JapaneseOverseas
【MAN WITH A MISSION/ぜんぶ君のせいだ。 表紙】Skream!12月号、12/1より順次配布開始。バクホン、安藤裕子、Little Parade、伊東歌詞太郎のインタビュー、EMPiRE、キタニタツヤ、ビッケブランカのライヴ・レポートなど掲載
2021.11.29 12:00
Skream!マガジン12月号が12月1日より順次配布スタート。
12月号は、11月24日に約3年半ぶりのオリジナル・アルバム『Break and Cross the Walls I』をリリースしたMAN WITH A MISSIONと、同じく11月24日に7人体制初のオリジナル・アルバム『FlashBack NightMare』をリリースしたぜんぶ君のせいだ。が表紙を飾る。
その他にも、注目アーティストのインタビュー、ライヴ・レポートが盛りだくさん。また、アーティスト・コラムも好評連載中なので、ぜひゲットしてほしい。なお、ハルカトミユキによるコラム"伝言ゲーム"は12月号で最終回となっているので、お見逃しなく。
Skream!マガジン12月号掲載アーティストは以下の通り。
【インタビュー】
MAN WITH A MISSION
ぜんぶ君のせいだ。
THE BACK HORN
安藤裕子
Little Parade
伊東歌詞太郎
AIRFLIP
近石 涼
Muvidat
B.O.L.T
CODE OF ZERO
BüG-TRIPPER
【特集記事】
PICK UP! ROOKIES(ザ ドーベルマンション / KYOKO TOKYO / 中指を立てた彼女 / INC REASE)
【ライヴ・レポート】
インナージャーニー
Newspeak
BRADIO
岸田教団&THE明星ロケッツ
ぜんぶ君のせいだ。
KALMA
ビッケブランカ
WOMCADOLE
Little Parade
キタニタツヤ
EMPiRE
【アーティスト・コラム】
松田晋二(THE BACK HORN)
辻 友貴(cinema staff)
ハルカトミユキ [最終回]
下川リヲ(挫・人間)
穴見真吾(緑黄色社会)
ユメノユア(PARADISES)
あれくん
エンドウ.(月蝕會議)
12月号も、読み応え抜群の盛りだくさんな内容となっていますので、ゲットはお早めに。
全国のCDショップやライヴハウス、スタジオなどに、順次発送いたします。
なお、店舗、地域によって店着日が異なる場合がありますので、ご了承ください。
店舗の営業時間および展開状況につきましては、各店舗にお問い合わせください。
配布店舗が近くにない方や、毎号確実に手に入れたい方のために定期購読も承っております。
詳しくはこちらから。
関連アーティスト
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DON'T CRY / リグレット
DONGROSSO(MONDO GROSSO(大沢伸一)+どんぐりずによるユニット)提供の「DON'T CRY」は、ブロックごとの落差がものすごい、最高にハイになれるパーティー・チューンだ。"パリ パリ ボディ バディ パーリー パーリー ピーポー P"――難しいことは考えずに頭を空っぽにして楽しもう。爽やかなサウンドとエモーショナルな歌唱が魅力な「リグレット」は、メンバーのmayuがZineeと共作で作詞を手掛けた一曲。"今日もマジで無駄だった/秒で過去へ逃避行/もうどうなってもいっか/いや、そんなん言ってられっか"と、mayuらしさ全開の歌い出しは、聴き手の共感を誘い、鼓舞してくれる。(宮﨑 大樹)
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iD
"今のExWHYZ"を多角的に表現した作品だ。表題曲「iD」は、各メンバーの歌詞を岡嶋かな多が1つにまとめあげた一曲。自己の存在証明としてリアルな言葉で綴られた彼女たちの熱き想いが、スタイリッシュ、且つグルーヴィなサウンドの上で静かにゆらゆらと燃えている。一方でカップリング「SHOWTIME」では、表題曲とは対照的に想いの炎を激しく燃え上がらせる。こうしたステージ上でのONモードな彼女たちだけでなく、「イマジン」でOFFモードの彼女たちも感じられるところが面白い。さらに、mahoが良き別れをテーマに作詞した「goodbye」がエモっエモの名曲なのだから、これはもう隙のない名1stシングルと言わざるを得ない。(宮﨑 大樹)
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ExWHYZ(ex-EMPiRE)
ExWHYZ TOUR 2024 Futura Free+ 'Reinforce'
今年5月から7月にかけ、全国19都市20公演で行った"ExWHYZ TOUR 2024 'Futura Free'"の追加公演としてShin Sakiura(Gt/Ba/Pad)と堀 正輝(Dr/Beats)の2人をサポート・メンバーに迎えた特別編成ライヴ"ExWHYZ TOUR 2024 Futura Free+ 'Reinforce'"が映像作品化。ツアー半ばでメンバーのmayuが活動休止に入り、4人体制で成長を遂げてきたメンバーが、生演奏による有機的なダンス・ミュージックに後押しされて魅せる、120パーセントの歌唱、ダンス、表情が本作の見どころだ。特に、マイク・スタンドを使用して披露したアコースティック・バージョンの「4:00 a.m」は必見。演奏、演出、パフォーマンスが三位一体で織りなす美しいアートな世界観を堪能することができる。(宮﨑 大樹)
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ExWHYZ(ex-EMPiRE)
HOW HIGH?
ExWHYZとして初のEPには、メンバーの個性が弾ける自己紹介ラップ曲の「6WHYZ」、グループ史上最高速度のバンド・サウンドで駆け抜ける「NOT SORRY」、ハウスで踊らせる夏曲「フラチナサマー」ほか、ボーナス・トラック含め全7曲が収録された。本作は音楽ジャンルとして幅広いながらも、日本武道館ワンマンと夏ツアーを通して醸成してきた今のグループのイケイケな空気感やモードが一貫して反映されている。1stアルバムと2ndアルバムでできあがったグループのダンス・ミュージックのイメージをいい意味で壊し、彼女たちの可能性を広げたような印象だ。ボーナス・トラックとして、1stツアーから披露してきたキラーチューン「Shall We」が待望の音源化を果たしているのも嬉しいポイント。(宮﨑 大樹)
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ExWHYZ(ex-EMPiRE)
ExWHYZ LIVE at BUDOKAN the FIRST STEP
"EMPiREを解散したこと、そしてExWHYZを結成したことは正解だったのか?"――そんな問いに対する答えを証明する、グループにとっての記念碑的な日本武道館公演を記録した映像作品。バチバチの照明とVJ映像、そして極上のダンス・ミュージックを軸にした音楽で"クラブ武道館"を作り上げたライヴの模様は、映像作品として視聴しているだけでもオープニングからアドレナリン全開になるはず。ファンが歓喜したアンコールでのあのサプライズには今観ても胸が高まった。彼女たちの歌とダンスのクオリティと、顔面偏差値の高いヴィジュアルから繰り出される表情、それらを様々なアングルと距離で堪能できる珠玉の90分は、まさに眼福のひと言だ。ファン必携なのはもちろん、入門編としても推薦したい1枚。(宮﨑 大樹)
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ExWHYZ(ex-EMPiRE)
xANADU
昨年2022年11月に1stアルバム『xYZ』をリリースしたばかりのExWHYZが、早くも2ndアルバムを世に放った。本作は、ExWHYZ楽曲としては初めてシャウトを取り入れた都会的でスタイリッシュな「BLAZE」や、超重低音のドロップで全身をビリビリしびれさせる「ANSWER」ほか、前作に引き続き粒揃いなダンス・トラックを中心に構成されている。その一方で、洋楽ライクで爽やかなロック・ナンバー「FIRST STEP」のように、聴き手の意表を突く楽曲も収められ、自由度の高い作品に仕上がった印象だ。制作時期や、オーバーチュアから2曲目へシームレスに繋がる流れなど、1stアルバムと対をなす存在になっているので、2枚組のアルバムのように楽しむこともできる。太鼓判を押します!(宮﨑 大樹)
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ExWHYZ(ex-EMPiRE)
xYZ
元EMPiREメンバーにより結成されたExWHYZの1stアルバム。本作では、ライヴのSEに使用される「xYZ」から繋がる「D.Y.D」(いずれもyahyelのMiru ShinodaとKento Yamadaによるプロデュース)で、ExWHYZとはなんたるかをまずは見せつける。そこからEDMの「STAY WITH Me」でブチ上げたり、アシッド・ハウスの「Obsession」で攻めたり、バラードの「あいしてる」を挟んだりと、とにかく隙がない。全体的に大人びたメンバーの歌唱も聴きどころだ。ダンス・ミュージックをさらに特化していった本作からは、EMPiREからの進化も、ExWHYZとしての新生も同時に感じさせる。全A面アルバムと言っても過言ではない名盤だ。(宮﨑 大樹)
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ExWHYZ(ex-EMPiRE)
EMPiRE'S SUPER ULTRA SPECTACULAR SHOW
昨年2021年11月23日に開催され、即日ソールド・アウトを達成した自身最大規模のワンマン・ライヴである幕張メッセイベントホール公演が映像作品化。360°の円形ステージで、彼女たちが主軸に置くダンス・チューンにロック・ナンバー、エモーショナルなバラードが次々に展開される本ライヴには、このときのEMPiREに出せるすべてが詰め込まれている。大舞台に物怖じせず、とにかく楽しんでいる6人の表情が終始印象的だ。客席からでは観ることができなかったアングルや、映像作品ならではのカメラワークは、当日会場に足を運んだ方にとっても新しい発見の連続になるはず。グループの歴史を語るうえでひとつの転機となりそうなライヴだけに、エージェント(※EMPiREファン)必携の作品だと言えるだろう。(宮﨑 大樹)
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ExWHYZ(ex-EMPiRE)
BRiGHT FUTURE
ヘイトを撒き散らす四つ打ち高速チューン「I don't care」、ちょっと抜けているけど明るさがある、そんな憎めない人間性が出た「Hey!Hey!」、パリピ精神が顔を覗かせる「FLY! SiNG! CRY! TRY! SMiLE!」など、作詞者の個性が表れるカラフルな本作。その一方で「To continue」では"続けること"への決意を滲ませ、本作のタイトルと初MV曲でもある大切な1曲「アカルイミライ」にもリンクする「RiNG to the BRiGHT FUTURE」では、出会いと別れ、そしてその先を歌うシリアスな面も。音楽的には、ストリングスの効いたエモいロック・ナンバー「Chase your back」や、軽快なギター・リフから幕を開ける爽やかなポップス「Haggling」といったアルバムならではのジャンルの幅も持たせている多彩な作品だ。(宮﨑 大樹)
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ExWHYZ(ex-EMPiRE)
HON-NO / IZA!!
EMPiRE初の両A面シングル。イントロから攻撃力の高い「HON-NO」は、ダンス・ミュージックを基盤にロックの力強さを内包する、タイトル通りに聴き手の"本能"を呼び起こすアグレッシヴなナンバーだ。コロナ禍においても攻めの姿勢を崩さない彼女たちを象徴するようなサウンドとリリックだが、時折迷いを見せるあたりも人間臭くていい。ダンス・サウンドに特化した「IZA!!」には、三浦大知、iriらを手掛けるSeihoが初の外部プロデューサーとして参加。こちらも前を向いて進む歌詞だが、「HON-NO」とは対照的に、優しい気持ちで歩むような印象を受ける。新たな風を吹かせている、かわいらしい歌唱も聴きどころだ。まったく音像の違う2曲なのに、どちらにもEMPiREらしさを感じられる良作。(宮﨑 大樹)
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ExWHYZ(ex-EMPiRE)
EMPiRE BREAKS THROUGH the LiMiT LiVE
今年2021年1月4日に自身最大規模の東京国際フォーラムホールAにて開催されたワンマン・ライヴの映像作品。本公演の最大のポイントは、なんと言っても、持ち曲である全39曲をノンストップで駆け抜けるセットリストだろう。タイトル通り、まさに"BREAKS THROUGH the LiMiT"="限界突破"をして、現在進行形で殻を破っていく姿には胸が熱くなるし、フラフラになりながらも久しぶりにエージェント(※ファン)に会えた喜びを爆発させて笑顔を絶やさないあたりには、リスペクトさえ感じさせる。気迫のパフォーマンス、ダンス・ミュージックとロックの融合、スタイリッシュなステージ演出、現在地点のEMPiREをすべて詰め込んだファン必携の作品であり、入門編としても強く推奨したい1枚。(宮﨑 大樹)
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ExWHYZ(ex-EMPiRE)
SUPER COOL EP
開幕の「This is EMPiRE SOUNDS」は、"これぞEMPiRE!"というスタイリッシュなダンス・チューンに乗せて、彼女たちがネクスト・ステージへと向かう強気な姿勢を歌った1曲。タイトルに"EMPiRE"を冠する曲はこれで3曲目だが、自身のスタイルに確信を持った歌詞になっているあたりが感慨深い。続くフューチャー・ベース調の「SUPER FEELiNG GOOD」は、ファンが自由に踊り出すEMPiREならではのライヴの光景が目に浮かんだ。そんな"SUPER COOL"="超カッコいい"本作のラストは、EMPiREにとっての新境地となるシューゲイザーのエッセンスを加えた「ORDiNARY」。優しさと轟音のコントラストで絶妙に作品を締める。SUPER COOL!!(宮﨑 大樹)
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ExWHYZ(ex-EMPiRE)
the GREAT JOURNEY ALBUM
サビのラップで新たな扉を開いた「Have it my way」と、EDM調ながらも幻想的な情景の浮かぶ「WE ARE THE WORLD」、そして今のEMPiREのモードを反映させたように"さらなる高みを目指して/追う旅 行くさ!"とエモーショナルに歌い上げる「A journey」という、トリプル・リード・トラックを収めた2ndフル・アルバムが完成した。2019年のリリース作品では、エレクトロ、ダンス・ミュージック、ロックが融合した、ひとつの音楽の形を見いだした印象のある彼女たち。本作は、あえてその延長線には限定せず、"和"を感じさせる「きっと君と」や、キラキラしたサウンド感の「曲がりくねった道の」など、随所にチャレンジの姿勢が窺える意欲作だ。(宮﨑 大樹)
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ExWHYZ(ex-EMPiRE)
RiGHT NOW
TVアニメ"ブラッククローバー"第9クールのOPテーマ「RiGHT NOW」を表題に据えた、3rdシングルが到着。これまではロック寄りの曲、エレクトロ寄りの曲というように、ある程度色分けされていた曲が中心になっていたEMPiREの音楽(もちろんそれはそれでカッコいい)だが、前作シングルから本作への流れで、ロックとエレクトロ、ダンス・サウンドを絶妙に融合したEMPiREサウンドとでも言うべきものが確立されてきた印象を受ける。MiDORiKO EMPiREの手掛けた歌詞が初めて採用されたc/w「NEVER ENDiNG」では、"言えない気持ち"を吐き出して作品に昇華したという彼女のリアルな言葉に注目したい。12月リリースのアルバムへの期待が、否が応でも高まる1枚。(宮﨑 大樹)
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ExWHYZ(ex-EMPiRE)
SUCCESS STORY
新メンバー NOW EMPiREが加入し、勢いに乗っているEMPiREが新体制としての初作品をリリース。今の彼女たちを象徴するようなタイトルを冠した表題曲「SUCCESS STORY」は、EMPiREらしいスタイリッシュなカッコ良さと、ライヴでの盛り上がりが両立された、今までにないハイブリッドなキラーチューンに仕上がった。間奏ではダンスがフィーチャーされているため、ライヴに足を運んで耳だけでなく目でも楽しみたい。c/wの「maybe blue」はMAYU EMPiREが作詞を担当。YU-Ki EMPiREが"MAYUちゃん言葉"と称した独特なワード・センスによって紡ぎ出された言葉が、オシャレなエレクトロ・サウンドと融合し、暗めな歌詞ながらも心地よい、不思議な感覚を与えてくれる。(宮﨑 大樹)
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ExWHYZ(ex-EMPiRE)
ピアス
YUKA EMPiREのグループ脱退により現体制としては最初で最後となったシングル作品。聴き手に寄り添いつつも背中を押してくれる表題曲の「ピアス」は、TVアニメ"「FAIRY TAIL」ファイナルシリーズ"第2クールEDテーマに起用されている。心を揺さぶる感動的なサウンドとエモーショナルな歌声、別れをイメージさせる歌詞ゆえに、脱退に際して書かれた曲のようにも思えてしまうが、実はそれよりも前に制作された曲だという不思議な因果を感じさせる1曲だ。c/wの「ERASER HEAD」は、MAYU EMPiREによる作詞で、彼女自身やグループの内面が炙りだされたかのような詞世界と、EMPiREらしいエレクトロ要素の融合により、ダークでクールな彼女たちの新境地を見せている。(宮﨑 大樹)
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ExWHYZ(ex-EMPiRE)
EMPiRE originals
1stフル・アルバム『THE EMPiRE STRiKES START!!』リリースから約5ヶ月。この間にも、YUiNA EMPiREがBiSへと移籍し、新たにMAHO EMPiRE、MiKiNA EMPiREが加入し6人編成となったEMPiRE。今作は、前作でのEDM的なサウンドでコアな音楽ファンにも向けた多彩なポップ世界に加え、ライヴで映える躍動感がありメンバーそれぞれの個性をより生かした曲が揃った。「EMPiRE originals」は力強いバンド・サウンドで、新たな"EMPiRE=帝国"のオリジナルを作り出すという宣言を放つ。シリアスなだけでなく、サイケな歌詞世界と捻りある歌い方の「Dope」や、威勢のいい掛け声で走り続ける「SO i YA」など、リミッターを外しながら感情をあらわに表現する曲も加わった。短期間の間に変わりゆくEMPiREの瞬間を捉える1枚。(吉羽 さおり)
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ExWHYZ(ex-EMPiRE)
THE EMPiRE STRiKES START!!
BiSやBiSHが所属するWACKのニューカマー、EMPiREの初のフィジカル作品であるこのデビュー・アルバムは、なんとカセット・テープでのリリース。サウンド・プロデューサーの松隈ケンタが手掛ける、他グループのパンキッシュでロックな曲に対して、EMPiREはクールなエレクトロ・チューンを基調とし、抑えたビート感で聴かせる曲が多い。メンバーが作詞をした曲もあり、それぞれの今の心情やサウンドからインスパイアされたポエトリーな光景を綴っている。クールでシリアスな路線でいくのかと思いきや、お尻の着ぐるみと街を爆走するMVと共に発表された「Buttocks beat! beat!」では、クールにキメながら"お尻ペンペン~"と歌うシュールさもあって、リスナーを撹乱。今後も目が離せない。 (吉羽 さおり)
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Little Parade
感情特急
約1年ぶりとなるミニ・アルバムには全5曲を収録。軽快で賑やかな「最後の友人」では創作する日々の葛藤が滲み出ていたり、躍動感とまどろみ感たっぷりに繰り広げられる「煩悩グラインド」では、便利になっているのにどこか心が満たされないある種の現代病を描いていたりと、太志の視点を通しながらも、今を生きる多くの人たちの毎日の生活の中でふとした瞬間に湧き起こる感情や感覚に寄り添う言葉たちが、柔らかく、丁寧に紡がれている。物憂げなピアノから始まりながらも、徐々に視界が開けていくかのように景色が鮮やかに色づき、ドラマチックに広がっていく「感情ターミナル」で始まり、喪失感を抱えながらも、前に進んでいく姿を美しい歌声で紡いだ「晩秋のトロイメライ」で締めくくる流れも見事。(山口 哲生)
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Little Parade
藍染めの週末
元Aqua Timezのヴォーカル、太志が立ち上げたプロジェクト Little Parade。今年1月に発表した初のCD作品から約10ヶ月で早くも2ndミニ・アルバムが到着。楽器隊が放つグルーヴや、アコギの音を押し出したアンサンブル、そして太志が響かせる伸びやかなロング・トーンが瑞々しい景色を描いていく「風の斬り方」や、シリアスでありながらも美しさを伴った「置き去りの鉛筆」、ジャズ・テイストで渋みのある「501 with oneself」など、様々なサウンドを繰り広げているが、耳心地のいいメロディと、日常の些細な場面やモヤモヤを掬い取り、気づきや彩りを与えていく言葉たちが、彼の音楽の核にあることを改めて知る全6曲。初の自伝エッセイ"ほんとうのこと"も同封。(山口 哲生)
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MAN WITH A MISSION
XV e.p.
数々のアニメ主題歌を携えワールド・ツアーを開催する等、各地を沸かしてきた狼たちが約3年ぶりの新作『XV e.p.』をリリース。結成15周年を記念したオール新曲の意欲作だ。さらに、スケール感のあるサビとシンガロングが爽快なスタジアム・ロック「Circles」ではDJ Santa Monica(Djs/Sampling)も作曲に携わり、カントリー感を醸すノスタルジックなアコギが印象的な「whispers of the fake」ではTokyo Tanaka(Vo)が作詞作曲に参加。全4曲に"らしさ"も新鮮さも詰め込んだ。そしてボーナス・トラックには北米ツアーの熱狂を収めたライヴ音源も収録。楽曲も活動も着実にスケールアップしてきた15年の充実度をこの1枚が物語る。(中尾 佳奈)
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MAN WITH A MISSION × milet
絆ノ奇跡 / コイコガレ
アニメ"「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編"のOP主題歌として、MAN WITH A MISSIONとmiletという異色タッグが実現した「絆ノ奇跡」。「コイコガレ」は同アニメのED主題歌であり、こちらは"鬼滅の刃"で「炎」(LiSA)や劇判などを手掛けてきた梶浦由記が作詞作曲を手掛け、マンウィズと共に編曲をしたスペシャルなタッグになっている。アニメの世界観を意識し和楽器のエッセンスを用いるなど、miletのヴォーカルとの掛け合いがドラマチックな「絆ノ奇跡」が迸るバンド・サウンドが軸になっているのに対して、「コイコガレ」の梶浦×マンウィズ×miletの掛け算は新鮮。ストリングスが先頭を走り、そこにギターやそれぞれのヴォーカルが有機的に絡む。エモーショナルでいて、先の読めない緊張感も並走するヒリヒリする爆発感が妙味だ。(吉羽 さおり)
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MAN WITH A MISSION
Break and Cross the Walls Ⅱ
昨年の『Break and Cross the Walls Ⅰ』と連作となる今回。この2作で、"対立"や"衝突"から"融和"、"調和"へという普遍的とも言えるテーマを音楽で表現し、スケール感のあるハイブリッドなロック・サウンドで打ち鳴らした。世界や社会を映した大きなものとしても、またひとりの人間が成長、成熟していく過程でも響く、様々な場面でしっかりと地に足をつけて歩んでいくことやその実感を味わわせてくれる内容だ。布袋寅泰とのコラボによる「Rock Kingdom」や映画主題歌「More Than Words」、アニメ主題歌「Blaze」他タイアップ曲もあるが、一貫して底通するものがある。バンドのこのブレなさが、曲やサウンドの底力にもなっている。そのスピリットを形にしたアルバムだ。(吉羽 さおり)
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MAN WITH A MISSION
Wolf Complete Works Ⅶ ~Merry-Go-Round Tour 2021~
2021年12月に横浜、名古屋、大阪の3都市で開催された、約2年ぶりとなるアリーナ・ツアーより、横浜アリーナ公演2日間を収録した映像集がこちら。初日と2日目、それぞれ17曲が収められ、大ボリュームで、初期の楽曲が中心となった初日と2013年から最新楽曲までが披露された2日目と、マンウィズのこれまでの歴史を振り返るような内容となっている。気合の入ったパフォーマンスや迫力のある演出だけでなく、ユーモアたっぷりの面白動画もしっかり収録。メンバーそれぞれを絶妙なアングル(笑)でとらえたカメラ・ワークで、様々な視点から楽しめるのは映像作品ならではだが、メンバーの高揚感からは再び動き出す世界へのポジティヴな感情も伝わるし、フロアの熱量も臨場感満載だ。(山本 真由)
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MAN WITH A MISSION
Break and Cross the Walls I
約3年半ぶりのオリジナル・アルバムとなる今作は、2作連続リリースの第1弾。「Remember Me」や「Change the World」などの重厚感があってドラマチックな、これぞマンウィズという曲から、「yoake」やタイトル曲など新たな扉を開いてバンドのスケール感を広げていく曲など全14曲が収録された。そのサウンドスケープの原点にあるのは、初めてロックに触れたときの痺れるような感覚だろう。その身体を貫いた興奮や恍惚感を何度でも味わうように、音楽の探求や自己の探求がより深く続いている。爆裂なサウンドから、緻密なディテールを重ね描きこんだ小宇宙的サウンドなど、手法はそれぞれだが、音楽の中心にある衝動感や熱量に心を掴まれる内容になっている。続く作品への期待も高まる。(吉羽 さおり)
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MAN WITH A MISSION
Merry-Go-Round
士気が上がるような、あるいは唱えることで自分にエンジンをかけるようなポジティヴなシンガロングで始まる表題曲。Kamikaze Boy(Ba/Cho)とJean-Ken Johnny(Gt/Vo/Raps)による曲で、骨太なビートにベースが暴れまわるダイナミックなバンド・アンサンブルに、ストリングスがさらなる厚みを加えるサウンドが強力だ。メリーゴーランドから湧くのはポップなイメージだが、曲が進むごとにうねりを帯びて、そのパワーとグルーヴの遠心力で、途方もない場所に連れていくような曲になっている。昨年の3ヶ月連続シングルからのEP、そして6月にリリースしたシングルとハイペースで、良質な曲を作り上げてきている現在。その充実度に、先に見据えるだろう作品への期待が急角度で上がってくる。(吉羽 さおり)
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MAN WITH A MISSION
INTO THE DEEP
タイトル曲は、これまで何度かタッグを組んだ中野雅之(BOOM BOOM SATELLITES)と共同アレンジ。バンド・サウンドとテクノ、エレクトロ・ミュージックのミックスはマンウィズにとって新しいものではないが、今回はより有機的な融合を果たしていて、互いが衝突した爆発感をパッケージしたというより、継ぎ目なくシームレスで、新たな生き物の鼓動がある。五感を研ぎ澄ませた臨戦態勢で機を狙うような、スリリングな曲となっており、そのゾクゾクする緊張感が彼らのロック・ミュージックの地平をさらに切り拓く曲になりそうだ。全曲にタイアップがあり、ドラマチックな映画挿入歌「Perfect Clarity」、NHK「みんなのうた」に決定している「小さきものたち」とバンドの枠も広げるシングルになった。(吉羽 さおり)
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MAN WITH A MISSION
MAN WITH A "BEST" MISSION
結成10周年を記念した、メンバー選出によるベスト盤は、代表曲や、最新シングルから「Change the World」と「Rock Kingdom feat. 布袋寅泰」の全17曲を収録。2011年に発表されブレイクスルーのきっかけとなった「FLY AGAIN」や、ドラマ主題歌として広くリスナーを獲得した「Remember Me」、TAKUMA(10-FEET)をフィーチャーした「database」や中野雅之(BOOM BOOM SATELLITES)プロデュース曲「Hey Now」、その他ライヴでのキラーチューンが揃う。力のあるロック・バンドだと証明してきた10年。そして様々なジャンルを内包し、繊細さとダイナミズムを兼ね備えた王道たるロック・ミュージックを更新し続ける彼らの歩みが凝縮された1枚だ。(吉羽 さおり)
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MAN WITH A MISSION
MAN WITH A "B-SIDES & COVERS" MISSION
ドキュメンタリー映画の公開に始まり、アニバーサリー・イヤーの企画が目白押しのMAN WITH A MISSION。リリース3部作第1弾は、B面曲とカバー作品集。自身の映画主題歌で、大合唱に士気高まる新曲「The Victors」が1曲目を飾り、MR. BIGカバーや10-FEETのコラボ・アルバム収録曲、和田アキ子カバーなどと、シングルのカップリングならではのコアで、狼のバックボーンがより垣間見える曲が一堂に集まった。「ワビ・サビ・ワサビ」は哀愁が練りこまれた直球のパンクであり、FARのギタリスト Shaun Lopezとの「Mr. Bad Mouth」、「The Anthem」は鋭いエッジをモダンに昇華したポスト・ハードコアの香りが濃い。バンドの奥行きを知る1枚だ。(吉羽 さおり)
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MAN WITH A MISSION
MAN WITH A "REMIX" MISSION
結成10周年を記念した3部作第2弾のリミックス・アルバム。Jagz KoonerやSLUSHII、Ken Ishii、石野卓球らが手掛けた全12曲を収録。新たな曲としては、上田剛士(AA=)による「Take Me Under」と、"Hero's Anthem"と題した「FLY AGAIN」のニュー・リミックスが加わった。前者は、これぞAA=というアプローチでのっけからミニマルで攻撃的なデジタル・ノイズが鳴り響き、メロディを生かしながらも新次元の曲へ。また後者はコーラスやシンガロングをまとってライヴのボルテージを封じ込めたようなミックスに。キャッチーで、印象的なリフやフレーズ感といった武器が多い原曲だからこそ、素材としてのポテンシャルも高い。マンウィズの強みを再確認するリミックスだ。(吉羽 さおり)
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MAN WITH A MISSION
Remember Me
5thアルバムから1年を経た6月現在も、同作を引っ提げ国内外を巡るロング・ツアー中であるマンウィズ。後半は初のアリーナ・ツアーであり、地道に活動すること9年で本人たちも予想だにしなかった光景を目にしているという。そして今作「Remember Me」はフジテレビ月9ドラマの主題歌に決定である。いったいどこまで行くのだろう。希望に満ちて、高揚感とエネルギーに溢れたこのロック・チューンを聴けば、突き進む彼らの道になんの迷いもないことが伝わってくる。好きな音楽、マニアックな志向は変えることなく、そのスケールを大きくしていく気概が詰まった曲だ。先行配信された「Left Alive」、「FLY AGAIN 2019」なども収録され、アルバム以降の晴れやかな第一声となった。(吉羽 さおり)
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MAN WITH A MISSION
Chasing the Horizon
前作『The World's On Fire』からの深化を見せ、さらなる境地へと踏み込んだ5thアルバム。1曲目は、人間と人工知能の能力が逆転するシンギュラリティ(技術的特異点)を歌う「2045」。パワフルなビートで、新次元に恐れることなく自分の可能性を信じることが歌われる曲でアルバムは幕を開け、不穏なトーンのリフが印象的な「Broken People」へ雪崩れ込む。キッチュなガレージ・パンクと相反するインダストリアル・サウンドが衝突したようなこの曲があるかと思えば、美メロのバラード「Please Forgive Me」、そしてMWAMの王道をアップデートした「Break the Contradictions」など、音楽性は幅広く、その挑戦をしなやかなバンド感で昇華している。既発曲も作品の彩りとなっており、音の地平はどこまでも広い。(吉羽 さおり)
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MAN WITH A MISSION
WELCOME TO THE NEWWORLD
轟音ギターリフを中心に、ダンサブルなサウンドがグルーヴ! オープニングナンバーの「DON'T LOSE YOURSELF」からいきなり、高揚感がヤバいです。ロックテイストありパンキッシュあり、ポップなメロディーも聴かせるニクいワザも駆使しつつ、さらにデジタルサウンドも効果的に導入、etc......。様々な音楽性を旺盛に消化・吸収しているそのスタイルは、インタビューで本人も語っている"AIR JAM世代"が拓いた日本のロックシーンの新たな流れを受け継ぎ、それをさらに洗練させた形で表現しているかのよう。狼フェイスとおフザケ感満載な言動に、"オマエら何者やねん!?"とうさんくさげな視線を向けている方々も多いのではと思われますが......(笑)。相当ハイレベルな音楽知能がなければ、こんな作品は絶対に生み出せないはず! ヤバいです!(道明 利友)
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THE BACK HORN
親愛なるあなたへ
キャリアを重ねる程音楽的な自由度と貪欲さを増すバンドは稀有だ。結成25周年イヤーの先に"光と影"をテーマにした配信シングルを立て続けに出した彼等は、アルバムでもそのテーマのもとでさらに最新のTHE BACK HORNを放つ。ファンへの感謝を込めたバクホン節をブラッシュアップしたタイトル曲に始まり、身近な社会に存在するダーク・サイドを描いた曲が続くが、ロック・バンドがライフステージの変化を(物語だとしても)描く誠実さを感じる。そしてギリギリのところで救いと楽しさが同居する多ジャンル混交ナンバー「Mayday」を差し込み、脱力気味のスカ、R&Bテイストのミディアム・スロー等で光の面を表現。成熟に向かわないオリジナリティが圧巻だ。(石角 友香)
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THE BACK HORN
最後に残るもの
結成25周年シングルの表題である「最後に残るもの」は菅波栄純(Gt)作詞作曲。バンドマンとしてもおそらくひとりの人間としても危ういときに"この手を掴んでくれたあなた"はファンやリスナーだったことを思わせる歌詞に、このバンドの真心が滲む。ごくシンプルな8ビートだが、Bメロのリズムの妙や楽器の抜き差しに実直なバンドが磨いてきた効果的なアレンジ力の高さが見て取れる。カップリングの「フェイクドラマ」は松田晋二(Dr)によるリアルが見えにくい時代だからこそ自分の体感や衝動を信じようという歌詞が山田将司(Vo)によるモダン・ヘヴィ・ロックにファンク要素も加わった曲構成で際立つ。2曲ともすべての楽器が見えそうな削ぎ落とされた生々しくも乾いた音像がこれまでの曲ともまた違うタフなエネルギーを発している。(石角 友香)
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THE BACK HORN
REARRANGE THE BACK HORN
今年結成25周年を迎えたTHE BACK HORNのアニバーサリー作品は太文字のロック・バンドである彼らの魂はそのままに、ジャズやカントリー、R&Bなどにアプローチし、オリジナルをリアレンジしたもの。「冬のミルク」や「罠」、「美しい名前」など、ライヴで生き残ってきたナンバーもありつつ、インディーズ楽曲やシングルB面曲などレア選曲なのも面白い。「ガーデン」のラテン・ビートとアトモスフェリックな音像の不気味さ、「幻日」のアラビックなフレーズ、「羽根~夜空を越えて~」の淡々とした進行があぶり出す曲の純度や、音数が減ったことで歌詞の鋭さが際立つなど、このバンドのひと筋縄でいかない側面が目立っている。本作のタイミングで書き下ろした新曲「Days」での恐ろしくシンプルな歌詞が表現するファンへの感謝も深く沁みる。(石角 友香)
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THE BACK HORN
アントロギア
コロナ禍でライヴ活動が止まってしまった際、そのかけがえのなさを描いた「瑠璃色のキャンバス」からスタートした本作。次第にツアーも開催するなかで生まれた「希望を鳴らせ」や「ユートピア」といった新たなアンセムに加え、山田将司(Vo)がラテン音楽からインスピレーションを得て、松田晋二(Dr)がそこに妖しさや生々しさを言葉として書いた「深海魚」、4ビートのジャズのみならず、8にも16にもリズム・チェンジするスモーキーな「戯言」、素直なメロディと力強いボトムを持った岡峰光舟(Ba)の「夢路」、エレクトロ・サウンドやSEの使い方と黙示録的な歌詞が菅波栄純(Gt)らしい「ウロボロス」、神聖なムードや声のレイヤーに新鮮さを感じるラストの「JOY」まで、50分弱でこれほどまでに多様な世界観を体験させるこのバンドの柔軟性にも感動する。(石角 友香)
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THE BACK HORN
ユートピア
13thアルバム『アントロギア』からの第2弾先行配信曲「ユートピア」は、THE BACK HORNの新たな代表曲になりそうな試行が投入された1曲。ヘヴィなベースのイントロから楽器の音が生々しく、そして輪郭が明快だ。ダンス・ミュージック的なグルーヴ感やエレクトロニックなSEが新鮮な聴感を残す。ブランニューなアレンジに乗る歌詞も突き抜けた前向きさを醸し、過去の彼らの作品名――"ヘッドフォンチルドレン"なども登場する包括的な視点が逞しい。不器用に誠実に生きてきたバンドとファンが、今こそその蓄積をこの不安な時代をサヴァイヴする糧とし、ディストピアから脱出し、自分たちなりの理想=ユートピアへ辿り着くための、嘘偽りのないユニークなアンセム誕生と言っていいだろう。(石角 友香)
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THE BACK HORN
希望を鳴らせ
いい意味で身も蓋もないほどストレートな8ビートが、すでにこの曲を知っていたかのような錯覚を覚えるが、取り戻せない日々や人々、未だ存在する絶望をしっかり背景として描いているからこそ、希望を鳴らせという鼓舞が真実味を持って響く。近い将来のライヴで絶対シンガロングしたいサビそのものが希望だ。c/wは摩訶不思議な菅波栄純(Gt)流ミクスチャーが顕在した「疾風怒濤」。ラテン、ジャズ、ヒップホップ、トラップ、レゲエにメタル......と要素は多彩だが、リスナーにとってのTHE BACK HORNをサンタクロースになぞらえるほど、強さとユーモアを持ち得たことも証明する。CD版に付帯する映像には、今年3月のライヴ"「KYO-MEIワンマンツアー」カルペ・ディエム~今を掴め~"を完全収録。この時期の記録としても貴重だ。(石角 友香)
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THE BACK HORN
KYO-MEI MOVIE TOUR SPECIAL 2020
新型コロナの影響でライヴ活動を自粛せざるを得なかった2020年。配信公演の8月の"スタジオ編"と9月の"ライブハウス編"をまとめた映像作品は、皮肉なことに、コロナ禍2年目を迎えてしまった今、不安も焦燥の種類も変化してきたなか、根本的に自分はどう生きたいのかというシンプルな命題に向き合わせてくれる。ふたつのライヴで被りは新曲「瑠璃色のキャンバス」とお馴染み「コバルトブルー」、「シンフォニア」の3曲。8ヶ月ぶりのライヴとなった"スタジオ編"は音を鳴らした瞬間、バンドに血液が巡るような衝撃が画面越しでも伝わるし、ライヴハウスが無人でも、山田将司(Vo)は冒頭から汗だくだ。隣り合わせの生と死を実感し、成長しつつ無垢の魂を曝け出す、TBHにしか伝えられない希望が作品の中で生きている。(石角 友香)
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THE BACK HORN
この気持ちもいつか忘れる
5曲入りEPという形態ではあるが、THE BACK HORNにとっての"この気持ちもいつか忘れる"という物語が5曲で紡がれている印象も。そのスタンスがいい意味でバランスを取りすぎることなく、各楽曲でひとつのテーマや、それが導くイメージを音像やアレンジに落とし込んでいるのが面白い。すでにライヴでも定番になった「ハナレバナレ」の中間部での宇宙的な展開、ラウドでヘヴィ且つタイトな聴感が新しい「突風」、木琴の音色やポップス的なメロディが愛らしい「君を隠してあげよう」、世武裕子が歌うことで主人公の他者との関係を示唆する「輪郭 ~interlude~」、そしてバンドの素を思わせるオルタナティヴな「輪郭」。この楽曲では作詞に住野よるが参加。コラボの濃度を高めているように思える。(石角 友香)
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THE BACK HORN
カルペ・ディエム
フル・アルバムとしては『運命開花』以来、約4年ぶりとなる本作。結成20周年の期間にインディーズ作品の再録や、ミニ・アルバム『情景泥棒』の制作、ツアーをハードに巡ってきた経験が昇華された、完成度と濃さを持つ作品だ。「心臓が止まるまでは」のSF的なサウンドトラック感やEDMの消化、和のメロディと壮大さが彼ららしいリード曲「太陽の花」、20年経過したうえでのミクスチャー感が冴える「フューチャー・ワールド」、青春の瑞々しさと切なさが溢れる「ソーダ水の泡沫」、物語性と空気感においてTHE BACK HORNの唯一無二の側面を際立たせる「ペトリコール」、一歩踏み出す穏やかな勇気をくれる終盤の「果てなき冒険者」など、メンバー個別のデモから発展させただけあっていずれも純度の高い全11曲。(石角 友香)
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THE BACK HORN
ALL INDIES THE BACK HORN
すでにベスト・アルバムのリリースを機に再録されている「冬のミルク」や「無限の荒野」などはその音源だが、今回ついにインディーズ時代の2枚のアルバム『何処へ行く』、『甦る陽』、そしてシングル『風船』収録の全21曲が今の演奏とサウンドで蘇った。善良な人間と見せ掛けた内なる闇や獣性にシニカルな目線で切り込んでいく表現は、若さゆえの激烈さを孕んでいる。様々な試練も音楽をやる楽しさも経験してきた今のTHE BACK HORNの出自を改めて知るうえでも、またライヴで演奏され続けている曲が多いことからも、再度向き合いたい曲ばかりだ。近年のストリングスとのライヴで物語性が際立った「カラス」や、洋楽と並走していた日本のオルタナティヴ・ロックの貪欲さを思い起こさせる「新世界」など、全曲が濃厚。(石角 友香)
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THE BACK HORN
情景泥棒
前作『運命開花』もTHE BACK HORNならではの音楽言語で人間の深淵に手を突っ込み核心を引きずり出されるアルバムだったが、今回はミニ・アルバム、トータル7曲なだけに集中した濃厚な世界観に圧倒される。ヘヴィ/ラウドロック的な聴感でありつつ定石から逸脱した「Running Away」。ストレートなTHE BACK HORN節のようでアレンジの細部がこれまで以上に詰められた「儚き獣たち」や「閃光」。痛烈に今を皮肉る歌詞とラガマフィン調がユニークな「がんじがらめ」。記憶や情景という人間らしい感性が取引されているようなSF的なストーリーが「情景泥棒」と「情景泥棒~時空オデッセイ~」の2曲で展開するくだりは本作の核心。悪夢からの帰還とも取れるラストの「光の螺旋」まで一気に聴きたい。 (石角 友香)
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THE BACK HORN
BEST THE BACK HORN Ⅱ
DISC-1は『覚醒』以降の13のシングル曲とアルバム・リード曲、そして新曲「グローリア」を収録。自分を見つめることで世界は対立項ではないことを音楽的にも実感させる名曲「世界中に花束を」、ファンクやラップへのTBHならではのアプローチがユニークな「コワレモノ」、今の力量で原点を見つめた「悪人」や「その先へ」に至るまでのいい緊張感。そして、そうしたバンドの生き方を踏まえたうえで聴こえてくる「WithYou」や「あなたが待ってる」の優しい説得力は破格。ある種素朴な新曲「グローリア」も新鮮だ。DISC-2は2008年以前の曲からファン投票で選ばれた上位14曲に加え、インディーズ時代からの定番曲「無限の荒野」、ストリングス・アレンジの「泣いている人」の新録も。「扉」、「枝」など隠れた名曲の多さにも驚く。(石角 友香)
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THE BACK HORN
孤独を繋いで
思わず拳が上がる曲とはこういう曲をいうのではないだろうか。表題曲は、久々のTHE BACK HORN節100パーセントの骨太なアッパー8ビート・チューン。山田将司(Vo)自身が孤独の中で光を見いだしたロック・スターや、音楽に今のバンドとオーディエンスの姿を重ね合わせるように"今夜だけは俺たちのもの/行こう行こう 途切れぬように"と歌うヴァースは力強くも優しい。Track.2「導火線」は菅波栄純(Gt)らしいおどろおどろしいイントロからAメロでは一転、ファンキーなカッティングと四つ打ちに驚きを隠せない、ライヴでぜひ聴きたい弾けた1曲。松田晋二(Dr)作詞、山田作曲のTrack.3「夏の残像」は、岡峰光舟(Ba)のメロディアスなベースが導く、匂い立つような夏の別れの情景を描き出すマイナー・スロー・チューン。彼ららしい優しさが染みる。(石角 友香)
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THE BACK HORN
あなたが待ってる
前作「With You」に続くミディアム・バラードでありつつ、音像はグッと柔らかな今回の「あなたが待ってる」。少しのタメが効いたピアノが物語の道筋を描くように流れながら曲を牽引し、各楽器も必要最低限のフレージングとクリーンなトーンが美しい。どこか初期のNorah Jonesを思わせるジャジーなムードもある。そこに力まず、素直に歌う山田将司(Vo)の"あなたが待ってると思うだけで/もうそれだけであったかい"というフレーズが、聴く人の数だけ様々なイメージを喚起する。共同プロデュースとして参加した宇多田ヒカルの控えめなコーラスも一瞬、個性を光らせるところが強く胸を打つ。カップリングの「始まりの歌」は一転、一筆書き的な勢いのあるバンド・アレンジ。バンドの表現方法として、さらなる可能性が確認できるシングルだ。(石角 友香)
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THE BACK HORN
With You
THE BACK HORNの美しいスロー/ミディアム・ナンバーはこれまでもジャンルを超越したところで聴き手を闇から救ってくれた。だが今回はもはや対象をファンに特定することすら無意味なほどの普遍性を湛えている。ピアノやストリングスの音に一切の虚飾がないこと、そして何より山田将司の素朴で素直な声の特性が、大切な人への感謝や覚悟、そして不変の愛を伝える心情を高い純度で届ける。何度も聴くほどに内側からあたたかさが満ちてくると同時に何とも切ない。「言葉にできなくて」のティーンエイジャーの悩める恋心と軽快なスカのリズムも意外ではあるが、これもバンドの軸にあるものだろう。さらに「世界中に花束を」のストリングスを交えて2015年に渋谷公会堂にて行われたライヴの音源も収録。(石角 友香)
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THE BACK HORN
運命開花
人間の矛盾や邪悪な部分にあえて手を突っ込んで引きずり出す初期のニュアンスを"投げっぱなし"じゃなく聴かせる。そのことにバンド自身が自覚的且つ客観性を持った強いアルバムが完成した。ジャジーなスウィング感を持ったTrack.1「暗闇でダンスを」の意表を突く幕開け、素のギター・ロック感が彼らには珍しいTrack.4「tonight」、メタリック且つサタニックなギター・ソロが禍々しいTrack.7「胡散」などから、1曲の中で大きく展開するTrack.9「悪人」への流れが非常に早い。山田将司のイノセントなヴォーカルが秘めた狂気を感じさせるTrack.11「君を守る」、そしてアルバムの冒頭とは打って変わって、愚直なまでにファストなビートが爆走する機関車のようなラストの「カナリア」。曲の持つ素性が1回聴いただけで刻まれるアレンジ力の高さにも圧倒される。(石角 友香)
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THE BACK HORN
悪人/その先へ
THE BACK HORNが00年代半ばから彼らを追いかけ続けてきたリスナーに与えた影響とは、すなわち"世代感"だった。世代感とは、大義名分を掲げることではなく、むしろ、"何も言い切ることができない"という揺らぎと真摯に向き合うことでしか描けない。THE BACK HORNは、正義と悪――その両極の狭間にある不安定な人間の感情と常に真摯に向き合い続けてきた。「ジョーカー」や「ヘッドフォンチルドレン」といった大名曲を改めて聴けばわかるだろう。そこには揺らぎ続ける僕らの生があった。23枚目となる本シングルにおいて彼らは、そんな自らの表現の本質に再び目を向けている。収録された3曲が、その通底するメッセージにおいて緩やかに繋がっている。それは、人間誰もが内包する普遍的な魂の在り処としての"悪意"と、"愛"である。(天野 史彬)
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V.A.
Yes,We Love butchers〜Tribute to bloodthirsty butchers〜"The Last Match"
吉村秀樹が亡くなってから1年と1日目にリリースされるトリビュート盤第4弾。あがた森魚(ブッチャーズの射守矢や小松も参加)、the 原爆オナニーズらベテラン、ASIAN KUNG-FU GENERATIONやTHE BACK HORNといったシーンの中核を担う存在、+/−ら海外の盟友、それでも世界が続くならといった若手まで顔を揃えた今回は、シリーズの中でも最も吉村の影響の広範さを証明。ギター・サウンドとフィードバックだけで胸に熱いものがこみ上げるAKGやenvy、合成ボイスや読経のようなリズム感で再構築したASA-CHANG&巡礼や、ピアノをフィーチャーし、生死の狭間を行くようなサイケデリックな祈りの歌へ昇華したGREAT3など、バンド/アーティストがリスペクトの姿勢を究極まで研ぎ澄ましている。(石角 友香)
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THE BACK HORN
アサイラム
前アルバム『パルス』から約2年振りにリリースされた待望の8thフル・アルバムの今作は彼らの集大成と言っても過言ではない。山田将司が歌う全ての言葉がどこまでも真っ直ぐ聴く者の意識を貫き、ひとつひとつが限界以上の熱量を放つ強靭な音は"鋭さ" と"柔らかさ"、両極端の色を同時に打ち出す。人間業とは思えないほどの圧倒的な神聖さを感じさせる要因は、確固たる信念を持った4人の心がこれまで以上に強く深くひとつになっているからに他ならないだろう。11 年の歴史でとうとうアサイラム="聖域" を開拓したTHE BACK HORN。アルバムの最後に収録されている「パレード」で高らかに掲げられた"ここから新しい旅を始めよう" という言葉の示す、この先の彼らが創造する世界は如何に――?(沖 さやこ)
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THE BACK HORN
戦う君よ
2月に歌詞集とPV集を発表したばかりのTHE BACK HORNから新曲が届けられた。歌詞集にも限定CDとして収録されていた「コウロギのバイオリン」という新曲が届けられたばかりだが、集大成的な長尺ナンバーだった「コウロギのバイオリン」とは違い今作は即効性の高い攻撃的なロック・ナンバーだ。今年2月から行われている豪華な対バン・ツアー"KYO-MEI大会" では早くも定番になりつつあるという。バンド自体700日振りのニュー・シングルとなる今作からは新たなスタートを切る気合いと決意が感じられる。メンバー4人それぞれが歌詞を担当するという試みも各々の世界観が伝わってきて興味深い。初回限定盤にはライヴ音源も収録されている。(遠藤 孝行)
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THE BACK HORN
生と死と詞
THE BACK HORNの歌詞はとても素朴ながらも、体の芯を掴まれる様な感触がある。誰もが感じているけど言えなかった事をストレートに投げかけられる様な誠実さがそこにはある様な気がするのだ。キャリア初となる歌詞集をリリースするTHE BACK HORN。インディーズの頃から今日までの楽曲125曲をメンバー監修のもとに作られたこの歌詞集には新曲「コウロギのバイオリン」が収録されている。バンド史上最長の8分を超えるこの楽曲は、絶望的な気持ちを表現する序盤から徐々に光が射す後半へと1つのストーリーになっていて、まさに彼らの今の集大成と言えるような内容になっている。喉を震わせて「はぐれた心を取り戻しに行く」と歌われる後半はとても感動的で、今後の彼らの決意が見えるようだ。(遠藤 孝行)
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ぜんぶ君のせいだ。
GOLD
[ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ SPLIT TOUR "NEO ROMANCE BUTTERFLY"]のファイナルとなった、5月4日の渋谷WWWでのワンマンで披露され、会場を歓喜と感涙で包んでいった「GOLD」。その歌詞には如月愛海、メイユイメイ、寝こもち、むく、煌乃光の名前が刻まれている。日本武道館公演後に無期限の活動休止をし、新体制となって活動再開をして約1年。地に足をつけたライヴ活動を重ね、1つのグループとして鼓動を分かち合えた体感があったのだろう。「GOLD」には、この5人でこれまでとこれからのぜん君。の歴史を繋いでいく意志がその名と共に記された。まっすぐな感情表現は激しいけれど、晴れやかな高揚感で聴き手の胸を撃ち抜く。20枚目のシングルに相応しい最強アンセムだ。(吉羽 さおり)
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ぜんぶ君のせいだ。
Sleeping Dirty
無期限活動休止から1年を経た2024年3月に新メンバーを加えた新体制でリスタートし、再び怒濤のツアー・ライフへと乗り出した"ぜんぶ君のせいだ。"。ツアーの合間を縫って発表してきたシングル「蓮華粧」、「こゆび」、「眩盲暈詩」に続くのが今作。7thアルバム『メイダイシンギ』でもプロデュースを手掛けたDAIKI(AWSM.)による作曲/編曲のロック・チューンで、特に前作「眩盲暈詩」での躁的なパワーとは一転して、落ち着いたシックな印象。それぞれがエモーショナルに畳み掛ける歌には大人っぽさが漂う。新章に突入して、がむしゃらに相手を掴んでいくだけでないライヴの広がり、表現の広がりにおいてもポイントになる1曲だ。(吉羽 さおり)
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ぜんぶ君のせいだ。
蓮華粧
目標であった武道館公演から1年を経た今年3月15日に如月愛海、メイユイメイ、寝こもち、そして新メンバーとしてむく、煌乃光、己涙々らてが加わり再始動したぜんぶ君のせいだ。(その後己涙々らてが契約解除)が、5人の新体制で初シングルをリリース。表題曲「蓮華粧」は作詞をGESSHI類、作曲&アレンジが有感覚、スーパーヴァイズにみきとPという布陣で、新たなスタートを描いた。目まぐるしいサウンドで、狂気的とも言える独占欲を歌うヘヴィな曲を、5人の声色がポップに彩る。c/wには1stデジタル・シングル「ねおじぇらす✡めろかおす」と「唯君論」というぜん君。の精神たる2曲を新体制verで収録。新たなファンにも呼び掛ける一枚。(吉羽 さおり)
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ぜんぶ君のせいだ。
メイダイシンギ
前作に続き、多彩な作家が作編曲に参加しぜん君。の可能性を広げ続ける7枚目のアルバム。オキタユウキ(été)、彦/じゅんちゃい/DAIKI(Made in Me.)といったレーベルメイトから、みきとP、Tom-H@ck、そして渡辺壮亮(嘘とカメレオン)、Gaku Taura(Crystal Lake)、アサノチャンジ(SHIFT_CONTROL)らバンド勢も、自由に各自のテイストで書いた曲を6人がカラフルに色づけた。コロナ禍もリアル、オンライン含めライヴを続けてきたぜん君。。この春に同じコドモメンタルの星歴13夜から寝こもちが加入し、武道館に向けた47都道府県ツアーを疾走するなかでさらに個々が表現を磨き上げ、気持ちをひとつに温度を上げてきた、そのパワーがポップにエモく炸裂した。(吉羽 さおり)
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ぜんぶ君のせいだ。
Q.E.D.tri
4月3日のワンマン・ライヴ"絵空事現"で、2023年3月に日本武道館単独公演"この指とまれ"を行うことを発表した、ぜんぶ君のせいだ。。"絵空事現"は征之丞十五時、甘福氐 喑のラスト・ステージになり、アンコールでは新メンバー、寝こもちが登場した(星歴13夜との兼任)。2021年1月に7人の新体制となって47都道府県ツアーを2度行うなど、コロナ禍でも走り続け、結成時から宣言していた武道館に立つ夢が具体化したなかで再び新体制となったが、ぜん君。はここからもノンストップだ。今作は、現体制での再新録アルバム。今回は1stアルバム『やみかわIMRAD』、2ndアルバム『アニマあにむすPRDX』を中心に全5枚のアルバムから選曲。新アレンジも施された現在進行形のぜん君。をパッケージした。(吉羽 さおり)
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ぜんぶ君のせいだ。
浪漫事変
2022年は7都市12公演のツアーに始まり、4月3日にはTOKYO DOME CITY HALLでの単独ライヴが控えている"ぜん君。"。メイン・ソングライターに加えて、ぜん君。では初めて様々な作家陣が百花繚乱な曲を書き下ろしたアルバム『FlashBack NightMare』の曲がライヴに新たなエッセンスを加え、7人のぜん君。の面白さが増している今、ニュー・シングルも投下。「浪漫事変」は、"けいおん!"や多くのアーティストの曲を手掛けるTom-H@ckと、杉下トキヤ(ex-Last Note.)が作曲した。世界が色づいていく出会いの瞬間から、猛ダッシュで気持ちが駆け上がっていく顛末がポップに表現された。ぜん君。らしい暴走、妄想にもかわいらしさがあって、よりキャッチーな1曲だ。(吉羽 さおり)
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ぜんぶ君のせいだ。
FlashBack NightMare
現体制初フル盤はぜん君。史上初、馴染みのソングライターに加えてバンドマンからボカロPなどの作家陣を招き、ぜん君。サウンドの新たな地平を切り拓く作品に。どの作家もぜん君。の可能性を研究し楽しんだのだろう。この曲をぶつけてくるかという癖のある曲が揃う。幕開けは丸山 漠(a crowd of rebellion/Gt)による「SCAR SIGN」。ヘヴィなギター・リフによるプログレッシヴな展開で、7色の歌声やシャウトが矢継ぎ早に繰り出される攻撃性の高い曲だ。またétéオキタユウキ(Gt/Vo)による「Underscore」は、彼らしいポリリズムやDjent的なサウンドにポエティックな歌が重なる。ライヴでもすでに人気の、ボカロP ど~ぱみんによる「ものの恋あはれ」のポップさも楽しい。(吉羽 さおり)
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ぜんぶ君のせいだ。
Heavenlyheaven
5月にスタートした47都道府県ツアーが11月2日に東京TSUTAYA O-EASTでファイナルを迎える。このツアー終盤にリリースとなるのが13枚目のシングル『Heavenlyheaven』。デビュー以来、作曲編曲は水谷和樹、syvaが手掛けてきたが、タイトル曲は作曲がみきとP、編曲をみきとPとYK from 有感覚のタッグで、ぜん君。と新しいクリエイターとの出会いの曲でもある(作詞は変わらずGESSHI類)。ポップでスピード感のあるサウンドとメロディックなサビが強い印象を残すJ-POP的キャッチーさを軸に、7人体制のカラフルなヴォーカルやシャウトの表現の遊びが生かされた。再新録アルバム以降の作品で、ぜん君。の新しい魅力を掘り起こした、今後の展開の呼び水になるシングルだ。(吉羽 さおり)
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ぜんぶ君のせいだ。
Q.E.D.bi
7人の新体制ぜん君。となって、3月に発表した『Q.E.D.mono』に続き、その第2弾となる再録アルバム。これまでもメンバーが変わった際に再録盤を発表し、サウンドや歌詞などもその都度アップデートされてきたが、この2作は完全版とも言えるもので、ヴォーカルや歌詞はもちろんサウンド、ミックスがさらに洗練されて、曲の魅力やぜんぶ君のせいだ。の魅力を新たに掘り起こすようなアルバムになっている。7人というぜん君。史上では最も大所帯のグループにはなったが、それぞれの歌のバランス、ヴォーカルの構成の妙が光る。特に今回はエモーショナルな曲や「Teardust」など疾走感のあるストレートな曲、アルバムの中などで際立つ存在だった曲などが再構築され、新たな輝きを放っているのは嬉しい。(吉羽 さおり)
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ぜんぶ君のせいだ。
Q.E.D.mono
新メンバーが加入し、7人体制での47都道府県ツアー中に発売となった現体制での再録アルバム。「WORLD END CRISIS」でスタートし、感情の激流に今にも心が崩壊しそうな危うさから、もう一度力を取り戻していく「革鳴前夜」へと続く。「メスゲノムフェノメノン」、「オルタナティブメランコリー」、「キミ君シンドロームX」、「せきららららいおっと」など、妄想たっぷりでつんのめっているのはこれぞぜん君。の不器用で、それでいてキャッチーな曲も並んでいる。捻くれてしまう自分へのアンセム「When you 2 WANT」があれば、ひとりの痛みを知るからこその強さも「MONOLOGUE」で歌える。カラフルな7人の声色が寄り添い、せめぎ合って成立する、ぜん君。の全方位がパッケージされた作品だ。(吉羽 さおり)
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ぜんぶ君のせいだ。
堕堕
解散したレーベル・メイト、ゆくえしれずつれづれからメイユイメイ、个喆のふたりが新メンバーに加わって、新たな5人体制でリリースした前作『インソムニア』から、さらに7人体制になりパワーアップしたぜん君。のニュー・シングル。「インソムニア」が脱退したメンバーの想いも汲み、それをまた背負っていく曲なら、今回はc/wの「never ending xxx」と「堕堕」で、新たなぜん君。で思い切りアクセルを踏み込んで暴れまわっている。ゆくえしれずつれづれの武器であったシャウトもたっぷりと盛り込み、勢い余ってスピンするようなハイパーなミクスチャー・サウンドにのせ、カラフルな7人のヴォーカルが四方八方から飛び出してくる。遊び心を全面に、フルスロットルで恋に、君に堕ちていくライヴ・チューンだ。(吉羽 さおり)
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ぜんぶ君のせいだ。
インソムニア
通算11枚目となるシングルは、3人のメンバー脱退を経て、新たな3人(甘福氐 喑、もとちか襲、雫ふふ)が加入した新体制での第一声になる。結成時から、メンバーやグループの人数の変化を繰り返してきたぜん君。だが、そのたびに新たなカラーを盛り込みながらも、芯の部分は変わらず、ひとりの人間のように成長をしてきた過程がある。成長痛もまた滋養にしてきた時間だ。そして、この『インソムニア』でさらにスピードアップして、追いかけてきた夢に向けてロマンチックに加速を遂げている。今の5人は、それぞれ濃いキャラを持ちながらも、より強固な思いで一体化している感触だ。ヴォーカルの感じとしては、今までで一番バランスが良くてポップ性が高く、ここからまたどんな表現をしてくれるかも楽しみだ。(吉羽 さおり)
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ぜんぶ君のせいだ。
或夢命
新体制初となる5作目のアルバム『或夢命』。今年に入り、メンバー脱退、そして新メンバー2名が加入し、休む間もなく全国ツアーという激動の時を過ごしてきた。印象的には4年間の活動の中でも、グループの佇まいや歌声などの面で一番の変化があったが、今作で感じるのは、ここまで紡いできたぜんぶ君のせいだ。の歴史を否定することなく、背負いながら前に進み、音楽的にもスキル的にも進化をしているということ。メンバー5人がそのことに意識的であり、それを暑苦しくなく、ナチュラルに音楽としてポップにロックに、ユーモラスにと表現している。その空気感がいい。試みのある新曲をはじめ、ライヴの定番曲の2019年版も収録。今作だから歌える「世界にたった一人ちっぽけな君を」の温かな眼差しにも注目だ。(吉羽 さおり)
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ぜんぶ君のせいだ。
LIVE or DIE~ちぬいち~
シングルと同発の再録アルバム。全17曲、ライヴのセットリストをイメージした選曲で、ぜん君。のキラーチューンが並ぶ。とはいえ、ヴォーカルの歌割りが新体制5人で新たに構築された曲となっていて、新メンバーふたりの声のキャラクターやニュアンスも加わった。初期のころからの代表曲も多く、これまでもメンバーが変わるたびに何度か再録されている曲もあるが、ライヴを重ねていることもあって、再録のたびに曲としての精度が上がっている。ポップでシアトリカルな曲はより振り切って色濃く、エモーショナルな曲はより豊かに、曲の世界観が立体的となった。第2弾が10月にリリースされ、ロックな曲たちもアップデートされていく予定だ。常にノンストップで進む、彼女たちのスピード感も味わえるアルバム。(吉羽 さおり)
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ぜんぶ君のせいだ。
AntiIyours
新メンバーふたりが加入して、再び5人体制となったぜん君。の第1弾シングル。「AntiIyours」では、5色のヴォーカルになったからこその、そして活動を重ねた今だからこその新たな試みで、これまでの曲ではあえて入れてなかったハーモニーやユニゾンのパートも導入した。これぞぜん君。という強さやキュートで、ポップでぶっ飛んだ目まぐるしさもあるが、その響きには新鮮さがあり、キャッチーに刺さるその深さもグッと増している鮮やかな曲だ。カップリング「唯君論。」は再録曲だが、こちらも成長を重ねた今のメンタリティが歌詞をアップデートさせ、細かなところが変化。5人での第1弾という大事な1枚での再録曲として、私と君(ぜん君。とファンである患い)とのかけがえのない濃密さを改めて聴かせている。(吉羽 さおり)
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ぜんぶ君のせいだ。
Natural Born Independent / ロマンスセクト
ぜん君。初の両A面シングル。「Natural Born Independent」は高揚感のある美メロが冴え、メンバー4人それぞれのヴォーカルがエモーショナルに乗るロック・チューンだ。右へ倣え的な空気にはそっぽを向いて、自分が選んだ道を行く、その強い意志を込めた1曲となった。「ロマンスセクト」は、ヘヴィなギター・リフと硬質のビートに歌が絡まりグルーヴする1曲で、こちらは"ぜん君。節"たるポップでファンシーで、且つ猛烈に熱い歌となっている。7thシングル『革鳴前夜』に続いて、加速するぜん君。がさらにアクセルを深く踏み込んでいく、エネルギーとなる2曲。ライヴでのパフォーマンスがタフになり、会場のキャパを着実に上げている今に相応しいファンファーレ的なシングルだ。(吉羽 さおり)
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ぜんぶ君のせいだ。
NEORDER NATION
前アルバムから1年経たずしてリリースとなる4thフル・アルバム。この間にも再録アルバムや2枚のシングルを発表し、全31公演にわたったロング・ツアーを完走、ぜん君。史上最大規模となる渋谷TSUTAYA O-EASTワンマンも即完で成功させた。約3年の中で最も加速を極めた活動で、個々人が歌やぜん君。へのモチベーションを上げ、グループとしての強さと個性をビルドアップしてきた。その成果やエネルギーを爆発させているのが今作だ。ぜん君。と言えば、捻くれた、遊び心満載のアトラクション的ポップも聴かせてくれたが、今回はバンド・サウンドでソリッドに、正統派のロック・チューンも真正面から表現している。サウンドにそれぞれのタフさがしっかりと乗った強力なパンチ力が痛快。目が離せない存在になっている。(吉羽 さおり)
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ぜんぶ君のせいだ。
トナリコレアラタ
昨年末のシングル『せきららららいおっと』に続く6枚目のシングルは、表題曲「トナリコレアラタ」を筆頭にポップなぜん君。節が全開。"君"を想うラヴ・ソングでも、これまではコンセプトである"病みかわいい"の病みが強めな、妄想をこじらせた重い女の子であることが多かったが、今回は恋する女の子のかわいらしさをまっすぐお届けする曲になった。相手のことがどれだけ好きかのめくるめくお花畑的世界でなく、自分が強く変わっていこうという決意を歌にしていて、より共感性も高い内容だ。c/wの「ヴぁいらるらびりんす」はオリエンタルなエレクトロ・チューン、「ROMANTICISM」はキュートなエレクトロ・ポップと、フレンドリーなサウンドでキャッチーさも抜群。次なるステップを見据えたシングルだ。(吉羽 さおり)
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ぜんぶ君のせいだ。
せきららららいおっと
前作『Egoistic Eat Issues』からわずか3ヶ月でのリリースとなるシングルは、メンバー脱退を経て4人となった彼女たちの"今"と"意志"を伝える。「せきららららいおっと」は、カラフルでポップな片(過多)想いソングであり、めまぐるしく押し寄せる感情と妄想をロックやEDMといった多展開のサウンドで表現し、グループのコンセプト"病みかわいい"を今一度思い起こさせる曲となった。「Unknown Carnival」では、4人の想いをまっすぐ突き刺すように歌う。ぜん君。と言えば高音でのシアトリカルなヴォーカルが特徴だが、この曲では低音が効いている。フラットなメロディで射抜くように歌われるのが新鮮だ。いろいろな困難はあったけれど、"笑え"と自らを鼓舞する歌が力強い。(吉羽 さおり)
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ぜんぶ君のせいだ。
新音
1stアルバム『やみかわIMRAD』、2ndアルバム『アニマあにむすPRDX』を再録した2枚組アルバム。この2作ともに現ラインナップとはメンバーが変わっていることもあり、またパフォーマンスやグループとしての意識も変化してきた今だからこその再録作品となった。歌割りやサウンドにも手が加わり、"単なる再録音"を超えたものになっているのは、最新アルバム『Egoistic EatIssues』で知った人も、ずっと追い掛けてきたリスナーも楽しめるところ。1,080円という良心価格も、新旧のファンに手に取ってもらいたいという思いから。結成からフルスロットルで突き進みながらも、メンバー交代など何度も壁にぶち当たりつつ、それでもスピードを緩めずに生傷を作って驀進するぜん君。が詰まった作品だ。(吉羽 さおり)
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ぜんぶ君のせいだ。
Egoistic Eat Issues
色とりどりのヴォーカルがシアトリカルな曲を引き立てる「独白園」でスタートする、3rdフル・アルバム。悲しみや後悔でズブズブのひとりぼっち感から、脳内が一気にお花畑化していく恋愛の暴走まで、激しい感情のアップダウンは相変わらずだが、そのドラマやシーンをより表情豊かに表現している作品だ。スピード感溢れる曲はさらにスリリングに、パワフルな曲はパンチ力を鍛え、猫の目のように展開していく曲は遊び心たっぷりでキャッチーに、繊細な曲は歌の機微を大事にと、曲を自分たちのものにする咀嚼度の高さが窺える。結成からメンバー交代があったり、今作のリリースを前に未来千代めねが喉の病気で脱退するなど困難はあるが、それも滋養に一歩一歩進む強さを増した。ぜん君。の軌跡が詰まっている。(吉羽 さおり)
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ぜんぶ君のせいだ。
わがまま新生Hominina
「わがまま新生Hominina」(Track.1)と、「ここにおいで with まれ・A・小町」(Track.2)、「飢えそなりてぃ」(Track.3)を収録した4thシングル。新メンバーふたりが加入し2作目のシングルだが、前作が新生ぜん君。の自己紹介だとすれば、今回はいきなりフルスロットルで突き抜けて、ポップにスパーク。コンセプトの、"病みかわいい"の"かわいい"の比重大きめ(厄介な"病み"っぷりもあり)で、派手なシンセ・サウンドで君への想いを炸裂させている。レーベルメイトのゆくえしれずつれづれのまれ・A・小町をゲストに迎えた「ここにおいで」の包容力ある曲も新鮮だが、続く「飢えそなりてぃ」のEDM感は驚きだ。内容的には、歌って踊るメジャーなグループを皮肉ったりしているとか、してないとか。やりたい放題なシングルだ。(吉羽 さおり)
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ぜんぶ君のせいだ。
Sophomore Sick Sacrifice
メンバー脱退があり、フレッシュなメンバー(咎憐无、未来千代めね)が加入した新体制での初シングル。2ndフル・アルバム『アニマあにむすPRDX』以降としても初のシングルで、サウンド的にも新たなトライや深化がある。タイトル曲は、モダンで、ダンス・ミュージック的なアレンジが施されたノイジーなギター・サウンドが流麗で美しい。五月雨式に5人のヴォーカルが乗っていくメロディが、たくさんの言葉と感情と、募るぼっち感と、とげとげとしたノイズと共に、どっと耳に流れ込んでくる曲だ。カップリングはソリッドなロック「ざふぁいふぁいそっ」と、扇情的なピアノがドラマを彩る「あおはる」。「あおはる」はこれまでのぜん君。の妄想力と、感情過多で暴走するパワーを踏襲。これはこれでなんだかホッとする。(吉羽 さおり)
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ぜんぶ君のせいだ。
アニマあにむすPRDX
今年1月に初の全国流通盤としてリリースされた1stアルバム『やみかわIMRAD』から1年未満で、2ndアルバムをリリースする"ぜんぶ君のせいだ。"。結成から約1年の間にも、メンバー加入や初期メンバーの脱退があったりと激動のときを過ごしつつ、精力的なライヴ活動で会場のサイズを広げながら突き進んでいる彼女たちの今を詰め込んだ今作。レーベルメイトであるインスト・バンド Gauche.の水谷和樹が作るハイパーにアップダウンするメロディと情報量たっぷりのポップ・サウンドや、syvaの作るヘヴィなロック・サウンド、そこに5人それぞれのキャラクターが波状攻撃のように歌を乗せて疾風怒濤の展開に。5人の個性が際立ってきたゆえ、グループとしての物語も加味された進化のアルバム。(吉羽 さおり)
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ぜんぶ君のせいだ。
僕喰賜君ノ全ヲ
情緒不安的気味に揺れ動く、ジェットコースター的な感情そのままに、くるくると展開するカラフルなロックを、引っ込み思案で、誇大妄想な、厄介な心の内をポップに響かせてしまうタイトル曲「僕喰賜君ノ全ヲ」。内省的な自分とそんな自分自身を客観視するシニカルさも持ったTrack.2「痛カルマバ○ス」。そして、アグレッシヴなビートと分厚いギター・サウンドで思春期から大人へと変わりゆく成長痛を歌うTrack.3「拝啓、おとなグラム」と、共に気持ちと想像ばかりが肥大していってしまうような、人生の青い時期が歌われる。この感情過多で、うーんと頭を抱える感じは、あるあるな状況なのではないだろうか。根っこに渦巻くものはヘヴィだけれども、それをとてもファンシーにラッピングして手渡してくれるのが、ぜんぶ君のせいだ。だ。(吉羽 さおり)
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キタニタツヤ
ROUNDABOUT
2023年を彩ったヒット曲「青のすみか」で"NHK紅白歌合戦"への出場も果たしたキタニタツヤ。タイアップ曲満載の前作『BIPOLAR』から強めた大衆へのアプローチが見事に結実した今、約1年半ぶりとなる待望のアルバムをリリースした。絶望に寄り添いながらも生きていてほしいと願いリスナーと固い約束を交わす「私が明日死ぬなら」を筆頭に、死を意識することで生への希望を見いだしていくような楽曲たちは、注目を集める今だからこそこれまで以上の訴求力をもってより多くの人々を救うことだろう。また「Moonthief」といった挑戦的な楽曲からは、まだまだ進化を止めない彼の計り知れない可能性が感じられる。そしてヒリつくエンディング・ナンバー「大人になっても」では本音を曝け出し、終幕を飾る強烈な捨て台詞がぶっ刺さる。(中尾 佳奈)
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キタニタツヤ
青のすみか
SSWとしてはもちろん、他アーティストのサポートや楽曲制作/提供などマルチに活躍するキタニタツヤが、EP『青のすみか』をリリース。TVアニメ"『呪術廻戦』「懐玉・玉折」"のOP主題歌として書き下ろされた表題曲は、物語でフォーカスされる五条と夏油の姿が頭に浮かぶ。戻れない過去を彷彿とさせる歌詞や学校のチャイムの旋律を用いたスキャットなどで彩られる儚い青春ナンバーとなっており、"呪術廻戦"ファンのみならず青春時代を通ってきた人たちも唸らせるに違いない。Mizoreと共同編曲した「素敵なしゅうまつを!」、コラボEP『LOVE: AMPLIFIED』より「ラブソング feat. Eve」のセルフ・カバーも収録。キタニの真骨頂と言えるオルタナティヴ・ロック・サウンドにも注目してほしい。(山川 唯)
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キタニタツヤ
スカー
新EP『スカー』は、とにかくコンセプチュアルな作品だ。"週刊少年ジャンプ"で15年間連載された人気漫画"BLEACH"の生誕20周年を記念して開催された原画展"BLEACH EX."のテーマ・ソングとして書き下ろした「Rapport」、展示イメージ・ソングの「タナトフォビア」。"BLEACH 千年血戦篇"OPテーマのために作った「スカー」、同時期に作った「永遠」。どれもが"BLEACH"の世界観を巧みに表現し、そこにキタニ自身の人間愛、死生観、哲学も見事に反映している。さらにインスト曲「Insel」では「Rapport」の特徴的なリフが盛り込まれており、楽曲への解釈をより深めてくれる。類稀なソングライティング力、作品全体のプロデュース力が遺憾なく発揮された1枚。(真貝 聡)
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キタニタツヤ
BIPOLAR
タイトルの"BIPOLAR"は双極性を意味する。"消えてしまいたいと願う朝が/生きていてよかったと咽ぶ夜に塗り潰され"と歌う、オープニングの壮大なロック・バラード「振り子の上で」が象徴するように、今作は、日々の生活の中で激しく浮き沈みする人間の心の変化や、美しさと醜さ、希望と絶望という世界の二面性を対称的な曲構成で浮き彫りにする1枚だ。キタニタツヤの真骨頂となるファンキーなロック・ナンバー「PINK」や、初めてニュー・ウェイヴのアプローチを取り入れた「夜警」など、アルバムの新録曲にエッジを残しつつ、より歌を大切にした大衆的なポップ・ミュージックとして突き詰めたところに、キタニの覚悟を感じた。ドラマ主題歌に書き下ろした「プラネテス」は普遍性の高い名曲。(秦 理絵)
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神はサイコロを振らない × キタニタツヤ
愛のけだもの
7月にリリースされたn-buna(ヨルシカ/Gt/Composer)とアユニ・D(BiSH/PEDRO)を迎えたコラボ曲「初恋」に続き、フィーチャリング第2弾として、神サイがキタニタツヤとタッグを組んだ配信シングル。ファンキー且つポップなサウンドに乗せて、恋愛における醜くも美しい感情を生々しく描いた今作は、まさに2組の"らしさ"が溶け合ったコラボレーションになった。優しく包容力のある柳田周作とまろやかで鋭いキタニタツヤという、声質の異なるふたりのヴォーカリストの味が際立つほか、全プレイヤーが主役になるアレンジの展開も痛快。神サイに新たなグルーヴをもたらした今作の経験を血肉にしてゆくことで、このフィーチャリングはバンドにとってより意義深いものになっていくはず。(秦 理絵)
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キタニタツヤ
聖者の行進
"ノイタミナ"枠のTVアニメ"平穏世代の韋駄天達"のOPテーマとして、キタニタツヤが初めてタイアップに書き下ろしたニュー・シングル。無感情に列をなす不穏なパレードを想像させるダークなサウンドにのせて、無慈悲に生かされる人間の弱さと、それでも"幸福の種"に縋りたい儚さを鋭い言葉で歌い上げる。デビューから一貫して、厭世的に世界を捉え、そこでいかに生きるかを歌い続けてきたキタニのクリエイティヴが、アニメ・タイアップという機会を得て強い訴求力を伴って結実した。カップリングには、今年配信リリースされ、ALIがアレンジを手掛けた「Ghost!?」をキタニ自身がリアレンジした、"Bad Mood Junkie ver."などを収録。全3曲でキタニタツヤという才能を多面的に伝える1枚。(秦 理絵)
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キタニタツヤ
DEMAGOG
先行公開曲「ハイドアンドシーク」を含む3枚目のアルバム。前作『Seven Girls' H(e)avens』で獲得したシンセ・ポップのアプローチを、自身の原点であるオルタナティヴ・ロックと融合させることで、新たなキタニサウンドを確立した。全曲のマスタリングに世界的エンジニア、John Greenhamを起用して完成させた統一感のある音質はコンセプチュアルな作風との相性もいい。タイトルに掲げる"デマゴーグ"とは、扇動者の意味。新型コロナの流行という先の見えない混沌の中で、祈るように光へと導いていく作品になった。相互監視社会や悪意といった人間の嫌な部分を掘り下げながら、それでも愚かで孤独な人間そのものを愛せずにはいられない、そんなキタニタツヤの思想に救われる。(秦 理絵)
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キタニタツヤ
Seven Girls' H(e)avens
ネット発のソロ・アーティストとして、高いクリエイティヴ・センスを印象づけた前作フル・アルバムから、1年ぶりにリリースされるキタニタツヤの1stミニ・アルバム。前作『I DO (NOT) LOVE YOU.』は、プログラミングからギター、ベースまでひとりで完成させたが、今回は、一部の楽曲でサポート・ミュージシャンを迎えた他、作風もオルタナティヴなロック・サウンドから一転して、メロウなポップ・ナンバーを多数収録した。歌詞のテーマは、"逃げ場所"。身体を差し出すことで孤独を満たす女性を描いた「Sad Girl」を始め、アルコールに逃げる「Stoned Child」や、銃を乱射することで恍惚を得る「トリガーハッピー」など、どこかに逃げることで心の安寧を得る人間の姿を描く。(秦 理絵)
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キタニタツヤ
I DO (NOT) LOVE YOU.
「芥の部屋は錆色に沈む」など、自己嫌悪を滲ませた楽曲がネット・シーンで注目を集めるシンガー・ソングライター、キタニタツヤの1stフル・アルバム。左右のスピーカーに音を振る不穏なイントロに始まり、承認欲求に取り憑かれた人間の愚かさを辛辣な言葉で描いた「悪魔の踊り方」に始まり、転生や死生観をテーマにした「波に名前をつけること、僕らの呼吸に終わりがあること。」など、人間の心を抉るような筆致で綴る13曲を収録した。素晴らしいのは"I DO LOVE YOU."と"I DO NOT LOVE YOU."という真逆のタイトルを付けたラスト2曲。人を強く愛することと、憎むこと。その間を激しく行き来する感情の揺らぎを歌わずにはいられなかった。それが今作の衝動の源だと思う。(秦 理絵)
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ビッケブランカ
Knightclub
サウジアラビアや欧州でのツアーに続き、今年は初の北米単独ツアーを行ったビッケブランカ。ツアーの感触をもとに、Josh Cumbeeをミックス/アレンジに迎えた「Never Run」ではグローバルな曲を、一方で「白夜」では福音のように美しく力のあるメロディと歌を響かせるピアノ・バラードを紡いだ。そんな振り幅のある2曲をも抱擁するのが今作。ソングライター/トラック・メイカーとして、ヴォーカリストとして一段と深みを帯び、また国内外のツアーの成功や自身の音楽を追求することが国境を越える実感が、よりポップスとしての自由度やスケールを大きくした。J-POPシーンの至宝をフィーチャーした「Yomigaeri (with 槇原敬之 & 絢香)」でもその手腕が冴える。(吉羽 さおり)
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ビッケブランカ
Worldfly
新しい世界に探究心を持って飛び込んでいく高らかなファンファーレとなった3月配信リリースの「革命」を始め、春先から欧州や中東 サウジアラビアでライヴをし、その土地の文化や人々に触れた感覚を音楽でアウトプットした、新しい体感が詰まったEP。MVを仏パリで撮影した「Snake」は、妖艶でいてドライな相反するタッチが混じり合ったダンス・ミュージックで、歌と音が孕む毒っぽさがクセになる。また中東の音楽特有の旋律や音階も織り交ぜ、異国の風が呼ぶおセンチな感情や哀愁を映した「Sad In Saudi Arabia」、あるいは知り合った人と過ごした何気ない時を軽やかな会話のように紡いだ「Luca」など、ビッケブランカなればこそのユーモアと高い構築性で編み上げたポップス集。各曲"風"の心地よさを感じさせる、その軽快さがいい。(吉羽 さおり)
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ビッケブランカ
United
5周年イヤーを締めくくる全国ツアーを前にリリースとなるEP。4月に配信リリースされた「Changes」を始めとした全4曲が映画、ドラマのタイアップ曲となっており、愛や大切なものが様々なモーメントで描かれた。「This Kiss」は、「ポニーテイル」を思い起こさせる爽やかさがあり、またソウルタッチのポップ・チューンで高揚感満点の恋の瞬間風速を記録する。一方「魔法のアト」はメロウなピアノとファルセットがエモーショナルな歌のミニマルさで、街の香りや誰かの温度を鮮やかに描いた。新機軸となった「Changes」は聴き手それぞれの心を映す鏡のような曲だろう。親しみと新鮮さとを同時に味わう新曲たちに加え、ライヴ音源も加わった、EPだがボリュームのある内容になっている。(吉羽 さおり)
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ビッケブランカ
BEST ALBUM SUPERVILLAIN
メジャー・デビュー5周年記念ベスト盤はファン投票で決定した曲を中心に選曲。新曲「アイライキュー」を含む全36曲のボリュームとなっており、5年の間にもそのポップな地図を大きく広げて、身軽に自由に、ワクワクしながら新天地に旗を立てていく彼の旅をともに楽しむ内容に。高揚感溢れるピアノやストリングスで彩られた「ウララ」や「Slave of Love」のメロディ、奇妙だが高い中毒性を持ったそのダンス・ミュージックにリスナーを巻き込んでいく「Ca Va?」や「Shekebon!」、硬質なロック・チューン「Black Rover」、「Black Catcher」、EDMから王道的な歌謡曲も。マニアックなツボをつきながら、キャッチーでいつでも寄り添ってくれる音楽に仕立てる才は実にマジカルだ。(吉羽 さおり)
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ビッケブランカ
FATE
約1年半ぶり4作目となるアルバム。既発のシングル「ミラージュ」やビッケブランカ流J-POP「ポニーテイル」も収録となりこれまで以上に幅広い内容になるだろうと予想されたが、今作はそこにプラスしてソングライター、クリエイターとしての探究心や進化が形になった。ミニマムなトラックの中にも、遊び心や細やかな音の采配で耳をくすぐり、歌を最大限に引き立てる仕掛けにもなっている。一方で懐かしさを覚える旋律や、季節の情緒や風を感じさせる旋律や柔らかな歌の手触りがフレンドリーで、この歌の心地よさでまず、するりとアルバムに入り込んでしまう。そしてどんどん、様々な音の重なりやリズムの響きが立体的となって、新しい発見や味わいに触れていく作品になっている。エッジィでエヴァーグリーンなアルバムだ。(吉羽 さおり)
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ビッケブランカ
ポニーテイル
表題曲「ポニーテイル」は、編曲にいきものがかりやポルノグラフィティのプロデュースや、多くのJ-POPヒット曲のアレンジを手掛ける本間昭光を迎えた。最も力を入れていた音像部分をあえて他者に委ね、新たな輝きを纏った仕上がりになったが、一方でビッケブランカの音楽が持つ普遍性が際立つ曲にもなっている。"ポニーテイル"という定番的な言葉や、そのイメージをモチーフに、良質なJ-POPのど真ん中を行った曲に従来のファンは驚くだろう。今回は、毒はなしか? と意表を突かれつつも、瞬間的にシーンや心情を変化させるコード運びの妙、抑制されたメロディ・ラインに滲む歌心や、限られた言葉の行間にある余韻など、細やかな遊びや洗練に心惹かれる。春が訪れると共に蘇るような、マジカルな仕掛けが随所にある1曲だ。(吉羽 さおり)
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ビッケブランカ VS 岡崎体育
化かしHOUR NIGHT
互いにソロのシンガー・ソングライター同士によるコラボ曲。ミュージシャンの前にゲーム好きという趣味を通じて仲が深まったふたりだが、その他にも物事の着眼点や視点のずらし方、その表現方法などシンパシーを抱くところも多かったのだろう。今作は、自身をきつね(ビッケブランカ)とたぬき(岡崎体育)に見立て、遊び心とちょっとした反逆心を胸に、ポップでキャッチーな化かし合い(バカし合いとも)で、リスナーや世の中を色づける音楽を生み出した。ミックス・エンジニアにJosh Cumbeeを迎え、キレのいい明快なEDMチューンに乗せて、憂いを帯びつつも、どこか飄々と脱力したシニカルなメロディ・ラインとふたりのヴォーカルという、いろんな風味が溶け合った味わいが心地いい。(吉羽 さおり)
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ビッケブランカ
ミラージュ
7月28日スタートのドラマ"竜の道 二つの顔の復讐者"のOPテーマとして書き下ろされた新曲「ミラージュ」。ひんやりとしたシンセと打ち込みのビートで始まり、徐々にその心の内や感情のうねりが露わになっていくような重厚なバンド・サウンドへと、ドラマ性を帯びていく展開が印象的だ。音の配置やアンサンブルの妙で、リアルと幻想とが隣り合わせで時にシンクロし合っていく、ヒリヒリとした感触を呼び起こす。憂いがたゆたうメロウな歌と絶妙なグラデーションを持ったサウンドとの、歪にして心地いいハーモニーがドラマにおいてどんな役割を果たすのか。角度によってネガにもポジにも転じそうな曲の色味はまさに蜃気楼=ミラージュだろう。音楽を味わい楽しむことへの贅を尽くした曲になっている。(吉羽 さおり)
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ビッケブランカ
Devil
悪魔とは穏やかでないが、この"Devil"は憎めないシティボーイっぽいイメージで、ポップで洒落ていてユーモアもたっぷりあるという感じだ。そんな自由なフットワークの軽さが音楽に映っていて、「Ca Va?」や「Shekebon!」といったファンキーに、リズミカルに遊ぶ曲から、本格的EDM、インディーズ時代の「TARA」の"2020 Mix" や、ピュアなラヴ・ソング「白熊 - Main Version」と、ミックステープ的な楽しさがある。それぞれ精度が高く心にスッと染み込む歌にもなっている。知らぬ間にリスナーの記憶に住み着いては気持ちを揺さぶっていく厄介なDevilでもある。大自然の力3部作を締めくくる「Avalanche」も収録され、次の一手への期待も募る3rdアルバムだ。(吉羽 さおり)
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ビッケブランカ
Ca Va?
ファンキーなダンス・ミュージックであるが、そこにはビッケブランカのポップ・マジックが効いている「Ca Va?」。以前旅した初めての土地での気分がそのまま曲となったというこの曲は、未知の場所で起こる出来事や違和感をも貪欲に乗りこなすパワーがあり、スムーズにグルーヴを紡いでいるようで、ちょっとした歪なコード感を交えて不穏にも響かせたり、リズム・パターンや歌詞の言葉遊びで耳に引っ掛かりを残したり等々、仕掛けがふんだんにある。居心地が悪くもなんだか心惹かれるものが同居した不可思議さと、アグレッシヴにリフレインする"Cmon, Ca Va?"というフレーズがキャッチーで面白い。王道のバラードを紡ぐ一方で、その色に染まらない曲を軽々と描く変幻自在さがビッケブランカ節だ。(吉羽 さおり)
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ビッケブランカ
wizard
語り部のようなキャラクターが登場するタイトル曲から始まる2ndフル・アルバム。もしや今回はコンセプチュアルな、あるいはロック・オペラ的な作品!? と思いきや、そこから広がるのは、高揚感溢れるストリングスがカラフルなビッケブランカ節たる機知に富んだロックであり、メロウでドラマチックなピアノ曲であり、また新たな手触りのエレクトロ・ポップにEDMと、とてもひとつのコンセプトには縛られない音の絶景。音楽は耳で聴き感じるものだけど、目の前にパッとその音楽、歌の舞台が広がって、物語が動き始めるような鮮やかさが、ここにはある。自らwizard=魔法使いと名乗った彼の心意気や、エンターテイナーとしてのこだわりを随所で感じるアルバムだ。(吉羽 さおり)
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ビッケブランカ
夏の夢/WALK
潮風のようなローズ・ピアノの音色と、心地よく刻まれるビート、気だるい海辺のチルアウト感と都会的なクールさを合わせたギターのカッティングで、グルーヴィなサウンドを奏でる「夏の夢」。雨だれのようなピアノで始まり、淡々としたビートにポエトリーなメロディを乗せた「WALK」。両A面の今回のシングルは、2曲とも抜きのあるシンプルなアンサンブルとなっており、音の行間に情景を映した曲となった。カラフルでボリューミーで、リスナーをその世界に瞬時に閉じ込めてしまうポップ・マエストロ、ビッケブランカの新たな面を光らせたシングルだ。夏は苦手と語りながら、サマー・チューンに真っ向から取り組んでしまう、捻くれたスピリットは健在。彼ならではの"遊び"がシンプルななかにも仕掛けられている。(吉羽 さおり)
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ビッケブランカ
FEARLESS
メジャー・デビューを飾った前作ミニ・アルバム『Slave of Love』では新しい世代のピアノマンとして鮮烈な印象を感じさせたビッケブランカだったが、あれから約8ヶ月ぶりにリリースされた今作『FEARLESS』を聴くと、あの作品はビッケブランカというシンガー・ソングライターの魅力のほんの一部でしかなかったことがよくわかる。ダーク・ファンタジーの様相で幕を開けるオープニングのインスト曲「FEARLESS」を始め、ホーン・アレンジによる華やかなリード曲「Moon Ride」、スタイリッシュなダンス・ナンバー「Stray Cat」、王道のピアノ・バラード「幸せのアーチ」、そしてアーティストとして新たな境地を切り拓いた「THUNDERBOLT」まで、ピアノという自身のアイデンティティすら超える自由で独創的なポップ・ミュージック。そこにビッケブランカの本質があることを知る1枚。(秦 理絵)
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ビッケブランカ
Slave of Love
話題のCMソングとして書き下ろされた「Natural Woman」を収録したビッケブランカのメジャー・デビュー・ミニ・アルバム。作詞作曲、アレンジを自身で手掛けるピアノ弾きのシンガー・ソングライターが完成させた今作は、豊潤な音楽的ルーツが随所に垣間見られる奥深い1枚になった。70、80年代のポップ・ミュージック特有の煌びやかなオーラを纏った「ココラムウ」や「Slave of Love」を始め、王道のJ-POPバラード「Echo」、全編弾き語りで届ける「Your Days」、Ben Foldsの影響を受けたアップ・テンポのピアノ・ロック「Golden」など、曲ごとに様々な表情を見せながらも、その軸にあるルーツ・ミュージックへの敬意はブレない。まるで初めて音楽に出会ったときのように瑞々しい感動を思い起こされてくれる1枚。(秦 理絵)
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ビッケブランカ
GOOD LUCK
佐々木ヤスユキ(Gt/ex-bonobos)、畑利樹(Dr/ex-東京事変:刄田綴色)、山崎英明(Ba/ex-School Food Punishment)を迎えて完成した孤高のピアノマン、ビッケブランカの2ndミニ・アルバム『GOOD LUCK』。サポートの面々をズラッと並べただけでも豪華さが伝わってくる今作は、彼の魅力が溢れる1枚となっている。ファルセット・ヴォイスがこんなにきれいに出るのかと驚かされるダンサブルなTrack.3「ファビュラス」や、歌声に溺れそうになるほど美しい至極のバラードであるTrack6.「TARA」も聴き逃せない1曲。日本人離れした中性的な彼の声は、繊細でありながらもどっしりとかまえている骨太ヴォイス。ポップ・ソングだけじゃなくジャンルを飛び越えた1枚だ。早々に国までも軽く飛び越えそうな予感。(白崎 未穂)
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伊東歌詞太郎
サイレントマイノリティー
TVアニメ"乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です"のオープニング・テーマとして書き下ろした「サイレントマイノリティー」は、疾走感あふれるギター・ロック・ナンバーに。乙女ゲームの男性モブキャラクターに転生したアニメの主人公を、現代の社会における声を上げられない少数派のメタファーと捉え、"だけど声があげられないままの僕ら一体どうすりゃいいの?"と叫ぶ歌詞は、今を生きる人たちに向けた応援歌を歌い続けてきた伊東歌詞太郎の真骨頂。聴覚にひっかき傷を残すようなエキセントリックなアレンジも聴きどころだ。カップリングの「君の場所へ」は新たな季節を迎え、一歩踏み出そうとする人たちの背中を押すミドル・テンポのポップ・ロック・ナンバー。この包容力もまた、彼の持ち味だ。(山口 智男)
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伊東歌詞太郎
三千世界
今を生きる人たちに向けた応援歌を、時に辛辣な言葉も交えながら伸びやかな歌声で歌い続けてきたシンガー・ソングライター、伊東歌詞太郎。昨年、メジャー・レーベルと再契約した彼がリリースした自身初のベスト・アルバムは、過去に在籍したレーベルで発表してきたオリジナルに加え、動画サイトに投稿したカバー、さらには過去曲の再録、新曲も収録。CD2枚に目いっぱい収録した全31曲は、まさにオール・タイム・ベストと言えるものになっている。新曲の「絆傷(キズナキズ)」はアーバンなポップス、ジャズ・ロック、バラードも歌う彼のバックボーンがギター・オリエンテッドなロックだということを今一度、物語るロック・ナンバー。シンガロング必至のコーラスがライヴ・アンセムになることを予感させる。(山口 智男)
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伊東歌詞太郎
真珠色の革命
『記憶の箱舟』以来、1年4ヶ月ぶりとなるシングル。TVアニメ"ディープインサニティ ザ・ロストチャイルド"にエンディング・テーマとして提供した表題曲は、"ヒーローとはなんだ!?"という同アニメのテーマに対する伊東の回答を込めたミッドテンポ・ナンバー。伸びやかな伊東歌詞太郎の歌声はもちろん、過去と現代、そして未来と時空を超えながら自らの信念を綴った壮大な歌詞も聴きどころだ。その他、ホーンをフィーチャーしたロックンロールの「スプリングルズ・サワークリーム」と気鋭のクリエイター、タナカ零の作詞/作曲/編曲による「TEL-L」もカップリング。数々の実験的な手法を取り入れたハウス調の「TEL-L」は、これまでの伊東にはなかった異色ナンバーだ。(山口 智男)
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安藤裕子
Kongtong Recordings
きっちりしたコード進行や構成の上にメロディが乗るというより、先にメロディや言葉がありコラージュ的に完成していくような自由度の高さ、曲ごとに人格が変わるほど多彩なヴォーカル表現に新鮮な驚きが。ユニークな聴感ながら、軽快なピアノ・ポップからミュージカル風に進行する「All the little things」、ドラマ"うきわ ―友達以上、不倫未満―"OP曲でダンサブルな「ReadyReady」、アーバン・ソウルな「UtU」、ホーン・アレンジがロマ音楽風な「Babyface」、ピアノ・リフが効果的で、ある男性の誠実さと弱さを映し出す、本作中では異色な「僕を打つ雨」など感情、感覚の多様さはまさに"混沌"。"進撃の巨人"にインスパイアされた「Goodbye Halo」と「衝撃」アルバム版の連なりは圧巻。(石角 友香)
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