Japanese
EMPiRE
2019年10月号掲載
Member:YU-Ki EMPiRE MAYU EMPiRE MiKiNA EMPiRE
Interviewer:宮﨑 大樹
即完したマイナビBLITZ赤坂公演を終えてもなお、慢心せず、謙虚に、そしてひたむきに活動を続けているEMPiRE。スタイリッシュ、クールといったイメージを持たれがちな彼女たちだが、その瞳には内に秘めた闘志がメラメラと燃えているようだ。"限界突破"、"やる以外ないでしょう"と歌う3rdシングル表題曲「RiGHT NOW」は、そんな彼女たちを象徴するような1曲に仕上がっている。本作についてYU-Ki EMPiRE、MAYU EMPiRE、MiKiNA EMPiREの3人に訊いた。
-前回の取材(※2019年7月号掲載)がマイナビBLITZ赤坂([NEW EMPiRE TOUR "EVOLUTiONS"])の前だったんですけど、改めてライヴを振り返ってみてどうでしたか?
YU-Ki:マイナビBLITZ赤坂に立つのは3回目だったんですけど、今までは即完が難しかったんです。そのなかで、最後の最後に即完して、2階席までエージェント(※EMPiREファンの総称)でたくさんの光景を見たときには感動というか、すごく嬉しくて。あとで映像を観たときも、幸せな空間だなって思いました。一緒に踊ってくれて、会場全体の一体感を作れたライヴになったなと。
MAYU:ここ(マイナビBLITZ赤坂)を即完させていないのに次のステージにはいけないと思っていたので、次のステップへ進むための階段を1段上ったなという感じでした。でも、反省点も多かったので、そこは次のZepp DiverCity(TOKYO)(12月19日に開催する"EMPiRE'S GREAT ESCAPE TOUR")までにしっかり整えて臨みたいなと思っています。
-反省点というと?
MAYU:全員が緊張しいというか、大きい舞台だと本番で緊張しすぎて力を出し切れないことがあって。緊張ってどこから来るのかっていうと、自信のなさから来るんです。自信っていうのは自分たちで積み重ねることでしかつかないので、自分たちに厳しくやっていく部分が足りてなかったなというのは反省としてありましたね。自信がないとお客さんに左右されるというか。お客さんの雰囲気に飲まれやすいんですよ。
MiKiNA:マイナビBLITZ赤坂は、みんなが私たちのことを好きで観に来てくれた場所じゃないですか。だから雰囲気も温かくて、YU-Kiが言ったように幸せな空間だったんですけど、もし私たちを知って間もない人とか、初めての人が観ていたら不足してた部分もあったなと思いました。完全にホームだったからこそ成り立った幸せな空間というか、もっと大きくなったときに魅せられるようになるためには、レベルも精神面も鍛えないといけないし、いろんなものの向上が求められるなって。
-この夏はフェスや対バンのように、それこそホームではない場所でのライヴも多かったかなと思いますけど、そのあたりで何か変化はありましたか?
YU-Ki:ロック・バンドの方とか、今まで共演してこなかった方と共演することが多かったんですけど、いい意味で自分に酔いしれる大切さっていうものを学びました。私たち自身も、曲に入り込んでパフォーマンスをしているんですけど、自分に酔う力が足りないっていうか、ロック・バンドの見せ方がカッコいいなって思ったんですよ。自分に酔いしれることによって、曲の良さもより引き出せるし、お客さんも巻き込めるなって。そういう力を身につけていきたいと思いました。
-自分に酔うというのもある意味では自信に関係してきそうですね。現実的に伸びている動員の数字とかは自信に繋がらないものですか?
MAYU:目に見える数字は自信になっているんですけど、それは外からついてくる自信なんです。自分たちから掴みにいく自信がまだ足りないというか、そこをビシバシやろうっていう感じですね。
-具体的には、どうやって自分たちから自信を掴みにいこうと?
MAYU:当たり前ではあるんですけど、練習の質を変えてひとつひとつ丁寧にやっていくとか、毎回のライヴで全力を出し切るとかですね。あとは今回のシングルの表題曲「RiGHT NOW」の歌詞にある通りなんですけど、"全てなくなるまでやるよ"とか、"全部使い切る"っていう気持ちが大事だなっていうことに気づきました。"今しかない"という気持ちを今一度見直して頑張っていこうという感じです。
-では今話題に出た『RiGHT NOW』について聞いていきます。表題曲が"ブラッククローバー"のオープニング・テーマということもあってか、アー写、衣装、ジャケットが黒を基調としたもので統一されていますよね。
MAYU:今のEMPiREが示せたなっていうのは思っていて。EMPiREはずっと黒を基調としていたので、全部を黒にしている感じもそうだし、スタイリッシュさっていうのが衣装でも表現されているから、目に見えてEMPiREらしいというか。"強い女"みたいな感じがすごくいいなと思って。
MiKiNA:私は初めてのパンツスタイルなんですよ。今回は全員がパンツスタイルですけど、身体のラインがわかるじゃないですか? 私たちをカッコ良く見せるために作ってもらった感じがして、気持ちがすごく引き締まりましたね。
-NOW EMPiREさんが加入してダンスの質が上がったEMPiREにとって、動きの見せやすいこの衣装は武器かもしれませんね。ダンスで言うと、「RiGHT NOW」では新しい扉を開いたなって印象がありました。
YU-Ki:悪魔をイメージした振付になっているから、気持ちの悪い動きが多いんです。そういう点ではEMPiREらしくはないというか、今までになかったところなのかなって思います。
MAYU:衣装も相まって、なんか......マジで気持ち悪い(笑)。クネクネしてて。
YU-Ki:今回はサビ以外でも真似しやすい振付が多いので、一緒に踊って楽しめると思います。"いいじゃん 上等じゃん"のところで、両手をグーにして顔を挟むポーズをしているんですよ。最後の決めポーズもそのポーズなんですけど、これを流行らそうとしてます。
MAYU&MiKiNA:バズらせたい!
-(笑)EMPiREと"ブラッククローバー"で言うと、エンディング・テーマを務めた「Black to the dreamlight」(2018年4月リリースの1stフル・アルバム『THE EMPiRE STRiKES START!!』収録曲)以来のタイアップですよね。
MAYU:嬉しいですよね。「Black to the dreamlight」の歌詞と正反対すぎてビックリでした。これまでの期間に私たちが進めたのかなっていうふうには思いましたね。
YU-Ki:前回はエンディングで、今回がオープニングっていうのが素直に嬉しいなと思って。アニメを観ているんですけど、歌詞がめちゃくちゃリンクしているんですよ。そういう点で自分たちとアニメが重なる部分を感じます。アニメでは主人公が逆境に立ち向かう姿が描かれていて、絶対に諦めないんですよ。私たちも見習わないといけないと思って。
-たしかに、歌詞はアニメにも寄り添いつつも、EMPiREのイメージも重なりますね。
MAYU:沖縄で「SO i YA」(2018年9月リリースの1stミニ・アルバム『EMPiRE originals』収録曲)を4連続でやった日があって、その日はライヴハウスが灼熱すぎて途中から意識がほぼないみたいな感じだったんですよ。そうしたら、つらくなったときに(「RiGHT NOW」の)歌詞にある"限界突破"っていう言葉が急に浮かんだんです。"ブラッククローバー"の中で主人公が属している騎士団の団長が、"今ここで限界を超えろ"みたいに団員へ無理難題を突き出すんですよね。それがふと降りてきて、そんな感じでお客さんを煽りました(笑)。
MiKiNA:強気な歌詞ですよね。今まではもがいているとか、壁があるとか、走りたいとか、そういうイメージだったんですけど、この曲は自分たちを強くして立ち向かうというか、ドンと構える気持ちがあるっていう印象を受けました。この曲を歌うためには自分の気持ちも強くありたいです。
-サウンド面としてはアニメのオープニングらしい疾走感のあるロック・サウンドと、EMPiREらしいエレクトロ・サウンドの融合した1曲になりました。前作の『SUCCESS STORY』(2019年7月リリースの2ndシングル)から、本当にカッコいい曲が続いています。
MAYU:『SUCCESS STORY』と『RiGHT NOW』を続けて出すことで、ロックとエレクトロ、ダンス・サウンドの融合という部分が、これからのEMPiREはこういう曲をやっていく、という意思表明になっているなと思います。
MiKiNA:グループの色が固まってきたなという印象はありますね。
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