Japanese
BRADIO
Skream! マガジン 2014年11月号掲載
2014.10.05 @TSUTAYA O-Crest
Writer 山口 智男
ソールド・アウトで迎えた"~Swipe Times tour 2014~ FINAL ONEMAN SHOW!!"。9月5日の新潟公演から7月9日にリリースした2ndミニ・アルバム『Swipe Times』をひっさげ、BRADIOは全国13ヶ所を回ってきた。
"Ladies and gentlemen! Are you ready, Funky People!?"
その集大成とも言えるライヴは歓声と笑い(!?)が入り混じる中、アフロヘアーが自慢の真行寺貴秋(Vo)による掛け声とともに『Swipe Times』のオープニングを飾る「ハートビートを打ち鳴らせ」で始まった。フロントに立つ3人が軽快にステップを踏みながら演奏するファンキーなロック・ナンバー。サビの四つ打ちのリズムと"オーオー・オッオオー"というコーラスに体が自然に反応する。そこから間髪入れずに「Take Me Higher」「Abracadabra」とアップ・ビートな曲をたたみかける頃には早くも熱気とともに大きな盛り上がりが生まれていた。
『Swipe Times』を聴き、BRADIOのライヴを観ることができる日を心待ちにしていた。それは彼らのライヴはとても楽しいものに違いないと予想できたからだが、実際こうしてライヴに足を運んでみると、もっと作りこんだエンターテインメントなショーになるんじゃないかという予想とは若干違って、この日、メンバーも"かっこつけてやろうと言ってたけど(苦笑)"と言っていたように、エンターテインメントに徹しようと思いながら徹しきれないメンバーの人柄も含め、楽しめるものになっていたところが逆によかったと思う。
その意味では、3曲目の「Abracadabra」を歌い終わったところで、"Funky party people"とキャラを作って、ファンに語りかけた真行寺がファンの熱気に圧倒され、素に戻ってしまったあたりから、いい塩梅に肩の力が抜け、いい流れが生まれたように思うが、ファンもそのへんをちゃんとわかっているようで、真面目なことを喋っているにもかかわらず、なぜか絶妙に着地点がずれる真行寺のMCに対して爆笑で応え、いつしか会場は和気藹々としたアットホームな空気でいっぱいになっていた。
もちろん、それはファルセットを交える真行寺のソウルフルな歌と、それぞれに個性を主張しながらもしっかりと歌を支える楽器隊の3人のタイトな演奏がばっちり決まってこそ成立するものだが、その点でもこの日、彼らはシーケンスによるホーン、ストリングスも交え、熱度満点のパフォーマンスでファンの気持ちを鷲掴みにした。
音源化されていない「Thanks」のアコースティック・セットを挟んでからの後半はアフロヘアーのカツラをかぶった各メンバーによるソロ・コーナーからスタートするというワンマンならではの演出も交えつつ、珠玉のという言葉がふさわしいバラードの「雨恋」、そして"人間その気になれば、なし得ないことは1つもない"という想いを込め、全員で両手をぐるぐる回しながら踊った「Overnight Superstar」で本編は終了。その「雨恋」の胸を打つ素晴らしい歌声を聴いてしまうと、前半の歌はやや堅かったんじゃないかという気もしたが、それは本人たちが1番わかっているに違いない。
アンコールでは11月19日に両A面シングル『オトナHIT PARADE/Step In Time』をリリースすることとその1ヵ月後の12月19日、シングルのリリースにともなう"大人達よ、遊べ~HIT PARADE TOUR〜"のツアー・ファイナルとして渋谷WWWで再びワンマン・ライヴを行うことを発表して、会場を沸かせると、早速、「オトナHIT PARADE」を披露して、波に乗っているバンドの姿をダメ押しで印象づけたのだった。"日本武道館を本気で目指している"なんて言葉もメンバーの口から飛び出したが、誰もがハッピーな気持ちになれるこんな楽しいライヴができるBRADIOのことだ。ひょっとするとひょっとして。武道館はともかく、もっともっと大きなステージで彼らのライヴを観てみたいと思った。
- 1
LIVE INFO
- 2025.12.07
-
ぜんぶ君のせいだ。
崎山蒼志
キュウソネコカミ
MOSHIMO
moon drop
ポルカドットスティングレイ
凛として時雨
BLUE ENCOUNT
AIRFLIP
OKAMOTO'S
sumika / マカロニえんぴつ / Kroi / ズーカラデル ほか
NANIMONO
Nikoん
怒髪天
Devil ANTHEM.
ACIDMAN
eastern youth
小林私
ポップしなないで
石崎ひゅーい
UVERworld
優里
秋野 温(鶴)
LACCO TOWER
OAU
the telephones
BIGMAMA
フラワーカンパニーズ
9mm Parabellum Bullet
PENGUIN RESEARCH
トゲナシトゲアリ × RAISE A SUILEN
- 2025.12.08
-
ザ・クロマニヨンズ
BLACK COUNTRY, NEW ROAD
RAY × きのホ。
ドラマチックアラスカ
PACIFICA
シベリアンハスキー
雨のパレード
never young beach
- 2025.12.09
-
キュウソネコカミ
天女神樂
ザ・クロマニヨンズ
FRANZ FERDINAND
BLACK COUNTRY, NEW ROAD
ドラマチックアラスカ
TENDRE
PACIFICA
Galileo Galilei
Dios
ザ・シスターズハイ
ストレイテナー
PEDRO
モーモールルギャバン
- 2025.12.10
-
PACIFICA
Galileo Galilei
山本彩
東京スカパラダイスオーケストラ × HEY-SMITH
くるり
豆柴の大群
森 翼
Wez Atlas
すなお
ストレイテナー
BLACK COUNTRY, NEW ROAD
- 2025.12.11
-
MONOEYES
あいみょん
東京スカパラダイスオーケストラ × HEY-SMITH
山本彩
オレンジスパイニクラブ
BIGMAMA
ポルカドットスティングレイ
そこに鳴る
The Ravens
FRANZ FERDINAND
- 2025.12.12
-
Hump Back
VII DAYS REASON
Chimothy→
崎山蒼志
LiSA
Another Diary
凛として時雨
TOMOO
Nikoん
BIGMAMA
PENGUIN RESEARCH
moon drop
ねぐせ。
私立恵比寿中学
くるり
PEDRO
サカナクション / Creepy Nuts / 羊文学 / ちゃんみな ほか
flumpool
the shes gone
VOI SQUARE CAT
SAKANAMON / Broken my toybox / SPRINGMAN / KEPURA
BRADIO
ザ・クロマニヨンズ
僕には通じない
LONGMAN
- 2025.12.13
-
MONOEYES
"DUKE×GREENS presents わちゃごなどぅ -whatcha gonna do-"
ぜんぶ君のせいだ。
VII DAYS REASON
Vaundy / THE ORAL CIGARETTES / sumika / マカロニえんぴつ ほか
UVERworld
eill
フラワーカンパニーズ
LITE
DURAN
SHERBETS
清 竜人
ポルカドットスティングレイ
moon drop
Nikoん
石崎ひゅーい
吉井和哉
9mm Parabellum Bullet
Cody・Lee(李)
flumpool
東京スカパラダイスオーケストラ × HEY-SMITH
[Alexandros]
Appare!
秋山黄色
藤沢アユミ
キタニタツヤ
THE SPELLBOUND
- 2025.12.14
-
downy / toe / unripe / aieum
(sic)boy
VII DAYS REASON
LiSA
ねぐせ。
10-FEET / クリープハイプ / go!go!vanillas / Saucy Dog ほか
UVERworld
ぜんぶ君のせいだ。
Devil ANTHEM.
フラワーカンパニーズ
TOMOO
NEE
"DUKE×GREENS presents わちゃごなどぅ -whatcha gonna do-"
OAU
PEDRO
Nikoん
石崎ひゅーい
kobore / Suspended 4th / ザ・シスターズハイ / ザ・シスターズハイ ほか
鶴
SHERBETS
RADWIMPS
9mm Parabellum Bullet
PENGUIN RESEARCH
MOSHIMO
スカート
PHALUX
Bimi
ASP
22/7
古墳シスターズ
クジラ夜の街
[Alexandros]
キタニタツヤ
- 2025.12.15
-
MONOEYES
Kroi
GODSPEED YOU! BLACK EMPEROR
anewhite
山田将司(THE BACK HORN)/ 大木伸夫(ACIDMAN)/ 内澤崇仁(androp)/ 村松 拓(Nothing's Carved In Stone) ほか
TOOBOE
Mrs. GREEN APPLE
Hump Back
- 2025.12.16
-
くるり
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
優里
YOURNESS
GANG PARADE
ザ・クロマニヨンズ
GODSPEED YOU! BLACK EMPEROR
Mrs. GREEN APPLE
- 2025.12.18
-
桃色ドロシー
あいみょん
くるり
Nikoん
東京初期衝動
The Ravens
リーガルリリー
ザ・クロマニヨンズ
渡會将士
高岩 遼
カメレオン・ライム・ウーピーパイ
Homecomings
PompadollS
- 2025.12.19
-
(sic)boy
Helsinki Lambda Club
桃色ドロシー
ガラスの靴は落とさない
Nikoん
flumpool
吉井和哉
東京初期衝動
LiSA
BIGMAMA / THE BOYS&GIRLS / KALMA / オレンジスパイニクラブ / ハク。
SHERBETS
VII DAYS REASON
キノコホテル
羊文学
僕には通じない
Mrs. GREEN APPLE
BLUE ENCOUNT
- 2025.12.20
-
NANIMONO
PENGUIN RESEARCH
LACCO TOWER
RADWIMPS
ポルカドットスティングレイ
ぜんぶ君のせいだ。
The Cheserasera
flumpool
ハシリコミーズ
ZOCX
クジラ夜の街
ExWHYZ
浪漫革命
mudy on the 昨晩
"MERRY ROCK PARADE 2025"
ザ・クロマニヨンズ
Awesome City Club
LUCY
アイナ・ジ・エンド
め組
ACIDMAN
UVERworld
パピプペポは難しい
eastern youth
Mrs. GREEN APPLE
優里
- 2025.12.21
-
NANIMONO
The Biscats
桃色ドロシー
クジラ夜の街
RADWIMPS
LACCO TOWER
NEE
東京スカパラダイスオーケストラ
GLIM SPANKY
フラワーカンパニーズ
MOSHIMO
DURAN
(sic)boy
"MERRY ROCK PARADE 2025"
VII DAYS REASON
ザ・クロマニヨンズ
LiSA
齋藤知輝(Academic BANANA)
Keishi Tanaka
鶴
清 竜人25
MONOEYES
暴動クラブ
UVERworld
OKAMOTO'S
優里
- 2025.12.22
-
DOES
東京スカパラダイスオーケストラ
フラワーカンパニーズ
Kroi
FINLANDS
アーバンギャルド × 氣志團
あいみょん
RELEASE INFO
- 2025.12.07
- 2025.12.09
- 2025.12.10
- 2025.12.12
- 2025.12.17
- 2025.12.19
- 2025.12.20
- 2025.12.21
- 2025.12.24
- 2025.12.26
- 2026.01.01
- 2026.01.07
- 2026.01.09
- 2026.01.11
- 2026.01.14
- 2026.01.16
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
ザ・クロマニヨンズ
Skream! 2025年11月号
























