Japanese
Bentham × Skream! × バイトル
2018年06月号掲載
Member:小関 竜矢(Vo/Gt) 須田 原生(Gt/Cho) 辻 怜次(Ba/Cho) 鈴木 敬(Dr/Cho)
Interviewer:吉羽 さおり Photo by 上溝恭香
日本最大級のアルバイト求人情報サイト"バイトル"とSkream!による"激的アルバイトーーク!"。今回のゲストは、4月にメジャー1st EP『Bulbous Bow』をリリースし、現在ツアー真っ只中の4ピース、Bentham。ロック・シーンの急先鋒として、高いボルテージで音楽を放ちヒリヒリとした野心を抱えて驀進する彼らが、これまでどんなアルバイトをしてきたのかを、じっくりと語ってもらった。また今回は、普段はできないような非日常的な体験ができる企画"ドリームバイト"で選ばれた大学生、高村和暉さんも、Skream!編集部員としてインタビューを敢行。普段は聞けないような4人の素顔にも迫ってもらった。
-みなさんそれぞれ、最後にしたアルバイトはなんでしたか?
小関:僕は、実家が内装業をやっているので、高校3年生くらいからハウスクリーニングの仕事をやっていました。その仕事を続けながら、コンビニや音楽のリハーサル・スタジオでバイトをやっていたんですけど、今のようにバンドでお給料を貰えるようになる前では、ハウスクリーニングが最後のバイトですかね。バイトをしなくなって、2年目という感じです。
-音楽だけで生活をするようになって、バンドでプロになったという実感が出てきましたか?
小関:そうですね。何もしてないときに、"このままでいいんだろうか"という時間が増えました(笑)。それまでは、お金を稼ぐためにバイトをして、音楽を仕事にしていきたいという気持ちで頑張ってこれたんですけど、いざ音楽でお給料を貰えるようになると、家にいてテレビを観ている時間も、"このままでいいんだろうか"みたいな気持ちになって。常に働いているような気になってしまうので、なるべくオンとオフの作り方を考えながら生活していますね。
-みなさんの最後のアルバイトは?
須田:僕は、3年くらい前まで会社員だったんです。そのあとに、1年くらいアルバイトをした時期がありましたね。それが小関が言っていた、2年前くらいなんですけど。そのバイトが最後で、コールセンターの仕事でした。カフェでのバイトもしていたんですけど、全然シフトに入れなくなってしまったので、コールセンターがメインになっていきました。
辻:僕は、音楽のリハーサル・スタジオです。ここ(辻、小関)はバイト先が同じだったんですけど、僕は、最後の方は副店長をやらせてもらっていて。発注をしたりシフトを作ったり、新人育成とか、いろいろやっていましたね。会議も出させてもらって、"こういうスタジオにしたい"という意見を言ったりもしてました。
-重要なポジションにまでなっていたんですね。
辻:そうですね。19~20歳から10年くらいバイトしていたんですけど、そのスタジオは、いろんな人との出会いの場でもありましたし、恩をいくら返しても返し足りないくらいで。
-リハーサル・スタジオで働こうと思ったのは、何がきっかけだったんですか?
辻:上京して初めてそのスタジオに入ったんですけど、まずクオリティの高さに驚いて。地元が和歌山の田舎の方なので、スナックを改造したようなスタジオが多いんですよ。それと比べたときの充実感というか。店長さんもすごく優しくて。そういうのを見て、ここで働きたいなと思って応募したのがきっかけでしたね。
-出会いというお話が出ましたが、Benthamのメンバーとの出会いもそのスタジオだったんですか?
辻:基本は、そこになるんですよね。僕の1~2年後にバイトで入ってきたのが小関で。そのオゼ(小関)と一緒にリハーサルに来ていたのが須田で。個人練習で、やたら毎日来る常連のお客さんがドラムの敬で。なので、そのスタジオを軸に知り合った感じでしたね。
-鈴木さんはどうですか。
鈴木:僕は学生時代からドラムのサポートの仕事がちょこちょことあったので。最後にちゃんとアルバイトをしていたのは、某ハンバーガー・ショップです。24~25歳のときでしたね。
辻:サポートの仕事もあって、毎日のようにスタジオに来ていたんですよね。
鈴木:当時は、2、3個のバンドを手伝ったり、アーティストのバックで演奏する仕事があったりした感じでしたね。
-それぞれアルバイトで印象深かったこと、面白かった出来事などはありましたか?
小関:アルバイトって行きたくなくなるときがあるんですよね、特に働き始めだとなおさらで。高校1年生のとき、先輩の紹介で海鮮居酒屋でバイトしたんです。そこは、"これはどこ産のお魚なの?"ってマダムが聞いてくるくらいの価格帯のお店だったんですけど、それが全然覚えられなくて。学生だったからお酒も飲まないし、種類なんてわからないんですよね。それですごくきつくて、行きたくなくなっちゃったんです。部活の先輩の紹介で入ったので、もちろんバックれるわけにはいかないし。そのころは、"辞めたいんです"って言う勇気がなかなか出なくて、言い出すのに1週間くらいかかっちゃって。それが、僕のアルバイト人生の中で一番きつかったですね。いろんな職種で働いたんですけど、やっぱり合わなかったんだなと。
-これまで何種類くらいのアルバイトを経験しましたか?
小関:10種類以上はやってきてますね。ハウスクリーニング、コンビニ、ピザ屋、蕎麦屋、音楽スタジオ、タクシーの代行とか。父親の仕事の関係で、夏休みだけペンキ屋さんの仕事をして、屋上で手すりをひたすら塗るという地獄のようなバイトをしたりとか。
-須田さんは、どのくらい会社員をやっていたんですか。
須田:4年くらいですね。
-それを辞めるのは大きな決断ですね。
須田:そうですね。もともとは大学を卒業して契約社員で入社したんです。バンドと両立してできるところを探して、契約社員でやっていたんですけど、わりと仕事は仕事でうまくいっていて、正社員にならないかと言われていたんです。結構、上司にも言いたい放題言っていたんですけどね。バンドをやっているので転勤は無理とか、長期出張は無理とか。言いたい放題だったのに、正社員にしてもらえて。でも、そのときも長く働けないですと言っていたんですよ。
辻:すごいよね、社員なのに。
須田:そのときの話はもうちょっとあったけど、簡潔に言うとね。辞めるか辞めないかと言っているときも、周りの人は応援してくれていたんです。"戻ってこなくてもいいように、頑張ってね"という感じで。
辻:当時は、須田の有給休暇があと何日使えるかを計算しながらライヴのスケジュールを入れてましたね。"この日大阪だけど、まだ有給ある?"って。
須田:有給は全部ツアーとかに使っていて、有給がなくなったときは減給になるけど、欠勤扱いでバンドをやらせてもらったりもしていたんです。
小関:だからこっちは、"バンドやめるなら今だぞ"ってずっと言い続けていたんです(笑)。"ミスってるぞ、お前"って、冗談も言いながらでしたけどね。
須田:でも、やっぱり好きなことで頑張りたいなと思ったので。自分で決めて、辞めて。そのあときつかったのが、会社員時代に新人教育とかもやったことがあったのに、コールセンターで、イチからバイトで始めているのが、複雑な気持ちになってしまって、自分何してるんだろうなって思ったりもしましたね。結局、反骨精神じゃないですけど、そういう経験が、音楽だけで仕事をしたいなという想いに繋がっていきました。
-会社員時代の周りの方が、理解があるいい方々だったんですね。
須田:だいぶ。もちろん厳しい人もいたんですけど、理解してくれる人が多かったので。今もライヴに遊びにきてくれたりとか、お世話になっていた人が辞めるときは、送別会や飲み会に呼んでもらったりもしてますね。
LIVE INFO
- 2025.10.27
-
YOASOBI
錯乱前戦
Damiano David(MÅNESKIN)
- 2025.10.28
-
終活クラブ
SIX LOUNGE
アイナ・ジ・エンド
YOASOBI
吉澤嘉代子
藤巻亮太
超能力戦士ドリアン
サニーデイ・サービス × NOT WONK
リュックと添い寝ごはん
- 2025.10.29
-
吉澤嘉代子
Damiano David(MÅNESKIN)
amazarashi
キュウソネコカミ
moon drop
怒髪天
- 2025.10.30
-
超☆社会的サンダル
LONGMAN
YOASOBI
凛として時雨
夜の本気ダンス
キュウソネコカミ
SIX LOUNGE
打首獄門同好会
Nikoん × Apes
挫・人間
- 2025.10.31
-
すなお
ExWHYZ
吉澤嘉代子
東京スカパラダイスオーケストラ
LONGMAN
YOASOBI
ガガガSP
フリージアン
FINLANDS
Newspeak
夜の本気ダンス
go!go!vanillas
超能力戦士ドリアン
インナージャーニー
岸田教団&THE明星ロケッツ
ポップしなないで
RAY
アイナ・ジ・エンド
- 2025.11.01
-
東京スカパラダイスオーケストラ
怒髪天
PIGGS
超☆社会的サンダル
ポルカドットスティングレイ
MONOEYES
シド
LACCO TOWER
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
LiSA
Omoinotake
"ボロフェスタ2025"
ドミコ
TOKYOてふてふ
Dannie May
SIX LOUNGE
hockrockb
go!go!vanillas
osage
RADWIMPS
The Biscats
brainchild's
ぜんぶ君のせいだ。
INORAN
chilldspot
moon drop
インナージャーニー
KANA-BOON
AFTER SQUALL
松永天馬(アーバンギャルド)
NANIMONO
愛美
CYNHN
DeNeel
kobore
the cabs
離婚伝説
[Alexandros] / WANIMA / UNISON SQUARE GARDEN / くるり ほか
- 2025.11.02
-
osage
OKAMOTO'S
PIGGS
HEP BURN
秋山黄色
吉澤嘉代子
MONOEYES
セックスマシーン!!
ビレッジマンズストア
離婚伝説
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
"ボロフェスタ2025"
KING BROTHERS
wacci
Laura day romance
PIXIES
Devil ANTHEM.
TOKYOてふてふ
RADWIMPS
Dannie May
ぜんぶ君のせいだ。
INORAN
キタニタツヤ
moon drop
KANA-BOON
AIRFLIP
ハンブレッダーズ×秀吉×囲碁将棋
羊文学 / sumika / クリープハイプ / マルシィ ほか
私立恵比寿中学
The Biscats
WtB
:[Alexandros] / 10-FEET / go!go!vanillas / マカロニえんぴつ ほか
bokula.
- 2025.11.03
-
irienchy × no more
NANIMONO
秋山黄色
フレデリック
怒髪天
OKAMOTO'S
東京スカパラダイスオーケストラ
Devil ANTHEM.
ポルカドットスティングレイ
セックスマシーン!!
キタニタツヤ
シド
LiSA
"ボロフェスタ2025"
yama
キュウソネコカミ
愛美
brainchild's
藤巻亮太
AIRFLIP
私立恵比寿中学
Bye-Bye-Handの方程式
moon drop
SCOOBIE DO
the telephones
フラワーカンパニーズ
清 竜人25
THE BACK HORN
凛として時雨
Age Factory
hockrockb
LACCO TOWER
阿部真央
- 2025.11.06
-
RADWIMPS
古墳シスターズ
ねぐせ。
超能力戦士ドリアン
吉澤嘉代子
TENDOUJI
東京スカパラダイスオーケストラ
THE SPELLBOUND
LEGO BIG MORL
LONGMAN
キュウソネコカミ
フィロソフィーのダンス
夜の本気ダンス
GLIM SPANKY / 神はサイコロを振らない / レトロリロン
礼賛
ブランデー戦記
- 2025.11.07
-
YONA YONA WEEKENDERS
コレサワ
Rei
SIX LOUNGE
古墳シスターズ
あたらよ
Chimothy→
NANIMONO
超能力戦士ドリアン
崎山蒼志
ザ・シスターズハイ
MONOEYES
インナージャーニー
PompadollS
LEGO BIG MORL
androp
reGretGirl
終活クラブ
フレデリック
DOES
brainchild's
LUCKY TAPES
大橋ちっぽけ
BLUE ENCOUNT
- 2025.11.08
-
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
ねぐせ。
FINLANDS
フラワーカンパニーズ
NANIMONO
Rei
SCOOBIE DO
打首獄門同好会
離婚伝説
PIGGS
終活クラブ
東京スカパラダイスオーケストラ
moon drop
キュウソネコカミ
eastern youth
wacci
Cody・Lee(李)
フレデリック
osage
怒髪天
優里
ASH DA HERO
irienchy × no more
パスピエ
MONO NO AWARE / ウルフルズ / Jeremy Quartus(Nulbarich) / SIRUP ほか
向井秀徳 / the band apart / ラブリーサマーちゃん / サニーデイ・サービス / 石野卓球 ほか
ザ・シスターズハイ
藤巻亮太 / SHE'S / SOIL&"PIMP"SESSIONS / 寺中友将(KEYTALK) / CENT ほか
ビレッジマンズストア
- 2025.11.09
-
コレサワ
Mrs. GREEN APPLE
Laura day romance
ねぐせ。
NANIMONO
SUPER BEAVER
フラワーカンパニーズ
あたらよ
ズーカラデル
osage
FINLANDS
SCOOBIE DO
MONOEYES
Devil ANTHEM.
崎山蒼志
打首獄門同好会
キタニタツヤ
リュックと添い寝ごはん
LUCY
水平線
KANA-BOON
ラックライフ
暴動クラブ
東京スカパラダイスオーケストラ
chilldspot
インナージャーニー
ドミコ
森 翼
PompadollS
Appare!
キュウソネコカミ
eastern youth
Cody・Lee(李)
BLUE ENCOUNT
優里
岸田教団&THE明星ロケッツ
Rhythmic Toy World / BIGMAMA / LACCO TOWER / kobore ほか
ASIAN KUNG-FU GENERATION / SHISHAMO / 水曜日のカンパネラ / TENDRE ほか
シド
"四星球放送局FESTIVAL"
Dannie May
a flood of circle
センチミリメンタル
怒髪天
- 2025.11.11
-
PEDRO
Age Factory×ジ・エンプティ
BIGMAMA
Laughing Hick
SAKANAMON
僕には通じない
Ado
RELEASE INFO
- 2025.10.29
- 2025.10.30
- 2025.10.31
- 2025.11.05
- 2025.11.07
- 2025.11.09
- 2025.11.10
- 2025.11.11
- 2025.11.12
- 2025.11.14
- 2025.11.17
- 2025.11.18
- 2025.11.19
- 2025.11.21
- 2025.11.26
- 2025.12.03
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
暴動クラブ
Skream! 2025年10月号



















