Japanese
the paddles
Skream! マガジン 2025年04月号掲載
2025.02.25 @LIVE HOUSE FEVER
Writer : フジジュン Photographer:オガワタクヤ
"もう1つ、ずっとみんなに言いたかった重大発表。今日をもって、the paddlesにドラム 渡邊剣人が加入します"
柄須賀皇司(Vo/Gt)がアンコールで、7月に自主企画イベント"余白を埋める -CLUB QUATTRO編-"を東京、大阪のCLUB QUATTROで開催することを発表した後、サポート・メンバーとして参加していた渡邊が正式加入することを発表すると、新生the paddlesの誕生に立ち会った観客が拍手と歓声でお祝いした。
昨年12月にリリースした2nd EP『オールタイムラブユー E.P.』を掲げ、全国10ヶ所を回った[the paddles "ふたり分の命がひとつになって生まれる愛の塊ツアー"]ファイナル公演が、新代田LIVE HOUSE FEVERで行われた。柄須賀が自らオファーしたという盟友たちと対バンを繰り広げてきたこのツアー。ファイナルの対バンはbokula.だ。
超満員の会場に登場し、「涙ばっかのヒロインさん」でライヴを始めるや、力強くのびのびした歌と演奏で観客を魅了したbokula.。MCではthe paddlesとのエピソードを語り、"最悪の先輩"と憎まれ口を叩きながら、愛してやまない先輩の大事な舞台を盛り上げるべく、全力のステージングでフロアを沸かす。
"俺にはあれ程優しさに溢れたラヴ・ソングは書けないかも知れないけど、自分の大事にしてるものや大事にしてる人のことを歌います"と、えいの気持ちのこもった弾き語りで始まった「バイマイフレンド」で終盤戦に突入。大合唱が起きた「愛してやまない一生を.」でクライマックスを生んだbokula.のライヴは、"最悪の先輩"への十分すぎる程の愛で溢れていた。
転換時にメンバーが仕事で遅れてリハができてないことを告げ、リハ代わりに数曲を演奏するという、なんともカッコつかないが、そのおかげもあって本番前から観客との共闘感が生まれていたthe paddlesのライヴ。"あんたたちに愛を歌いに来ました"と柄須賀が告げて「プロポーズ」で本編が始まると、優しく温かい歌声と演奏が会場を包む。
続く、「永遠になればいいのに!」では、渡邊と松嶋航大(Ba)の力強く正確なビートを後ろ盾に、柄須賀がアグレッシヴな歌と演奏で魅せる。早くも定番曲になっている感のあるこの曲。"永遠になればいいのに!"の掛け声を観客が合わせ、会場に一体感が生まれる。持ち前の人懐っこさと巧みなライヴ運びで、軽快に駆け抜けた前半戦。「WARNING!」の激しい演奏に拳が上がり、フロアが熱を帯びる。
MCではbokula.との仲の良さを話し、"間違いなく今回のツアーが過去最高だったなと本当に思ってます"と振り返った柄須賀。感傷的な歌声で観客の心をガッチリ掴んだバラード「ワンスター」、フロアの熱量を急上昇させた「倦怠モラトリアム」とツアーで磨き上げた新曲たちを軸に、ライヴ定番曲も惜しみなく披露した。
遠回りかも知れないけど必要だったこれまでの時間を振り返ると、そこで出会った仲間たちへの感謝を告げ、"これから先もずっとずっとついてきてほしいと心から思ってます"と伝えた柄須賀。"素直に言葉で伝えられなかったから、不器用だからこそ書けた曲"と披露した「ブルーベリーデイズ」でライヴは終盤戦へ。本編ラストは「愛の塊」を投下。会場中の心が1つになった"愛の塊"を生み、ツアーを締めくくった。
アンコールでは冒頭の通り"余白を埋める"の開催を発表し、"the paddlesのアンセムみたいな曲"と「余白を埋める」を演奏。続いて、渡邊の正式加入を発表すると、"剣人と初めて作った新曲をやります"と「25歳」を初披露した。新しい始まりとそこに込めた覚悟を感じる新曲を堂々とした歌と演奏で魅せた3人。大盛り上がりのフロアを指し、"剣人見えてるか? これがお前がやりたいと望んだバンドや!"と柄須賀が叫んだ胸アツシーンに、"いいバンドだなぁ"と改めて思ったし、新たな一歩を踏み出したthe paddlesの明るい未来が見えた。

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