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INTERVIEW

Japanese

グッドモーニングアメリカ "八王子天狗祭2016" 座談会

2016年10月号掲載

グッドモーニングアメリカ "八王子天狗祭2016" 座談会

グッドモーニングアメリカ企画フェス"八王子天狗祭2016"(通称:ハチテン)が11月5日にエスフォルタアリーナ八王子にて初開催される。すでに出演アーティストはすべて発表されており、今から楽しみに待っている人も多いことだろう。今回はその中からTOTALFAT、KEYTALK、THE WELL WELLS、Rhythmic Toy World、Halo at 四畳半からメンバーをひとりずつ迎え、グッドモーニングアメリカとの出会いや爆笑エピソードなど、ざっくばらんに語ってもらった。これを読めば、さらにハチテンに対する期待が高まることは間違いナシ!

グッドモーニングアメリカ:渡邊 幸一(Gt/Cho) たなしん(Ba/Cho)
Halo at 四畳半:白井 將人(Ba)
Rhythmic Toy World:内田 直孝(Vo/Gt)
KEYTALK:小野 武正(Gt/MC/Cho)
TOTALFAT:Shun(Vo/Ba)
THE WELL WELLS:09 THE WELL WELL(Ba/Vo)
インタビュアー:荒金 良介

-今回はグッドモーニングアメリカ(以下:グドモ)主催によるフェス"八王子天狗祭2016"(以下:ハチテン)の開催を目前に控え、その出演アーティストに話をうかがえればと思い集まってもらいました。最初にグドモとの出会いからそれぞれ話を聞かせてもらえますか?

渡邊:付き合いが一番古いのは、TOTALFATになるのかな。

たなしん:TOTALFATがいなかったら、グドモは成り立ってないからね。僕がベースを始めたきっかけが、このベース君(Shun)ですから。

09:未だに"ベース君"って呼ばれてるもんね(笑)。

Shun:もとを辿れば、東京小金井にある中央大学附属高校に入学したのがすべての間違いの始まりだもんね(笑)。

たなしん:ははは、人生がそこで全部決まったからね。"なぜバンドを始めたんですか?"ってよく聞かれるけど、絶対にTOTALFATの名前は出てくるから。

Shun:俺が高校に入ったときにBunta(TOTALFAT/Dr/Cho)と知り合って。私服OKの学校だったから、好きなバンドのTシャツを着て通っていたんですよ。そこでたまたま俺がベースを持っていたから、Buntaが俺の名前を知るよりも先に"ベース君"と呼んだのが始まりですね。

09:えっ、グドモの話ではなく、ベース君の由来の話!?

Shun:はははは。で、TOTALFATを結成して、高校2年生のときにたなしんと同じクラスになって、隣のクラスに(渡邊)幸一がいて。最初は俺らのライヴを観に来てくれる同級生の仲間みたいな感じでした。毎日、昼休みとかにずっと音楽の話をしてて。

そうなんですね。

Shun:高校生のころは情報に枯渇してたし、ネットもまだそこまで普及してなかったから。自分たちの足でライヴハウスに行ったり、毎日ディスクユニオンに通ったりして。

渡邊:国立のディスクユニオンによく行ったね(笑)。すげぇ懐かしい!

Shun:俺はたなしんや幸一よりも早くイケてるバンドを発見したくて。それでELLEGARDENの「Bare Foot」(2001年リリースの1stシングル表題曲)を聴いたときは、"なんて日だ!"と思って。

渡邊:衝撃を受けたよね。TOTALFATはNOFXのコピーをやってて、俺らも洋楽ばかり聴いてたけど、ベース君がELLEGARDENを持ってきたときに、ほんとに"なんて日だ!"と思ったもんね(笑)。

Shun:で、音楽の趣味が合う者同士が文化祭でバンドを組む流れから、TOTALFATとグドモはスタートしてるからね。

-なるほど。

09:僕が高校2年生のころはHi-STANDARDのコピバンをやってたんですよ。当時、僕らの世代の高校生がめちゃくちゃ盛り上がってて、高校生のイベントで200人ぐらいお客さんが集まってましたからね。