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INTERVIEW

Japanese

ぜんぶ君のせいだ。

2017年02月号掲載

ぜんぶ君のせいだ。

Member:如月愛海 ましろ 一十三四 咎憐无 未来千代めね

Interviewer:吉羽 さおり

2017年、ぜんぶ君のせいだ。は新メンバーに咎憐无と未来千代めねを迎えた新体制でスタートを切った。昨年11月には、成海5才、十字が活動以外でのファン(患いさん)との交流があり、写真がネット上に掲載されたことを受けて、それぞれの脱退を発表。2ndフル・アルバム『アニマあにむすPRDX』リリース後で、ライヴやリリース・イベントは行いながら、グループとしてどうすべきかに心を砕き、如月愛海、ましろ、一十三四の3人は活動を続けていたという。今回は、新メンバーの紹介と共に、ぜんぶ君のせいだ。の怒濤の1ヶ月を話せる限りで語ってもらった。

-2016年末は、ぜんぶ君のせいだ。(以下:ぜん君。)にとってはメンバー脱退と加入があり、激動でしたね。

如月愛海:そうなんです。だから言いたいことがあって。明けましておめでとうございます。

一同:今年もよろしくお願いします。

-今年もよろしくお願いします。これが言えてよかったです(笑)。

如月愛海:これが今日一番に言いたかったことで。

-ぜん君。がどういうことがあって2017年を迎えたのかというのも含めて今日はおうかがいしたいと思ってます。今回新たにふたりのメンバー、咎憐无さんと未来千代めねさんが加入しましたが、これは脱退を受けてというのもあったんですか。

如月愛海:とにかく、昨年の夏くらいからライヴがすごく多くなって、みんな楽しくどんどん進んでいるなかで、5才(成海5才)と字(十字)の急な脱退があったので。ヒー! ってなったね。

一十三四:11月の後半から今まで、シュッと一瞬で時間が過ぎてしまった感じで。

-11月には2ndフル・アルバム『アニマあにむすPRDX』のリリースもありましたからね。

如月愛海:でも、きっと脱退したふたりも患いさんには、ライヴで自分の言葉で"ありがとう"を伝えられたと思うんです。ふたりの意志でそうなったのはよかったかなと思いつつ、1年間ずっと一緒に走ってきたので、やっぱり抜けた穴は大きくて。脱退後、3人(如月愛海、ましろ、一十三四)でいたときには、これでもかってくらい動いたね。

ましろ:3人でやったライヴがあったんです。ステージが驚くほど広かったよね。元気で、すごくジャンプをしていたのがあのふたりだったこともあったので、もうどうしようかと思って。

如月愛海:レコード店の併設ステージは、普通のライヴハウスのステージよりも小さめだったりするじゃないですか。それでも広く感じるくらいの時期はありました。でも、そのときも患いさんに助けられて。こっちもやらなきゃだし、向こうも――

ましろ:"支えなきゃ"って思ってくれていて。

如月愛海:野外フェスかっていうくらい声を出してくれて(笑)。嬉しかったですね。

-いきなり3人になってしまって、ぜん君。がこの先どうなるのか不安はなかったですか。

如月愛海:3人で話したときに、誰かひとりでも"ぜん君。はもうちょっと無理だから、やめる"ってなったら、たぶん終わっていたと思うんです。でも3人とも、"いや、やめないから"っていう思いは強くて。3人いるし、みんなここにすべて賭けている状態なので。続けるし、大丈夫だと。そうなったよね。

一十三四:"この先どうしよう"よりも、"なんとしてもぜん君。を守らなきゃ"っていう気持ちが強くて。ガムシャラでした。

ましろ:3人で会ったときに、まず"やめないから!"って(笑)。絶対にいるから、ぼくもいるから、わたしもいるからって話をして。それで、ちょっと気持ちが強くなれた部分はありますね。

如月愛海:たぶん不安もあって、本当にあのときはずっとLINEのやりとりをしてましたしね。

-そこでメンバーを増やそうということに?

如月愛海:メンバーは脱退の話が出る前から、募集はしていたんです。もともと6人くらいでぜんぶ君のせいだ。の活動をしたかったんですよ。四が入った段階ではもうひとりいて、もともと6人の予定だったんですけど、その子も脱退して5人になっていたので。活動を始めて1年経ったし、もうひとり入れてみようかっていうことで6人目を探していたところ、ああいうことになり。あれ? 6人どころか──

ましろ:3人しかいない! ってなっちゃって。

如月愛海:というのが本音です。だから、新メンバーは10月くらいから探してはいました。