Japanese
ラックライフ
2016年11月号掲載
Member:PON(Vo/Gt)
Interviewer:秦 理絵
ラックライフのリリース・ラッシュが止まらない。メジャー・デビューからおよそ半年で、早くも3枚目となるシングル『風が吹く街』が完成。聴く人の胸を打つ渾身のバラード曲「名前を呼ぶよ」、軽やかに心躍るポップ・ソング「初めの一歩」に続く今作は、"これぞロック・バンド!"と言うべき衝動を詰め込んだ快心のロック・ナンバーとなった。さらに、カップリングには自分の周りにいる人たちへの幸せを心から願う「journey」と「デイルニハ」という2曲のラヴ・ソングを収録。今回のインタビューも、バンドを代表してヴォーカルのPONに話を訊き、なぜラックライフは"みんなの幸せ"を歌い続けるのか、その理由を掘り下げた。
-ここ最近のライヴで印象に残ってることはありました?
"MINAMI WHEEL"かなぁ。
-入場規制だったそうですね。
リハが始まるときからもう入場規制やったんです。今まで出てたのは、中心のライヴハウスからちょっと離れた大きめの場所が多かったんですね。でも今年は久しぶりに中心のライヴハウスやったんです。そしたらもうパンパン。いつものライヴと同じつもりで出たんですけど、やっぱりサーキット・イベントは違いますね。
-お客さんも他の会場に行かずに、わざわざ選んで来てくれるわけですしね。
そうなんです。トリやったんで、"大丈夫かな?"と思ってたんですよ。裏でミセス(Mrs. GREEN APPLE)やってんで? アルカラはいいの? イナ戦(THE イナズマ戦隊)観に行かな、みたいな(笑)。でも、始まる前からすごかったですね。
-となると、デビュー前に比べてバンドを取り巻く状況の変化を感じますか?
単純に観に来てくれる人は増えてるし......なんて言うんですかね、今までとは待ってくれてる感が違う気がするんですよ。インディーズでやってたころは待ってくれてる感というより、一緒に生きてる感があったんです。お客さんとすごく近しい距離で、物販も自分たちでやって、ちゃんと会話をして、"また遊びに来てやー"とか言うてたのが、今は物販にも立たんくなったから、お客さんとの会話ができなくなってしまって。ステージでしかお客さんと会えなくなるっていうのが、自分にとって逆にプラスやったなと思ってるんです。ライヴの30分とか40分の間でしか自分の想いを伝えることができひん。そうなったら、よりいっそうお客さんの顔を見るようになったんです。今までもめちゃめちゃ見てたけど、できるだけ隅っこの人まで行き届くようにとか、そういう意識になりましたね。
-ライヴハウスでお客さんと直接コミュニケーションを取るのもいいことだけど、アーティストとしては正しい距離感を保つことも大切ですよね。
だから変化の半年間やったかなぁっていう感じはしますね。
-7月に前作のシングル『初めの一歩』を出したときには、"もう曲のストックがない"って言ってましたけど、早くも新しいシングルですね。
残りわずかなストックからなんとか引っ張り出してきました(笑)。もともとアルバムのつもりで作ってたんですけど、急遽タイアップが決まったのでシングルにしました。
-今作は、メジャー・デビュー・シングル(2016年5月リリース)の表題曲「名前を呼ぶよ」に続く、アニメ"文豪ストレイドッグス"のエンディング曲。2クール連続でアニメのタイアップが決まるのは嬉しいですよね。
それだけ認めてもらえてるんやって思うと、めちゃめちゃ頑張れますよね。すごく嬉しかったです。メジャーの一発目でチャンスをもらって、それが次に繋がってよかったなっていう気持ちもありつつ、やっぱりプレッシャーはありましたね。
-「名前を呼ぶよ」はバラードでしたけど、今回は力強いロック・サウンドになっていて。曲調はアニメ・サイドからのリクエストだったんですか?
それがまったくなかったんですよ。前回もリクエストは"バラードでお願いします"ってことだけだったんですけど。今回は"よろしくお願いします"だけ(笑)。なんでもいいのかぁとか考えながら、改めて原作を読み返して、ヒント探しから始めました。
-どんなヒントを見つけたんですか?
大切な人からもらった言葉で、自分の人生が変わっていくみたいなストーリーが描かれてたんです。そういうことは、振り返ってみたら自分の人生でもいっぱいあったんちゃうかなって思ったんですよね。自分がめちゃくちゃしんどいときに、お客さんが"今日のライヴ、楽しかったです"っていい顔をして帰ってくれるだけで、"俺、もっと頑張らなあかん"って震えるような気持ちになったりとか。そういう言葉に、その瞬間だけじゃなくて、今でも思い返して救われたりする。それを歌にしていきました。
-今までに言われて、忘れられない言葉ってどういうものがありますか?
歌うのが嫌になったときに、シンガー・ソングライターの先輩が"PONはあんまり深く考えずに、思ったことをちゃんと歌えば、それがPONになるから大丈夫やで"って言ってくれたこととか。あとは、初めて作ったCDをおばあちゃんに聴いてもらったときに、バンドのこととか全然わからないなかで、頑張って孫を褒める言葉を探してくれて。"あんた、歌が上手やなぁ"って言ってくれたこととかですね。
-いい話ですね。Track.1「風が吹く街」では、そういう想いを"何度も思い出しては/心で繰り返してる"と歌ってるわけですね。
今言っただけじゃなくて、そういう場面が日常的にたくさん転がってたんですよね。誰かと生きてる以上、それはみんなあるんやろうなと思います。
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