Japanese
Halo at 四畳半
2019年06月号掲載
Member:渡井 翔汰(Vo/Gt) 齋木 孝平(Gt/Cho) 白井 將人(Ba) 片山 僚(Dr/Cho)
Interviewer:秦 理絵
インディーズ時代に築き上げてきたバンドの"らしさ"と、あらゆる音楽性を呑み込んで進んでゆくというバンドの意志。その両方を刻んだ充実のメジャー・デビュー作『swanflight』から8ヶ月。早くもHalo at 四畳半が通算4枚目のミニ・アルバム『from NOVEL LAND』をリリースする。旺盛な音楽的好奇心を全開放して完成させた今作は、打ち込みやシンセ・サウンドを大胆にフィーチャーしたリード曲「リビングデッド・スイマー」を収録。それぞれのプレイヤーとしての個性を生かし、偶然が生むケミストリーを楽しみながら完成させたという今作について、メンバー全員に話を訊いた。
自分たちの選択肢の中に正解が増えてきた感じなんです
-昨年10月にメジャー・デビューしてから開催した全国ツアーでは、マイナビBLITZ赤坂でのワンマン・ライヴ([Halo at 四畳半 ワンマンツアー 2018-2019 "悲しみの朝の愛し方"])も成功させて、着実にバンドが進化してますね。
白井:一歩一歩階段を昇っていく感じですよね。それがすごく楽しいんですよ。進化はしてるけど、無理に何かを変えずにここまでやってきたし、自分たちがやりたいことを表現できてるので。ちゃんと僕らのことを好きでいてくれる人もがっかりさせずに、"自分たちで舵を取ってるんだよ"っていうのを伝えられてると思いますね。
片山:最近は自分たちがやりたいことが徐々に固まってきてる実感があるから、より大衆性も意識しつつ、自分たちのやりたいことを考えながらやれてるなと思うんです。
渡井:よりハロ(Halo at 四畳半)の音楽をたくさんの人に届けるために、"どう噛み砕いたらハロの良さを殺さずに伝わる曲になるんだろうな"っていうのは、考えるようになりましたね。
-齋木君はどうですか? メジャー・デビュー以降の活動に関しては。
齋木:メジャー・デビューってすごいことだと思うんですよ。
-誰でもできるわけじゃないですからね。
齋木:だから、もっと若い頃にバーンってメジャーに行ってしまったら、"これでめっちゃ売れるんじゃないか"とか考えちゃってたと思うんです。でも、今はいい意味で変わらずに一歩一歩進めてるから、このままで歩いていきたいですね。
-バンドの状況は変わっても、ちゃんと地に足が着いてますね。まったく浮かれてない。
白井:浮かれられないですからね(笑)。
-だからこそ、今回のミニ・アルバム『from NOVEL LAND』も、メジャー・デビュー作(2018年リリースの1stフル・アルバム『swanflight』)を経て、さらにバンドを進化させるべく新しいチャレンジをした作品だと思います。
渡井:今作を作り始めた当初からチャレンジをする作品にしたいなとは思ってたんですけど、自分が思ってる以上にチャレンジングな作品になった印象ですね。主に僕と齋木が曲を作ってるんですけど、普通はもとになるデモを並べていく段階で、だいたいどんな作品になるかを想像できるんですよ。でも、今回はメンバー全員で作っていくなかで想像を超えてきたというか。新しい扉をたくさん開いた1枚になったと思います。
白井:今回は時間がないなかで作ったんです。ガッツリ制作に入ったのが、ワンマン・ツアーが終わってから。だから2ヶ月でバーッと作ったイメージですね。瞬発力でいろいろ選べたぶん、思いもよらない方向に曲がっていったんです。曲自体はブラッシュアップされてるけど、衝動のままに作れたから面白い作品になったと思います。
齋木:今までのアルバムよりも、作り始めたときにできあがりのイメージが明確じゃなかったんですよね。だから、想定外のものができて自分も新鮮な気持ちなんです。
片山:作りながらコロコロ変わることが多かったから、制作が楽しかったんです。誰かがパっと言ったことが、"それいいね"って採用になることが多くて。特に「メイライト」は、最初はあんなに打ち込みのサウンドじゃなかったし。今回のアルバムができたことで、自分たちの中の"ハロらしさ"も変わったような気がしますね。
-今作を作ったことで改めて見えてきたハロらしさっていうのは?
片山:僕らの歴史を辿っていくと、最初は4人の音しか鳴ってなかったんですよね。それしか選択肢がなかったから。でも、徐々に電子音とかストリングスが入ってきて、今は自分たちの選択肢の中に正解が増えてきた感じなんです。......ちょっと質問の答えとは違うかもしれないですけど。
-たしかにハロって、自分たちの音楽に対して"こうじゃなきゃダメだ"っていう制限がないですよね。『swanflight』でも『Animaplot』(2017年リリースの3rdミニ・アルバム)でもどんどん新しいことにチャレンジしてきたけど、それとハロらしさを矛盾なく両立させてきたわけだし。
渡井:だから"ハロらしい"の領域が広がってきたんですよ。昔から自分たちが楽しいと思える曲を作りたいっていう想いはあるけど、その守備範囲が広がってきたんです。
片山:核に渡井が書く歌詞と歌があるから、多少サウンドが広がってもハロらしさは保たれると思うんですよね。
渡井:今回は結構不安だったけどね(笑)。
齋木:"こんなにやって大丈夫?"って思ったけど、やってみたら大丈夫でしたね。
-たぶん今回不安が大きかったのって、ストリングスとかピアノみたいな生音で領域を広げてるんじゃなくて、電子音を大胆に入れた部分が大きいのかなと思いますけど。
渡井:そうですね。とりあえず試してみようっていう気持ちで、みんなで集まって曲を作ってるときに電子音を入れてみたんですよ。それを自分たちで聴いてみたときに、自分たちのイメージを壊すものではないっていうのをちゃんと確認しながら進めたんですね。だから、その"不安"っていうのは曲の良し悪しと言うよりも、"これを、僕らのことを好きな人たちはどう受け取るのかな?"っていう気持ちだったんですけど、アルバムが完成するにつれて薄れていきましたね。
白井:ちゃんとリスナーにも伝えてきたつもりなんです。急に変わったんじゃなくて、一歩一歩やってきた先に辿り着いたのがこの作品というか。だから、今作も理解してくれるんじゃないかなっていう信頼感もあります。うちのことを好きでいてくれる人は、そんな生半可な"好き"じゃないと思ってるんです。
-表面的に音色が増えたとか減ったとかは、大きな問題じゃないですよね。
白井:そう、もっと本質を好きになってくれてると思うから、いろいろな音を入れることに抵抗もなく深いところに行けたんだと思います。
LIVE INFO
- 2025.06.24
-
にしな
星野源
ビッケブランカ
キノコホテル
きのホ。×POLYSICS
ExWHYZ
リュックと添い寝ごはん
Devil ANTHEM.
"LIVEHOLIC 10th Anniversary series~Miracle PON☆〜"
- 2025.06.25
-
オレンジスパイニクラブ
ザ・シスターズハイ
SHE'S
星野源
TenTwenty
Czecho No Republic
PEDRO×詩羽
People In The Box
斉藤和義
岡崎体育
- 2025.06.26
-
Creepy Nuts
ザ・シスターズハイ
ヤングスキニー
怒髪天
ドミコ
TENDOUJI
the dadadadys
斉藤和義
WANIMA
岡崎体育
にしな
プルスタンス / Navy HERETIC / cherie / ライティライト
- 2025.06.27
-
四星球
Creepy Nuts
GOOD ON THE REEL
Subway Daydream
東京スカパラダイスオーケストラ
ビッケブランカ
the shes gone
The Slumbers
GLIM SPANKY
オレンジスパイニクラブ
女王蜂
ポルカドットスティングレイ
ドミコ
フリージアン
サイダーガール
TENDOUJI
Nothing's Carved In Stone
荒谷翔大
yama × 群馬交響楽団
chilldspot
WHISPER OUT LOUD / Good Grief / CrowsAlive / UNMASK aLIVE
Amber's × シズクノメ
空白ごっこ
WANIMA
岡崎体育
"LIVEHOLIC 10th Anniversary series~ナニカシラ presents sunriseeee!!!!〜"
- 2025.06.28
-
眉村ちあき
女王蜂
鶴
LOCAL CONNECT
竹内アンナ
GRAPEVINE
怒髪天
[Alexandros]
Lucky Kilimanjaro
Organic Call
浅井健一
"CRAFTLAND"
チリヌルヲワカ
the shes gone
CYNHN × タイトル未定 × fishbowl
OKAMOTO'S / w.o.d. / MONO NO AWARE / Laura day romance ほか
いゔどっと
いきものがかり
ASP
コレサワ
ドレスコーズ
神はサイコロを振らない
Laughing Hick
荒谷翔大
福永浩平(雨のパレード)
FINLANDS
the dadadadys
私立恵比寿中学
スカート
ゴキゲン帝国
礼賛
ORCALAND
"World DJ Festival Japan 2025"
ネクライトーキー
FIVE NEW OLD
斉藤和義
sumika
"TAKASAKI CITY ROCK FES.2025"
忘れらんねえよ / BLUE ENCOUNT / ヒトリエ / 打首獄門同好会 ほか
Halo at 四畳半
TGMX(FRONTIER BACKYARD etc.)
岡崎体育
Novelbright
- 2025.06.29
-
眉村ちあき
アルコサイト
ヤングスキニー
ブランデー戦記
鶴
竹内アンナ
GRAPEVINE
[Alexandros]
HEP BURN
GLIM SPANKY
怒髪天
FINLANDS
Lucky Kilimanjaro
ネクライトーキー
東京スカパラダイスオーケストラ
浅井健一
Chimothy→
SVEN(fox capture plan)
いゔどっと
大原櫻子
荒谷翔大
reGretGirl
ドレスコーズ
VOI SQUARE CAT
終活クラブ
サイダーガール
ポルカドットスティングレイ
いきものがかり
ASP
コレサワ
清 竜人25
私立恵比寿中学
"World DJ Festival Japan 2025"
おいしくるメロンパン
斉藤和義
sumika
"TAKASAKI CITY ROCK FES.2025"
yutori
岡崎体育
Nothing's Carved In Stone
Novelbright
- 2025.06.30
-
Dear Chambers
清 竜人TOWN
浜崎容子(アーバンギャルド)
Hump Back
岡崎体育
- 2025.07.01
-
ビレッジマンズストア
Mirror,Mirror
岡崎体育
- 2025.07.02
-
ヤングスキニー
キュウソネコカミ
SHE'S
Saucy Dog
Hump Back
Laura day romance × Billyrrom
Jean-Ken Johnny(MAN WITH A MISSION)/ 寺中友将(KEYTALK)/ 谷口 鮪(KANA-BOON)/ アユニ・D(PEDRO)
ドミコ
岡崎体育
- 2025.07.03
-
ヤングスキニー
キュウソネコカミ
斉藤和義
go!go!vanillas
蒼山幸子
kobore × プッシュプルポット × Brown Basket
PK shampoo
TenTwenty
Saucy Dog
ビレッジマンズストア
クジラ夜の街
KALMA
the dadadadys
神聖かまってちゃん
サカナクション
フィロソフィーのダンス×清 竜人25
岡崎体育
- 2025.07.04
-
Nothing's Carved In Stone
MAN WITH A MISSION
斉藤和義
ExWHYZ
GRAPEVINE
SAKANAMON
LOCAL CONNECT
the shes gone
ビレッジマンズストア
蒼山幸子
kobore × プッシュプルポット × Brown Basket
女王蜂
ザ・シスターズハイ
DOLL PARTS
カナタタケヒロ(LEGO BIG MORL)
GANG PARADE
佐々木亮介(a flood of circle)
大原櫻子
緑黄色社会
ポルカドットスティングレイ
リーガルリリー
浅井健一
サカナクション
Mom
- 2025.07.05
-
Nothing's Carved In Stone
SAKANAMON
鶴
THE ORAL CIGARETTES / ヤングスキニー / 水曜日のカンパネラ ほか
reGretGirl
GLIM SPANKY
チリヌルヲワカ
キュウソネコカミ
ART-SCHOOL
コレサワ
[Alexandros]
フラワーカンパニーズ
shallm
go!go!vanillas
アーバンギャルド
ExWHYZ
FINLANDS
"見放題大阪2025"
GRAPEVINE
片平里菜
HY
SCOOBIE DO
the shes gone
怒髪天
荒谷翔大
the dadadadys
envy
サイダーガール
緑黄色社会
め組
Helsinki Lambda Club
androp
WtB
ASP
Conton Candy
The Slumbers
有村竜太朗
- 2025.07.06
-
PEDRO
Creepy Nuts
UVERworld
鶴
ビッケブランカ
sumika / Novelbright / Omoinotake ほか
荒谷翔大
reGretGirl
[Alexandros]
竹内アンナ
go!go!vanillas
ネクライトーキー
FIVE NEW OLD
DYGL × Newspeak × ANORAK!
片平里菜
PK shampoo
GLIM SPANKY
"見放題名古屋2025"
女王蜂
SCOOBIE DO
怒髪天
チリヌルヲワカ
ART-SCHOOL
Bimi
jizue
クレナズム
halca
HY
SIX LOUNGE
ドレスコーズ
LEGO BIG MORL
有村竜太朗
フラワーカンパニーズ
- 2025.07.07
-
ビレッジマンズストア
NakamuraEmi
浅井健一
- 2025.07.08
-
TENDOUJI
Hump Back
go!go!vanillas
ビレッジマンズストア
the dadadadys
kobore × プッシュプルポット × Brown Basket
銀杏BOYZ
- 2025.07.09
-
SHE'S
いきものがかり
Maki
山内総一郎(フジファブリック)
RELEASE INFO
- 2025.06.25
- 2025.06.27
- 2025.06.28
- 2025.07.02
- 2025.07.03
- 2025.07.04
- 2025.07.05
- 2025.07.06
- 2025.07.07
- 2025.07.08
- 2025.07.09
- 2025.07.11
- 2025.07.13
- 2025.07.15
- 2025.07.16
- 2025.07.20
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
音ノ乃のの
Skream! 2025年06月号