Japanese
グッドモーニングアメリカ
Skream! マガジン 2016年01月号掲載
2015.11.27 @日本武道館
Writer 荒金 良介
大きな到達点であり、重要な通過点であり、それ以上にグッドモーニングアメリカというバンドの生き様に感動せずにはいられなかった。
"挑戦 㐧七夜 "というタイトルをつけた初の日本武道館公演が遂にやって来た。開演前にたなしん(Ba/Cho)はアニメ"ドラゴンボール"の孫悟空の声優である野沢雅子、プロレスラーの大仁田厚、体操選手の池谷幸雄に頼みごとをするシーンがスクリーンで繰り返し流され、果たしてそれは今日実現するのかと、観客をドキドキさせる。そして開演早々、孫悟空のナレーションが始まり、たなしんはなぜか体操着姿に新体操で使うリボンを振り回し、会場内から登場。まずは特訓を積んだ成果をここで披露する。武道館のステージにはマットが用意され、たなしんは鮮やかにバク転を成功させた。前代未聞のオープニングを経て、金廣真悟(Vo/Gt)、渡邊幸一(Gt/Cho)、たなしん、ペギ(Dr/Cho)の4人が揃い、「拝啓、ツラツストラ」で本編開始。
武道館に彼らの歌と演奏がじわじわ響き渡るだけですでに感慨深いものがある。「キャッチアンドリリース」、「光となって」を終えると、渡邊が"ずっと夢に描いていた武道館!"とMCし、周囲に対する感謝の気持ちを述べる。続く「コピペ」に入ると、ライヴハウスかと見紛う熱気が渦巻き、観客も手を挙げて楽曲に身を投じている。「inトーキョーシティ」の一体感みなぎるバンド・アンサンブルも良く、次は「ウォールペーパーミュージックじゃ踊りたくないぜ」へと繋ぐ。突き抜けるサビの高揚感、煌びやかなギター・ソロといい、求心力の高い楽曲だ。自然と観客からハンドクラップが起き、武道館をひとつに束ねていた。
金廣がアコギに持ち替え、「コールアップ」では抑揚のある歌声を壮大に響かせる。「そして今宵は語り合おう」の後半ではステージ背面が星空一色になる仕掛けが施され、観客はケータイの光を翳し、武道館全体が満天の夜空と化した。"泣きそうになったわ"と金廣が思わず零すほど感動的なシーンだった(※たなしんがメンバー3人を驚かすためにやったドッキリ仕掛け)。中盤過ぎにたなしんは、"武道館なので、特別なファイヤーをやりたい"と言い始め、大仁田厚に交渉したが、スケジュールの都合がつかなかったことを詫びたあと、聴き覚えのある入場テーマ曲「Wild Thing」が流れる。すると、大仁田本人が現れ、ここで"ファイヤー!"の大合唱とともに派手にパイロも打ち上げられた。
それから「アブラカタブラ」、「だけど不安です」とアッパーな曲調を畳みかけ、観客も一緒になって歌い上げた「友よ」に移行する流れも実に良かった。しっとり聴かせたあとは再び熱く盛り上げる。「ディスポップサバイバー」ではMV同様、ステージに"相撲ダンサーズ"がずらりと勢揃いし、生ダンスを披露する。楽曲もグドモらしいポップでロックなナンバーだけに、ライヴでも格段に映えていた。
「ファイティングポーズ」、「餞の詩」を演奏したあと、金廣は紆余曲折だったバンド・ヒストリーを回顧する。曲を作っても誰にも認めてもらえない。だけど、ひとつひとつ積み重ねてきた。今まで出会った人たちのおかげで、メンバーみんな感謝の気持ちでプレイしている。動員は満足いく形ではなかったので、大成功とは言えない。もっともっといい景色を見せたかった、と素直な気持ちを吐露した。正直、そこまで赤裸々に語らなくてもいいのにと思った。けれど、目の前の高い壁にぶつかって、乗り越えられなかったら嘘偽りない言葉を綴る。その泥臭い人間味があってこそ、周りは応援したくなるし、彼らの楽曲に惹きつけられてしまうのだ。
「イチ、ニッ、サンでジャンプ」で本編を締め括ると、アンコールではファンのリクエストに応える形で「アカクモエテイル」をプレイ。残り2曲は「STAY WITH ME」、「未来へのスパイラル」でビシッと幕を閉じた。メンバーも言っていたけれど、何かに向って挑戦し続ける姿勢こそがグドモなのではないか。綺麗事ばかりではないけれど、絶対諦めない心を持ち続け、前に進み続ける大切さを今日のライヴから教えてもらった。"記録"ではなく、間違いなく"記憶"に残る武道館公演だった。最高の景色だったよ。
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