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LATEST UPDATE

"CENTRAL2026"の特集公開。世界に誇る"日本の響き"が横浜を埋め尽くす3日間!多彩なラインナップが集結しアーティスト、アニメ、テクノロジーが融合、あらゆる壁を越える都市型フェス4/3-5開催

Japanese 2026.03.02 17:00

"CENTRAL2026"の特集公開。世界に誇る"日本の響き"が横浜を埋め尽くす3日間!多彩なラインナップが集結しアーティスト、アニメ、テクノロジーが融合、あらゆる壁を越える都市型フェス4/3-5開催

挫・人間、下川リヲ(Vo/Gt)のコラム"モノホンプレーヤーになれねえ"第47回公開。"引きこもり最強論者"下川が自室で骨折、人生初手術のエピソードを綴る

Japanese 2026.02.24 21:00

挫・人間、下川リヲ(Vo/Gt)のコラム"モノホンプレーヤーになれねえ"第47回公開。"引きこもり最強論者"下川が自室で骨折、人生初手術のエピソードを綴る

cinema staff、辻 友貴(Gt)のコラム"萌えもemo"第83回公開。毎年恒例、酒場&音源ベスト5を発表。月島の"岸田屋"やCAROLINEの2ndアルバム等を紹介

Japanese 2026.02.20 21:00

cinema staff、辻 友貴(Gt)のコラム"萌えもemo"第83回公開。毎年恒例、酒場&音源ベスト5を発表。月島の"岸田屋"やCAROLINEの2ndアルバム等を紹介

暴動クラブのライヴ・レポート公開!ここからも暴動クラブの賑やかなパーティーが続いていく、その狼煙を上げたステージ――"暴動遊戯"ツアー・ファイナル代官山UNIT公演をレポート!

Japanese 2026.02.20 19:00

暴動クラブのライヴ・レポート公開!ここからも暴動クラブの賑やかなパーティーが続いていく、その狼煙を上げたステージ――"暴動遊戯"ツアー・ファイナル代官山UNIT公演をレポート!

ネクライトーキーのライヴ・レポート公開。全てが混ざって育っていったバンドとしてのオリジナリティの最新形――メジャー・デビュー5周年締めくくった単独公演"〆"をレポート

Japanese 2026.02.20 18:00

ネクライトーキーのライヴ・レポート公開。全てが混ざって育っていったバンドとしてのオリジナリティの最新形――メジャー・デビュー5周年締めくくった単独公演"〆"をレポート

Hakubi、片桐(Vo/Gt)のコラム"ひと折りごと"第3回公開。"言葉選びを間違えて また人を傷つけて"という「夢の続き」の歌詞にちなみ、"言葉選びのひと折り"を綴る

Japanese 2026.02.19 21:00

Hakubi、片桐(Vo/Gt)のコラム"ひと折りごと"第3回公開。"言葉選びを間違えて また人を傷つけて"という「夢の続き」の歌詞にちなみ、"言葉選びのひと折り"を綴る

THE DO DO DO'sのインタビュー公開。800光年先から不時着したベースレス・トリオが、快進撃を続けるなかでのさらなる会心の一撃、1stフル・アルバム『MIRACLE』をリリース

Japanese 2026.02.19 20:00

THE DO DO DO'sのインタビュー公開。800光年先から不時着したベースレス・トリオが、快進撃を続けるなかでのさらなる会心の一撃、1stフル・アルバム『MIRACLE』をリリース

toybeeのインタビュー公開。"TOY ROCK"を掲げ全世界へ侵略開始!!上田ケンジ プロデュース、全曲一発録りで収録した初EP『TOYROCK INVASION』をリリース

Japanese 2026.02.19 19:00

toybeeのインタビュー公開。"TOY ROCK"を掲げ全世界へ侵略開始!!上田ケンジ プロデュース、全曲一発録りで収録した初EP『TOYROCK INVASION』をリリース

HEADLINE NEWS

GORILLAZ、ニュー・アルバム『The Mountain』より「The Mountain」、「The Moon Cave」、「The Sad God」フィーチャーしたショート・フィルム公開

Overseas 2026.03.02 22:35

GORILLAZ、ニュー・アルバム『The Mountain』より「The Mountain」、「The Moon Cave」、「The Sad God」フィーチャーしたショート・フィルム公開

SHE'S、日本テレビ系ドラマ"ぴーすおぶせーふ"OP曲「Good Life」3/4リリース。バンドの"これまで"と"これから"を確かめる周年記念公演6月に東阪で開催

Japanese 2026.03.02 22:00

SHE'S、日本テレビ系ドラマ"ぴーすおぶせーふ"OP曲「Good Life」3/4リリース。バンドの"これまで"と"これから"を確かめる周年記念公演6月に東阪で開催

いきものがかり、新解釈コラボレーション・アルバム『いきものがかり meets 2』にねぐせ。、礼賛、なきごと、にしな等参加。特設サイトも公開

Japanese 2026.03.02 21:15

いきものがかり、新解釈コラボレーション・アルバム『いきものがかり meets 2』にねぐせ。、礼賛、なきごと、にしな等参加。特設サイトも公開

渋谷のライヴハウス La.mama、オーディション・ライヴ実施発表。ゲスト審査員に菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet)、寺中友将(KEYTALK)迎え"PROJECT '25/'26"始動

Japanese 2026.03.02 21:00

渋谷のライヴハウス La.mama、オーディション・ライヴ実施発表。ゲスト審査員に菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet)、寺中友将(KEYTALK)迎え"PROJECT '25/'26"始動

ASP、メジャー6thシングル『Pipe Dream』カップリング曲「JUSHO」リリック・ビデオ公開。アートワークでもお馴染みのアヒルが登場

Japanese 2026.03.02 20:35

ASP、メジャー6thシングル『Pipe Dream』カップリング曲「JUSHO」リリック・ビデオ公開。アートワークでもお馴染みのアヒルが登場

秋山黄色、5thアルバム『Magic if』収録の新曲「DO NOT DISTURB」3/4先行配信決定

Japanese 2026.03.02 20:00

秋山黄色、5thアルバム『Magic if』収録の新曲「DO NOT DISTURB」3/4先行配信決定

DeNeel、新曲「クレイジーレイジー」がMBSドラマフィル枠"女の子が抱いちゃダメですか?"ED主題歌に決定

Japanese 2026.03.02 20:00

DeNeel、新曲「クレイジーレイジー」がMBSドラマフィル枠"女の子が抱いちゃダメですか?"ED主題歌に決定

JYOCHO、7年ぶりの大阪ワンマンと初のO-West公演からなる東阪ワンマン・ツアー"JYOCHO one man show 2026「忘れたくないこと」"今夏開催

Japanese 2026.03.02 19:00

JYOCHO、7年ぶりの大阪ワンマンと初のO-West公演からなる東阪ワンマン・ツアー"JYOCHO one man show 2026「忘れたくないこと」"今夏開催

FEATURE

"CENTRAL MUSIC & ENTERTAINMENT FESTIVAL 2026"

"CENTRAL MUSIC & ENTERTAINMENT FESTIVAL 2026"

世界に誇る"日本の響き"が横浜を埋め尽くす3日間! あらゆる壁を越える都市型フェス、4月3日~5日開催

LIVEHOLIC presents PICK UP! ROOKIES Vol.123

LIVEHOLIC presents PICK UP! ROOKIES Vol.123

"Skream!"と"激ロック"を運営する激ロックエンタテインメントによるライ...

LIVEHOLIC presents PICK UP! ROOKIES Vol.122

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"Skream!"と"激ロック"を運営する激ロックエンタテインメントによるライ...

"FUKUOKA MUSIC FES."

“FUKUOKA MUSIC FES.”

今注目のアーティストからフェス常連の実力派まで、幅広いジャンルのライヴ・アクトが...

LIVEHOLIC presents PICK UP! ROOKIES Vol.121

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"Skream!"と"激ロック"を運営する激ロックエンタテインメントによるライ...

Skream!編集部注目の女性ヴォーカル・バンド特集

Skream!編集部注目の女性ヴォーカル・バンド特集

それぞれの戦い方でロック・シーンに挑む Skream!編集部注目の新鋭女性Voバンド特集

"TOHOKU MUSIC JOURNEY 2025"

"TOHOKU MUSIC JOURNEY 2025"

豪華ラインナップが集結!寒い東北を熱く盛り上げる音楽の旅"TOHOKU MUSIC JOURNEY 2025"

"IZUMO OROCHI FES 2025"

"IZUMO OROCHI FES 2025"

山陰最大級のフェス"IZUMO OROCHI FES 2025"神々の集まるパワースポット、出雲で初のドーム開催決定

LIVEHOLIC presents PICK UP! ROOKIES Vol.120

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"Skream!"と"激ロック"を運営する激ロックエンタテインメントによるライ...

ザ・クロマニヨンズ

ザ・クロマニヨンズ

青春やロックンロール、そして生きることを日本中にでっかく鳴らす!

"KARIYA 大演会"

"KARIYA 大演会"

"演"奏と"宴"会と、人と人を繋ぐ"縁"―― 様々な"えん"が歴史と未来を繋ぐ愛知県刈谷市の屋外フェス"KARIYA 大演会"

NAQT VANE

NAQT VANE

澤野弘之率いるNAQT VANE 最新曲「VISIONS」からプロジェクトの拡張性を辿る

LIVEHOLIC presents PICK UP! ROOKIES Vol.119

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"Skream!"と"激ロック"を運営する激ロックエンタテインメントによるライ...

トゲナシトゲアリ

トゲナシトゲアリ

リアル・バンドとしてのトゲナシトゲアリ(以下:トゲトゲ)は、2023年9月14...

トゲナシトゲアリ

トゲナシトゲアリ

リアルがアニメを超えていく "ガールズバンドクライ"劇中と連動するリアルバンドが夢の舞台へ

PARCELS

PARCELS

大自然の恵みと寵愛から都会的なディスコ・サウンドを生み出す唯一無二のポップ・ファンク・バンド PARCELSの最新作

OASIS

OASIS

世代を超えて愛され続けるOASISの名曲が詰まったUKロックの金字塔『(What's The Story) Morning Glory?』30周年盤

#楽園収穫祭

#楽園収穫祭

3ピース・ガールズ・バンドの最先端が観られる "#楽園収穫祭"が仙台で開催!

LIVEHOLIC presents PICK UP! ROOKIES Vol.118

LIVEHOLIC presents PICK UP! ROOKIES Vol.118

"Skream!"と"激ロック"を運営する激ロックエンタテインメントによるライ...

PIXY LIVE

PIXY LIVE

PIXY LIVEイチオシライバー3名に一問一答インタビュー

VIDEO MESSAGE

SPRISE

SPRISE

  • 0:57
  • 2026.02.12
T.N.T

T.N.T

  • 3:20
  • 2025.12.23
高嶺のなでしこ

高嶺のなでしこ

  • 0:49
  • 2025.12.22
MOS

MOS

  • 1:27
  • 2025.12.10
22/7

22/7

  • 0:52
  • 2025.12.09
SPRISE

SPRISE

  • 1:20
  • 2025.10.06
東京初期衝動

東京初期衝動

  • 1:39
  • 2025.09.24
トゲナシトゲアリ

トゲナシトゲアリ

  • 0:59
  • 2025.09.17
間々田 優

間々田 優

  • 0:57
  • 2025.09.05
挫・人間

挫・人間

  • 1:35
  • 2025.09.02
Another Diary

Another Diary

  • 0:54
  • 2025.09.01
高岩 遼

高岩 遼

  • 0:36
  • 2025.08.28

LIVE REPORT


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ZOCX

ZOCX

2026.01.20 @恵比寿ザ・ガーデンホール

T.N.T

T.N.T

2026.01.12 @日本青年館ホール

MOS

MOS

2026.01.10 @渋谷WWW X

青木陽菜

青木陽菜

2026.01.09 @Kanadevia Hall

Nikoん

Nikoん

2026.01.13 @渋谷CLUB QUATTRO

Another Diary

Another Diary

2025.12.30 @下北沢シャングリラ

Ochunism

Ochunism

2025.12.21 @ダンスホール新世紀

BLUE ENCOUNT

BLUE ENCOUNT

2025.12.19 @Zepp Haneda(TOKYO)

MyGO!!!!!

MyGO!!!!!

2025.12.06 @京王アリーナ TOKYO

シベリアンハスキー

シベリアンハスキー

2025.12.08 @Spotify O-Crest

DISC REVIEW

Japanese

kodomo to otona

SAKANAMON

kodomo to otona

"kodomo to otona"というタイトルの通り、子ども向け楽曲4曲と大人向け楽曲4曲の合計8曲を収録したSAKANAMONの7thミニ・アルバム。驚かされたのは、楽曲の多彩さ。rei harakami風のエレクトロニカ「jellyfish」、リズムのギミックが効いた情動的なポストロック「アオイ」、言葉遊びが面白いトイ・ポップ「すきなきもちもち」等実に豊かなバリエーションだ。これだけ多種多様なアレンジを施しながら、トラックに食われずにオリジナリティを保っている藤森元生の歌の強靭さも凄まじい。個性豊かな楽曲群をアルバム最後の1曲「unique」で"変わりはいないさ 僕は僕だけ/あなたは あなただけなんだ"と多様性を肯定して〆るのも実に痛快だ。(水田 竜介)

生きるは愛

リュックと添い寝ごはん

生きるは愛

第2フェーズに突入したリュックと添い寝ごはんの約2年ぶり4枚目のオリジナル・アルバム『生きるは愛』は、"日々の生活の中で抱く、様々な「愛」の形を表現した"というコンセプチュアルな作品に。先行配信されたリード曲「Life is beautiful」は、込められた"タワマンも高級時計もいらない。そっと輝く君との日々が、何よりも愛おしいから。"とのメッセージにも象徴される、まっすぐな愛が聴き手に優しく沁み渡るハートウォーミングな仕上がり。既発曲も「渇き」、「恋煩い」、「満漢全席」、「灯火」、「タイムマシン」、「ネットルーザー」と粒揃いのラインナップで、耳馴染みのよいメロディとサウンドが、内包した"愛"というテーマを多角的に描く。(矢島 康汰)

Lyrical Tattoo

Base Ball Bear

Lyrical Tattoo

歪んだギターのコードにハイ・フレットのベース、ストレートな8ビート。開幕を告げる表題曲のイントロに明白だが、Base Ball Bearは若い。今年メジャー・デビュー20周年&結成25周年を迎えるとは思えぬ程、00s初頭のロック・キッズの青さを真空保存することに成功している。THE SMITHS風味のウェットなギターにニヤリとする「TIME SHIFT GIRL」も聴きものだが、本作のハイライトは「夏の細部」。一瞬ブギーするイントロの仕掛けやコーラス・ワーク、何よりまっすぐなメロディメイクに、3人が何を鳴らしたいかが端的に表現されているからだ。日本に根強いUK贔屓の感性を巧妙にくすぐる、全年齢的なギター・オルタナティヴがここにはある。(藤村 太智)

GALAXY DRIVE

ハンブレッダーズ

GALAXY DRIVE

ニュー・アルバムのコンセプトは、"地球から銀河系をドライブし、帰ってくるまでの車内で流れるプレイリスト"。音楽が流れる束の間のこの旅で、生きづらい現実や憂鬱な夜と距離を置いて、また朝を迎えられるような。あるいは、気の置けない友とただただ喋り明かしているような、親密な曲が詰まった。気付けば口ずさんでいるグッド・メロディやおまじない的に心地よくパワフルな言葉は健在で、さらに今回は、泥臭いバンド・アンサンブルやセッション的なグルーヴの太さといった、この4人だからこそのサウンドが生々しく雄叫びを上げている。世界は変わらずとも見える世界は変えてくれるロック・ミュージック、その意志あるエネルギーが渦巻く。(吉羽 さおり)

BROKEN ECHO CLUB

ハルカトミユキ

BROKEN ECHO CLUB

回帰と進化が同居する約4年半ぶりのオリジナル・フル・アルバム『BROKEN ECHO CLUB』が完成。シングル「かわいいひと」や、先行配信された「I'M OK」、「YUUREI」からも聴き取れるように、怒りや諦観、自己否定といった形で表出する内省的な世界観は本作でも健在だ。しかし、それはこれまでのキャリアを通し、"肯定する"ことに向き合い続けてきたハルカトミユキの2人だからこそ生み出すことのできる血の通った情動の顕れであり、それらを見逃さず掬い上げる彼女たちの懐の広さの証左とも捉えられる。美麗なメロディとエッジィなサウンドが織りなすポップネスは折り紙付き、その上音楽家としての手数も揃ったこの一 枚はまさに 、誰かの" 居場所"となり得る新たな傑作だ。(矢島 康汰)

波をハグ

ゴホウビ

波をハグ

レーベル移籍後初となるデジタルEP。ギターのyuyaが加入してからのパワーアップしたサウンドはもちろん、今のバンドの勢い、覚悟が至るところにちりばめられ、6曲とはいえ非常に密度の濃い作品に仕上がっている。ロックからポップス、モータウン、ネオ・アコースティックとジャンルの幅もありながら、どの曲もゴホウビの強みが溢れている様にはもうお見事としか言いようがなく、アレンジ含め、やってることは緻密すぎるほど緻密なはずなのに、よりストイックな印象を受けるのは、きっと想いが強いから。届けたいというそのまっすぐな想いが、何より一番に飛び込んでくる。孤独も闇も抱きしめたからこその希望が表れたEP。だからこそ、ゴホウビは信じられる。(藤坂 綾)

ファンキースパイス feat.TOMOO

BREIMEN

ファンキースパイス feat.TOMOO

BREIMENがシンガー・ソングライター TOMOOをフィーチャリングに迎え、TVアニメ"ハイスクール!奇面組"のオープニング・テーマとして書き下ろした「ファンキースパイス feat.TOMOO」。ファンクを基調としたグルーヴに、言葉遊びの効いたリリック、目まぐるしく展開するアレンジが重なり合い、BREIMENらしいユーモアと音楽的技巧を存分に発揮している。そこにTOMOOのしなやかで芯のある歌声が加わり、楽曲にさらなる彩りと奥行きを与える仕上がりに。"世の中の歯車となるより、世の中を味付けする調味料になろう"と作中で"奇面組"メンバーが掲げるモットーを体現した本楽曲は、作品の世界観とも高い親和性を見せている。(西平 歩由)

MIRACLE

THE DO DO DO's

MIRACLE

800光年先からやってきたベースレス・トリオ、待望の1stアルバムが到着! ポップでローファイなMVが国内外でバズったキラーチューン「Hold me baby, kiss!kiss!kiss!」をはじめとする再録5曲+多彩なインプットをロックンロールに昇華するクハラディ・クハラダ(Vo/Gt)の超スウィートなメロディ・センスに磨きが掛かった新曲5曲からなる、集大成且つ出発点の一作。再録曲では特殊編成を強みに変えるべく試行錯誤してきたサウンドメイクの進化を示しており、その結果が新曲「探索」、「You likes are my dislikes」のヘヴィな質感に結実しているのも興味深い。年季の入ったロック・ファンからライト・リスナーまで、全方位を一発ノックアウトさせる一枚。(サイトウ マサヒロ)

EYE

NOMELON NOLEMON

EYE

ジャンル横断的なリスナーに近い感覚を持ったボカロPとSSWだから可能な自由度を拡張した3rdアルバム。3曲の"機動戦士Gundam GQuuuuuuX"挿入歌と"るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱"EDテーマ「水光接天」という個性の強い曲がありつつ、それらの曲で見せた新生面を超える程完成度の高い新曲をアルバムの流れを切らずに配したクリエイティヴィティに拍手。和を感じるメロディがエレクトロ・ロックに乗るリード曲「KILLERMOON」、既発の「どうにかなっちゃいそう!」と双璧をなす痛快なラップ・チューン「ミテミテ」、みきまりあ作詞でセンシュアルなメロを持つテクノ「焦熱」、カラッと明るいモダンロック「I THINK」と、ノーメロの新しい旅の始まりを感じる全12曲。(石角 友香)

TOYROCK INVASION

toybee

TOYROCK INVASION

バンド初となるEPは、上田ケンジ(黒猫同盟/ex-the pillows)をプロデューサーに招聘し、全曲一発録りで制作。BAY CITY ROLLERSをオマージュした陽気な「TOYROCK ~TOYBEEのテーマ~」を皮切りに、陽が登る前の下北沢を舞台に繰り広げる「シモキタ・モーニング・ブルース」や、オリエンタルなリフが耳を引く「Jonnie's Rock'n'Roll Lamp」等、往年のロック・リスナーからの支持を集めそうな雰囲気はありつつも、ポップで、賑やかで、心も身体も躍らせる熱い音とメッセージは、間違いなく全年齢にブッ刺さるロックンロール・ミュージック。後年、toybeeが掲げる"TOY ROCK"はここから本格的に始まったと言われるであろう、バンドの礎となる一枚だ。(山口 哲生)

JUST

Bray me

JUST

Bray meの2ndフル・アルバム『JUST』が到着。前作『DUH』から約2年ぶりとなる今作でもこたにの歌声に一切の衒いはなく、実直に言葉を紡いでいる。先だってリリースされ、すでにライヴでアンセムとなっているTrack.4「ボーダーライン」、Track.10「ARE YOU READY」をはじめ、足を止めてしまいそうなときに背中を押してくれるTrack.6「Carry on」、未来や世界を前に高らかに希望を響かせるTrack.11「ツバメ」、音楽好きなら誰もが覚えのある情景を切り取り信念を歌う"音楽賛歌"のTrack.13「PLAY」等、キャッチコピーの"さらなる高みへ。"に違わぬ珠玉の13曲が出揃った。キャリアを重ねても変わらないひたむきな姿は、次代のカリスマとしての風格を備え始めている。(矢島 康汰)

MERAKI

Dannie May

MERAKI

3ヴォーカル&3コーラスという独自のスタイルでシーンに存在感を示すDannie May。自身3枚目となるニュー・アルバム『MERAKI』は、ギリシャ語で"魂・創造性・愛を込めて何かを行うこと"を意味する言葉を冠した非常にアグレッシヴな一枚に。ファンからの手紙に心動かされ書き上げたという「レアライフ」、男女の"お互いに都合のいい関係"を描く「色欲」、"狂った愛"をテーマにした「りできゅらす」等の話題を呼んだ既発曲に加え、幕開けを飾る表題曲「MERAKI」やシニカルに"結婚"を切り取ったリード曲「未完成婚姻論」等の新曲がバンドの最新のモードを象徴する。タイトル通り"全身全霊"の作品となった今作、圧倒的な中毒性にご注意を。(矢島 康汰)

Third eye

渡會将士

Third eye

3曲のうち2曲は、FoZZtoneで活動を共にした菅野信昭が所属するEG & his Drawersとの共作。そのためソロ名義ではあるものの、バンドとしてのグルーヴ感がすごい。イントロのイカしたギター・リフから痺れる強烈なロックンロール「Third eye」で燦然と"覚醒"している。「moonrise」は、月明かりが照らすラヴ・ストーリーを切り取ったような詞と、優美なアルペジオが織りなすロマンチックなメロウ・ナンバー。そして、アコギ弾き語りからバンドの音が重なっていく「Let's get down」の爽快な高揚感は、ステージ・ライトのごとく眩い。それぞれの光をもって三曲三様に躍らせる本作、そのエネルギーを引っ提げたバンド編成ツアーにも期待。(中尾 佳奈)

浮遊都市にて

arko lemming

浮遊都市にて

有島コレスケによるソロ・プロジェクト、arko lemmingが約8年ぶりとなるアルバムをリリース。作詞作曲から歌唱、演奏までを一手に担い、今彼が見ている世界や都市のムード、温度までもが、手触りのある音像で描き出された。"浮遊都市"で起こる物語のように楽曲が連なり、淡い情景と切実な感情が交差する一作だ。「swifter」、「炎天」等2025年リリース曲はアルバムver.として再録され、「日々の泡」は待望の初音源化。CDボーナスとして収録された「NIGHT POOL」のチルな揺らぎも、耳を澄ませる程細部が息づき、やわらかく切なさが滲む余韻が長く残る。久々のフィジカル作品としても嬉しく、ぜひ各地ライヴ会場で手に取っていただきたい。(西平 歩由)

Memories

Absolute area

Memories

メンバーの脱退を経てソロで再起、バージョンアップしたアブソの約3年ぶりのCD作品は、バンドという概念を飛び出し羽ばたいていくような自由さが印象的だ。1音目からキラキラしたホリデー・ムードに惹き込む「スノードームに閉じ込めて」は、持ち前のメロディ・センスと豊潤なロマンチック・アレンジが相性抜群。一方、"もう一度頑張ってみようかな"と気持ちが動いた瞬間をありのままに描いた「あの空へ」は歌詞同様サウンドもまっすぐで清々しい。そこから、チェンバロを用いたゴシックな世界観の「persona」ではワルツ調の間奏が展開されたりと、元来のバンド・サウンドの良さと豊かなアレンジの新鮮さが折り重なる全6曲。ソロだからこそ拓けた新たな可能性を明示する。(中尾 佳奈)

Around us

時速36km

Around us

2023年のアルバム発表以降、デジタル・リリースを重ねてきた時速36km。満を持してリリースした本作は、EPながら驚きのカロリーと聴き応えを携えている。テクニカルなギターと疾走するリズム、クリーンなようでザラついた独特なサウンドのテクスチャ......彼等のキャラクターを余すことなく発揮した音楽性がノンストップで先導していくなかで、仲川慎之介のトゥー・マッチなようでその実人間臭いヴォーカルがぶっきらぼうに寄り添う優しさも感じられるのが実にロックらしい。エレファントカシマシにTHE BACK HORNといった、剥き出しの歌声で手を差し伸べてくれるロック・バンドの系譜、その現在地点をスタイリッシュに描き出した力作だ。(藤村 太智)

Overseas

Yatta!

YĪN YĪN

Yatta!

"Yatta!"はこっちのセリフだ。何せ、Martin Dennyから伝来し、YMOとして結実したエキゾチカが、時代と国境を越えオランダの地で花開いているのだから。このロマンには"Yatta!"と言わざるを得ないものがある。さて、東洋の匂いやレトロな質感といったマニアック且つあけすけな作為が2026年の作品として成立しているのは、作品の骨子であるそのグルーヴの精密さゆえ。前作と比してファンクの成分はやや減退し、特に後半にかけて粘性の高い"聴かせる"展開が主張する本作は、YĪN YĪNのクレヴァーさを知るには絶好の一枚だろう。ロック・リスナー諸氏においても、ぜひこの曲芸めいたサウンドの奥に光るクラフトマンシップの冴えに触れてほしい。(藤村 太智)

Secret Love

DRY CLEANING

Secret Love

英ロンドンの4人組ポストパンク・バンド DRY CLEANINGの3rdアルバム『Secret Love』が名門レーベル 4ADよりリリース。本作の聴きどころは、緻密に設計された音の抜き差しや巧みな残響音のコントロールで表現される流麗なサウンドの変化だろう。特にTrack.7「Evil Evil Idiot」のサウンド・デザインはアルバムの中でも白眉の出来と言ってよく、ノイズと残響音が立体的に絡み合う複雑なテクスチャーにどっぷりと浸ることができる。また、これまでの彼等の作品と比べて有機的でダンサブルになったリズムが楽曲を下支えしており、バンドの肉体的な進化も感じられた。ぜひ静かな場所で一つ一つの音の移り変わりを楽しみながら聴いてほしい一枚。(水田 竜介)

How Did I Get Here?

Louis Tomlinson

How Did I Get Here?

史上最も売れたボーイズ・グループの1つ、ONE DIRECTIONの活動休止から10年、シンガー・ソングライターとして活躍しているLouis Tomlinsonがソロ3rdアルバムをリリース。ノスタルジックな手触りの、ポップスでもあり、インディー・ロックでもある絶妙なポジションでリスナーを惹き付ける彼の音楽は、UKサウンド好きにはたまらないツボを押さえている。温かみがあって、きれいに作り込みすぎていないところもいい。男性アイドルも飽和状態な昨今の音楽業界を見ると、彼のように自身の音楽的才能1本で生き残っていけるシンガーってどれだけいるんだろう? と思ってしまう。それだけ、1Dというか、Louis Tomlinsonが偉大であるということなんだけれども。(山本 真由)

Coalesce

SECOND HARBOUR

Coalesce

カナダの3ピース・エモーショナル・ロック・バンド SECOND HARBOURが、SharpTone Recordsと契約してデビューEPをリリース。アルバム・リリースはまだだけれど、ぽつぽつと発表してきた楽曲のクオリティの高さで、その実力が認められた形だ。まずは、その感情を揺さぶるメロディの切なさと、なんとなく日本のインディー・ロック好きにも刺さりそうなギター、ハードに打ち込むドラム、あとはとにかくヴォーカルの声がいい。瑞々しい高音とシャウトが交ざる瞬間の、ギュッてなるところ。エモ好きにはたまらないポイントだ。これはこれで4曲入りのEPとして完成されたものだけれど、まだまだ聴きたい感じがする。早くフル・アルバムを聴かせてほしい。(山本 真由)

Somebody Else

STARBENDERS

Somebody Else

グラム・ロックは音楽性の用語ではなく、華美なファッションを共通項とした70s以来続く振る舞いを指す語である。STARBENDERSの出で立ちはその点でまさしくグラム・ロックだが、シングル『Somebody Else』のパンチも、やはり負けじとグラム・ロックしている。グラム・ロックとも縁深いニュー・ウェイヴやゴシック・ロックから引用した艶やかなシンセサイザーを纏って不敵に闊歩するアンサンブル、そしてその音像を従えていかにもわざとらしくセクシーに歌われるメロディの屈強さが、その何よりの証拠だろう。MÅNESKINやTHE LAST DINNER PARTYのようにあけすけなロック・バンドが脚光を浴びる今日、STARBENDERSが飛躍する条件は十分に整っているのでは。(藤村 太智)

The Life Of A Showgirl

Taylor Swift

The Life Of A Showgirl

当時最年少でのグラミー賞受賞をはじめ、数々の記録を打ち立て、ヤング・セレブからのビリオネアとなってからも、魂をカントリー・ミュージックに置き、安定したクリエイションとパフォーマンスを続けているTaylor Swift。2025年は、初期音源の権利を自ら買い戻したことでも話題になった。今作では、前作のしっとりとした方向性を残しつつ、シンセ・ポップっぽいノリを抑えて、より大人な魅力を発揮したR&B等、さらに進化したTaylorの歌唱を楽しむことができる。お洒落で恋に生きるギャルな面と、アーティストとしての肝の据わったアティテュードの二面性を持つ彼女らしい、キュートでポップなだけじゃない、スタイリッシュでかっこいいアルバムとなった。(山本 真由)

Night Light

WHITE LIES

Night Light

Bruce Springsteenがポストパンクに傾倒し、おまけにダンサブルになったとしたら。そんな荒唐無稽なコラボレーションを、WHITE LIESは最新作『Night Light』でやってのけた。Harry McVeighの歌声は雄々しいワイルドさを獲得し、バンド・アンサンブルの比重が大きく増したことで、作品全体に広がるのはハートランド・ロックのなだらかな風景。この風景は、2025年のUKロック屈指のヒット作であるSam Fenderの『People Watching』にも通ずるものと言えるだろう。そこにシンセサイザーの怪しい眩しさやスクエアなリズム、すなわちポストパンク・リヴァイヴァルの文脈で登場したWHITE LIESの個性が確かに寄り添っている隙のなさもさすがだ。(藤村 太智)

The Singles Collection

MAROON 5

The Singles Collection

2025年2月には東京ドーム3公演をソールド・アウトさせ、その人気ぶりを改めて証明したMAROON 5。彼等のキャリアを総括する新たなベスト盤が、日本限定リリースとなった。2015年発表の『Singles』に、近年リリースされたアルバム『Red Pill Blues』(2017年)、『Jordi』(2021年)の収録曲や、デビュー・シングル「Harder To Breathe」等7曲を追加した本作は、まさに最新版にして決定版。全曲がどこかで耳にしたことがあるであろう名曲なだけでなく、ロック×ソウル/R&Bから出発し、EDMやヒップホップ等多様なジャンルを取り入れながら進化してきた歩みは、そのままポップ・ミュージックの近代史を体現しているとも言える。(菅谷 透)

Wormslayer

KULA SHAKER

Wormslayer

前作でオリジナル・メンバーのJay Darlington(Org/Key)が復帰したこともあり、近年これまで以上の創造性を漲らせているKULA SHAKERのニュー・アルバム。ここで感じられるのは、デビューから約30年というベテラン感がいい意味でほとんどない、パワフルで賑やかで彩り豊かなサウンドだ。インド音楽等、東洋的な思想に影響を受けた神秘的な響きと、それをワイルドに再解釈したサイケデリックな表現が、唯一無二のKULA SHAKERの得意分野を前面に出しつつ、且つクラシックなロック・スタイルへのリスペクトも感じられる作品となっている。落ち着いた地位には決して収まらず、自由で知的で茶目っ気もある、KULA SHAKERの魅力を再発見できる。(山本 真由)

From The Pyre

THE LAST DINNER PARTY

From The Pyre

デビュー・アルバムが世界で絶賛された、今最もホットなガールズ・バンド、THE LAST DINNER PARTYの2ndアルバムがこちら。伝統的なUKロックのマナーに則りつつ、野心的で現代的な魅力も持った彼女たち。今作は、挨拶代わりの前作よりも、一歩踏み込んだディープな内容になっている。表現力が足りないと陳腐になってしまいそうなレトロ感、行儀良くなりすぎない程度に滲み出る育ちの良さや、嫌味のない聡明さ、それらが全て絶妙なバランスで成り立ってしまっているのがすごい。ストリングスや管楽器もふんだんに取り入れたリッチなサウンドをバックに、堂々と歌い上げるリード・ヴォーカル Abigail Morrisの年齢に合わない程の貫禄にも驚かされる。(山本 真由)

Horizons/West

THRICE

Horizons/West

スクリーモ・シーンで頭角を現し、次第にオルタナ/アート・ロックへと表現を深化させてきたTHRICE。通算12作目のアルバムは、タイトルが示す通り前オリジナル作『Horizons/East』の延長線上に位置する作品だが、その間に、スクリーモの傑作と名高い3rdアルバム『The Artist In The Ambulance』の再録盤を発表したのも影響してか、近作と比べてもヘヴィな質感が随所で存在感を放っている。ブルージーな歌声と幽玄なサウンドに轟音のテクスチャが溶け込み、前衛的なアプローチも織り込まれた作風は、これまで彼等が探求してきた音楽性の集大成と言うべき、深い衝動を湛えた成熟のロックとして結実。門外漢にも初期のファンにも新鮮に響くはず。(菅谷 透)

Deadbeat

TAME IMPALA

Deadbeat

近年ではプロデューサーとしても存在感を増している、Kevin Parkerが率いるプロジェクトの、5年ぶり5作目となる最新作。これまでサイケデリック・ロック/ポップを軸としたサウンドで人気を博してきたTAME IMPALAだが、本作では、母国オーストラリアのレイヴ・シーンに着想を得たダンス・ミュージックを大胆に展開している。R&Bやディスコからハウス、ビッグ・ビート、EDMに至るまでの系譜を再編成したかのような楽曲群は、自由でいて一貫した美意識が備わっていて、アルバム全体が一晩のパーティーを疑似体験させるような仕上がりだ。ヴォーカルとメロディ、そしてグルーヴに重点を置いたミニマルな音像が、バンド編成のライヴでどう変化するのかも期待したいところ。(菅谷 透)

The Same Old Wasted Wonderful World

MOTION CITY SOUNDTRACK

The Same Old Wasted Wonderful World

2000年代に吹き荒れたエモ/ポップ・パンクの一大旋風も今は昔。さらには、MOTION CITY SOUNDTRACKは長い休止期間を挟んでおり、アルバム・リリースは実に約10年ぶりだ。だからこそ、この『The Same Old Wasted Wonderful World』の若々しさには驚かされた。やはり見逃せないのは、かのPatrick Stump(FALL OUT BOY/Vo/Gt)が参加した「Particle Physics」。シンセサイザーと爽やかなメロディが高揚感を煽る名曲だが、本楽曲に限らずどのナンバーでも徹頭徹尾"あの頃"のワクワクと切なさが聴こえてくるのがなんとも嬉しい。「She Is Afraid」のミュージック・ビデオを見れば明白だが、いぶし銀とは程遠い、ミドル・エイジが青臭くはしゃぐ痛快さが見事な一枚。(藤村 太智)

Breach

TWENTY ONE PILOTS

Breach

母国アメリカでは、スタジアム規模の人気を誇るまでに成長したTWENTY ONE PILOTSが、前作から1年半足らずでリリースした8thアルバム。4thアルバム『Blurryface』から続く壮大なストーリーを締めくくる作品ということで、過去作のオマージュもちりばめられた集大成的な内容になっているが、最も際立つのはジャンルを自在に行き来する実験的で奔放な姿勢だ。エレクトロ・ビートに乗せたラップから、静謐なピアノとヴォーカル、そしてアリーナ・ロックの壮大なコーラスへとシームレスに変化するサウンドには、高揚感と切なく脆い感傷が同居していて、その表現力に圧倒されてしまう。だからこそシーンや年代を問わず多くの人々の心を掴んできたのだろうし、全米1位という結果にも納得がいく。(菅谷 透)

Play

Ed Sheeran

Play

デビュー作『+』(2011年)に始まり、『-』(2023年)まで5作品にわたって続いた一連の"マスマティックス"シリーズを完結させたEd Sheeranが、ついに新たなフェーズに突入。相変わらずのキャッチーなソングライティングのセンスは健在ながら、今作はより幅広い音楽的要素を取り入れ、ポップ・ミュージックの限界を押し広げたような意欲作だ。彼のルーツの1つでもあるアイルランドのフォーク・ミュージックや、インド、ペルシャ等のエキゾチックで個性的なサウンドも取り入れ、多彩な表現にチャレンジしている。またそういったある種の変わり種に加え、ヒップホップやR&B、ソウルのモダンなスタイルにも手を伸ばし、貪欲なまでの音楽的好奇心に満ち溢れた作品が完成した。(山本 真由)

Hickey

ROYEL OTIS

Hickey

"FUJI ROCK FESTIVAL '25"への出演も記憶に新しい、シドニー出身のインディー・ポップ・デュオ ROYEL OTISの2ndアルバム。繊細なヴォーカルとジャングリーなギターで紡ぐ、爽やかな諦観が滲んだスタイルは健在な一方、サウンドは過去作と比較して重厚でリッチなものに。時折顔を覗かせるドリーム・ポップ的な柔らかさには、2人の表現力の躍進が感じられる。タイトなリズムで進行する楽曲はどれも3分前後とコンパクトにまとまっており、次々に身近なメランコリーを切り取るアルバムとしてのテンポの良さは秀逸だ。JOY DIVISIONとネオ・アコースティックを接続した「Car」を筆頭に、インディー・ファンには堪らないささやかな佳作の並んだ一枚。(藤村 太智)