Japanese
ラックライフ
2016年08月号掲載
Member:PON(Vo/Gt)
Interviewer:秦 理絵
ラックライフと"スポ根アニメ"が絶妙の組み合わせだと思うのは、筆者だけではないはずだ。聴き手の人生に寄り添い、明日への道しるべとなる歌をずっと届け続けるラックライフ。彼らが5月にリリースしたメジャー・デビュー・シングル『名前を呼ぶよ』に続き、早くもリリースする2ndシングル『初めの一歩』はTVアニメ"チア男子!!"のために書き下ろした疾走感溢れるエール・ソングとなった。なぜ、ラックライフはこんなにも変わらずに普遍を歌い続けられるのか? 10年に渡りバンドのソングライターとして曲を生み出し続けるPONに話を訊いた。
-2ndシングルなのに"初めの一歩"ってデビュー曲みたいなタイトルですね(笑)。
そうなんです。最近ライヴのMCで今作の告知をするんですけど、"「初めの一歩」っていう曲ができました。ラックライフ的には二歩目なんですけどね(笑)"とか言ってるんですよ。結構面白いつもりなんですけど、意外と微妙な反応で。全然ウケてないんです(笑)。
-メジャー・デビューから1ヶ月ぐらい経ちますけど、実感はありますか?
デビュー前とあんまり変わらないですね。でも周りがすこぶる喜んでくれたので、それだけでもデビューできてよかったかなと思ってます。今はこれから先のことで頭がいっぱいなんです。5月に出したメジャー・デビュー・シングル『名前を呼ぶよ』が完成して"わー! やっとメジャー・デビューだ"って言ってるときに、今回のTVアニメ"チア男子!!"のタイアップの話をいただいたんです。そこから制作に入ったので、メジャー・デビュの感動に浸る暇もなくバタバタでしたね。
-「初めの一歩」(Track.1)はTVアニメ"チア男子!!"のオープニング主題歌への書き下ろしですけど、疾走感のあるロック・ナンバーになりましたね。
"チア男子!!"はスポ根アニメなんですけど、まず"明るい曲が欲しい"ってアニメ・サイドのリクエストがあったんです。テンポ感はミドルかアップ・テンポで、ノリやすくてみんなで声を出せる曲とか。それで僕も原作を読んで、ストレートで明るくて、ハッピーでキラキラしてるような曲を作りたいなと思ったんです。けど、明るいミドル・テンポって下手をすると何の引っ掛かりもない曲ができてしまうというか。どういうふうに原作の"ザ・青春"みたいな感じを出すか苦労しましたね。
-聴かせてもらった感じだと「初めの一歩」はミドル・テンポというよりも、わりとアッパーで勢いのある印象だったんですけど......。
この曲は最終的にテンポを速くしたんです。もともとハッピーで明るいミドル・テンポを目指してたから"俺めっちゃ得意やな"と思って作り始めたんですけど、自分の中で作品とのフィット感をなかなか得られなかったんです。キラキラ感が足りなかったというか。今までも何回かタイアップの書き下ろしは作ってきたんですけど、初めてズレを感じたんです。試行錯誤したんですけど、どうしてもうまくいかなくて。そしたら"テンポを上げたら?"っていう提案があって。最初は"何を言うてるんや?"と思ったんですけど(笑)、それがハマッたんです。
-テンポを上げただけで求めていたキラキラ感が出てきたという感じ?
そうなんです。テンポでこんなに覆されるのは発見でしたね。それもBPMを1とか2上げるんじゃなくて、一気に8も上げるなんて考えもしなかった。"あ、こっちが正解やな"って思いました。だから自分たちの中で固まってもうたイメージがあると、ほんま視野って狭くなるんやなって。他の人の意見って大切やなと思いましたね。
-なるほど。ちなみに"チア男子!!"のテーマになってる"チア"ってちょっと馴染みがないスポーツですけど、チアガールの男子版なんですってね。
僕もそんな文化があることを知らなかったんですけど、めっちゃスポーツなんですよね。ここで僕がチアについて熱く語るのも違うんですけど(笑)。チアってミニ・スカートを履いて、ポンポンを持って、"ヘイ!"みたいなイメージかなと思ったら、"バチバチ踊るやん! 跳ぶやん!"という感じで、やってることは他のスポーツと変わらん練習の積み重ねなんですよ。そういうのを読んで、誰かと何かを目指すみたいなところを曲のテーマにしたいなと思って。チームでやるところに焦点を合わせて書いていきました。
-"チア男子!!"の原作はオファーをいただいてから読んだんですか?
お話をいただいた日に借りて帰りました。原作の小説と少女漫画が4巻まであって、先に漫画を読んだんです。面白くて最後の方で泣いてしまって。小説もすごく分厚いんですけどサクッと読めました。登場人物がめちゃめちゃまっすぐなんですよ。僕は学生のころ6年間バスケをやってたんですけど、そういうことも思い出したし、みんなで一丸となって何かを起こすという意味ではバンドと一緒やなと思ったんですよね。
-サビでは"僕らはもうひとりじゃない"っていうフレーズがあるけど、それも"誰かと一緒に何かをやる"というところに共感できたから出てきたんですね。
最近はタイアップの話をいただいて原作を読むたびに"バンドも一緒やな"と思うんですよね。結局バンドって人と一緒に何かをやることじゃないですか。人と一緒に生きることがバンドなので。たぶんこれから先どんな物語を読んでも、バンドと同じ部分を見つけて共感できるんちゃうかなと思います。
-じゃあ歌詞は取っ掛かりもあってスムーズに書けたんじゃないですか?
さくさくと書けましたね。今回は主人公の男の子(坂東晴希)が"友達に誘われてチアを始める"というエピソードからヒントをもらって書いたんです。自分にとってそういうのは何やったかな?って考えたら、小学校4年生のときに友達と図書室で"SLAM DUNK"を読んで"これめっちゃヤバない?"ってバスケを始めたこととか、同じクラスで後ろの席やった大石(Dr)に誘われて初めて軽音部に行ったことなんですよ。でも、そういう一歩目はなかなか自分ひとりやと踏み出せへんかったりする。謎の......女子がトイレに誘い合うみたいな感じですよね(笑)。それとはちょっと大事さが違うかもしれないけど、誰かと一緒やから生まれるものが絶対にあるんです。
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