Japanese
ircle presents「HUMANisM ~超★大乱闘編~」
Skream! マガジン 2019年02月号掲載
2019.01.19 @渋谷TSUTAYA O-EAST
LACCO TOWER
松川ケイスケ(Vo)が"「HUMANisM」ですからね。人間臭いライヴをして帰りたいと思います"と高らかに宣言し、LACCO TOWERのステージがスタート。8ビートの「蜜柑」と、手数が多くこの日のイベント名にも相応しい「狂喜乱舞」で観客の心を掴むと、「傷年傷女」ではショルダー・キーボードを手に真一ジェット(Key)がステージを駆け回る。その狂気めいたパフォーマンスに呼応するかのように、バンドの演奏とフロアも熱を帯びていく。"ステージ上とリアルで言ってることが違うバンドって多いんですけど、ircleはもうちょっと隠せよって思うくらいありのままだから大好きです。いい出会いに別れはない。今日がそんな日になりますように"という松川の言葉とともに、「薄紅」を捧げた。(渋江 典子)
[Setlist]
1. 蜜柑
2. 狂喜乱舞
3. 傷年傷女
4. 火花
5. 薄紅
Bentham
2018年、ircleと最も対バンしたというBenthamが登場。いきなり「TONIGHT」、「パブリック」とキラーチューンを投下し、小関竜矢(Vo/Gt)のハイトーン・ヴォイスを会場いっぱいに響かせる。一気にBenthamワールドに引き込まれたフロアは、奥の観客まで手を上げて応えた。このイベントへの出演が発表になったときについて、"飽きられてないかな? って心配してたけど、ギリギリで誘ってもらえました(笑)"と喜びを語り、2月27日にリリースするニュー・アルバムからの新曲「cymbidium」、甘酸っぱく切ない「僕から君へ」を披露。ラストは「激しい雨」で締めくくった。(渋江 典子)
[Setlist]
1. TONIGHT
2. パブリック
3. cymbidium
4. 僕から君へ
5. 激しい雨
BLUE ENCOUNT
続くBLUE ENCOUNTは"1曲目からクライマックスを作りたい!"という田邊駿一(Vo/Gt)の意気込みとともに、アンセム「もっと光を」でスタート。"呼んでくれてありがとうなんか言わねぇよ! ircleをボコボコにしに来ました!"といつも以上に気合十分のブルエン(BLUE ENCOUNT)は、広いO-EASTのステージの端から端まで走り回る田邊をはじめ、最初から最後までエンジン全開だ。10年の付き合いになるというircleとの思い出を話したあと、"ircleと酒飲んだ帰り道に作った、ircleと出会えたからできた曲を"と披露した「HANDS」で盟友の記念日をブルエンなりに祝福し、お互いの未来を明るく照らした。(渋江 典子)
[Setlist]
1. もっと光を
2. LAST HERO
3. VS
4. ロストジンクス
5. DAY×DAY
6. HANDS
ハルカミライ
"二階堂STAGE"のラストはハルカミライ。どうやら彼らに用意された照明やステージは、まったく足りていなかったようだ。それを訴えるかのように、橋本 学(Vo)がフロアを泳ぎ回り、拳を突き合わせ、確実にひとりひとりの心を鷲掴みにしていく。特にircleがセッティング中の"いいちこSTAGE"に立ち、"俺たちにあのステージは狭すぎる!"と橋本が叫んだシーンは痛快だった。"眠れない夜に 私ircleを聴くのさ"、"眠れない夜に ハルカミライを聴くのかなぁ、そうだといいなぁ"と歌った「アストロビスタ」など、間髪入れず8曲を披露。ひとり残らず限界まで盛り上げ、本日の主役、ircleへ熱々のバトンを繋いだ。(渋江 典子)
[Setlist]
1. 君にしか
2. カントリーロード
3. ファイト‼
4. 俺達が呼んでいる
5. 春のテーマ
6. アストロビスタ
7. 世界を終わらせて
8. エース
ircle
大トリを飾るのはもちろん、ジャパニーズ・ロックの救世主 ircleだ。袖に集まったたくさんの仲間を含む、会場にいる全員の胸に届けようと「本当の事」をまっすぐ歌い上げる。"俺たちはメジャー・デビューもしたことない、ヒット曲も出したことない、17年目のインディーズ・バンド。自分たちが観て、聴いて、呼びたいと思った最高のバンドをO-EASTに呼んで、最後にライヴをするのが俺ら。どう、最高やろ?"と河内がフロアに向かって嬉しそうに問い掛ける。また、cinema staffとKEYTALKが出演キャンセルになったことにも触れ、"ソールド・アウトして大成功かと思いきや、どうもうまくいかんところがircleっぽいけど(笑)。蓋を開けたら大成功やったな"、"今日はここに来てくれたあなたに歌いたい"と、曲間に心の内を漏らしながら「瞬」、「セブンティーン」を披露していく。"楽しい時間は一瞬やからな、今日みたいな最高の日を記憶に刻んでほしい"という言葉のあとにラストの「あふれだす」で、4人は会場全員のシンガロングを満足そうに噛み締めながら本編を締めくくった。
アンコールではショウダケイト(Dr)が、"初めてCDを全国リリースしてからこの1月で10周年なんです"とこのイベント開催について語り始める。"今まで周年とかやったことなかったけど、大切な仲間がいるからこの機会にやってみた。大人になると夢を語れなくなるけど、夢は口に出さないと叶わないから"というショウダの言葉に続いて河内は、"意外と大切にしなきゃいけないものがたくさんあった"と、「なんにもない」と「未来」を披露し、ステージをあとにした。
鳴り止まない声援に応え、ダブル・アンコールへ。河内が"言い忘れていた"とミニ・アルバムを5月にリリースすることを発表すると、歓声が沸き起こる。"そんな沸いてくれるんか"と照れくさそうにしながら、最後は「呼吸を忘れて」で大団円を迎えた。
約10時間にわたり繰り広げられた"大乱闘"は、終始ircleへの愛とリスペクトに溢れていた。"なぜircleというバンドはこんなにも愛されるのか"――その答えがこの日に凝縮されていたように思う。ircleが愚直に、飾らないロックを鳴らし続ける限り、ジャパニーズ・ロックの未来は明るい。(渋江 典子)
[Setlist]
1. 本当の事
2. 2000
3. 瞬
4. セブンティーン
5. あふれだす
en1. なんにもない
en2. 未来
W en1. 呼吸を忘れて
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