、恐らくあえてストレートな疾走感のあるロック・チューンに乗せて描き、終盤にかけ熱を帯び、まさに力を振り絞るように歌う歌う生田鷹司の声と鍵盤の音色がドラマチックに彩る。カップリングには、堀江晶太(Ba)がヴォーカルをとり、曲のテイストや演奏も含めタイトル・トラックとのギャップがすごい、怪しくダークに振り切った新境地「蝉人間」、"太鼓の達人"に書き下ろしたナンバーのバンド版という、笑っちゃうくらい荒々しい「who are you? who are you?」も収録した。(稲垣 遥)
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PENGUIN RESEARCH
逆光備忘録
多数のアニメOPテーマに加え、透き通るコーラスと差し込む光のように煌めくピアノが美しい「FORCE LIGHT」や、タイトなドラミングとスラップ・ベースがファンキーなグルーヴを生む「フェアリーテイル」、まさに"熱狂"を音にしたような演奏と叫ぶヴォーカルの爆発力が凄まじい「FEVER」、初夏の爽やかさを閉じ込めたバンド初の神田ジョン(Gt)作曲楽曲「クジラに乗って」など、ポップからハード・ロックまで多彩な全12曲を収録。コロナ禍を経てリリースとなる約3年半ぶりのフル・アルバムは、"バラードなし全曲勝負"の聴き応え十分な1枚となった。また制作面では、これまでより堀江晶太(Ba)以外のメンバーのアイディアに委ねられた部分も大きかったといい、よりチャレンジングなサウンドに。そんなバンドの変化も感じられる意欲作だ。(中尾 佳奈)
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PENGUIN RESEARCH
Penguin Go a Road 2019 FINAL 「横浜決闘」
PENGUIN RESEARCHが"Penguin Go a Road 2019 FINAL"として、2019年8月10日に横浜文化体育館で行った"横浜決闘"の模様を完全収録(全18曲)した映像作品。テクニカルでダイナミックで華やかな――いわゆるロックの王道でありながら、今の時代においてはある種の異端と言えるような、他にはない独自の立ち位置を誇る彼ら。"なぜこのスタイルを貫いているのか?"、そして、"それがこんなにも支持されている!"ということが今作を観れば解明できる。初のアリーナ公演とは思えない堂々たる立ち振る舞いと楽曲のスケール感。それを大いなる歓喜を持って受け止めるオーディエンス。この幸福な空間を"決闘"と名付けずにはいられないところも彼ららしさなのだろう。(高橋 美穂)
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PENGUIN RESEARCH
それでも闘う者達へ
シングル2枚、EP 1枚の既発5曲を含む全11曲入りの2ndフル・アルバム。繊細さと衝動を併せ持つ表題曲、遊び心がふんだんに表れたメタル・ナンバー、飲み会をモチーフにしたユニークなダンス・ナンバー、リフレインで構成されるミドル・ナンバーなど、生き方や生命にフォーカスした歌詞と躍動感が増したサウンドがカラフルに展開する、バンドの地力が発揮されたダイナミックな音像だ。"敗者"や"逆襲"、"バケモノ"や"ドブネズミ"など、弱者寄りのワードを使うことが多い彼らが、広大なスタジアム・ロック「ゴールド・フィラメント」で、["our name" is gold]と勝者を彷彿とさせる言葉を掲げるところも新鮮であり頼もしい。全曲を通して深みを増したエモーションが堂々と迸る。(沖 さやこ)
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PENGUIN RESEARCH
WILD BLUE / 少年の僕へ
バンド初の両A面シングルはTVアニメ"ゾイドワイルド"の挿入歌とエンディング・テーマを収録。Track.1は"WILDに行こうぜ"というサビの歌詞が象徴的な、パワフルなアメリカン・ロック・テイストの楽曲。個々のプレイヤーの個性とキャッチーなメロディ・ライン、少年性のあるヴォーカルと、バンドの強みを遺憾なく発揮している。Track.2は過去の自分へのメッセージが綴られたポップなミディアム・ナンバー。紆余曲折ある人生を振り返り"最近生きててよかったって たまに思うよ"と綴られた歌詞は、励ましの言葉以上に多くの人々の励みになるだろう。Track.3はバンドの遊び心が爆発。PENGUIN RESEARCH流のオリジナリティ溢れる、激テク満載のハード・ロックを堪能できる。(沖 さやこ)
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PENGUIN RESEARCH
近日公開第二章
2017年8月に先行配信リリースした「千載一遇きたりて好機」を含む4曲入りEPは、バンドの許容の広さを提示した作品に。ポップス的なメロディとコード感をラウドロック+αで昇華するという『敗者復活戦自由形』での方向性を極めた超ハイ・テンポの「千載一遇きたりて好機」、ストレート且つ無骨でアグレッシヴなサウンドの「近日公開第二章」というロック・ナンバー2曲でもそれは明らかだが、ループ感を生かした四つ打ちにアコースティック要素も取り入れた「方位磁針」、洒落たピアノとスウィングするビートが特徴的な「ハートビートスナップ」というポップ・ナンバーが入ることでさらに明確に印象づける。メンバー個々の活動の経験を生かしたうえで挑戦ができたというが、バンドにとっても意味深い作品になったのでは。(沖 さやこ)
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PENGUIN RESEARCH
敗者復活戦自由形
2015年結成、2016年1月のメジャー・デビュー以降、ミニ・アルバム1枚とシングル3枚をリリースしている5人組の1stフル・アルバム。ノー・コンセプトで衝動のままに制作した楽曲を詰め込んだとのことで、楽曲そのものが持つエネルギーと各々のプレイヤーの個性が荒れ狂うサウンドスケープの相性も高い。ソングライター 堀江晶太(Ba)のカラーでもあるラウドやジャズなど様々なジャンルや、ストリングスなどを取り込んだロック・サウンドとキャッチーなメロディはどの楽曲でも健在で、全曲リードと言ってもいいほどフックがある。発破をかけるような曲が多いなか、心の闇や涙を感じられるTrack.8は新境地でもありアルバムでもいいアクセントだ。エモーショナルなロック・バラードTrack.10も沁みる。(沖 さやこ)
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SUPER BEAVER
Acoustic Album 1
結成20周年の節目に届ける、名曲揃いの初アコースティック・アルバム。真正面からぶつけるストレートなメッセージと圧倒的な熱量のロック・サウンドで魂を震わせてきた彼等だが、今作では説得力のある言葉たちとそこに宿る優しさが際立つ。繊細な響きと凝ったアレンジはまるで、熱を込めながら丁寧に形作られた透き通るガラス細工のようだ。アコギやピアノのみのシンプルな構成から、心を満たすストリングスたっぷりの贅沢な広がり、そして"アコースティック"の枠にとらわれない自由さ。彼等が伝え続けてきたまっすぐ生きることの美学が高純度で突き刺さる「人として」で始まり、この殺伐とした世を愛で満たすように「アイラヴユー」が響くラストまで、心揺さぶられっぱなしだ。(中尾 佳奈)
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SUPER BEAVER
片想い / 涙の正体
"お菓子の魔法"が心の痛みを癒していくドラマ"バニラな毎日"を彩るタイアップ・シングルが到着した。劇中歌「片想い」は、ドラマに登場する活動休止中のバンドマンの想いが重なるバラード。お菓子然り音楽然り、人によっては不必要でも誰かの日々に幸せなひとときをもたらす小さな希望の尊さ、その希望を届けるミュージシャンとしての信念が窺える。主題歌「涙の正体」は、"涙"というテーマにポジティヴなバンド・サウンドを重ね、プラスの方向に心を突き動かしてくれる名曲。堪えてもこみ上げてくる涙には、気付かないふりをした痛みや、抑えきれず高鳴る感情といった、紛れもない自分の本心が詰まっている。そんな"涙の正体"すなわち自分自身を愛していこうというメッセージが心を解きほぐす。(中尾 佳奈)
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SUPER BEAVER
ひたむき
自身最大規模のアリーナ公演も含むツアーを開催中のSUPER BEAVER。来年も全国を巡るホール・ツアーが決定しているなど、今年2022年2月に8thアルバム『東京』をリリースして以降ライヴ活動に力を注いでいる彼らが、待望の新曲を発表した。今回の表題曲「ひたむき」は、TVアニメ"僕のヒーローアカデミア"第6期オープニング・テーマにもなっており、物語ともリンクするような文字通り"ひたむき"な熱い歌詞が胸を打つロック・ナンバー。高揚感のあるメロディと曲展開がドラマチックな楽曲に仕上がっている。また、カップリングの「秘密 -Acoustic ver.-」は、原曲の繊細な部分が大切に切り出されたようなアコースティックver。収録2曲のバランスもいいシングルだ。(山本 真由)
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SUPER BEAVER
突破口 / 自慢になりたい
表題曲のひとつ「突破口」はTVアニメ"ハイキュー!! TO THE TOP"のOPテーマ。もうそれだけでアツいロックであることは間違いないのだが、そんな想像を軽々と超えるほどの熱量をもって迫ってくる音と歌に、思わず身体が動き出す。歌詞にある"正面突破"を物語るかのようなどストレートなサウンドと、大サビのシンガロングが唸ってしまうほど気持ちいい。一転、同じシンガロングでも、「自慢になりたい」のそれから感じられるのは真心を束ねた花束のような優しさだ。"僕は あなたの 自慢になりたい"というとんでもない殺し文句を、これほどまでに説得力のある響きで表現できるのは、まさに渋谷龍太の歌声の賜物。いずれにしてもSUPER BEAVERにしか成しえない温度を孕んだ両A面シングルだ。(五十嵐 文章)
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SUPER BEAVER
ハイライト / ひとりで生きていたならば
結成15周年にしてメジャー再契約という大きな節目を迎えたSUPER BEAVERの最新シングルは、その活動の中で培われた、バンド自身の生命力の結晶のような輝きに満ちている。中でも「ハイライト」の、哀しみや苦しみを抱えてもなお湧き上がる生への渇望を描いた柳沢亮太(Gt)による歌詞は、生命の尊さを改めて意識せざるを得なくなってしまった今、奇跡的なほど胸に響く。素朴なギターとストリングスが渋谷龍太の歌声を朗々と浮き立たせる、映画"水上のフライト"主題歌となった「ひとりで生きていたならば」、そして旧メジャー時の楽曲のセルフ・カバーとなる「まわる、まわる」と併せて、彼らが奏で続けたひたむきな生への想いを存分に感じられる、最上級の生命讃歌だ。(五十嵐 文章)
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SUPER BEAVER
愛する
あなたと僕はひとつになれないひとり同士なのだという、どうしようもない事実。当たり前を大切にできずに何度も後悔を繰り返す、人間のサガ。そういう情けない部分も救いようのない部分もひっくるめて"あなたと僕"、そして"今"を抱きしめるという意志。メッセージ・ソングを唄い続け、ヘッドホンの向こう側のかけがえのないひとりに音楽を手渡し続けてきたSUPER BEAVERが、ひとつの答えを手繰り寄せたのだということがよくわかるアルバムだ。よりシンプルになった歌詞はまっすぐ深く核心をつき、歌はますます強く、バンドのダイナミズムやアレンジもより確信的になった。紆余曲折を経て結成10周年、積み重ねた年月で得た確固たる説得力に胸が熱くなる。間違いなく過去最高傑作。おめでとう!(蜂須賀 ちなみ)
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SUPER BEAVER
らしさ / わたくしごと
YouTubeにアップされているトレーラーを見て、4人とも表情が柔らかくなったなあと感じた。前作『361°』とそれに伴うツアーを経て"1周回って、始まりに戻ってきた"SUPER BEAVERによる両A面シングル。Track.1「らしさ」の冒頭、"自分らしさってなんだ"という渋谷龍太(Vo)の真っ直ぐな歌とその直後のブレイク。聴き手をグッと引き込むオープニングに、これは紛れもなくイヤフォンの向こう側の"あなた"への歌だと気づかされる。だから"僕"の葛藤を描いた「らしさ」も、鋭いサウンドとともに現代人・社会を皮肉る「わたくしごと」も、"あなた"への赦しの言葉となり、温かな応援歌となりえる。それが飾らない状態でできる優しくて真摯なバンドなのだ、彼らは。(蜂須賀 ちなみ)
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SUPER BEAVER
SUPER BEAVER
BUMP OF CHICKENやTacicaを彷彿とさせる空気を含んだようなヴォーカルと、テンポよく馴染みやすいメロディ。そして、"僕"と"キミ"によって構成される日常の物語。青春群像とでも呼べるよな、焦燥感や繋がりを求めてるもどかしさを感じることが出来る。5分あまりの物語の中で、彼ら自身、悲しみや不安に声をあがながら、その悲しいという感情を原動力に進でいく。だからこそ、優しさやぬくもり、そして未来の自分たちの姿を見据えようともがく姿は、私たちに突き刺さるのだ。そして、暖かなぬくもりを見失い、身動きが取れず蹲ってしまった私たちに、手を差し伸べ背中を押してくれる。未来の自分自身に姿を捉えることができた今、SUPERBEAVER の進む道、そして歩んできた道は、確かな足取りに満ちている。(山田 美央)
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THE BACK HORN
親愛なるあなたへ
キャリアを重ねる程音楽的な自由度と貪欲さを増すバンドは稀有だ。結成25周年イヤーの先に"光と影"をテーマにした配信シングルを立て続けに出した彼等は、アルバムでもそのテーマのもとでさらに最新のTHE BACK HORNを放つ。ファンへの感謝を込めたバクホン節をブラッシュアップしたタイトル曲に始まり、身近な社会に存在するダーク・サイドを描いた曲が続くが、ロック・バンドがライフステージの変化を(物語だとしても)描く誠実さを感じる。そしてギリギリのところで救いと楽しさが同居する多ジャンル混交ナンバー「Mayday」を差し込み、脱力気味のスカ、R&Bテイストのミディアム・スロー等で光の面を表現。成熟に向かわないオリジナリティが圧巻だ。(石角 友香)
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THE BACK HORN
最後に残るもの
結成25周年シングルの表題である「最後に残るもの」は菅波栄純(Gt)作詞作曲。バンドマンとしてもおそらくひとりの人間としても危ういときに"この手を掴んでくれたあなた"はファンやリスナーだったことを思わせる歌詞に、このバンドの真心が滲む。ごくシンプルな8ビートだが、Bメロのリズムの妙や楽器の抜き差しに実直なバンドが磨いてきた効果的なアレンジ力の高さが見て取れる。カップリングの「フェイクドラマ」は松田晋二(Dr)によるリアルが見えにくい時代だからこそ自分の体感や衝動を信じようという歌詞が山田将司(Vo)によるモダン・ヘヴィ・ロックにファンク要素も加わった曲構成で際立つ。2曲ともすべての楽器が見えそうな削ぎ落とされた生々しくも乾いた音像がこれまでの曲ともまた違うタフなエネルギーを発している。(石角 友香)
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THE BACK HORN
REARRANGE THE BACK HORN
今年結成25周年を迎えたTHE BACK HORNのアニバーサリー作品は太文字のロック・バンドである彼らの魂はそのままに、ジャズやカントリー、R&Bなどにアプローチし、オリジナルをリアレンジしたもの。「冬のミルク」や「罠」、「美しい名前」など、ライヴで生き残ってきたナンバーもありつつ、インディーズ楽曲やシングルB面曲などレア選曲なのも面白い。「ガーデン」のラテン・ビートとアトモスフェリックな音像の不気味さ、「幻日」のアラビックなフレーズ、「羽根~夜空を越えて~」の淡々とした進行があぶり出す曲の純度や、音数が減ったことで歌詞の鋭さが際立つなど、このバンドのひと筋縄でいかない側面が目立っている。本作のタイミングで書き下ろした新曲「Days」での恐ろしくシンプルな歌詞が表現するファンへの感謝も深く沁みる。(石角 友香)
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THE BACK HORN
アントロギア
コロナ禍でライヴ活動が止まってしまった際、そのかけがえのなさを描いた「瑠璃色のキャンバス」からスタートした本作。次第にツアーも開催するなかで生まれた「希望を鳴らせ」や「ユートピア」といった新たなアンセムに加え、山田将司(Vo)がラテン音楽からインスピレーションを得て、松田晋二(Dr)がそこに妖しさや生々しさを言葉として書いた「深海魚」、4ビートのジャズのみならず、8にも16にもリズム・チェンジするスモーキーな「戯言」、素直なメロディと力強いボトムを持った岡峰光舟(Ba)の「夢路」、エレクトロ・サウンドやSEの使い方と黙示録的な歌詞が菅波栄純(Gt)らしい「ウロボロス」、神聖なムードや声のレイヤーに新鮮さを感じるラストの「JOY」まで、50分弱でこれほどまでに多様な世界観を体験させるこのバンドの柔軟性にも感動する。(石角 友香)
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THE BACK HORN
ユートピア
13thアルバム『アントロギア』からの第2弾先行配信曲「ユートピア」は、THE BACK HORNの新たな代表曲になりそうな試行が投入された1曲。ヘヴィなベースのイントロから楽器の音が生々しく、そして輪郭が明快だ。ダンス・ミュージック的なグルーヴ感やエレクトロニックなSEが新鮮な聴感を残す。ブランニューなアレンジに乗る歌詞も突き抜けた前向きさを醸し、過去の彼らの作品名――"ヘッドフォンチルドレン"なども登場する包括的な視点が逞しい。不器用に誠実に生きてきたバンドとファンが、今こそその蓄積をこの不安な時代をサヴァイヴする糧とし、ディストピアから脱出し、自分たちなりの理想=ユートピアへ辿り着くための、嘘偽りのないユニークなアンセム誕生と言っていいだろう。(石角 友香)
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THE BACK HORN
希望を鳴らせ
いい意味で身も蓋もないほどストレートな8ビートが、すでにこの曲を知っていたかのような錯覚を覚えるが、取り戻せない日々や人々、未だ存在する絶望をしっかり背景として描いているからこそ、希望を鳴らせという鼓舞が真実味を持って響く。近い将来のライヴで絶対シンガロングしたいサビそのものが希望だ。c/wは摩訶不思議な菅波栄純(Gt)流ミクスチャーが顕在した「疾風怒濤」。ラテン、ジャズ、ヒップホップ、トラップ、レゲエにメタル......と要素は多彩だが、リスナーにとってのTHE BACK HORNをサンタクロースになぞらえるほど、強さとユーモアを持ち得たことも証明する。CD版に付帯する映像には、今年3月のライヴ"「KYO-MEIワンマンツアー」カルペ・ディエム~今を掴め~"を完全収録。この時期の記録としても貴重だ。(石角 友香)
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THE BACK HORN
KYO-MEI MOVIE TOUR SPECIAL 2020
新型コロナの影響でライヴ活動を自粛せざるを得なかった2020年。配信公演の8月の"スタジオ編"と9月の"ライブハウス編"をまとめた映像作品は、皮肉なことに、コロナ禍2年目を迎えてしまった今、不安も焦燥の種類も変化してきたなか、根本的に自分はどう生きたいのかというシンプルな命題に向き合わせてくれる。ふたつのライヴで被りは新曲「瑠璃色のキャンバス」とお馴染み「コバルトブルー」、「シンフォニア」の3曲。8ヶ月ぶりのライヴとなった"スタジオ編"は音を鳴らした瞬間、バンドに血液が巡るような衝撃が画面越しでも伝わるし、ライヴハウスが無人でも、山田将司(Vo)は冒頭から汗だくだ。隣り合わせの生と死を実感し、成長しつつ無垢の魂を曝け出す、TBHにしか伝えられない希望が作品の中で生きている。(石角 友香)
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THE BACK HORN
この気持ちもいつか忘れる
5曲入りEPという形態ではあるが、THE BACK HORNにとっての"この気持ちもいつか忘れる"という物語が5曲で紡がれている印象も。そのスタンスがいい意味でバランスを取りすぎることなく、各楽曲でひとつのテーマや、それが導くイメージを音像やアレンジに落とし込んでいるのが面白い。すでにライヴでも定番になった「ハナレバナレ」の中間部での宇宙的な展開、ラウドでヘヴィ且つタイトな聴感が新しい「突風」、木琴の音色やポップス的なメロディが愛らしい「君を隠してあげよう」、世武裕子が歌うことで主人公の他者との関係を示唆する「輪郭 ~interlude~」、そしてバンドの素を思わせるオルタナティヴな「輪郭」。この楽曲では作詞に住野よるが参加。コラボの濃度を高めているように思える。(石角 友香)
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THE BACK HORN
カルペ・ディエム
フル・アルバムとしては『運命開花』以来、約4年ぶりとなる本作。結成20周年の期間にインディーズ作品の再録や、ミニ・アルバム『情景泥棒』の制作、ツアーをハードに巡ってきた経験が昇華された、完成度と濃さを持つ作品だ。「心臓が止まるまでは」のSF的なサウンドトラック感やEDMの消化、和のメロディと壮大さが彼ららしいリード曲「太陽の花」、20年経過したうえでのミクスチャー感が冴える「フューチャー・ワールド」、青春の瑞々しさと切なさが溢れる「ソーダ水の泡沫」、物語性と空気感においてTHE BACK HORNの唯一無二の側面を際立たせる「ペトリコール」、一歩踏み出す穏やかな勇気をくれる終盤の「果てなき冒険者」など、メンバー個別のデモから発展させただけあっていずれも純度の高い全11曲。(石角 友香)
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THE BACK HORN
ALL INDIES THE BACK HORN
すでにベスト・アルバムのリリースを機に再録されている「冬のミルク」や「無限の荒野」などはその音源だが、今回ついにインディーズ時代の2枚のアルバム『何処へ行く』、『甦る陽』、そしてシングル『風船』収録の全21曲が今の演奏とサウンドで蘇った。善良な人間と見せ掛けた内なる闇や獣性にシニカルな目線で切り込んでいく表現は、若さゆえの激烈さを孕んでいる。様々な試練も音楽をやる楽しさも経験してきた今のTHE BACK HORNの出自を改めて知るうえでも、またライヴで演奏され続けている曲が多いことからも、再度向き合いたい曲ばかりだ。近年のストリングスとのライヴで物語性が際立った「カラス」や、洋楽と並走していた日本のオルタナティヴ・ロックの貪欲さを思い起こさせる「新世界」など、全曲が濃厚。(石角 友香)
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THE BACK HORN
情景泥棒
前作『運命開花』もTHE BACK HORNならではの音楽言語で人間の深淵に手を突っ込み核心を引きずり出されるアルバムだったが、今回はミニ・アルバム、トータル7曲なだけに集中した濃厚な世界観に圧倒される。ヘヴィ/ラウドロック的な聴感でありつつ定石から逸脱した「Running Away」。ストレートなTHE BACK HORN節のようでアレンジの細部がこれまで以上に詰められた「儚き獣たち」や「閃光」。痛烈に今を皮肉る歌詞とラガマフィン調がユニークな「がんじがらめ」。記憶や情景という人間らしい感性が取引されているようなSF的なストーリーが「情景泥棒」と「情景泥棒~時空オデッセイ~」の2曲で展開するくだりは本作の核心。悪夢からの帰還とも取れるラストの「光の螺旋」まで一気に聴きたい。 (石角 友香)
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THE BACK HORN
BEST THE BACK HORN Ⅱ
DISC-1は『覚醒』以降の13のシングル曲とアルバム・リード曲、そして新曲「グローリア」を収録。自分を見つめることで世界は対立項ではないことを音楽的にも実感させる名曲「世界中に花束を」、ファンクやラップへのTBHならではのアプローチがユニークな「コワレモノ」、今の力量で原点を見つめた「悪人」や「その先へ」に至るまでのいい緊張感。そして、そうしたバンドの生き方を踏まえたうえで聴こえてくる「WithYou」や「あなたが待ってる」の優しい説得力は破格。ある種素朴な新曲「グローリア」も新鮮だ。DISC-2は2008年以前の曲からファン投票で選ばれた上位14曲に加え、インディーズ時代からの定番曲「無限の荒野」、ストリングス・アレンジの「泣いている人」の新録も。「扉」、「枝」など隠れた名曲の多さにも驚く。(石角 友香)
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THE BACK HORN
孤独を繋いで
思わず拳が上がる曲とはこういう曲をいうのではないだろうか。表題曲は、久々のTHE BACK HORN節100パーセントの骨太なアッパー8ビート・チューン。山田将司(Vo)自身が孤独の中で光を見いだしたロック・スターや、音楽に今のバンドとオーディエンスの姿を重ね合わせるように"今夜だけは俺たちのもの/行こう行こう 途切れぬように"と歌うヴァースは力強くも優しい。Track.2「導火線」は菅波栄純(Gt)らしいおどろおどろしいイントロからAメロでは一転、ファンキーなカッティングと四つ打ちに驚きを隠せない、ライヴでぜひ聴きたい弾けた1曲。松田晋二(Dr)作詞、山田作曲のTrack.3「夏の残像」は、岡峰光舟(Ba)のメロディアスなベースが導く、匂い立つような夏の別れの情景を描き出すマイナー・スロー・チューン。彼ららしい優しさが染みる。(石角 友香)
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THE BACK HORN
あなたが待ってる
前作「With You」に続くミディアム・バラードでありつつ、音像はグッと柔らかな今回の「あなたが待ってる」。少しのタメが効いたピアノが物語の道筋を描くように流れながら曲を牽引し、各楽器も必要最低限のフレージングとクリーンなトーンが美しい。どこか初期のNorah Jonesを思わせるジャジーなムードもある。そこに力まず、素直に歌う山田将司(Vo)の"あなたが待ってると思うだけで/もうそれだけであったかい"というフレーズが、聴く人の数だけ様々なイメージを喚起する。共同プロデュースとして参加した宇多田ヒカルの控えめなコーラスも一瞬、個性を光らせるところが強く胸を打つ。カップリングの「始まりの歌」は一転、一筆書き的な勢いのあるバンド・アレンジ。バンドの表現方法として、さらなる可能性が確認できるシングルだ。(石角 友香)
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THE BACK HORN
With You
THE BACK HORNの美しいスロー/ミディアム・ナンバーはこれまでもジャンルを超越したところで聴き手を闇から救ってくれた。だが今回はもはや対象をファンに特定することすら無意味なほどの普遍性を湛えている。ピアノやストリングスの音に一切の虚飾がないこと、そして何より山田将司の素朴で素直な声の特性が、大切な人への感謝や覚悟、そして不変の愛を伝える心情を高い純度で届ける。何度も聴くほどに内側からあたたかさが満ちてくると同時に何とも切ない。「言葉にできなくて」のティーンエイジャーの悩める恋心と軽快なスカのリズムも意外ではあるが、これもバンドの軸にあるものだろう。さらに「世界中に花束を」のストリングスを交えて2015年に渋谷公会堂にて行われたライヴの音源も収録。(石角 友香)
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THE BACK HORN
運命開花
人間の矛盾や邪悪な部分にあえて手を突っ込んで引きずり出す初期のニュアンスを"投げっぱなし"じゃなく聴かせる。そのことにバンド自身が自覚的且つ客観性を持った強いアルバムが完成した。ジャジーなスウィング感を持ったTrack.1「暗闇でダンスを」の意表を突く幕開け、素のギター・ロック感が彼らには珍しいTrack.4「tonight」、メタリック且つサタニックなギター・ソロが禍々しいTrack.7「胡散」などから、1曲の中で大きく展開するTrack.9「悪人」への流れが非常に早い。山田将司のイノセントなヴォーカルが秘めた狂気を感じさせるTrack.11「君を守る」、そしてアルバムの冒頭とは打って変わって、愚直なまでにファストなビートが爆走する機関車のようなラストの「カナリア」。曲の持つ素性が1回聴いただけで刻まれるアレンジ力の高さにも圧倒される。(石角 友香)
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THE BACK HORN
悪人/その先へ
THE BACK HORNが00年代半ばから彼らを追いかけ続けてきたリスナーに与えた影響とは、すなわち"世代感"だった。世代感とは、大義名分を掲げることではなく、むしろ、"何も言い切ることができない"という揺らぎと真摯に向き合うことでしか描けない。THE BACK HORNは、正義と悪――その両極の狭間にある不安定な人間の感情と常に真摯に向き合い続けてきた。「ジョーカー」や「ヘッドフォンチルドレン」といった大名曲を改めて聴けばわかるだろう。そこには揺らぎ続ける僕らの生があった。23枚目となる本シングルにおいて彼らは、そんな自らの表現の本質に再び目を向けている。収録された3曲が、その通底するメッセージにおいて緩やかに繋がっている。それは、人間誰もが内包する普遍的な魂の在り処としての"悪意"と、"愛"である。(天野 史彬)
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V.A.
Yes,We Love butchers〜Tribute to bloodthirsty butchers〜"The Last Match"
吉村秀樹が亡くなってから1年と1日目にリリースされるトリビュート盤第4弾。あがた森魚(ブッチャーズの射守矢や小松も参加)、the 原爆オナニーズらベテラン、ASIAN KUNG-FU GENERATIONやTHE BACK HORNといったシーンの中核を担う存在、+/−ら海外の盟友、それでも世界が続くならといった若手まで顔を揃えた今回は、シリーズの中でも最も吉村の影響の広範さを証明。ギター・サウンドとフィードバックだけで胸に熱いものがこみ上げるAKGやenvy、合成ボイスや読経のようなリズム感で再構築したASA-CHANG&巡礼や、ピアノをフィーチャーし、生死の狭間を行くようなサイケデリックな祈りの歌へ昇華したGREAT3など、バンド/アーティストがリスペクトの姿勢を究極まで研ぎ澄ましている。(石角 友香)
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THE BACK HORN
アサイラム
前アルバム『パルス』から約2年振りにリリースされた待望の8thフル・アルバムの今作は彼らの集大成と言っても過言ではない。山田将司が歌う全ての言葉がどこまでも真っ直ぐ聴く者の意識を貫き、ひとつひとつが限界以上の熱量を放つ強靭な音は"鋭さ" と"柔らかさ"、両極端の色を同時に打ち出す。人間業とは思えないほどの圧倒的な神聖さを感じさせる要因は、確固たる信念を持った4人の心がこれまで以上に強く深くひとつになっているからに他ならないだろう。11 年の歴史でとうとうアサイラム="聖域" を開拓したTHE BACK HORN。アルバムの最後に収録されている「パレード」で高らかに掲げられた"ここから新しい旅を始めよう" という言葉の示す、この先の彼らが創造する世界は如何に――?(沖 さやこ)
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THE BACK HORN
戦う君よ
2月に歌詞集とPV集を発表したばかりのTHE BACK HORNから新曲が届けられた。歌詞集にも限定CDとして収録されていた「コウロギのバイオリン」という新曲が届けられたばかりだが、集大成的な長尺ナンバーだった「コウロギのバイオリン」とは違い今作は即効性の高い攻撃的なロック・ナンバーだ。今年2月から行われている豪華な対バン・ツアー"KYO-MEI大会" では早くも定番になりつつあるという。バンド自体700日振りのニュー・シングルとなる今作からは新たなスタートを切る気合いと決意が感じられる。メンバー4人それぞれが歌詞を担当するという試みも各々の世界観が伝わってきて興味深い。初回限定盤にはライヴ音源も収録されている。(遠藤 孝行)
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THE BACK HORN
生と死と詞
THE BACK HORNの歌詞はとても素朴ながらも、体の芯を掴まれる様な感触がある。誰もが感じているけど言えなかった事をストレートに投げかけられる様な誠実さがそこにはある様な気がするのだ。キャリア初となる歌詞集をリリースするTHE BACK HORN。インディーズの頃から今日までの楽曲125曲をメンバー監修のもとに作られたこの歌詞集には新曲「コウロギのバイオリン」が収録されている。バンド史上最長の8分を超えるこの楽曲は、絶望的な気持ちを表現する序盤から徐々に光が射す後半へと1つのストーリーになっていて、まさに彼らの今の集大成と言えるような内容になっている。喉を震わせて「はぐれた心を取り戻しに行く」と歌われる後半はとても感動的で、今後の彼らの決意が見えるようだ。(遠藤 孝行)
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WOMCADOLE
旅鴉の鳴き声
ノベル・コンセプトアルバムの第2弾。前作『共鳴howRING』が黒ならば、今作は夕暮れのオレンジが似合う、そんなノスタルジックな1枚だ。勢いに頼らないことで必然的に歌の良さや緻密なアレンジといった部分が底上げされた珠玉の全6曲が並ぶ。理想と現実の狭間にいる嘘のない自分を映し出す「mirror」、素顔の自分を求めて闇に沈み込む「夜間飛行」で幕を開ける今作は、とにかく樋口侑希(Vo/Gt)の歌詞が等身大で生々しい。思春期の大切な感情をパッケージした「ラブレター」や、全国を旅するバンド自身のことを綴った「ペングイン」を経て、やがて人と人とを歌で繋ぐ「hey my friend」に辿り着く頃には、自分が何を大切に生きるのか、という人としての帰るべき場所が浮かび上がる。(秦 理絵)
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WOMCADOLE
共鳴howRING
新メンバーを迎えたWOMCADOLEが完成させたのは、この時代を戦い抜くという闘争心に満ちたアルバムだ。"ノベル・コンセプト・アルバム"と銘打つ今作。物理的なコミュニケーションが断絶されたこの状況下に、君と僕をつなぐべく制作された作品だという。"必ず会える"と迷いなく伝える「再生」をはじめ、樋口侑希(Vo/Gt)が吠えるように歌う歌詞もストレートだ。全編に貫かれるのは"何があっても生き抜く"という想い。ヘヴィなグルーヴ、歪みを多用した鋭利なアレンジや重厚なコーラスも、その闘争心に拍車をかける。未来が明るいと言える根拠は何ひとつない。だが、"ロック・バンド"だからこそ発信できる希望がある。『共鳴howRING』はそういう覚悟を背負った作品だ。(秦 理絵)
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WOMCADOLE
ヒカリナキセカイ
吠えろ、挑め、燃やせ――表題曲の約4分、一貫してそう猛々しく叫ぶWOMCADOLEは、相変わらず手加減というものを知らないバンドだ。"いつか差し込む/あの光を信じろ"と強引なまでに我々を奮い立たせる気迫は、かつての当たり前を失い絶望と隣り合わせの今の時代に文字どおり"一閃の光"であり"絶望を壊すシンボル"になり得ると確信した。そんなニュー・アンセムに加え、ディストーションの利いた骨太な「YOU KNOW?」と、一転して大人の色香を醸す「doubt」を収録した今作は、改めてフィジカル勝負なロック・バンドとしてのタフさも感じた1枚。吠えろと煽られて叫び、挑めと焚きつけられて拳を上げたい。彼らのせいで、熱狂のライヴハウスにどうしようもなく帰りたくなった。(岡部 瑞希)
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WOMCADOLE
黎明プルメリア
"今宵零時"から"黎明"へ――メジャー・デビュー作品であり約1年8ヶ月ぶりのフル・アルバムは、名実ともに"滋賀のスーパー・ロック・バンド"を証明する作品と言っていい。信念をより堂々と強固に打ち立てた「FLAG」を筆頭に、鋭利なギター・ロックからダークなオルタナ、フォーク・ソング、ストリングスの効いたバラード、ダンス・ナンバーなど、音楽性はさらにバラエティ豊かに。これまで持っていた純粋性、叙情性、鮮烈さ、洒落っ気が、枠にとらわれない表現に落とし込まれることで、彼らの人間性や精神性をより明確に示すことに成功している。バンドの資質を余すところなく詰め込んだ全13曲。今後も続く彼らの歴史と人生の中でも、故郷のような意味を持つ作品になるのではないだろうか。(沖 さやこ)
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WOMCADOLE
ライター
好機を手にしようとする人間は、風を読みそれが訪れるのを虎視眈々と待つ者、がむしゃらに探し続ける者の、大きくふたつに分けられると思う。鋭い眼光を持つという意味では共通しているが、現在の彼らは後者だろう。狼煙を上げ、満身創痍で泣きじゃくりながらも小さな心の鍵を開け、何がなんでも"大きな野望を鳴らせる戦場"への切符を掴みにかかろうという闘志が燃えたシングルが完成した。今はまだ恐怖の渦中でそれを掴めていないからこそ、闇と入り混じる炎の色が切実にこちらの鼓膜へと訴え掛ける。弱者による未完成であり最強の宣戦布告は、今後さらに火力を高めていくことを予感させた。c/wのマイナー・キーが印象的なロック・ナンバー、ソウル・バラードと、3曲すべてに進化途中のバンドの姿が刻まれている。(沖 さやこ)
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WOMCADOLE
今宵零時、その方角へ
4曲入りシングルから約半年でリリースされる13曲入りのフル・アルバム。もともと各プレイヤーが持つラウドロックやポスト・ロックなどの影響が垣間見られるが、今回はオルタナやブルースなどのアプローチも。青さの香る楽曲、黒く衝動的な楽曲、感傷的な楽曲だけでなく、シニカルなユーモアの効いたものもあり、表現方法を拡張すべくトライしていることが窺える。2010年代後期のギター・ロックの主流に収まりきらない4人の個性、その4人が作り出す歪さは紛れもなく彼らの武器。それを磨くだけでなく、成長と変化の真っ最中であるという事象をそのままコンパイルした、彼ら史上最もタフで火力の高い作品に仕上がった。(沖 さやこ)
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WOMCADOLE
アオキハルヘ
現在のメンバーが揃ってからのWOMCADOLEは、湧き起こった感情を嘘偽りなく、余すことなく音楽と演奏に落とし込めるバンドになった。今作に収録されている4曲は聴き手目がけて剛速球を投げつける火の玉のようだ。なかでも「アオキハルヘ」は樋口侑希(Vo/Gt)の過去の恋心とそれに対するいまの想いが強く結びつき、彼らの生々しい青さとしなやかな色気が十二分に出た楽曲である。滑らかなベースとラウドロックさながらのエネルギッシュなドラムが作るリズム・セクションも、繊細且つ豪快な樋口のマインドとは抜群の相性。ひりついたギターもこちらの胸ぐらを掴むように鬼気迫る。全員が全員主役と言わんばかりに暴れまわることができるのも、互いのリスペクトがあってこそだろう。まだ見ぬ青き春へと走り出した彼らの行方に想いを馳せる。(沖 さやこ)
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WOMCADOLE
15cmの行方
2015年12月、突然のメンバー脱退/活動休止を発表。そして約半年間の沈黙を破り、新メンバーを迎え再び歩き始めた彼らの"もう止まらない"という思いが確固たるものであることを、今作が証明してみせた。"僕らは、生きているんだ"と叫ぶ「アルク」から始まる、誰もが左胸に持つ"15cm"を捜す旅。一貫したテーマを持つ8曲はひとつの物語のようで、展開を追うごとに少しずつ光が射し、そしてラストの「唄う」で辿り着く結末――"唄うよ、あなたとの日々を"という、バンドの迷いのない答えに胸がすく思いがした。樋口侑希(Vo/Gt)が全身全霊を懸けるようにして絞り出す歌に宿った思いの強さは、今作を聴く限りでは正直これまでの比ではない。"誰かの光になる歌を歌い続ける"。彼のその意志は、足を止めていた間により揺るぎないものになったようだ。(松井 恵梨菜)
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WOMCADOLE
ワタシノハナシ
大人ってわかってくれない。いくら苦しい、つらいって言っても"若さ"のせいにして片づけちゃう。もちろん、その通りなのかもしれないけれど。そんな不安定な心に全力でぶつかってくるのは、滋賀発の4ピース、WOMCADOLE。彼らの初の全国流通盤となる今作は、シンプルなギター・ロック、だけど驚くほどにエモーショナル。20歳になったばかりの樋口侑希(Vo/Gt)が紡ぐ等身大でまっすぐな歌詞が印象的なTrack.2「ドア」やTrack.6「ハタチノボクへ」、声の限り歌うTrack.4「少年X」には、"伝えたい"という思いが人一倍詰まっている。"閃光ライオット2013"など多くのオーディションのファイナリストまで選ばれるも、あと一歩届かずだった彼らが、それでも、溢れんばかりの想いを原動力に完成させた今作は、多くの人に届くはず。WOMCADOLEの快進撃は、ここから始まる。(増田 思織)
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cinema staff
PLASTIC YOUTH
コロナ禍という暗闇の中から放たれた前アルバム『海底より愛をこめて』、そしてシネマらしさが凝縮されたEP『I SAY NO』を経て、その殻を破り恐れることなく清新たる新境地を切り開くニュー・アルバム。「バースデイズ・イヴ」以降シーケンスも取り入れたことで、バンドという形態にとらわれない自由な風が吹き込まれた。「プレキシ・ハイ」のようなエッジの効いたナンバーも、「岐路」を始めとした爽やかな楽曲たちも、どれもシネマらしさとして確立してきた彼等。これまで築き上げてきた確固たる地盤があるからこそ、その軸はブレずにシネマサウンドを拡張している。そんななか、ゲストも迎えたポエトリー・ラップはかなり実験的で革新的。ニュー・フェーズ突入を印象付ける意欲作だ。(中尾 佳奈)
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cinema staff
海底より愛をこめて
ライヴを主軸に音楽活動という名の航海を続けてきた彼らは、突如猛威を振るった新型コロナウイルスにより、その船から大海へと投げ出された。そんな彼らが"海底"から放つ、暗闇の中に光を見いだす本アルバム。先の見えない深海でもがく1曲目「海底」から始まり、"想像力で地上へ"というテーマのもと愛という明かりを頼りに進んでいく。荒波のように激しく緊張感漂うナンバーから穏やかに広がる大海原のように雄大な曲まで、様々に表情を変え展開する挑戦的な楽曲群。そして夜明け前の丘の上で始まりを歌う「はじまりの場所」にたどり着く。コロナ禍をともに彷徨い苦しみながらも乗り越えてきたすべての人々を、素直な感情を吐露した歌詞と深みを増したサウンドで抱きしめる、愛に満ちた12曲。(中尾 佳奈)
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cinema staff
白夜/極夜 E.P.
"極夜"とは太陽が昇ることのない状態。逆に"白夜"は太陽が沈んでも暗くならない状態を指す。真逆の現象をタイトルに冠し、陰と陽の心境をメタファーで表現したcinema staffの2021年初となるスタジオ音源。緩急を行き来する緻密なアレンジで激しくも悲しいワルツを描く「極夜」と、新しい一歩を踏み出す意志をエネルギッシュな歌に託した「白夜」は、サウンド面でもバンドの魅力を両軸から浮き彫りにする。バンド初期に演奏していた「DAWN」をソリッドにリアレンジした「NEWDAWN」も含めて、太陽をテーマにしたような統一感のある収録曲が印象的だ。さらに、CD盤には学生時代に、飯田瑞規(Vo/Gt)が作曲を手掛けた初々しい楽曲を収録。バンドの過去と現在が詰まった1枚。(秦 理絵)
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cinema staff
BEST OF THE SUPER CINEMA 2008-2011/2012-2019
2008年全国デビュー、2012年メジャー・デビューという経歴の中での初のオール・タイム・ベスト。収録されている新曲「新世界」は伸びやかなメロディとソフトなヴォーカルの相性を最大限に生かしつつ、バンドの地に足のついた音像を聴かせる晴れやかな楽曲。冷静に未来を見据え邁進する4人のモードを実感できる。もう一方の新曲「斜陽」は盟友、高橋國光(ex-the cabs/österreich)との共同制作。両者の尊厳と個性が美しく混ざり合った、繊細で慈愛と情熱に満ちた楽曲が生まれた。彼らの音楽人生を描いたであろう高橋の綴る歌詞も、ひとつひとつがパンチラインとして響く。様々な痛みと喜びと迷いに翻弄されながらも、自分の音楽を磨き続けることをやめなかった人間たちの、情操の結晶だ。(沖 さやこ)
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cinema staff
Name of Love
「great escape」以来約6年ぶりにTVアニメ"進撃の巨人"のEDテーマを手掛けるcinema staff。嵐のようなギター・リフが生むカオスの中で、手探りで道を見つけていくような前回のダークなサウンドに対して、「Name of Love」は静謐なピアノと歌で始まる。今回描いたのは"絆"。強くも脆くもある目に見えないものを手にして進んでいく、美しくドラマチックな曲だ。構築的に細部を積み上げながらスケールの大きな曲を描いていく4人の手腕が生きた曲で、アニメの世界観や根底に流れるものを掬い取った内容となった。今作では「great escape」のニュー・ミックスの他、「OCEAN」、「さらば楽園よ」とアニメを思わせる曲を収録。重厚で充実感のあるシングルだ。(吉羽 さおり)
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cinema staff×アルカラ
undivided E.P.
長く親交を温めてきた cinema staffとアルカラによるスプリットEP。書き下ろしの新曲、それぞれのカバー、コラボ曲の全5曲が収録された。cinema staff新曲「first song(at the terminal)」は、ソリッドで高いテンションのドラミングと多展開のドラマチックなサウンドを、伸びやかな歌が包み込む。キャッチーで温かいメロディにただ行儀よく収まらない、アンサンブルのパッションが惹きつける。アルカラの新曲「サースティサースティサースティガール」は、爆発的なオープニングからサビでファンクに急展開するトランスフォームっぷり、先の読めなさ、オチのつけ方で唸らせる。この2バンドが互いをカバーし、コラボする曲は、もちろん技もネタも巧妙に仕掛けられていて、味わい、楽しみが尽きない。(吉羽 さおり)
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cinema staff
熱源
前作『eve』は初めてプロデューサーを立て、cinema staffの武器である歌、鋭さ、キャッチーさを洗練させた作品を生んだ。今回の6thフル・アルバムは再び自分たちの手で完結した作品だが、そこではこれまでの経験値を駆使したより鋭利な曲と、馬力のあるサウンド、構築的で変化に富んだアンサンブルへの知性が光る。グッド・メロディと幾何学的なサウンドが、ギリギリのところで接着している初期のスリルに引き込まれた人も、歌心や寓話的な物語性の高さに心揺さぶられた人も、爆発的なロック・バンドとしてのスケール感にやれらた人も、満足する作品。その、それぞれのポイントの高いハードルを超えたアルバムだ。"熱源"という果てることのない、マグマのように煮え立ったバンドのクリエイティヴィティを見せつける。(吉羽 さおり)
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cinema staff
Vektor E.P.
「エゴ」、「返して」、「ビハインド」の3曲からなる最新EPは、cinema staffのアンサンブルの妙味と歌とのハーモニーをより洗練し、大きく響かせたアルバム『eve』とはまた違った4人の味を引き出している。勢いの面では、初期のころの、互いに一歩も引かずに音のバトルを繰り広げ、せめぎ合う音が刹那な火花を散らすエネルギーがある。それが沸々としたカオス的な暴発感でなく、メロディを際立たせ、微妙な言葉の温度感を伝える繊細な火力を持ったサウンドとなっているのがとても美しい。「エゴ」ではサビのメロディ、肝のフレーズが猛烈な切迫感で耳に飛び込み、「返して」ではもう二度とないかもしれない甘い景色を、その音で痛切に心に刻み込む。叙情的な風景が、閃きのように脳内に広がる1枚だ。(吉羽 さおり)
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cinema staff
eve
前身バンドから数えれば、10数年に渡る年月をこのバンドで過ごし、ミニ・アルバムは5作、フル・アルバムとしても4作リリースしてきたcinema staff。5枚目のアルバムは、彼らのキャリアの中でも、より意識的に変化を求め、実践していった作品だ。それぞれが主張の強いフレーズをぶつけ合うアンサンブルと、展開の多い曲構成、泣きの要素で心を掴む叙情的なメロディ、これを絶妙の絡みで聴かせるのがシネマ節。アルバムに繋がるEP『WAYPOINT E.P.』収録の「YOUR SONG」では、シネマ節を超王道のバラードへ昇華した。その過程で培った曲を洗練させる手法が、アルバムの端々に活きている。各曲のチャーム・ポイントたる場所を、最大限引き出して響かせていくアレンジが、バンドのポップ性とヒリヒリとした尖りを露わにした。(吉羽 さおり)
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cinema staff
SOLUTION E.P.
リード曲「YOUR SONG」が大きな反響を得た前作『WAYPOINT E.P.』と対をなす今作。彼らのメロウな歌心を最大限強く、且つシンプルに引き出した前作、そして今作のバンド・アンサンブルの妙が織りなす"動"のドラマ、この両極がcinema staffの面白さだ。今作のリード曲「切り札」では、飯田瑞規(Vo/Gt)の上昇していく鮮やかなメロディ・ラインと並走し、デッドヒートを繰り広げる辻友貴(Gt)のメロディアスなギター・フレーズが肝。メロディの両輪がサウンドのスピードを上げ、風を生んでいく爽快さがある。サウンドはラウドでアグレッシヴだけれど、ビートもフレーズもデコラティヴになりすぎず、鋭く磨き洗練されている。プロデューサーを迎え、1曲を徹底してブラッシュアップし、4人の個の音を明快に編み上げたアンサンブルとなっている。(吉羽 さおり)
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cinema staff
WAYPOINT E.P.
自分たちの表現を護り、育み、磨き続けてきたcinema staffが、大きな一歩を踏み出した。アレンジをプロデューサーの江口亮へ一任し、それを自分たちなりに消化して作り上げた表題曲「YOUR SONG」。NHK岐阜放送局開局75周年を記念して制作されたドラマ"ガッタン ガッタン それでもゴー"のために書き下ろした主題歌だ。ドラマの世界観に自身の現況や心情を重ねたミディアム・テンポのバラードは、彼らが持っている誠実さ真摯な姿勢を混じり気なくこちらに届けてくれる。様々な人の力を借りて手に入れた方法論を、彼らは今後自分たちのものにするだろう。そのとき彼らはどんな音を鳴らすのか――。それは今はまだ曖昧なヴィジョンかもしれないが、未来は見えないからこそ面白く、自らの手で開拓してこそ喜びがあるのだ。(沖 さやこ)
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cinema staff
blueprint
過去最高に歪んだギター、より地に足の着いたベースとドラム、そしてその4つの音の上で強く響くヴォーカル。"自分たちにしか鳴らせない音楽"を大事にしてきた4人の、活動と年齢を重ねたうえでの変化の結晶がこの『blueprint』、彼らの"未来予想図"である。"今の自分たちが何をするべきなのか"という冷静な視点と、"大好きな音楽/バンドを長く続けていきたい"という純粋な気持ちが作り上げた音と言葉は、ひとつひとつに高い熱量が宿り、4人の気迫が絶え間なく突き刺さる。しっかりと未来を見据えることができた、現在のcinema staffのモードがそのまま結実したアルバムだ。実に清々しく、実に夢とロマンに溢れたダイナミックなリアリズム。そんな勇敢な音色に、心が突き動かされるのは必然なのだ。(沖 さやこ)
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V.A.
残響record Compilation vol.4
全15バンドが新曲を録りおろした残響recordレーベル10周年記念コンピレーション。好きなバンドだけ聴ければいい、なんて思ってるかたはその考えを改めることをお勧めする。なぜなら、もしこの15バンドにあなたが好きなアーティストがいるならば、間違いなくそれ以外の楽曲もあなたのアンテナに触れるはずだから。それこそが残響recordが10年間でリスナー、そしてアーティストと積み上げた"信頼"だ。ポスト・ロックやエレクトロニカの音楽性を持ち、どこか人を寄せ付けない孤高の輝きを放つ危険性、神聖さを持つアーティストが集うという、事件とも言うべきロマンチシズム。残響recordの看板でもあるcinema staff、People In The Boxをはじめ、全アーティストが独自の色を研ぎ澄ました攻めの新曲を投下している。(沖 さやこ)
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cinema staff
Drums,Bass,2(to) Guitars
バンドが始動して10年の歳月が流れた。その間には数々の喜怒哀楽があり、挫けることも少なくなかったかもしれない。だが彼らはどんな時代でも自分たちに嘘をつかず、抱いている想いをそのまま音と歌にし、そのときの最高水準の音源を作り続けてきた。前作『望郷』はそのモニュメント的作品とも言える。そんな大作を作り上げたバンドが手に入れたのは確固たる自信。今作『Drums,Bass,2(to) Guitars』にはそれが満ち満ちた音しか鳴っていないのだ。美しく高らかに鳴り響く4人の音色と、情感豊かな飯田瑞規のヴォーカルは、聴き手を大きく巻き込むポジティヴで晴れやかなパワーがある。サンバ風のリズムや、エレクトリック・シタールを用いたりなど、随所に挟まれる人懐こい遊び心も痛快。大きなバンドになった。本当に。(沖 さやこ)
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cinema staff
borka
4月2日にリリースされるメジャー2ndフル・アルバム『Drums,Bass,2(to) Guitars』に先駆けて、リード曲を先行配信。同曲は「great escape」をプロデュースした亀田誠治と再びタッグを組んで制作された。ものすごい手数で果敢に攻め込むダイナミックなドラミングに、瑞々しく響く2本のギター、ソフトなコーラスが一足早い春の訪れを告げるようだ。亀田誠治のプロデュースにより、いままでcinema staffが積み上げてきたものを更に大きくこじ開ける、洗練された音色になった。いつ帰ってくるかわからない"あなた"を待ち続ける主人公のボルカ。だが4人の音と飯田瑞規の包容力と説得力のある歌声は、そんな悲しみや不安を吹き飛ばすように鳴り響く。ここに存在するのは笑顔と強い希望だけだ。(沖 さやこ)
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cinema staff
great escape
バンド初の書き下ろしタイアップ曲であり、初のプロデューサー起用曲はテレビアニメ版"進撃の巨人"の後期エンディング・テーマ。インタビューで三島想平(Ba)が"ヒーローがたくさんいるような曲にしたかった"と語ってくれたように、速く鋭く感情的に突き進むギター、メロディアスなベース、音全体を引き締めるドラム――全てが各々の輝きを発っており、攻勢的でハードでありつつも非常に開けた楽曲になっている。主人公エレン・イェーガーの心情や物語の持つ勢いや団結力を反映させつつ、実にcinema staffらしいサウンド・メイクだ。上京してからの2年間で感じた思い全てを込めたフル・アルバム『望郷』という、ひとつの到達点を迎えた今だからこそ作り上げることが出来た、実験的かつ挑戦的なナンバー。(沖 さやこ)
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cinema staff
望郷
楽曲の中核を担う三島想平(Ba)は、ライヴで観客に向かい"岐阜県からやってきましたcinema staffです"と挨拶をする。それは彼らが上京してからも変わらない。『望郷』に収録されている楽曲は全てバンドが上京後に考えたこと、作り出したもので構成されているとのことだ。この作品はcinema staff史上、最も不安定な音像かもしれない。だが最も4人の生々しい心情が音と言葉に溢れた、非常にダイナミックな作品である。故郷への特別な想い、故郷を離れてでも追いたい理想、そして葛藤――。ここには環境と心境の変化がもたらした"進化"が現在形で集約されている。何より、感情的な4人の音色がとにかく包み込むようにあたたかいのだ。泣きながら人の涙を拭うような不器用な優しさに、何度も涙腺が緩んだ。(沖 さやこ)
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cinema staff
西南西の虹
cinema staffのダブル・シングルのうちの1枚である『西南西の虹』は4曲入り。タイトル・トラックは昨年からライヴでも演奏されているが、音源で聴くと鋭利な部分だけではなくそこから生まれる優美さがより浮き彫りに。両極端なものが自然と地続きになるのも彼らの魅力のひとつだ。特にリード・ギターの切れ味と速度は目を見張るものがあり、何度も突き刺されるような感覚。スケールのあるメロディも楽曲の持つ力強さを引き出している。つんのめるような疾走感が光るシネマ節とも言える「A.R.D」、ギターの弦を押さえる指の音も優しく響くアコースティック・ナンバー「発端」、バンドの新章を予感させる言葉が耳に残る「いらないもの」。着実に歩んできた彼らの現在位置を示すシングルと言えよう。 (沖 さやこ)
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cinema staff
小さな食卓
cinema staffがシングルを2枚を2222枚完全限定で2月20日に同時リリース。そのうちの1枚である『小さな食卓』はCDに同曲を収録。タイトルとLOSTAGEの五味岳久が描くジャケットにもあるように、"食卓"をテーマに歌った同曲。何度もリフレインするギターは流線型を描くように広がり、躍動感のあるドラムはダイナミックに炸裂。緩急のあるベースは包容力を生み出す。4人の阿吽の呼吸が生み出す絶妙なアンサンブルは、家族の風景そのものにも思える。飯田瑞規のヴォーカルも、よくある日常風景をあたたかく優しく、何より明るく響く。身近にいる掛け替えのない人々への愛情と感謝の気持ちに満ちた曲。(沖 さやこ)
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cinema staff
SALVAGE YOU
メジャー・デビュー作である前作『into the green』から3ヶ月弱で届けられたミニ・アルバムは"救い"がテーマ。聴き手を意識するようになった4人の音はより柔らかく、ダイナミックなスケール感を帯びており、バンドがネクスト・ステージに上がったことを如実に表している。明確な意思を発するポップな「奇跡」から、鋭さと激しさとミステリアスが交錯する「her method」、フィクションとノンフィクションの狭間を描く抽象画のような「warszawa」「小説家」へと、どんどん心の奥底へと4人の音が浸透していく。その鮮やかでドラマティックなストーリー展開は、夢なのか現実なのか分からなくなるほどに我々を音の中へと取り込んでしまうのだ。更に振り幅を増し成熟してゆくcinema staffの音像に息を呑む。(沖 さやこ)
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cinema staff
into the green
新曲2曲と過去の代表曲4曲によって構成されたメジャー・デビュー作にして、音楽的にもcinema staffに新たな季節が到来したことを告げるEP。表題曲「into the green」はまさに、ここ数年の彼らが緩やかに、しかし確実に描いてきた音楽的な進化が昇華された改心の1曲だ。バンド最大の特徴であった飯田の透明感のあるヴォーカルに導かれるように流麗な旋律を描くギターは、時にシューゲイザーのような感傷的なサイケデリアを宿しながら、じわじわと聴き手を包み込む。怒りとも悲しみとも喜びともつかない、この独特なエモーションを表現するサウンドは、彼らがスピッツやsyrup 16gに連なる、この国の偉大なるオルタナティヴ・ロックの系譜にあるバンドであることを告げている。(天野 史彬)
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cinema staff
cinema staff
03年結成の4ピースバンドcinema staffの1stフル・アルバム。セルフ・タイトルを冠した本作は、まさにデビュー作というに相応しく、"海"という生命の源、始まりの場所を目指す希望に満ちた旅を描いている。そのジャケットの通り、冒頭曲「白い砂漠のマーチ」で夜の砂漠から旅は始まり、目指す"始まりの場所"は"海"。そう――これは、始まりへの旅路なのだ。未だ見ぬ生命の源、船出の場所へと近付くにつれて、光と潤いの色が徐々に加わっていく本作の流れ。と同時に、曲が進むにつれ、その足どりがより強くなっていくかのように、より強く、凛と響いていくヴォーカルもじつに勇ましい。そして、ラスト・ナンバー「海について」で約7分にわたり描かれる希望と歓びは、これ以上ない最高の"始まり"を描いている。(島根 希実)
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cinema staff
水平線は夜動く
ここ2年間の彼らの活躍には目を見張るものがある。リリースを重ねるごとに、音が一回りも二回りも膨らみを増し、洗練されていくのだ。前作から半年振りのリリースになる今作は"線"をテーマにした4曲入りのコンセプト・シングル。彼らが切り取る4つの情景はどれも一貫として、張り詰めた早朝の真冬の空気に零れる吐息のように柔らかであたたかく、闇の中で深々と降り注ぐ粉雪のように繊細で凛としている。白と黒のコントラストを感じさせる静寂と轟音で彩られた彼らの音は独特なリズムを刻み、どこまでも切なく、どこまでも美しく響き渡る。慢性的な不満を抱えた現実世界に"夢"という魔法を掛けるようなドラマティックな空気感に、完全に飲み込まれ抜け出せなくなった。目を閉じて聴き入りたい、そんな音。(沖 さやこ)
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cinema staff
Blue,under the imagination
社会へと足を踏み出したcinema staffの溢れる衝動は、ひどい熱量を放ちつつも冷静さを内包している。彼らがいわゆる"激情系"を逸脱したのは、その凄然とした冷静さ故だと思う。『Blue, under the imagination』では、深層心理をを丸裸にし、非常に叙情的で完結された形で世界を切り取っている。3枚目にして、触れれば血が噴出しそうな鋭利さは磨きがかかり、より一層の純度が増した。内でうねる心の震えが激情へと高ぶりを見せ、石を投げ込まれた水面の波紋のように破壊力が広がりを見せるのだ。そこには衝動だけで語ることのできない、彼らのドラスティックなまでの確かな意思がある。彼らは知っているのだ。「想像力」こそが、未来へ向かう原動力であり、現実を作りだしていることを。そして、現実に対峙する唯一の手段であることを。"想像力"はやがて"創造力"へと変貌を遂げる。世界はまだ始まったばかりだ。(山田 美央)
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ラックライフ
しるし / ℃
今年結成15周年を迎えるラックライフの両A面シングル。それぞれアニメのタイアップということで作品に寄り添ってはいるものの、間違いなくこれらは彼らの歌として存在する。ここにいる意味をくれた喜びを歌うミドル・バラードの「しるし」("文豪ストレイドッグス"第4シーズンED主題歌)、そしてお互いの"らしさ"を手のぬくもりで表す爽快なバンド・サウンド「℃」("ツルネ -つながりの一射-"OP主題歌)。不器用だけど人が好きで好きでたまらなくて、超がつくほどまっすぐで。後悔も迷いも悔しさも何もかもを正直に曝け出してきた彼らだからこそ、そしてすべてが本当の気持ちで本当の姿だからこそ、こんなにも強く心を動かされる。迷いない2曲、ここにはただ"あなた"へと向けた愛があるだけだ。(藤坂 綾)
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ラックライフ
アオイハル
2020年3月で結成12周年を迎えたラックライフによる通算9枚目のシングル。カンロ"ボイスケアのど飴"キャンペーン・ソングである表題曲は、彼らの真骨頂とも言えるストレートで熱い言葉を紡いだ応援歌だ。思わず拳を上げて歌いたくなるような冒頭のシンガロング、青春の匂いが漂うドラマチックなギター・リフ、どこか懐かしさも感じられるメロディにガシッと心を掴まれる。"何度も立ち上がれ"と夢を追う人の背中を押す歌詞は、紆余曲折の道のりを歩んできた彼ら自身の思いも描かれているのではないかと思う。だからこそ説得力があり、胸に直接刺さるのだろう。カップリングの「image」、「あんたが大将」も聴き手を肯定してくれるナンバー。どんなときでも味方でいてくれるような心強い1枚だ。(三木 あゆみ)
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ラックライフ
Unbreakable
所属事務所移籍後初となる音源。そこに彼らは、ここから再び走り始める決意をしっかりと刻み込んだ。シンガロング/コーラスを擁した「理想像」で、込み上げてくる思いを力強く叫ぶPON(Vo/Gt)の歌声は、いつにも増してエモーショナルで、いつも以上に4人の姿が目に浮かんでくる躍動的なバンド・アンサンブルは、アップテンポなものだけでなく、壮大なスロー・ナンバー「朝が来る前に」でも、生々しく胸に迫ってくる。ユニークなリフレインが一瞬で耳から離れなくなる(けど、歌詞の内容は"超"がつくほどエモい)「けんけんぱ」や、「Don't you say」のような肩の力を抜いた曲もありつつ、決して"壊れることのない"自分たちの意志、そして音楽への情熱をまっすぐに燃やしている。(山口 哲生)
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ラックライフ
Lily
第1、第2シーズン&劇場版に続き、アニメ"文豪ストレイドッグス"第3シーズンED主題歌に採用されたラックライフが、同曲「Lily」をシングル・リリース。爽やかなグッド・メロディでありつつ、歌詞では"僕には何がある 何ができる"と自問し、"自分らしさ"とは何かと問い掛ける。もがきながらも、聴き手に寄り添い、光を見せようと奮闘してきた彼らのあり方が投影されたような、深みのあるナンバーとなった。c/wでは、冒頭のカッティング・ギターが心地よい「meaning」で"君は君だ"と聴く者の背中をぐっと押し、「フレンズ」ではハートフルなメッセージを温かいアコギの音が包み込む。強固なアンサンブルも安定感があり、ファンの期待を裏切らない1枚と言えるだろう。(稲垣 遥)
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ラックライフ
Dear days
結成10周年を迎えたラックライフ待望のメジャー2ndフル・アルバムは、全14曲入りの大作。サウンド・プロデュースに数々のヒット曲を手掛ける本間昭光を迎えた「走って」をリード・トラックに据え、タイアップ曲のほか、結成日にリリースした幻のラヴ・ソング「夕焼け小道」や、ライヴでも人気の「その手とこの手」の再録など、明るく爽やかなポップ・チューンからスロー・ナンバー、王道ロックまで、多彩な楽曲を収録している。ラックライフが10年間で出会った喜び、後悔、迷い、そのすべてがあってこそ歌えるPON(Vo/Gt)による等身大の歌詞が、共に音を鳴らし続けたメンバーと奏でるサウンドに乗せ届けられる。中でも最後を飾る「ソレ」は、今改めて抱く音楽に対する強い決意と"君"への愛が溢れている。(渋江 典子)
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ラックライフ
リフレイン
3月にメジャー1stフル・アルバム『Life is beautiful』をリリースしたばかりのラックライフが、早くもニュー・シングル『リフレイン』を完成させた。TVアニメ"最遊記RELOAD BLAST"のED主題歌となる表題曲「リフレイン」は、ダンサブルなロック・ナンバー。アニメに寄り添いながらも、その歌詞では全曲のソングライティングを手掛けるヴォーカル PONが、曲作りの中で感じる葛藤をありのままに綴っている。常に誰かの幸せを願うラックライフには珍しい、負の感情を纏ったマイナー調の楽曲がバンドの新たな魅力を引き出した。表題曲で歌われる"世界を変える"というまっすぐなメッセージが、カップリングの「存在証明」と「sweet my life」の2曲にも貫かれるというコンセプチュアルな性格の今作は、いまのバンドの攻めのモードを表している気がする。(秦 理絵)
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ラックライフ
Life is beautiful
前作アルバム『正しい僕の作り方。』から約2年半ぶりとなるラックライフのメジャー1stアルバム。「名前を呼ぶよ」を始めとするシングル5曲を含んだ全13曲は、その1曲1曲が"人生は素晴らしい"というひとつの結論に向けて美しく収束していく。初めてアレンジにホーン・セクションを加えたリード曲「サニーデイ」や、柄にもなくダンス・ロックに挑戦した「ラブリープリティーミュージック」など、メロディと歌詞を大切にしながらも、新たに取り組んだサウンド・アプローチからもバンドの風通しの良さを感じる。アルバム中盤の「君の匂い」は珠玉のバラード曲。"君は幸せだったかい"と静かに問い掛けるその歌には、悲しい出来事ですら、どうにか納得して生きようする人間の健気な姿に胸を打たれた。(秦 理絵)
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ラックライフ
風が吹く街
今年5月のメジャー・デビューから早くも3枚目となるラックライフのニュー・シングルは、デビュー・シングル表題曲「名前を呼ぶよ」に続き、アニメ"文豪ストレイドッグス"のエンディング・テーマに抜擢された攻めのロック・ナンバー。疾走感溢れる8ビートに乗せたエッジの効いたギター・リフと衝動滾る歌メロには、ライヴハウスで長年培ってきたラックライフの泥臭くて熱いエナジーが詰まっている。"誰かにもらった言葉が今の自分を動かす原動力になる"というテーマも彼ららしい。カップリングには軽妙なグルーヴでゆったりと踊らせるポップ・ソング「journey」と、穏やかで甘いスロー・バラード「デイルニハ」というまったく異なる世界観を描いた2曲を収録。続くアルバムへの期待も膨らむ意欲作に仕上がった。(秦 理絵)
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ラックライフ
初めの一歩
躍動感溢れるバンド・サウンドに乗せて"行け、飛べ/ありのままで"とストレートに聴き手へのエールを送るラックライフのメジャー2ndシングル。表題曲「初めの一歩」は、チアリーディングに奮闘する男子大学生をテーマにしたスポ根アニメ"チア男子!!"のための書き下ろしとなる。10年に渡りバンドを続けることで、チームとして何かを成し遂げることの尊さを身をもって知っているPON(Vo/Gt)が、自身の経験を重ね合わせながら完成させた1曲だ。キラキラとした爽快なサウンドに乗せて、たとえ自分ひとりでは無理でも、誰かと一緒なら最初の一歩も踏み出せると歌う、どこまでもラックライフらしいメッセージが詰まっている。カップリングには音楽の道を諦めてしまったかつての仲間への想いを綴った「ソライロ」も収録。(秦 理絵)
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ラックライフ
名前を呼ぶよ
"満を持して"という言葉がぴったりくる、ラックライフのメジャー・デビュー・シングル。タイトル曲「名前を呼ぶよ」は、バンドが丁寧に歌い紡いできた思いを、シンプルに、あたたかな音で表現する曲だ。聴いている人にとって、迷いの中にいる人にとって、ひと息つける場所を作っていくような、雨風を凌いであたたかいスープまで差し出してくれるような、そんな歌になっている。ミドル・テンポで、飾り気のないバンド・サウンドだけれども、なんだか懐かしい手触りでほっとする。甘酸っぱい記憶やまっすぐな思いを掘り起こしてくれる歌で、ラックライフはそういうことをさらっと、何のてらいもためらいもなくやってくれるバンドだと改めて思わせてくれる。カップリングで、ライヴ・バンドとしてのアグレッシヴな汗も封じ込めた1枚となった。(吉羽 さおり)
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ラックライフ
変わらない空
PON(Vo/Gt)の爽快でパラフルなヴォーカルでスタートする、「変わらない空」。仲間だったり、暮らす街であったり、自分自身の思いであったり人生のあれこれだったり、そういったものを歌にして、にっこりと笑えるようなバンド・サウンドで聴かせるのがラックライフだが、この「変わらない空」では恋愛歌。心が弾んだり、そわそわと落ち着かない気持ちを切り取って、アップテンポなギター・ロックに乗せ歌う。その性急さにフッと笑顔になる曲だ。もう1曲の「メイキング」は、ラックライフというバンドが奏でる歌、曲のできるまで、なぜ歌うのか、どうして笑顔を求めていくのか、そんな思いを綴っている、まさに"メイキング"。いつもの笑顔の裏で、ぽろっと本音を覗かせたりくよくよとしたりする、さらに等身大の姿が見える曲だ。(吉羽 さおり)
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ラックライフ
アイトユウ
ラックライフとしては珍しいラヴ・ソング「アイトユウ」、そして4thアルバム『正しい僕の作り方。』を経て、まだ書き足りなかった、言い足りなかった思いに突き動かされ書いた「ラングレット」、誰もが自分自身の映画の主人公であり、またこれから始まる物語を後押しするサウンドトラックとなる「シネマ」。曲の種はそれぞれ違うものだったけれど、1歩を踏み出すときの、ワクワクするような、またわずかに臆するような、心地良い心の揺れがバンド・サウンドとなった。明るく、伸びやかなヴォーカルが冴えるメロディはとても爽やか。思いに苛まれて窮屈になってしまった気分をつついて、空気を入れ替えてくれるようなまっすぐさがある。突っ走ったり、転げたりしながらも、ちゃんと風を感じて、心が動いていく、そんな歌が揃った。(吉羽 さおり)
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ラックライフ
正しい僕の作り方。
Track.3「plain」にこんなフレーズがある。"誰かと言葉を交わす度 僕は新しい僕に変わるよ"――人との出会いによって自分が作られていくという、実にPON(Vo/Gt)らしい歌詞だ。これまでの人生での、ひとつひとつの出会いに意味があり、それらが今のPONという人間を構築してきた。そんな彼がひとつひとつを歌にして、詰め込んだのがこのアルバムだ。リスナーへの思いを歌った「ハートイズ」や、自分の弱さを歌ったバラード「僕と月の話」、キュートなラヴ・ソング「へへもひじ」、「ハルカヒカリ」の進化系ともいえる「フールズ」など、どの曲もラックライフの温かさを感じられる仕上がり。人と人との繋がりを大切にしてきた彼らだからこそ歌える"あなた"へのメッセージを受け取って欲しい。(奥村 小雪)
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ラックライフ
ハルカヒカリ
同じ高校のクラスメイトによって結成された大阪発の4ピース・バンド、ラックライフがリリースする3曲入りの1stシングル。まずはミディアム・スローのアッパーなバラード「ハルカヒカリ」が心にそっと寄り添い、同じ目線に立って元気づけてくれる。そしてTrack.2「my pace」では、爽やかなロック・チューンのど真ん中でブレることなく"夢を叶える"という力強い意思をストレートに歌い上げるPON(Vo/Gt)の歌声がなんとも心地良い。躍動感のあるリズム隊と軽快なギター・サウンドに思わず身を委ねるライヴの定番曲「ローグ」も新録。2014年、新たな1歩を踏み出すラックライフの決意表明とも言えるこの3曲は、昔からのファンはもちろん、初めて聴くリスナーの胸にも響くだろう。(奥村 小雪)
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