Japanese
ぜんぶ君のせいだ。
2021年02月号掲載
Member:如月愛海 征之丞十五時 甘福氐 喑 もとちか襲 雫ふふ メイユイメイ 个喆
Interviewer:吉羽 さおり
それぞれの変化もお互いがいて生まれてくるもの。それも楽しみ
-後半にくるシャウト・パートは、ふたりが加わったからこそ新しいパワーが宿っていますよね。このパートでふたりが加入したことも鮮明になっていて。
如月愛海:7人になって、5人とはまた違うところは見せたいじゃないですか。それは全員がそう思っているから、「堕堕」が7人としての一発目で本当に良かったなと思うんです。みんなのいいところが出ているし、ふたりはまだ慣れてない部分はあると思うけど、自分を出し切れる場所があるじゃないですか。
-それぞれ存在感がありますね。
如月愛海:以前、ゆくえしれずつれづれの歌詞を書くことがあって(「memento」)。そのときにどういうふうに書いたらいいかなってGESSHI類さんに聞いたときに、ゆくえしれずつれづれの深いところにあるのは自己犠牲だって言われたんです。それで、自己犠牲丸出しの「memento」を書いたんだけど。「堕堕」でふたりが入ったことで思ったのが、ちょっと自己犠牲が足されてるんですよ。ぜん君。の曲は、自己犠牲というよりはぼっちが集まって、わがままに君をずっと愛し続けるっていうもので。重い愛というのがすごくあるんだけど、そこに少し自己犠牲がまざった歌詞になっている。それを感じたときに、7人になったんだなっていう謎の実感があって。歌詞的にも、両者のいいとこ取りをしたなって思いますね。
メイユイメイ:「堕堕」の話とは関係がないんですけど、ゆくえしれずつれづれの解散が決まってから、「memento」をやるとき毎回泣いてた。歌詞がそのときの状況とすごく似ていて。
个喆:たしかに。
メイユイメイ:予知してたのかなっていうくらい。
如月愛海:予知はさすがにないけど気持ちがわかる。ぜん君。もたくさん人が抜けていくことを経験していたし、「memento」を書いていた頃はちょうどよつ(一十三四)とぼの(凪あけぼの)が抜けるかなというときで。
メイユイメイ:離したくないとか、いなくなっちゃったメンバーのことを思って書いた歌詞というのもあって、泣けちゃったんです。で、「memento」は个喆がおめぐのことが大好きだから、振付を担当してるんです。
个喆:そうなんです!
如月愛海:そうだったの? ありがとう──すいません、私だけが嬉しい時間でした(笑)。でもこうやって「堕堕」には、ゆくえしれずつれづれの要素も入っていて。だけどすごいなって思うのは、ふたりに経験値があって歌えるのはもちろんだけど、3人もいろんな曲調に合わせられるんですよね。
-そこはこの数ヶ月という短期間で、集中力高くライヴや活動を重ねてきた賜物ですかね。
如月愛海:ライヴで、たくさんのぜん君。の曲、それも情緒不安定な曲をやってきたのもあると思うけど、その吸収が早いんですよね。7人になってもそれは感じてます。
甘福氐 喑:あざーす。
もとちか襲:中でも「堕堕」は歌うたびに、ずっと大事に歌いたいなって思いますね。
-もう1回エンジンをふかす勢いがあって、ここからのキーポイントになっていく曲になりそうですよね。
如月愛海:加速しますね。ちなみに私のパートで歌詞が"..."のところがあるんですけど。これは、セリフを言ってるんです。レコーディングのときにsyvaさんに、"なんでもいいから言って"って言われて。何を歌っているかは一生世に出さないつもりなんですけど、そこにすべての思いがこもってます。
个喆:えー、教えてくれないの?
征之丞十五時:みんな頑張って聴き取ろう(笑)。
如月愛海:そういう聴こえない遊び心も入ってるというか。みんなが遊んでいる曲だし、たくさんの遊び心が詰まってるから。楽しい曲になったなって思います。
-そしてこちらは5人バージョンでのレコーディングとなりますが、カップリングが「never ending xxx」。
如月愛海:「堕堕」よりも先にこの曲がきていたんです。歌詞を見ると、5人の物語が終わるという内容なんですけど、でも続いていくんですよね。それが最初から入ってる曲で。これは"如月愛海生誕SP"の一発目に歌ったんですけど、そこで予兆した感じになったんですよね。アンコールでふたりのお披露目があって、また物語が続くんだっていう。と言っても、そのときはまだ患いさん(※ぜん君。ファンの呼称)はタイトルも知らない状態でしたけど。
-前作『インソムニア』よりも、さらに始まりや、ここから何か展開があるのかなって思わせる内容ですね。
如月愛海:『インソムニア』のときは、前メンバーのましろやよつ、ぼののことを含めたぜん君。の曲で。カップリングの「ちぬちぬせれなーで」はそこからの自分たちにとっての応援歌のような曲だったんですよね。ここからまた歩いていくんだっていうのは、今回の「never ending xxx」の冒頭で甘福氐 喑が歌っているんです。
甘福氐 喑:"物語、今、動き出してゆくよ"というフレーズで、みなさんの気持ちを代弁してます。
-さらなる楽しみとしては、進化のスピードが早いので、ここからそれぞれのキャラクターがどんどん出てきそうだなということですね。
如月愛海:少しずつ頭角を表してきた3人のキャラクターと、私と十五時、メイこて(メイと个喆)のキャラがこれからぜん君。の中でどう変化していくのか、それはたぶん変わっていくものだから。ぶつかり合ったり、いろんなことを経験したりしていって、急に襲がお姉さんになるかもしれないし──
もとちか襲:えぇー。
如月愛海:「堕堕」のとき、ちょっと歌い方がお姉さんなんだよね。
雫ふふ:わかる。
メイユイメイ:なんか色気がある感じ。
もとちか襲:やだ、みんな思ってたの?
个喆:MVのときもめっちゃお姉さんだったよ。
-そうやって本人がわからないうちに育っているキャラクターもあるから。
甘福氐 喑:いいぞー。
如月愛海:そういう変化もお互いがいて生まれてくるものだから。それも楽しみ。それくらい逞しいメンバーなので、甘えたいなって思います。十五時はちょっと......ごめんなさい。
征之丞十五時:なんでよー! ねぇ?
-ここのいびつな関係は変わらずだ(笑)。
如月愛海:関係性は変わらずで(笑)。でもこういうキャラクターもどんどん出てくると思うので、聴いてほしいですねこの先も。
-状況的にはライヴ活動が難しい場面は続きそうですが、ぜん君。としては今年も加速していくという感じですね。
如月愛海:今は前向きに、"みんなのところに行くよ"っていう感じなんです。このコロナの状況があって、なかなかみんなもライヴに来づらいと思うんです。でも私たちはしっかりと感染症対策をして、この7人で全国に行きます。
个喆:うん、ライヴしたいな。進みますよ、7人で。
もとちか襲:この7人で早く、以前のような──患いさんたちも無限に叫べるようなライヴがしたいよね。
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