Japanese
cowolo
2025年08月号掲載
Member:藤崎 もも つづく 甘奈 ゆい 氷山 あい 青 宮本 なる
Interviewer:宮﨑 大樹
注目すべき新たなロック・アイドル・グループが誕生した。グループの名はcowolo(読み:こをろ)。"古事記"に登場する日本最古のオノマトペ"こをろこをろ"に由来しているという。彼女たちが歌う、日本語の美しい表現やオノマトペを用いた歌詞を乗せる楽曲を手掛けているのは、ygarshy(イガラシ/ヒトリエ)、S!Nといったインディーズでデビューするアイドルとは思えない豪華作家陣だ。活動に向けた想い、デジタル・シングルの解説、デビュー・ライヴへの意気込み等、メンバー全員に訊いた。
"このグループ、このメンバーだったら人生を賭けられる"と確信した
-Skream!初登場なので、まずは自己紹介をお願いします。
もも:藤崎ももです。金髪ショートです。
ゆい:甘奈ゆいです。普段の姿とステージ上でのギャップが強みかなと思っています。
つづく:ひらがなでつづくです。ロマンチストです(笑)。ファンからは"キザすぎて1周回って面白い"みたいな感じで思われています(笑)。
青:青です。この中で唯一アイドル未経験ですが、頑張ります。人生で一度はアイドルをやってみたいと思っていて、仕事を辞めてきました(笑)。
あい:氷山あいです。グループで一番の高身長なんですけど、こう見えて最年少です。
なる:宮本なるです。グラビア活動もしています。
-皆さんまだデビュー前なわけですが、グループ名の"cowolo"って不思議な名前ですよね。
もも:cowoloというグループ名の由来は、"古事記"にある国生みのところで、イザナミとイザナギが天沼矛で水面をかき回す様子を表した、日本最古のオノマトペである"こをろこをろ"から来ています。"cowoloがエンタメ界に新しいステージを造るぞ"という意味を込めて、この名前になりました。
-皆さんはオーディションから参加したんですか? それともスカウトで?
もも:みんなプロデューサーから声を掛けられて入りました。
-声を掛けられたときに、それぞれどうしてcowoloで活動しようと決意できたんですか?
もも:私は前回アイドルをやっていた期間から3年程空いてしまったんですけど、ずっと心の中でアイドルはまたやりたいなという気持ちはあったんです。でも、いくつかお声掛けいただいたなかで、"人生を賭けられる"と思えるグループに出会えていなくて......。それでもうアイドルの夢は諦めようかなと思っていたところに、cowoloの話をいただいたんです。プロデューサーからの説明を聞いたら、"この人はグループに愛を持ってくれて、いいグループを作ろうとしてくれる人だな"というのがすごく伝わってきて。そこで試しにレッスンに行ってみたんですけど、メンバーみんなと会って会話していくなかで、"私はこのグループ、このメンバーだったら人生を賭けられる"と確信して入ることを決意しました。
ゆい:私は、新しいグループに入るとしたら次は何を基準に選ぶのかと考えたときに、自分の中で"こういう音楽がやりたい"、"こんな表現がしたい"みたいなものが明確にあったんです。でも、それは今のアイドル・シーンの流行りとは逸れているものだったので、自分がやりたい世界観とかコンセプトのグループがなかなかなかったんですね。そのなかでcowoloのお話をいただいたときに、グループの方向性だったり、ちゃんと音楽をやっていこうとしている姿勢だったりを感じて、自分の理想と合致していたので、"ここだったらできる"と思えました。
つづく:私はもともと数年間コスプレイヤーとして活動していたんですけど、1年くらい前に前世のアイドル・グループに入ったら、"なんて楽しい世界なんだ"と思ったんです。何もかもが新鮮で、がむしゃらにやってきたんですけど、グループでの活動が終了してしまって"また絶対に戻ってきてやる"という想いが卒業ライヴのときからずっとあったんですよ。こうしてパッションに溢れる人たちと一緒にやれるので、ここで頑張りたいと思いました。
青:これまで他の方からお声掛けいただいたこともあったんですけど、王道系とか、がちがちにコンセプトが固まっている感じがあったんですね。でも、cowoloはプロデューサーからお話をいただいたときに、"こういうグループを組むのでこんなふうにしてください"じゃなくて、"どういう音楽をやりたいか"、"何が好きか"を細かく聞かれたんです。それで、cowoloはやりたいことを尊重してくれるグループなんだなと思ったんですよ。それと、最初にレッスンに行ったときに、歌もダンスもやったことがなかったので何もできなかったんですけど、何もできない自分に"こうだよ"とみんなが優しく教えてくれたんです。それも込みで、このグループに入ろうと思いました。
あい:私は前のグループがデビューしてから半年ちょっとくらいで解散してしまったんですけど、アイドルに対して未練が残っていたんです。いろんなアイドルがあるなかで、私はカッコいい系がやりたいと思っていて。そうしたらcowoloのお声掛けをいただいたんです。cowoloの音楽性、メッセージ性がすごく自分に合っていて、アイドルも音楽も好きな自分に合っているグループだなと思ったのが1つの理由です。
もう1つの理由としては、プロデューサーがすごく熱い方で、"この人を信じてついていきたい、一緒にやりたい"と思ったし、cowoloならもっといい未来が見られるんじゃないかなと感じたんですね。メンバー一人一人も情熱に溢れていて、"私の努力じゃまだ足りないな"と思えるくらい努力家の子がたくさんいるので、このメンバーと一緒に素敵な未来を掴み取りたいなと思いました。
なる:私の前のアイドル・グループは、がっつり王道系で、グループとしてのコンセプトにメンバーが合わせていくこと重視した活動をしてきていて。それが解散して、新たなグループを始めるにあたり、プロデューサーから"今後目標を立てて、こんなふうに目指していく"というお話を聞いたときに、"ここだったら身を任せられる"と思えたんです。今はcowoloで"また新たに挑戦しよう"、"殴り込みをしたい"と考えています(笑)。
-後ろにプロデューサーがいらっしゃるので聞いてみたいんですけど、"こんなグループをやりたい"というイメージがあって声を掛けたんですか? それとも、声を掛けてからグループのコンセプトを決めたんですか?
プロデューサー:やりたいグループのコンセプトは何個か頭の中にはあったんですが、その中で"cowoloならこのメンバーでいきたいな"と決めた感じですね。
-ちなみに、声を掛けた基準というのは?
もも:気になる(笑)!
プロデューサー:いろんな要素はあるんですけど、"音楽"ですね。アイドルをやっているなかで、音楽を本気でやりたそうな人にお声掛けしました。
-実際、メンバーの皆さんは"音楽"をやりたかった?
もも:はい。ちゃんと見抜いていただいて嬉しいです。
-音源の中でも、流行りの"かわいい"音楽じゃなくて、ロックでカッコいいものを。
ゆい:はい。
-では、ここからはそんなcowoloの音楽について聞いていきますが、デビュー前のアイドルとは思えないくらい、やたらと作家陣が豪華ですよね。
もも:すごいんです! おかげさまでビックリする人たちに作っていただいて。プロデューサーには頭が上がらないですね(笑)。
-配信される3曲共、アートワークはイラストレーターの渡邊春菜さんが手掛けているんですよね。アイドルアイドルしていないオシャレなジャケットで。
もも:はい。絵のタッチが繊細で、cowoloの世界観に合っていて素敵なんですよ。
ゆい:クリエイターへのリスペクトを忘れないグループだなと思っていますね。
-これまでに完成しているもの、現在制作途中のものも含め、cowoloの音楽の全体像についてどんな印象がありますか?
ゆい:メッセージ性ですね。情熱家なメンバーにぴったりな、魂を乗せて届けたいと思えるような歌詞がたくさんあって。曲の中には、みんなでミーティングをして、メンバーの意志を歌詞に反映していただいた曲もあるんです。歌詞ももちろんなんですけど、後ろで琴が鳴っていてcowoloのコンセプトを連想させるような曲もあって、サウンドがカッコいいし、聴き応えがすごくて。これを音源として聴くのももちろんいいんですけど、ステージに立って、フロアからライヴで届けるとなったときに、めちゃくちゃ化けるんだろうなという楽しみな曲が多いんです。早くライヴで聴いてほしい曲がいっぱいあります。
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