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COLUMN

Lucky Kilimanjaro maotakiの"一食入魂"【第3回】

2024年12月号掲載

Lucky Kilimanjaro maotakiの"一食入魂"【第3回】

こんにちは、Lucky Kilimanjaroのmaotakiです。 今年ももうすぐ終わりですね。あっという間に感じますが振り返るとたくさんのことをやってこれた1年でした。(って毎年そんなこと言ってる気がする〜)

この記事を書いている今、ちょうど私たちの全国ツアーが山開きしたところです。初日は金沢。ありがたいことに今回もソールドアウト公演でした!満員のEIGHT HALL、最高潮の盛り上がりで本っ当に幸せな時間でした。そしてマジのガチで暑すぎた。

ライブ後はカロリー消費でお腹がぺこぺこになります。ぺこぺこの仲間たちを引き連れて大好きなお店に行きました。

金沢 アロス
ライブ会場であるEIGHT HALLからも程近い、飲食店街の木倉町にあるスペイン料理屋さんです。遅い時間は予約が取れないので、空いてたらラッキーって感じです。私が訪れるのは今回で3回目。アロスはお酒の進む料理ばっかりで、量もたっぷり!今まで2人でしか来たことがなく、あまりいろんな料理を食べられておらず。この日はメンバーを連れて5人で訪れたので、いろいろ食べまくるぞ!という気概でした。

ハモンセラーノ。スペインの世界三大生ハムのうちのひとつです。原木から1枚ずつ丁寧に削ってくれます。豚肉の濃い旨みと適度な脂感、食感も程よくあり、これまたスペインのリンゴ酒、シードラと相性が抜群です。

続いてじゃがいものスペイン風オムレツ。じゃがいもと玉ねぎがゴロゴロ入ったオムレツです。にんにくとマヨネーズが効いたアリオリソースと合わせて食べたらもうお酒が止まらんです。メンバーもお気に入りとのこと。(ニッコリ)

こちらはアロス名物のひとつである白子入り塩ダラのピルピル。にんにくとオリーブオイルで塩ダラを煮込んだ料理なのですが......

このようにパンに乗っけていただきます。意識が飛びそうになるくらいの美味しさなのですが、これは罪じゃないんですか......!?にんにくのパンチと白子のクリーミーさが絶妙。美味しすぎ。

そしてシカのアサード。炭火で火を通し、上に岩塩をぱらり。柔らかいけれど脂身は少なく、この歳になり脂身がキツい私でもぱくぱく食べられちゃいました。添えてあるタスマニア産の粒マスタードがプチプチと美味しいです。

香箱ガニのリゾット。このビジュアルに一同歓声が沸き起こりました。香箱ガニは北陸の名物ですね。11~12月しか水揚げされない、今しか食べられない蟹さんです。いつもお腹いっぱいになってしまい、これまで食べられていなかったリゾット。初めての経験でドキドキしながら食べると、その美味しさに卒倒しそうになりました。甲殻由来の出汁がガッツリ効いていて最高。蟹の身たっぷりで外子と内子も入っているので食感も最高。もしかすると2024年で一番美味しかった一皿かもしれない!

他にもちょいちょい頼んだのですが文字数の関係上ここまで。あとは直接行って食べてみてください!なんと言ってもパエリアが美味しすぎた。今年はもう時期が終わっちゃうので、ぜひ来年の冬に食べてみてね。来年もいっぱい美味しいもの食べるぞ〜!

Lucky Kilimanjaro

同じ大学の軽音サークルで出会った6人で結成された、"世界中の毎日をおどらせる"をテーマに掲げるバンド。2018年にEP『HUG』でメジャー・デビュー。2020年にはメジャー初のフル・アルバム『!magination』をリリース。2024年7月にEP『Dancers Friendly』、10月にEP『Soul Friendly』を配信し、現在、幕張メッセ公演を含む[Lucky Kilimanjaro presents. TOUR "YAMAODORI 2024 to 2025"]を開催中。