Japanese
ぜんぶ君のせいだ。
2021年02月号掲載
Member:如月愛海 征之丞十五時 甘福氐 喑 もとちか襲 雫ふふ メイユイメイ 个喆
Interviewer:吉羽 さおり
昨年秋に新メンバー3人(甘福氐 喑、もとちか襲、雫ふふ)が加入し、新体制の5人となってシングル『インソムニア』をリリースしたぜんぶ君のせいだ。が、さらにパワーアップ。今年1月に解散となったレーベル・メイト、ゆくえしれずつれづれから、メイユイメイ、个喆のふたりが加わった7人体制で、ニュー・シングル『堕堕』
をリリース。ぜん君。のDNAたるかわいらしくも危なっかしい妄想や感情が乱高下する曲で、ポルカ調だがカオティックで無国籍なサウンドとの相乗効果でさらにハイパーな1曲だ。そこに新鮮なひと匙を加えているのがゆくえしれずつれづれを思わせる狂おしいシャウトやヘヴィネスで、新たな物語を感じさせるシングルになった。この数ヶ月はまさに激動だが、楽しいこと、面白いものに忠実に、ポジティヴなパワーを発している。その勢いを感じる現在だ。
-1月2日にゆくえしれずつれづれとしてのラスト・ライヴが行われて、11日にはメイユイメイさんと个喆さんが、ぜんぶ君のせいだ。に加入という発表があって、驚いた方も多いと思うんです。ふたりがぜん君。(ぜんぶ君のせいだ。)へという話は、いつ頃出ていたんですか。
メイユイメイ:昨年の11月にゆくえしれずつれづれの解散が決まって、すぐでした。解散が決まったその週くらいには、ぜん君。にどうかという話を提案していただいていたんです。そこから、ふたりで考えたので。
个喆:でも、すぐに返事をしたよね。
メイユイメイ:ふたりとも、考えたらすぐ行動したいタイプなので(笑)。すぐに社長に連絡をとって、"今から話できますか"って言って。
个喆&メイユイメイ:"ぜん君。に入りたいです"って。
-そのときはもう、ピンポイントでぜん君。にどうかという提案だったんですか。
メイユイメイ:解散はするけど、メイと个喆はまだステージに立っていたいということは社長に伝えていたんです。そしたら、ゆくえしれずつれづれという名前を変えて新しいメンバーを入れてやっていくか、新グループをやるか、ぜん君。に加入するかという3択で提案してもらったんです。
-ふたりなら新しいグループもできるわけじゃないですか。そこでなぜ、ぜん君。へという道を選んだんですか。
个喆:やっぱり、大きなところ、大きなステージにいきたい! っていうのは常にありました。ぜん君。だったらいけると信じてる。あとは、一番尊敬する人たちがいるグループだったから、一緒にできたら自分も良くなれそうだなって。
-个喆さんはこれまでの経緯から言っても、幽世テロルArchitect(現KAQRIYOTERROR)からゆくえしれずつれづれへ移籍という経緯があって、そして今回ぜん君。にと、いろんなステップを上がっていますね。
个喆:はい、いろいろ経験させてもらいました。ありがたいです。
-ふたりの加入については、愛海さんはどういう感じで聞いていたんですか。
如月愛海:ぜん君。にという話は、ふたりよりもあとに聞いていたんです。ただ、ずっと新メンバーが欲しいと思っていて。この3人以外(甘福氐 喑、もとちか襲、雫ふふ)にも入れたいなと思っていたから。そんなときにこの話がコロコロっと入ってきて、"いいんじゃない? 入れたらたぶん面白くなると思うし"っていう。なんていうか、ぜん君。って結成のときから6人編成にしたいって言いながら、ずっと5人になってしまっていて。5人でいろんな入れ替わりがありながら、その時代を生きてきた感じだったんです。でもこれをもう1回やって、果たして面白いのかなって思って。事務所(兼レーベル)のコドモメンタルのトップページには昔から、"おもしろくなる、コドモメンタル"ってあるんです。どんどんいろんなことをやっていって、今それやる? っていうようなことをやっているところで。ぜん君。はコドモメンタルで最初にできたグループだったから、そういうスピリットで率先してやっていたんですけど。最近は、脱退や加入があったけど5人の印象がすごく強くなっていて、それはそれでつまらないなって思っていたんですね。3人の新メンバーの成長も見ていたから、ここで新しい風を入れたほうがきっと伸びるなと思って。そのときに、メイと个喆の話がきて。すぐに、十五時に"新しいメンバーを入れようと思うんだ"って言いました。
メイユイメイ:それでテレビ電話したの覚えてる。
征之丞十五時:そう。めーちゃん(愛海)から連絡がきて、"メンバー入れようと思うんだ。今から代わるね"って言われて(笑)。"え、今!? しかもこのふたりなんだ!"って驚きました。自分がコドモメンタルに入ったときに先輩として見ていたふたりだったので、自分がいるグループに入ってくれるっていうのが、最初は不思議な感覚があって、今はもう慣れましたけど。
如月愛海:でも楽しければ、なんでもいいよっていう感じだったんだよね、そのときも。
个喆:うん、言ってたね。
-メンバー全員に加入の話をしたのは、さらにあとのタイミングですか。
如月愛海:ずっと、3人には匂わせてはいたんです。
雫ふふ:その匂いは嗅いでました(笑)。
如月愛海:前々から新しいメンバーを入れたいというのは考えていたから、入れたいと思ったら入れるとはずっと言っていたんですよね。反応も様々で、面白かったです。
征之丞十五時:十五時はさっきの経緯で先に聞いていたんですけど。Twitterでゆくえしれずつれづれさんの解散発表をお知らせしたときに、ちょうど十五時と襲とふふが同じ部屋にいて。そしたら襲が、"个喆さんとかぜん君。に入れそうじゃない?"って言ってて。十五時は加入することを知ってたから、"うん......そうかなぁ"みたいな感じで。
もとちか襲:当たり障りのない反応でした(笑)。
甘福氐 喑:すごい勘だね。
如月愛海:でも結構みんな当ててくる。後々、前のメンバーに"新しいメンバーを入れようと思ってるんだよね"って話したら、そのときも"个喆とメイ?"みたいな感じで。よくわかったねっていう感じで。
-何か感じるものがあるんですかね。
如月愛海:やっぱりステージに立ちたいという欲は伝わるから。解散したあとも絶対に何かやるんだろうなというのは心にあったので。ゆくえしれずつれづれはあそこで解散をしたけど、グループってそういう話は何回も出たりするじゃないですか。ぜん君。でさえも、終わるかみたいな話は何回かやってきているから。でもそのたびに、ステージに立ちたいから残っているというのがわかるし。ぜん君。に入っても絶対にいい効果が出ると思うので。
-ふたりはゆくえしれずつれづれで活動しながら、ぜん君。の姿を見てきましたよね。実際に入って、外から見ていたときと加入してみての違いはありますか。
メイユイメイ:おめぐ(如月愛海)は、私がゆくえしれずつれづれに加入した3年前から大先輩としていたので、怖いとか厳しいって思っていたところがあったんですけど──
如月愛海:たぶんみんなそう思ってると思う(笑)。
メイユイメイ:でも、一緒に過ごすようになってからは、怖くはなくなりました(笑)。
如月愛海:3人はわかると思うけどそんな怖くないよね(笑)?
もとちか襲:ないね。
甘福氐 喑:ない。
メイユイメイ:たぶん、大先輩として見ていたからだったと思うんです。それは入ってすぐになくなって。メンバーもみんなあったかいし、ふふとかも最初からメイって呼んでくれたり、腕組んだりとか、懐いてくれるのが早くて。
个喆:3人のことは、お披露目前の練習風景も見ていたので。そのときは"大丈夫かしら~"ってなってたんですけど。次のときにライヴを観たらめっちゃかっこ良くなってて。こんなすごい3人が入ってきたんだって思ったら、"私たちここにいくの、やばくない?"って。
メイユイメイ:それはふたりでめっちゃ話してたよね。
个喆:焦りました。逆に、そうやって怖い存在がいたからそれでやる気も出ました。
-ライヴのやり方や表現は結構違いがあるのでは。
メイユイメイ:そこは全然違いますね。ゆくえしれずつれづれのダンスは、まれ・A・小町の繊細な動きやニュアンスを表現することが大きかったので。女性グループっていう感じの振付だと、ゆくえしれずつれづれだと「我我」という曲くらいしかなかったから、そこは一番違いとして感じますね。ぜん君。の振りだと、かわいくプリプリしてたりする(笑)。
-ということでは、ふたりの新たな面が見れそうです。
个喆:出せるかなぁ。
メイユイメイ:こてちゃん(个喆)はいけるじゃない。
甘福氐 喑:新たなメイメイ(メイユイメイ)を出していこう。
もとちか襲:かわいいメイメイをね。
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