Japanese
Lucky Kilimanjaro
Skream! マガジン 2020年01月号掲載
2019.11.23 @渋谷WWW
Writer 荒金 良介
東京を拠点に活動する通称ラッキリことLucky Kilimanjaro。今年は6月から"世界中の毎日をおどらせる"をテーマに据え、4ヶ月連続でシングルを発表し、それらをまとめた2nd EP『FRESH』を10月にドロップした。バンドが勢いづくなかで初のワンマン・ライヴが決行され、この日のチケットも4ヶ月前にはソールド・アウトしたそうだ。
SEが流れると熊木幸丸(Vo)、大瀧真央(Syn)、松崎浩二(Gt)、山浦聖司(Ba)、柴田昌輝(Dr)、ラミ(Per)のメンバー6人が姿を見せ、「風になる」で本編スタート。爽快なエレクトロ・ポップを鳴り響かせ、場内を温めていく。それから"踊る準備はできてますか?"と熊木が呼び掛けると、「Fire」、「新しい靴」とダンサブルな曲調を投下。スラップ・ベースを導入した「Burning Friday Night」に入ると、フロント5人が横にステップを踏みながら演奏を繰り広げ、松崎のギター・ソロも曲調を華やかに彩る。それからオシャレな「Favorite Fantasy」を皮切りに、ピースフルな「Everything be OK」、ラップ調のヴォーカルを交えた「Beautiful」、煌びやかなライティングとマッチした「Thunderbolt」とエレクトロ色強めのナンバーでも観客を揺さぶっていく。
ここでMCを挟み、熊木がメンバーに休日に何をしたいか尋ねる。"フェラーリ乗って温泉に行きたい"とラミが答えれば、"お酒を飲んでゲームしたい"と大瀧がそれに続き、"お家デートの素敵な曲"ときれいに熊木が繋げ、次は「Sweet Supermarket」を披露。何気ない日常こそ大切という歌詞に浮遊感に富む鍵盤の音色が溶け合い、キラキラしたドリーミーな空気を作り上げていた。
そして、「初恋」、「Purple Dancer」と、エモーショナルな感情をカラフルなサウンドに包んでピールしたあとは、大人っぽいイントロを配した「Hottest Lover」をプレイ。一語一語、丁寧に紡ぐ甘い歌声に聴き惚れると早くもライヴは後半に突入だ。パッと目の前が明るくなるような高揚感を運んでくる「SuperStar」に入ると、熊木が"一緒に歌ってよ!"と呼び掛け、手を上げてジャンプする人たちが増えていく。その活気にハウス・ミュージック調の「HOUSE」が油を注ぎ、シンガロング&ダンシングと場内も次第にヒートアップ! ポジティヴな輝きに満ちた「FRESH」では観客も横に手を振り、会場の一体感はさらに高まるばかりであった。
"2020年3月に新しくアルバムを出します。タイトルは「!magination」。すべて新曲。今地獄のスケジュールです(笑)!"と熊木から嬉しいお知らせがあり、さらに、5月には初の東名阪3ヶ所のワンマン・ツアーの開催も発表され、これにはファンも大喜びの様子だ。その後「ひとりの夜を抜け」、「Do Do Do」で本編を締めくくり、アンコールにも応えてくれたラッキリはいきなり新曲を披露してくれた。"350ml Galaxy"という曲名で、この日初めてやるのだという。これがまたノリのいい曲調で、熊木も踊りながら楽しそうに歌う姿が印象的だった。ラストは「君が踊り出すのを待ってる」を解き放ち、ハッピーなヴァイブスを会場全体に行き届かせ、初のワンマン公演は大成功のうちに幕を閉じた。
2019年も怒濤に駆け抜けたラッキリは来年、より多くの人たちを巻き込んで身も心も踊らせた挙げ句に、出会った人すべてを笑顔に変えるバンドへと邁進するに違いない。これからも期待したい。
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