Japanese
PENGUIN RESEARCH
2018年09月号掲載
Member:生田 鷹司(Vo) 神田 ジョン(Gt) 堀江 晶太(Ba) 新保 恵大(Dr) 柴﨑 洋輔(Key)
Interviewer:沖 さやこ
今年の7月に初の日比谷野外大音楽堂でのワンマン・ライヴをソールド・アウト、大成功を収めたPENGUIN RESEARCH。彼らがTVアニメ"ゾイドワイルド"の挿入歌とエンディング・テーマを両A面に置いたシングル『WILD BLUE / 少年の僕へ』をリリースする。作品をリリースするたびに、そしてライヴを重ねるたびにバンドのグルーヴを高めている彼ら。今回のインタビューでは野音ワンマンの話題やライヴの側面から、新作や現在のバンドのモードを探っていった。
-日比谷野外大音楽堂でのワンマン・ライヴ"PENGUIN GO YAON"(7月8日に開催した"PENGUIN RESEARCH LIVE 2018 「PENGUIN GO YAON -ペンギンゴーヤオン-」")はどんな1日になりましたか?
新保:楽しかったですね。今までは熱量を込めたシリアスなライヴをしていたんですけど、野音(日比谷野外大音楽堂)は野外だし、お祭りみたいなライヴをコンセプトにしたので、個人的にはそれがハマりました。
堀江:ステージに上がった瞬間から直感的に"あぁ、今日はいい日になるな"と思ったし、その印象のままにライヴができました。あと......これは終わってから聞いたんですけど、野音の売店には、何十年も働いている店員さんがいて。その人がバラシの最中にスタッフさんに"すごくいいバンドだね~!"と言ってくれたらしいんです。そういう人が言ってくれるなら、信じてもいいかなと。
-それは嬉しいですね。あとのお三方はいかがでしたか?
生田:僕は普段以上に緊張してしまって......(笑)。ステージに上がったあとも楽しい気持ちと緊張が半々くらいでした。でもパッと客席を見たら太陽がみんなの顔を照らしていて、みんなが楽しんでいる表情が見えたんです。そのときに"ライヴは観に来てくれるみんなと一緒に作るものだよね! 一緒に楽しい時間作ろうぜ!"と嬉しくなって、緊張がふっと取れて不安も吹き飛びました。終わったあとに"野音はいいところだな"と思いましたね。一体感も生まれやすいし、みんなで駆け抜けた最高の1日でした。
柴﨑:鷹司さんの言うように、野音はお客さんの表情が本当によく見えるんです。普段からお客さんやメンバーの様子を見つつ、そのときの感情で演奏しているんですけど、始まった瞬間から見えたみんなの楽しそうな表情に、"こっちも思いっきり楽しもう!"と思いましたね。すごくいいライヴになりました。
神田:野音は憧れの地であるだけでなく、お客さんのレスポンスがそのままバン! と来て、俺らもそれでテンションが上がって......という循環がめちゃくちゃいい感じにできるので、気持ちいい場所でしたね。客席スペースが扇形で段々になっているし、日中は客席も明るいから、客席がひとり残さず見えるんです。だから終わったあとに"野音好き!"って思いました。また絶対にやりたいですし、やるだろうなと感じています。
-大きな会場が似合うバンドだと思いました。5人全員がスケールの大きな音を鳴らすし、パフォーマンスにも迫力があるので、エンタメ的パフォーマンスも華やかでしたし、5人全員見逃せないし、"どこを観ていたらいいんだろう!?"と(笑)。
堀江:ペンギン(PENGUIN RESEARCH)を組んだ当初は自惚れていたんで、硬派にいこう! と思っていたんですよ。
生田:最初は"同期は絶対使わない!"とか言ってたよね(笑)。
堀江:でもやっていくうちにそれを守ることがどんどんどうでもよくなって。硬派なパフォーマンスをすることもあるし、エンタメ的な要素を含むパフォーマンスもするし、それに対して5人全員拒否反応がない。柔軟になってきていると思いますね。そのぶん、こんなライヴをしようか? という案がいろいろ出てくるので、ひとつひとつのライヴで"今回はこういうことをしよう"とか"これとこれをくっつけてみよう"と慎重に打ち合わせをしています。
生田:ワンマンはそんな感じだね。フェスやサーキット、対バンだと"手前のバンドさんがこんな感じだったから"というのも含めて、出番直前に円陣組んで"こんなライヴにしよう"と気合を入れています。でもそのとおりのライヴになるかというとそうでもないし、ライヴは楽しんだ者勝ちだと思っているので、ひとりでも多くの人が楽しいと思ってくれるライヴをしたいなと思って歌っていますね。"楽しい"というのは感動して泣くのも、身体を揺らすことでも、どんなものも当てはまると思っているんです。僕らのライヴで心を揺さぶることができたら、楽しんでもらえたらと考えていますね。
神田:5人全員見逃せないと思ってもらえるバンドでありたいですね。メンバーそれぞれに異なる個性があると思うし、"ヴォーカル以外の名前がわからない"と言われるようなバンドには絶対にしたくない。
新保:最近はみんなが楽しめるためにはどうするか、メンバーがやりやすくするにはどうするかがライヴのテーマになってきていて。昔は"俺が前に出る!"と思ったりもしていたけど、自分が音を出すことによって、メンバーやお客さんのテンションが上がってくれたらと思いつつ......"心にいつもヘヴィ・メタルを"とは思っています(笑)。メンバーにテンションを上げられてメタル節が出てきたりもするし。いろんな方法で音を出すのが楽しいですね。
生田:俺も個性の強い楽器隊に負けないようにヴォーカル頑張ります! ライヴは音源の再現だけではなく、自分たちの今やりたいこと、今感じていることもしっかり出していきたいですね。
神田:だからとにかくライヴに来てほしい。俺らがこういう場で喋るより、観てくれた方が一発でわかると思う。みんな来い!
-(笑)間違いないです。今回の両A面シングル『WILD BLUE / 少年の僕へ』の表題曲2曲は野音で初披露してらっしゃいましたよね。それぞれTVアニメ"ゾイドワイルド"の挿入歌とエンディング・テーマになっていて、「WILD BLUE」は「近日公開第二章」(2018年1月リリースのシングル表題曲)がやんちゃになった楽曲という印象を受けました。
堀江:たしかに「WILD BLUE」も「近日公開第二章」も、がちゃがちゃしていない、シンプルなバンドの音で作った曲ですね。だから野音で演奏したときも収まりが良かった。もともと自分が小学生のころから"ゾイド"がすごく好きでアニメを観たりしていたので、「WILD BLUE」には恩返しの意味合いもあって。その当時に得たインスピレーションやイメージを曲に込められたらなと思って作っていきました。ヴォーカル以外は難しいことを何もしてないから楽ですね。
生田:この曲、めちゃくちゃキーが高いんですよ~! リハで歌うといけるかなと思うけど、あの曲には魔物が住んでいるのか......もうほんとめちゃくちゃワイルドな楽曲なんです(笑)。実際にステージで歌うごとに精神面を鍛えられている感覚があって。最近は"声が出てる出てないは関係ねぇ! やってやるぜ! 俺はワイルドだ! ワイルドにいかなきゃいけないんだ!"と叫んで――そうしたら曲と自分のハマりが良くなってきた感覚はありますね。
神田:鷹司は「WILD BLUE」をライヴで歌うときによくファルセットに逃げるんですけど、そのたびにバンドの戦闘力は上がるんですよね。"鷹司がファルセットにいったぞ! よし、よーよー(柴﨑)、俺らもいくぜ!"みたいなギアが入って燃えるんです。そういうのはライヴですごくいい作用を起こすかなと思いますね。
LIVE INFO
- 2024.04.27
-
ぜんぶ君のせいだ。/ 星歴13夜 / TOKYOてふてふ
ReN
TK from 凛として時雨
TRIANGLE 2024
People In The Box
ポップしなないで
"ARABAKI ROCK FEST.24"
BIGMAMA
SEKAI NO OWARI
ズーカラデル
KEYTALK / キュウソネコカミ / ポルカドットスティングレイ ほか
セックスマシーン!!
SAKANAMON
原因は自分にある。
BACK LIFT
リュックと添い寝ごはん
Base Ball Bear
SCANDAL
岡崎体育
the engy
豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL
Johnnivan
スカイピース
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
Novelbright
Amber's
THE YELLOW MONKEY
Ado
SPENSR
- 2024.04.28
-
ASP
眉村ちあき
ASH DA HERO
ポップしなないで
TRIANGLE 2024
SAKANAMON
ザ・クロマニヨンズ
People In The Box
"ARABAKI ROCK FEST.24"
SEKAI NO OWARI
ぜんぶ君のせいだ。/ 星歴13夜 / TOKYOてふてふ
The Ravens
Omoinotake
THE BOYS&GIRLS
MAIZURU PLAYBACK FES.2024
いきものがかり
MYTH & ROID
愛はズボーン
SCANDAL
超能力戦士ドリアン
忘れらんねえよ
"JAPAN JAM 2024"
ハシリコミーズ
礼賛
にしな
Ado
Laughing Hick
- 2024.04.29
-
ReN
fox capture plan
岡崎体育
TRIANGLE 2024
小山田壮平
ザ・クロマニヨンズ
シノダ(ヒトリエ)
リュックと添い寝ごはん
私立恵比寿中学
ゆいにしお
Creepy Nuts
眉村ちあき
ASIAN KUNG-FU GENERATION / THE ORAL CIGARETTES / Vaundy ほか
moon drop
MAIZURU PLAYBACK FES.2024
Age Factory
the shes gone / Ivy to Fraudulent Game / ドミコ / パスピエ ほか
ぜんぶ君のせいだ。/ TOKYOてふてふ / Not Secured,Loose Ends ほか
The Ravens
愛はズボーン
"JAPAN JAM 2024"
Novelbright
超能力戦士ドリアン
ヤユヨ
Poppin'Party × MyGO!!!!!
- 2024.04.30
-
I Don't Like Mondays.
シノダ(ヒトリエ)
藤巻亮太
君島大空
山内総一郎(フジファブリック)×斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN/XIIX)
フラワーカンパニーズ
- 2024.05.01
-
I Don't Like Mondays.
神はサイコロを振らない
ハンブレッダーズ
忘れらんねえよ
Rhythmic Toy World
アカシック
GRAPEVINE × Hedigan's
- 2024.05.02
-
サカナクション
君島大空
Novelbright
神はサイコロを振らない
ゆいにしお
Maki
- 2024.05.03
-
I Don't Like Mondays.
サカナクション
古墳シスターズ
フレデリック / 04LimitedSazabys / キュウソネコカミ / BLUEENCOUNT ほか
ぜんぶ君のせいだ。/ TOKYOてふてふ / 弐ノ名 ほか
忘れらんねえよ
"JAPAN JAM 2024"
清 竜人
ザ・クロマニヨンズ
VIVA LA ROCK
RAY
いきものがかり
- 2024.05.04
-
Machico
KiSS KiSS
ExWHYZ
"OTODAMA'24~音泉魂~"
ビッケブランカ
KEYTALK / THE BACK HORN / THE BAWDIES / FLOW ほか
SCANDAL
岸田教団&THE明星ロケッツ
フィロソフィーのダンス
ドレスコーズ / 特撮 / 小林私 / 月蝕會議 ほか
halca
"JAPAN JAM 2024"
ずっと真夜中でいいのに。
VIVA LA ROCK
- 2024.05.05
-
go!go!vanillas
I Don't Like Mondays.
古墳シスターズ
ExWHYZ
愛はズボーン
Machico
"OTODAMA'24~音泉魂~"
ザ・クロマニヨンズ
ユプシロン
ASP
ぜんぶ君のせいだ。/ TOKYOてふてふ / 星歴13夜 ほか
JYOCHO
SEKAI NO OWARI
"JAPAN JAM 2024"
BiS
ずっと真夜中でいいのに。
VIVA LA ROCK
- 2024.05.06
-
I Don't Like Mondays.
愛はズボーン
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
小山田壮平
ヒトリエ
挫・人間
ぜんぶ君のせいだ。
SHAKALABBITS
夜の本気ダンス
SEKAI NO OWARI
ヤングスキニー
SCANDAL
かりんちょ落書き
VIVA LA ROCK
- 2024.05.08
-
礼賛
I Don't Like Mondays.
WANIMA
MOROHA
KALMA
Ryu Matsuyama
神はサイコロを振らない
cadode
- 2024.05.09
-
I Don't Like Mondays.
超能力戦士ドリアン
礼賛
アカシック
センチミリメンタル
ZAZEN BOYS
ハンブレッダーズ
白昼堂々踊レ人類
神聖かまってちゃん
神はサイコロを振らない
- 2024.05.10
-
夜の本気ダンス
超能力戦士ドリアン
Creepy Nuts
BREIMEN
フレンズ
Base Ball Bear
WANIMA
AIRFLIP
Tempalay
KALMA
ACIDMAN
ヤユヨ
渡會将士
崎山蒼志
Novelbright
a flood of circle
ZAZEN BOYS
四星球
感覚ピエロ
tricot
the dadadadys
LEGO BIG MORL
- 2024.05.11
-
愛はズボーン
SEKAI NO OWARI
LONGMAN
夜の本気ダンス
Tempalay
ヤユヨ
小山田壮平
KALMA
ハンブレッダーズ
TK from 凛として時雨
フルカワユタカ(DOPING PANDA)× 荒井岳史(the band apart)
ASP
ASH DA HERO
FINLANDS
Base Ball Bear
ぜんぶ君のせいだ。
tacica
SCANDAL
ヤバイTシャツ屋さん
"OSAKA METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2024"
ExWHYZ
センチミリメンタル
ハシリコミーズ
The Ravens
a flood of circle
People In The Box
SAKANAMON
ザ・クロマニヨンズ
Rhythmic Toy World
白昼堂々踊レ人類
THE BAWDIES
ネクライトーキー
Amber's
"SWEET LOVE SHOWER SPRING 2024"
THE BOYS&GIRLS
ホリエアツシ(ストレイテナー)/ 田島貴男 / とまとくらぶ ほか
- 2024.05.12
-
愛はズボーン
私立恵比寿中学
SEKAI NO OWARI
LONGMAN
TK from 凛として時雨
WANIMA
ASP
The Ravens
SCANDAL
岡崎体育
ヤバイTシャツ屋さん
"OSAKA METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2024"
KiSS KiSS
THE BAWDIES
the quiet room
FES☆TIVE
tacica
ヒトリエ
フラワーカンパニーズ
SAKANAMON
ザ・クロマニヨンズ
フルカワユタカ(DOPING PANDA)× 荒井岳史(the band apart)
MYTH & ROID
AIRFLIP
メメタァ
BiS
ネクライトーキー
ゆいにしお
"SWEET LOVE SHOWER SPRING 2024"
BIGMAMA
井上竜馬(SHE'S)✕藤井怜央(Omoinotake)/ Jane Jade(藤原さくら✕優河)ほか
RELEASE INFO
- 2024.04.27
- 2024.05.01
- 2024.05.02
- 2024.05.03
- 2024.05.04
- 2024.05.05
- 2024.05.06
- 2024.05.07
- 2024.05.08
- 2024.05.09
- 2024.05.10
- 2024.05.15
- 2024.05.17
- 2024.05.22
- 2024.05.29
- 2024.05.31
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
BREIMEN
Skream! 2024年04月号