the paddles柄須賀皇司の"おかんの口から生まれました" 第4回
2025年07月号掲載
皆様やっぴ〜!今年の春は涼しくて数年ぶりに春っぽ〜いと思ってたのに急に暑くなって、どこに怒りポイントがあるかわからないややこしい上司みたいな気候!ぷりぷり!ということでこの記事を執筆しているのは季節の変わり目、梅雨前線がいつしかの阪神タイガースの自力優勝の如く消えたり復活したりしているような時期。そしてまさにレコーディングの真っ只中で歌詞を山盛り書いて〆切に追われている状況です。とても追い込まれている人間から生まれるものとは思えない冗長な書き出しを乗り越え今日の本題、今回は僕の作詞についてお話ししようと思いマングース。では、いってみよん!
■作詞は最後
僕はいわゆる曲先と呼ばれる作曲スタイルで、作詞が一番最後です。その理由のひとつは、先に歌詞以外を決めることで言葉数に制約とリズムが生まれるから。リズムに合わせるなら10文字、みたいに、歌うことが可能な文字数を物理的に絞ることによって、作文的な歌詞を脱却していい余白がある歌詞になります、たぶん。もうひとつの理由は、作曲の過程で楽曲に対するイメージや言葉が浮かぶから。いわゆる"共感覚"といわれるもので、「なんとなく紫っぽい」とか「結婚式っぽい」的な。そこから連想して「ブルーベリーやなあ」とか「結婚式ってプロポーズやん」とかで歌詞を書き始めてます。マジで。まとめるに、最後に歌詞を書くことで、制約とヒントがたくさん手札にある状態で書けるっちゅーわけです。
■作詞意識の改革と『予測変換から消えても』
続いて作詞の中身について(こっちのほうがみんな興味ありそう)ですが、実はそんなに歌いたいことはないタイプです。その代わり喋りたいことは多いので言いたいことを喋って消化しないように最近はなるべく我慢して歌にしてます(これでも)。そんな僕の作詞は2022年リリースの『予測変換から消えても』以前と以後でその中身が大きく異なります。マジで予測変換(曲名ばり長いので以下予測変換と記す)、パドルズのキリスト的存在。予測変換リリース前は、大人への抵抗ばっかり歌って、そんなに恋愛や友達のことは歌ってなかったです。その代わりノンフィクション100%。別にそれまで友達いなかったわけでもないし恋してなかったわけじゃないんだからっっっ。ほいで予測変換リリース当時は銀行で働き始めて1年くらい経っていて、アフターファイブの限られた制作時間の中で生み出す数少ない楽曲を、どうやったらもっと聴いてもらえるかを考えた時に、真っ先にブラッシュアップするべきだと思ったのが歌詞だったんですね。その結果、ノンフィクション100%で歌詞を書き切るよりも、1%の歌いたいことを際立たせるためなら、それ以外の99%はフィクションでいいじゃんと思うようになり、かなり割り切って作詞をし始めた1曲目、歌詞にインパクトがあってなおかつパドルズっぽさがある曲に仕上がったのが予測変換だったというわけです。最初は「さすがにやりすぎちゃう」みたいな感じでメンバーにも反対されたもんねぇ。ええ思い出です。そういう意味で予測変換はキリストの誕生的な、僕自身の作詞意識を大きく変える楽曲となりました。
ということで今回は作詞のお話でした。前回の「ふざけます」という告知を大きく裏切る空前絶後の真面目回。そして作詞したてほやほやの配信シングル『夏の幻』が2025年7月4日にリリースされております。作曲中に「緑っぽい〜」と思ったのでジャケットは緑。本稿を踏まえて再度聴いていただくとまた新たな発見があるかも、知らんけど。ばい&びー⭐
the paddles
2014年に高校の軽音楽部内で前身バンドを結成、2017年にthe paddlesとして活動開始した大阪 寝屋川発のバンド。2019年、初の全国流通盤となる1stミニ・アルバム『EVERGREEN』、2024年12月に2nd EP『オールタイムラブユー E.P.』を発表。2025年2月に渡邊剣人(Dr)加入を発表。7月4日にデジタル・シングル「夏の幻」リリース。7月18日、24日には自主企画"余白を埋める -CLUB QUATTRO編-"を東阪にて開催する。
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