Japanese
2021年10月号掲載
-
-
5月にスタートした47都道府県ツアーが11月2日に東京TSUTAYA O-EASTでファイナルを迎える。このツアー終盤にリリースとなるのが13枚目のシングル『Heavenlyheaven』。デビュー以来、作曲編曲は水谷和樹、syvaが手掛けてきたが、タイトル曲は作曲がみきとP、編曲をみきとPとYK from 有感覚のタッグで、ぜん君。と新しいクリエイターとの出会いの曲でもある(作詞は変わらずGESSHI類)。ポップでスピード感のあるサウンドとメロディックなサビが強い印象を残すJ-POP的キャッチーさを軸に、7人体制のカラフルなヴォーカルやシャウトの表現の遊びが生かされた。再新録アルバム以降の作品で、ぜん君。の新しい魅力を掘り起こした、今後の展開の呼び水になるシングルだ。(吉羽 さおり)
Related NEWS
ぜんぶ君のせいだ。 (247)
- 2025.03.29
- ぜんぶ君のせいだ。、18thシングル「眩盲暈詩」MV本日3/29 23時プレミア公開
- 2025.02.28
- ぜんぶ君のせいだ。、17thシングル「こゆび」MVを3/1 12時よりプレミア公開
MUSIC VIDEO
Related DISC REVIEW
-
-
無期限活動休止から1年を経た2024年3月に新メンバーを加えた新体制でリスタートし、再び怒濤のツアー・ライフへと乗り出した"ぜんぶ君のせいだ。"。ツアーの合間を縫って発表してきたシングル「蓮華粧」、「こゆび」、「眩盲暈詩」に続くのが今作。7thアルバム『メイダイシンギ』でもプロデュースを手掛けたDAIKI(AWSM.)による作曲/編曲のロック・チューンで、特に前作「眩盲暈詩」での躁的なパワーとは一転して、落ち着いたシックな印象。それぞれがエモーショナルに畳み掛ける歌には大人っぽさが漂う。新章に突入して、がむしゃらに相手を掴んでいくだけでないライヴの広がり、表現の広がりにおいてもポイントになる1曲だ。(吉羽 さおり)
-
-
目標であった武道館公演から1年を経た今年3月15日に如月愛海、メイユイメイ、寝こもち、そして新メンバーとしてむく、煌乃光、己涙々らてが加わり再始動したぜんぶ君のせいだ。(その後己涙々らてが契約解除)が、5人の新体制で初シングルをリリース。表題曲「蓮華粧」は作詞をGESSHI類、作曲&アレンジが有感覚、スーパーヴァイズにみきとPという布陣で、新たなスタートを描いた。目まぐるしいサウンドで、狂気的とも言える独占欲を歌うヘヴィな曲を、5人の声色がポップに彩る。c/wには1stデジタル・シングル「ねおじぇらす✡めろかおす」と「唯君論」というぜん君。の精神たる2曲を新体制verで収録。新たなファンにも呼び掛ける一枚。(吉羽 さおり)
-
-
前作に続き、多彩な作家が作編曲に参加しぜん君。の可能性を広げ続ける7枚目のアルバム。オキタユウキ(été)、彦/じゅんちゃい/DAIKI(Made in Me.)といったレーベルメイトから、みきとP、Tom-H@ck、そして渡辺壮亮(嘘とカメレオン)、Gaku Taura(Crystal Lake)、アサノチャンジ(SHIFT_CONTROL)らバンド勢も、自由に各自のテイストで書いた曲を6人がカラフルに色づけた。コロナ禍もリアル、オンライン含めライヴを続けてきたぜん君。。この春に同じコドモメンタルの星歴13夜から寝こもちが加入し、武道館に向けた47都道府県ツアーを疾走するなかでさらに個々が表現を磨き上げ、気持ちをひとつに温度を上げてきた、そのパワーがポップにエモく炸裂した。(吉羽 さおり)
-
-
4月3日のワンマン・ライヴ"絵空事現"で、2023年3月に日本武道館単独公演"この指とまれ"を行うことを発表した、ぜんぶ君のせいだ。。"絵空事現"は征之丞十五時、甘福氐 喑のラスト・ステージになり、アンコールでは新メンバー、寝こもちが登場した(星歴13夜との兼任)。2021年1月に7人の新体制となって47都道府県ツアーを2度行うなど、コロナ禍でも走り続け、結成時から宣言していた武道館に立つ夢が具体化したなかで再び新体制となったが、ぜん君。はここからもノンストップだ。今作は、現体制での再新録アルバム。今回は1stアルバム『やみかわIMRAD』、2ndアルバム『アニマあにむすPRDX』を中心に全5枚のアルバムから選曲。新アレンジも施された現在進行形のぜん君。をパッケージした。(吉羽 さおり)
-
-
2022年は7都市12公演のツアーに始まり、4月3日にはTOKYO DOME CITY HALLでの単独ライヴが控えている"ぜん君。"。メイン・ソングライターに加えて、ぜん君。では初めて様々な作家陣が百花繚乱な曲を書き下ろしたアルバム『FlashBack NightMare』の曲がライヴに新たなエッセンスを加え、7人のぜん君。の面白さが増している今、ニュー・シングルも投下。「浪漫事変」は、"けいおん!"や多くのアーティストの曲を手掛けるTom-H@ckと、杉下トキヤ(ex-Last Note.)が作曲した。世界が色づいていく出会いの瞬間から、猛ダッシュで気持ちが駆け上がっていく顛末がポップに表現された。ぜん君。らしい暴走、妄想にもかわいらしさがあって、よりキャッチーな1曲だ。(吉羽 さおり)
-
-
現体制初フル盤はぜん君。史上初、馴染みのソングライターに加えてバンドマンからボカロPなどの作家陣を招き、ぜん君。サウンドの新たな地平を切り拓く作品に。どの作家もぜん君。の可能性を研究し楽しんだのだろう。この曲をぶつけてくるかという癖のある曲が揃う。幕開けは丸山 漠(a crowd of rebellion/Gt)による「SCAR SIGN」。ヘヴィなギター・リフによるプログレッシヴな展開で、7色の歌声やシャウトが矢継ぎ早に繰り出される攻撃性の高い曲だ。またétéオキタユウキ(Gt/Vo)による「Underscore」は、彼らしいポリリズムやDjent的なサウンドにポエティックな歌が重なる。ライヴでもすでに人気の、ボカロP ど~ぱみんによる「ものの恋あはれ」のポップさも楽しい。(吉羽 さおり)
-
-
5月にスタートした47都道府県ツアーが11月2日に東京TSUTAYA O-EASTでファイナルを迎える。このツアー終盤にリリースとなるのが13枚目のシングル『Heavenlyheaven』。デビュー以来、作曲編曲は水谷和樹、syvaが手掛けてきたが、タイトル曲は作曲がみきとP、編曲をみきとPとYK from 有感覚のタッグで、ぜん君。と新しいクリエイターとの出会いの曲でもある(作詞は変わらずGESSHI類)。ポップでスピード感のあるサウンドとメロディックなサビが強い印象を残すJ-POP的キャッチーさを軸に、7人体制のカラフルなヴォーカルやシャウトの表現の遊びが生かされた。再新録アルバム以降の作品で、ぜん君。の新しい魅力を掘り起こした、今後の展開の呼び水になるシングルだ。(吉羽 さおり)
-
-
7人の新体制ぜん君。となって、3月に発表した『Q.E.D.mono』に続き、その第2弾となる再録アルバム。これまでもメンバーが変わった際に再録盤を発表し、サウンドや歌詞などもその都度アップデートされてきたが、この2作は完全版とも言えるもので、ヴォーカルや歌詞はもちろんサウンド、ミックスがさらに洗練されて、曲の魅力やぜんぶ君のせいだ。の魅力を新たに掘り起こすようなアルバムになっている。7人というぜん君。史上では最も大所帯のグループにはなったが、それぞれの歌のバランス、ヴォーカルの構成の妙が光る。特に今回はエモーショナルな曲や「Teardust」など疾走感のあるストレートな曲、アルバムの中などで際立つ存在だった曲などが再構築され、新たな輝きを放っているのは嬉しい。(吉羽 さおり)
-
-
新メンバーが加入し、7人体制での47都道府県ツアー中に発売となった現体制での再録アルバム。「WORLD END CRISIS」でスタートし、感情の激流に今にも心が崩壊しそうな危うさから、もう一度力を取り戻していく「革鳴前夜」へと続く。「メスゲノムフェノメノン」、「オルタナティブメランコリー」、「キミ君シンドロームX」、「せきららららいおっと」など、妄想たっぷりでつんのめっているのはこれぞぜん君。の不器用で、それでいてキャッチーな曲も並んでいる。捻くれてしまう自分へのアンセム「When you 2 WANT」があれば、ひとりの痛みを知るからこその強さも「MONOLOGUE」で歌える。カラフルな7人の声色が寄り添い、せめぎ合って成立する、ぜん君。の全方位がパッケージされた作品だ。(吉羽 さおり)
-
-
解散したレーベル・メイト、ゆくえしれずつれづれからメイユイメイ、个喆のふたりが新メンバーに加わって、新たな5人体制でリリースした前作『インソムニア』から、さらに7人体制になりパワーアップしたぜん君。のニュー・シングル。「インソムニア」が脱退したメンバーの想いも汲み、それをまた背負っていく曲なら、今回はc/wの「never ending xxx」と「堕堕」で、新たなぜん君。で思い切りアクセルを踏み込んで暴れまわっている。ゆくえしれずつれづれの武器であったシャウトもたっぷりと盛り込み、勢い余ってスピンするようなハイパーなミクスチャー・サウンドにのせ、カラフルな7人のヴォーカルが四方八方から飛び出してくる。遊び心を全面に、フルスロットルで恋に、君に堕ちていくライヴ・チューンだ。(吉羽 さおり)
-
-
通算11枚目となるシングルは、3人のメンバー脱退を経て、新たな3人(甘福氐 喑、もとちか襲、雫ふふ)が加入した新体制での第一声になる。結成時から、メンバーやグループの人数の変化を繰り返してきたぜん君。だが、そのたびに新たなカラーを盛り込みながらも、芯の部分は変わらず、ひとりの人間のように成長をしてきた過程がある。成長痛もまた滋養にしてきた時間だ。そして、この『インソムニア』でさらにスピードアップして、追いかけてきた夢に向けてロマンチックに加速を遂げている。今の5人は、それぞれ濃いキャラを持ちながらも、より強固な思いで一体化している感触だ。ヴォーカルの感じとしては、今までで一番バランスが良くてポップ性が高く、ここからまたどんな表現をしてくれるかも楽しみだ。(吉羽 さおり)
-
-
新体制初となる5作目のアルバム『或夢命』。今年に入り、メンバー脱退、そして新メンバー2名が加入し、休む間もなく全国ツアーという激動の時を過ごしてきた。印象的には4年間の活動の中でも、グループの佇まいや歌声などの面で一番の変化があったが、今作で感じるのは、ここまで紡いできたぜんぶ君のせいだ。の歴史を否定することなく、背負いながら前に進み、音楽的にもスキル的にも進化をしているということ。メンバー5人がそのことに意識的であり、それを暑苦しくなく、ナチュラルに音楽としてポップにロックに、ユーモラスにと表現している。その空気感がいい。試みのある新曲をはじめ、ライヴの定番曲の2019年版も収録。今作だから歌える「世界にたった一人ちっぽけな君を」の温かな眼差しにも注目だ。(吉羽 さおり)
-
-
シングルと同発の再録アルバム。全17曲、ライヴのセットリストをイメージした選曲で、ぜん君。のキラーチューンが並ぶ。とはいえ、ヴォーカルの歌割りが新体制5人で新たに構築された曲となっていて、新メンバーふたりの声のキャラクターやニュアンスも加わった。初期のころからの代表曲も多く、これまでもメンバーが変わるたびに何度か再録されている曲もあるが、ライヴを重ねていることもあって、再録のたびに曲としての精度が上がっている。ポップでシアトリカルな曲はより振り切って色濃く、エモーショナルな曲はより豊かに、曲の世界観が立体的となった。第2弾が10月にリリースされ、ロックな曲たちもアップデートされていく予定だ。常にノンストップで進む、彼女たちのスピード感も味わえるアルバム。(吉羽 さおり)
-
-
新メンバーふたりが加入して、再び5人体制となったぜん君。の第1弾シングル。「AntiIyours」では、5色のヴォーカルになったからこその、そして活動を重ねた今だからこその新たな試みで、これまでの曲ではあえて入れてなかったハーモニーやユニゾンのパートも導入した。これぞぜん君。という強さやキュートで、ポップでぶっ飛んだ目まぐるしさもあるが、その響きには新鮮さがあり、キャッチーに刺さるその深さもグッと増している鮮やかな曲だ。カップリング「唯君論。」は再録曲だが、こちらも成長を重ねた今のメンタリティが歌詞をアップデートさせ、細かなところが変化。5人での第1弾という大事な1枚での再録曲として、私と君(ぜん君。とファンである患い)とのかけがえのない濃密さを改めて聴かせている。(吉羽 さおり)
-
-
ぜん君。初の両A面シングル。「Natural Born Independent」は高揚感のある美メロが冴え、メンバー4人それぞれのヴォーカルがエモーショナルに乗るロック・チューンだ。右へ倣え的な空気にはそっぽを向いて、自分が選んだ道を行く、その強い意志を込めた1曲となった。「ロマンスセクト」は、ヘヴィなギター・リフと硬質のビートに歌が絡まりグルーヴする1曲で、こちらは"ぜん君。節"たるポップでファンシーで、且つ猛烈に熱い歌となっている。7thシングル『革鳴前夜』に続いて、加速するぜん君。がさらにアクセルを深く踏み込んでいく、エネルギーとなる2曲。ライヴでのパフォーマンスがタフになり、会場のキャパを着実に上げている今に相応しいファンファーレ的なシングルだ。(吉羽 さおり)
-
-
前アルバムから1年経たずしてリリースとなる4thフル・アルバム。この間にも再録アルバムや2枚のシングルを発表し、全31公演にわたったロング・ツアーを完走、ぜん君。史上最大規模となる渋谷TSUTAYA O-EASTワンマンも即完で成功させた。約3年の中で最も加速を極めた活動で、個々人が歌やぜん君。へのモチベーションを上げ、グループとしての強さと個性をビルドアップしてきた。その成果やエネルギーを爆発させているのが今作だ。ぜん君。と言えば、捻くれた、遊び心満載のアトラクション的ポップも聴かせてくれたが、今回はバンド・サウンドでソリッドに、正統派のロック・チューンも真正面から表現している。サウンドにそれぞれのタフさがしっかりと乗った強力なパンチ力が痛快。目が離せない存在になっている。(吉羽 さおり)
-
-
昨年末のシングル『せきららららいおっと』に続く6枚目のシングルは、表題曲「トナリコレアラタ」を筆頭にポップなぜん君。節が全開。"君"を想うラヴ・ソングでも、これまではコンセプトである"病みかわいい"の病みが強めな、妄想をこじらせた重い女の子であることが多かったが、今回は恋する女の子のかわいらしさをまっすぐお届けする曲になった。相手のことがどれだけ好きかのめくるめくお花畑的世界でなく、自分が強く変わっていこうという決意を歌にしていて、より共感性も高い内容だ。c/wの「ヴぁいらるらびりんす」はオリエンタルなエレクトロ・チューン、「ROMANTICISM」はキュートなエレクトロ・ポップと、フレンドリーなサウンドでキャッチーさも抜群。次なるステップを見据えたシングルだ。(吉羽 さおり)
-
-
前作『Egoistic Eat Issues』からわずか3ヶ月でのリリースとなるシングルは、メンバー脱退を経て4人となった彼女たちの"今"と"意志"を伝える。「せきららららいおっと」は、カラフルでポップな片(過多)想いソングであり、めまぐるしく押し寄せる感情と妄想をロックやEDMといった多展開のサウンドで表現し、グループのコンセプト"病みかわいい"を今一度思い起こさせる曲となった。「Unknown Carnival」では、4人の想いをまっすぐ突き刺すように歌う。ぜん君。と言えば高音でのシアトリカルなヴォーカルが特徴だが、この曲では低音が効いている。フラットなメロディで射抜くように歌われるのが新鮮だ。いろいろな困難はあったけれど、"笑え"と自らを鼓舞する歌が力強い。(吉羽 さおり)
-
-
1stアルバム『やみかわIMRAD』、2ndアルバム『アニマあにむすPRDX』を再録した2枚組アルバム。この2作ともに現ラインナップとはメンバーが変わっていることもあり、またパフォーマンスやグループとしての意識も変化してきた今だからこその再録作品となった。歌割りやサウンドにも手が加わり、"単なる再録音"を超えたものになっているのは、最新アルバム『Egoistic EatIssues』で知った人も、ずっと追い掛けてきたリスナーも楽しめるところ。1,080円という良心価格も、新旧のファンに手に取ってもらいたいという思いから。結成からフルスロットルで突き進みながらも、メンバー交代など何度も壁にぶち当たりつつ、それでもスピードを緩めずに生傷を作って驀進するぜん君。が詰まった作品だ。(吉羽 さおり)
-
-
色とりどりのヴォーカルがシアトリカルな曲を引き立てる「独白園」でスタートする、3rdフル・アルバム。悲しみや後悔でズブズブのひとりぼっち感から、脳内が一気にお花畑化していく恋愛の暴走まで、激しい感情のアップダウンは相変わらずだが、そのドラマやシーンをより表情豊かに表現している作品だ。スピード感溢れる曲はさらにスリリングに、パワフルな曲はパンチ力を鍛え、猫の目のように展開していく曲は遊び心たっぷりでキャッチーに、繊細な曲は歌の機微を大事にと、曲を自分たちのものにする咀嚼度の高さが窺える。結成からメンバー交代があったり、今作のリリースを前に未来千代めねが喉の病気で脱退するなど困難はあるが、それも滋養に一歩一歩進む強さを増した。ぜん君。の軌跡が詰まっている。(吉羽 さおり)
-
-
「わがまま新生Hominina」(Track.1)と、「ここにおいで with まれ・A・小町」(Track.2)、「飢えそなりてぃ」(Track.3)を収録した4thシングル。新メンバーふたりが加入し2作目のシングルだが、前作が新生ぜん君。の自己紹介だとすれば、今回はいきなりフルスロットルで突き抜けて、ポップにスパーク。コンセプトの、"病みかわいい"の"かわいい"の比重大きめ(厄介な"病み"っぷりもあり)で、派手なシンセ・サウンドで君への想いを炸裂させている。レーベルメイトのゆくえしれずつれづれのまれ・A・小町をゲストに迎えた「ここにおいで」の包容力ある曲も新鮮だが、続く「飢えそなりてぃ」のEDM感は驚きだ。内容的には、歌って踊るメジャーなグループを皮肉ったりしているとか、してないとか。やりたい放題なシングルだ。(吉羽 さおり)
-
-
メンバー脱退があり、フレッシュなメンバー(咎憐无、未来千代めね)が加入した新体制での初シングル。2ndフル・アルバム『アニマあにむすPRDX』以降としても初のシングルで、サウンド的にも新たなトライや深化がある。タイトル曲は、モダンで、ダンス・ミュージック的なアレンジが施されたノイジーなギター・サウンドが流麗で美しい。五月雨式に5人のヴォーカルが乗っていくメロディが、たくさんの言葉と感情と、募るぼっち感と、とげとげとしたノイズと共に、どっと耳に流れ込んでくる曲だ。カップリングはソリッドなロック「ざふぁいふぁいそっ」と、扇情的なピアノがドラマを彩る「あおはる」。「あおはる」はこれまでのぜん君。の妄想力と、感情過多で暴走するパワーを踏襲。これはこれでなんだかホッとする。(吉羽 さおり)
-
-
今年1月に初の全国流通盤としてリリースされた1stアルバム『やみかわIMRAD』から1年未満で、2ndアルバムをリリースする"ぜんぶ君のせいだ。"。結成から約1年の間にも、メンバー加入や初期メンバーの脱退があったりと激動のときを過ごしつつ、精力的なライヴ活動で会場のサイズを広げながら突き進んでいる彼女たちの今を詰め込んだ今作。レーベルメイトであるインスト・バンド Gauche.の水谷和樹が作るハイパーにアップダウンするメロディと情報量たっぷりのポップ・サウンドや、syvaの作るヘヴィなロック・サウンド、そこに5人それぞれのキャラクターが波状攻撃のように歌を乗せて疾風怒濤の展開に。5人の個性が際立ってきたゆえ、グループとしての物語も加味された進化のアルバム。(吉羽 さおり)
-
-
情緒不安的気味に揺れ動く、ジェットコースター的な感情そのままに、くるくると展開するカラフルなロックを、引っ込み思案で、誇大妄想な、厄介な心の内をポップに響かせてしまうタイトル曲「僕喰賜君ノ全ヲ」。内省的な自分とそんな自分自身を客観視するシニカルさも持ったTrack.2「痛カルマバ○ス」。そして、アグレッシヴなビートと分厚いギター・サウンドで思春期から大人へと変わりゆく成長痛を歌うTrack.3「拝啓、おとなグラム」と、共に気持ちと想像ばかりが肥大していってしまうような、人生の青い時期が歌われる。この感情過多で、うーんと頭を抱える感じは、あるあるな状況なのではないだろうか。根っこに渦巻くものはヘヴィだけれども、それをとてもファンシーにラッピングして手渡してくれるのが、ぜんぶ君のせいだ。だ。(吉羽 さおり)
Related INTERVIEW
Related FEATURE
Related VIDEO MESSAGE
Related LIVE REPORT
ぜんぶ君のせいだ。
2023.03.15 @日本武道館
ぜんぶ君のせいだ。
2021.11.23 @下北沢LIVEHOLIC
ぜんぶ君のせいだ。
2021.11.02 @渋谷TSUTAYA O-EAST
ぜんぶ君のせいだ。/ KAQRIYOTERROR / TOKYOてふてふ
2021.08.23 @下北沢LIVEHOLIC
ぜんぶ君のせいだ。
2021.03.27 @LIQUIDROOM ebisu
ぜんぶ君のせいだ。
2020.11.03 @Zepp DiverCity(TOKYO)
ぜんぶ君のせいだ。
2020.07.24 @中野サンプラザ
ぜんぶ君のせいだ。
2019.06.09 @下北沢LIVEHOLIC
ぜんぶ君のせいだ。
2019.01.20 @Zepp Tokyo
"夏の魔物2017 in KAWASAKI"
2017.09.10 @川崎市東扇島東公園
ぜんぶ君のせいだ。 / NoisyCell / DOG MONSTER
2017.06.28 @下北沢LIVEHOLIC
ACCESS RANKING
- 1斉藤和義、読売テレビ/日本テレビ系全国ネット"サタデーLIVE ニュース ジグザグ"テーマ・ソングの新曲「HAPPY」4/23配信リリース決定
- 2声優ユニット「DIALOGUE+」メンバーとしても活動している人気声優守屋亨香、ゲキクロ・コラボ・アイテム予約締切迫る。4/21(月)17:59予約締切
- 3back number、新曲「ブルーアンバー」がカンテレ/フジテレビ系月10ドラマ"あなたを奪ったその日から"主題歌に決定。新予告映像で一部初解禁
- 4札幌の新ライヴハウス"札幌近松"、夏にオープン
- 5ずっと真夜中でいいのに。の特集公開。誰もが心に潜ませている本音や矛盾を具現化する、ずとまよのポップスの強度を増した最新ミニ・アルバム『伸び仕草懲りて暇乞い』をリリース
- 1"色違いは持ってるか?もう1枚買っちゃえよ"OASIS、公式バンド・マーチの予約受付がいよいよ4/17(木)23:59で終了。人気バンドTシャツを中心に、全56アイテムもの豊富なラインナップは必見
- 2"SUMMER SONIC 2025"、第6弾アーティストでMAN WITH A MISSION、HYDE等発表
- 3WET LEG、米ラジオ局"KROQ"にて行ったパフォーマンス映像公開
- 4PORIN(Awesome City Club)ソロ・プロジェクト Pii、新曲「愛シフト制;」4/23リリース決定。新アー写&ジャケ写公開。SOFT PINEとの対バン・ライヴも決定
- 5AVICII、初のベスト盤『Avicii Forever』5/16リリース決定。新曲「Let's Ride Away (Feat. Elle King)」収録&日本盤CDにはボートラ2曲追加
LIVE INFO
- 2025.04.18
-
超☆社会的サンダル
THE KEBABS
藤巻亮太
Maki
Omoinotake
THE LAST DINNER PARTY
緑黄色社会
THE ORAL CIGARETTES
yama
never young beach
EASTOKLAB
曽我部恵一
FUNKIST
androp
indigo la End
"I ROCKS 2025 stand by LACCO TOWER"
あっこゴリラ
THE BACK HORN
- 2025.04.19
-
"ジゴロック2025"
MAN WITH A MISSION
フラワーカンパニーズ
GANG PARADE
ねぐせ。
サカナクション
"IMPACT! XXII"
WANIMA
眉村ちあき
ヤバイTシャツ屋さん / SUPER BEAVER / ストレイテナー / アルカラ ほか
THE YELLOW MONKEY / UVERworld / シンガーズハイ / yutori ほか
never young beach
原因は自分にある。
THE ORAL CIGARETTES
古墳シスターズ
THE BAWDIES
FINLANDS
sumika
ずっと真夜中でいいのに。
ゴキゲン帝国
太田家
Base Ball Bear × ART-SCHOOL
FUNKIST
HY
PIGGS
BRADIO
須田景凪
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
"I ROCKS 2025 stand by LACCO TOWER"
- 2025.04.20
-
片平里菜
"ジゴロック2025"
chef's
眉村ちあき
緑黄色社会
サカナクション
ビレッジマンズストア
fox capture plan
This is LAST
NOT WONK
古墳シスターズ
10-FEET / フラワーカンパニーズ / 四星球 / くるり / Hakubi ほか
UVERworld / Novelbright / TOOBOE ほか
原因は自分にある。
藤巻亮太
go!go!vanillas
NakamuraEmi
HY
sumika
indigo la End
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
THE BACK HORN
ずっと真夜中でいいのに。
THE LAST DINNER PARTY
SCOOBIE DO
BRADIO
吉澤嘉代子
"I ROCKS 2025 stand by LACCO TOWER"
moon drop
- 2025.04.21
-
THE KEBABS
クジラ夜の街×ルサンチマン
SANDAL TELEPHONE
- 2025.04.22
-
片平里菜
SUPER BEAVER
THE KEBABS
HINDS
Saucy Dog
THE YELLOW MONKEY
NANIMONO × バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
暴動クラブ
- 2025.04.24
-
PEDRO
柄須賀皇司(the paddles)
片平里菜
阿部真央×大橋卓弥(スキマスイッチ)
indigo la End
w.o.d.
BIGMAMA / cinema staff
THE KEBABS
yama
藤巻亮太
- 2025.04.25
-
古墳シスターズ
FUNKIST
そこに鳴る
w.o.d.
Keishi Tanaka
fox capture plan
chef's
ラブリーサマーちゃん
それでも世界が続くなら
斉藤和義
yama
the shes gone
Laughing Hick
miida
ビレッジマンズストア
- 2025.04.26
-
CYNHN
Keishi Tanaka
阿部真央×大橋卓弥(スキマスイッチ)
sumika
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
Novelbright
ヤバイTシャツ屋さん / 打首獄門同好会 / SPARK!!SOUND!!SHOW!! / キュウソネコカミ ほか
FUNKIST
"ARABAKI ROCK FEST.25"
GANG PARADE
サカナクション
Czecho No Republic
渡會将士
"nambar forest'25"
INORAN
ACIDMAN
Laura day romance
Bimi
Subway Daydream
Bray me
FINLANDS
WANIMA
Omoinotake
Cloudy
柿沼広也 / 金井政人(BIGMAMA)
古墳シスターズ
ハシリコミーズ
THE BAWDIES
斉藤和義
Panorama Panama Town
Ado
MyGO!!!!! × Ave Mujica
村松利彦(Cloque.) / まやみき(ank) / るい(TEAR) ほか
RAY
This is LAST
- 2025.04.27
-
原田郁子(クラムボン)
Keishi Tanaka
sumika
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
BLUE ENCOUNT / SUPER BEAVER / 四星球 / ENTH ほか
The Ravens
FUNKIST
"ARABAKI ROCK FEST.25"
THE KEBABS
GANG PARADE
ヒトリエ
緑黄色社会
サカナクション
"nambar forest'25"
Bray me
FINLANDS
Ayumu Imazu
渡會将士
Bimi
HY
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
Baggy My Life / Am Amp / Comme des familia
オニザワマシロ(超☆社会的サンダル) / 名雪(Midnight 90's)
Subway Daydream
THE BAWDIES
fox capture plan
トゲナシトゲアリ×ダイヤモンドダスト
Ado
MyGO!!!!! × Ave Mujica
- 2025.04.29
-
sumika
fox capture plan
10-FEET / THE ORAL CIGARETTES / 04 Limited Sazabys / Maki ほか
眉村ちあき
とまとくらぶ
FUNKIST
Omoinotake
ねぐせ。
大橋ちっぽけ
The Ravens
Ochunism
ずっと真夜中でいいのに。
豆柴の大群
フラワーカンパニーズ
超☆社会的サンダル
HY
mudy on the 昨晩
WANIMA
yutori
荒谷翔大 × 鈴木真海子
Newspeak
"JAPAN JAM 2025"
GANG PARADE
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
Laura day romance
amazarashi
- 2025.04.30
-
とまとくらぶ
超☆社会的サンダル
桃色ドロシー
THE YELLOW MONKEY
- 2025.05.01
-
PEDRO
ラブリーサマーちゃん
Hump Back
ザ・クロマニヨンズ / Ken Yokoyama / マキシマム ザ ホルモン
詩羽×崎山蒼志
Rhythmic Toy World
Maki
RELEASE INFO
- 2025.04.18
- 2025.04.21
- 2025.04.23
- 2025.04.25
- 2025.04.26
- 2025.04.28
- 2025.04.30
- 2025.05.02
- 2025.05.03
- 2025.05.07
- 2025.05.09
- 2025.05.14
- 2025.05.16
- 2025.05.21
- 2025.05.23
- 2025.05.28
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
Bimi
Skream! 2025年04月号