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COLUMN

Lucky Kilimanjaro maotakiの"一食入魂"【最終回】

2025年10月号掲載

Lucky Kilimanjaro maotakiの"一食入魂"【最終回】

こんにちは、Lucky Kilimanjaroのmaotakiです。
このコラムでは全国ツアーで出会った飲食店を紹介してきました。私事ながら、このたび産休・育休をいただくことになり、しばらく各地を回ることができなくなるため、今回が最終回となります!

8月末に行われたSWEET LOVE SHOWER 2025が活動休止前最後のライブでした。フェス最終日のFORESTステージのトリを飾らせていただき、ライブ終了後には記念撮影も撮らせていただけて!この光景絶対忘れたくない~~;;と思って目に焼き付けようと、恐らくずっときょろきょろしてたと思います。たくさんの方にパワーをもらったので、きっとパワフルなダンシングベイビーを産めることでしょう。というか産みます。


さて最終回。どのエリアのどのお店を選ぼうかと迷いましたが......灯台下暗し、私たちのホーム・東京のお店を紹介できていませんでした!今回は私が人生で一番通っていると言っても過言ではないお店を紹介させていただきます。

神保町 うどん 丸香

神保町に居を構える、讃岐うどんのお店です。
通っていた大学があったりリハーサルスタジオがあったりすることから、もう何年も通っています。神保町には魅力的なお店がたくさんあるので、いろんなお店に浮気もしましたが、結局ここが一番落ち着くわ〜と戻ってきてしまう実家のような存在です。

かけうどん・きつねうどん・わかめうどん・釜玉うどんなど、基本のうどんは楽しめると思います。今気付いたけど、多分通常メニューは制覇しているな、私。
麺のコシが強くのどごしがあり、食べ応え抜群。咀嚼するたびに感じる小麦の風味。透き通ったいりこ出汁はしっかりめで深い味わい。
お店の人気は釜たまカルピスバターでしょうか。卵とバターと黒胡椒で、まるで和のカルボナーラみたいなおしゃれな味覚です。しかし私はシンプルにうどんの味を楽しみたい勢なのであまり頼まず。


私個人としましては、圧倒的に丸天うどんをリピートしています。手作りの丸天は具材が日替わり。おすすめは「きくらげ」と「ねぎ」!写真のきくらげは大ぶりでブリンブリン。丸天の生地自体も味が濃くて美味しいです。


きつねうどんも好きだなあ。うどんが見えないくらい大きいサイズのお揚げ。出汁を吸ってしみじゅわ~でとっても美味しい。温かいうどん限定なので、寒くなった時期に食べたい。

サイドメニューの天ぷらもお店の人気商品。ちくわ天(日替わり)、かしわ天(ムネとモモのセット!)、海老天と野菜天があります。どれも揚げたてでいただけて、さっくさくふわふわ。トッピングもすだちや梅干、自家製青唐辛子などがあり、慣れてきた味覚でも味変を楽しむことが可能です。


辛い物がいける人におすすめしたいのが自家製青唐辛子。私は月見山に青唐辛子のトッピングがめちゃくちゃ好きです。卵ととろろでちゅるちゅる飲むように食べられます。青唐辛子の爽やかな辛味が暑い季節にぴったりです。

これはわかめうどんに梅干をトッピングしてバングラデシュの国旗に似せたうどんです。バングラデシュうどんと呼んでいます。


ひたすらに好きなうどんたちを紹介してしまいました。丸香は行列になりがちですが、回転が速いので怯まず並んでほしい。そしてもしあなたが行った暁には、好きだったうどんを私に教えてほしい。
あ、言い忘れてました。店内では四六時中大音量でジミ・ヘンドリックスが流れています。「くーっ!大音量でジミヘンが聴きたいぜ!」って時にも丸香はおすすめです。

しばらく活動がお休みになってしまいますが、食べることは引き続き大好きなので、行きたいお店はこれからもチェックし続けます。またコラムを書かせてもらう機会があったらいいな~(チラッチラ)
短い間でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!またどこかでお会いできたら嬉しいです!

Lucky Kilimanjaro

同じ大学の軽音サークルで出会った6人で結成された、"世界中の毎日をおどらせる"をテーマに掲げるバンド。2018年にEP『HUG』でメジャー・デビュー。2020年にはメジャー初のフル・アルバム『!magination』をリリース。2025年2月に幕張メッセ 国際展示場にてワンマン開催。同公演のライヴ・アルバム『YAMAODORI 2025 at 幕張メッセ』を5月に配信。7月に新曲「はるか吠える」発表。現在全国ツアーを実施中。