Japanese
PENGUIN RESEARCH
Skream! マガジン 2019年06月号掲載
2019.05.03 @柏PALOOZA
Writer 蜂須賀 ちなみ
PENGUIN RESEARCHの全国ツアー"Penguin Go a Road 2019「なぜ決闘なのか」"。その初日公演が5月3日、柏PALOOZAで開催された。以下のテキストでは同公演の模様をレポートする。バンドは現在ツアーの真っ只中。ネタバレは最小限に留めるが、一部演奏曲のタイトルを表記しているため、今後の公演に参加予定の方はご注意を。
チケットは即日ソールド・アウトとなったため、LINE LIVEにてライヴの一部が急遽生中継されたこの日。場内は満員状態で開演前から高揚感に包まれていたが、バンドの演奏が始まると、それを数段上回るほどの熱気が生まれた。空気をビリビリ震わせるような迫力あるバンド・サウンドに、アクロバティックなメロディ・ラインの数々。そのうえ1曲目から早速5人それぞれのプレイヤビリティを堪能できる場面があったため、フロアのテンションは上昇していく一方だった。オーディエンスのジャンプによって床は絶えず揺れている。"歌え!"と生田鷹司(Vo)が両腕を広げると、馬鹿デカい歌声がステージへ飛んできた。そんなファンの様子を受け、"初っ端から(みんな)全力で、俺らどうしようかと思ったよ!"と笑う生田。ステージの上も相当暑いらしく、最初のMCに入った時点でメンバーの髪は汗で濡れていた。
バンドが熱量の高い演奏をすれば観客がそれにリアクションをし、その歌声や歓声の大きさに触発されたかのように演奏がさらに勢いづいていく。そのような好循環によってライヴのハイライトはどんどん更新されていった。この日バンドは、ライヴでは初披露となった5月22日リリースのニュー・シングルの表題曲「決闘」も含む十数曲を披露。シングルのレコ発ツアーであるため、おそらくセットリストを組むときの自由度が高かったのだろう。演奏曲の中にはワンマンでやるのは久しぶりだと紹介された曲もあり、イントロが始まるや否やフロアから喜びの声が上がるような場面も少なくなかった。
それでもやはり「決闘」の存在感には目を引くものがあった。凄まじい勢いで鳴らされるバスドラをはじめ、各楽器が唸りを上げるなか、重厚なバンド・サウンドを生田のハイトーンが突き破る。ツアー初日らしい前のめりさも感じられるバンドの演奏に観客の歌声が加勢。シングルの発売に先立ってデジタル・リリースやMVの公開も行われていたためだろうか、驚くほど曲が身体に入っている。「決闘」をきっかけにバンドがさらに活気づき、それ以降の楽曲がエネルギッシュに生まれ変わっていたことも特筆しておきたい。その点も含め、「決闘」はライヴに欠かせない曲として今後育っていきそうだ。
終盤で生田が"みんな、音楽好き? ライヴ好き? PENGUIN RESEARCHのこと好き? 自分自身のこと好き?"と質問したとき、"イェーイ!"と答えるオーディエンスの声が、"自分自身のこと好き?"に対してだけ若干音量が小さかったことと、それに対し、生田が"こんな最高なライヴができるお前らと俺らならなんだってできるし、どこへだって行けると思うんですよ!"と語り掛けていたのも印象に残っている。このバンドのファンはなんて正直なのだろうと思ったし、その正直さを全肯定してみせるバンドの姿が眩しくてしょうがなかったからだ。この日のように互いを曝け出し、真正面からぶつかり合うような関係性が、今後も各地で築かれていくことだろう。ツアー・ファイナル="Penguin Go a Road 2019 FINAL「横浜決闘」"は8月10日、横浜文化体育館にて。
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