Japanese
Bentham
2016年07月号掲載
Member:小関 竜矢(Vo/Gt) 須田 原生(Gt/Cho) 辻 怜次(Ba) 鈴木 敬(Dr/Cho)
Interviewer:沖 さやこ
Benthamが4作目となるEP『ExP』を完成させた。大躍進を遂げた前作EP『OMG』から約8ヶ月。彼らはその間にリリース・ツアー、東名阪でのツーマン、全国各地のイベントなど多数のライヴに出演し、4月に代官山UNITで行われた初のワンマン・ライヴも満員へと導いた。そんな彼らが今回向き合った作曲テーマは"今まで以上に多くの人に聴いてもらう"こと。そのためにどうするべきか? をメンバー同士で意見交換しながら制作したそうだ。『OMG』で培ったメンバー全員での作曲方法をうまく活かした、まさしく"EXP=経験値"が物を言う作品だ。
-Benthamは3rd EP『OMG』(2015年リリース)のリリース・ツアーを終えたあと、とうとうバンド初となるワンマン・ライヴを代官山UNITで行いました。こちらはフリー・ライヴで、5,000通以上の応募があったとか。どんな1日になりましたか?
小関:自分的にはかなり大きかったですね。......僕、ワンマンの前に風邪をひいてしまって、当日も喉がカスカスだったんです。でも終演後の打ち上げで古閑さん(※Benthamが所属している事務所兼レーベルのオーナー)が"よく持ち直した"、"最悪のコンディションだったけれど、そういうことは関係なくちゃんとライヴをするのがプロだから"と言ってくれて。いいライヴができる/できないは、声が出る/出ないじゃない――それは僕もずっと頭ではわかっているつもりだったんですけど、あのワンマンでそれを本当の意味で理解して。ちゃんと自分の力量を知ることもできたし、初ワンマンがボロボロだったという経験は確実に次に活かせていると思います。
須田:僕らを観に来た人しか(会場に)いないから、ちょっとしたことでも盛り上がってくれるし、そういう熱量を嬉しく感じると同時に、これが当たり前のことだと思うようになったら甘えてしまうだろうなと思ったんです。あのタイミングでやっと初ワンマンができたことで、もっとすごくいい空間を作れるようになりたいなと次のワンマンへの意欲が湧きました。
辻:バンド初のワンマンであり、僕にとっては人生初のワンマンだったんです。だから当日は結構緊張したし、気合いを入れて臨みました。この経験をBenthamに関わってくださるすべての方々に返していけるように。もうひとつ上のステップに行くための大事な1日になったなと思います。
鈴木:ワンマンはいつもよりドラム台が高くて、僕も(フロアが)よく見えて、お客さんからも"初めて(鈴木)敬さんが見えました"と言われました(笑)。
-(笑)それを経て今作『ExP』は演奏も凝っていたので、経験値あってこそ作れる作品だと思いました。でもこれまでの3作品と比べて、最も青春感もあります。
小関:嬉しいです。今回も前作同様メンバー全員が曲作りをしているんですけど、一番大きなテーマとしてあったのは"今まで以上に多くの人に聴いてもらう"ということで、自分たちのいいところを出しつつ、新しいお客さんを取り込むわかりやすい曲を作っていきました。だから"Benthamはこんなこともできるんだぜ"という作品というよりは、メロディを軸にして聴く人をグッと引き込むものにしたかったんです。
-"新規リスナーを取り込む"ということをメイン・テーマに作った作品だとは思いませんでした。メロディを軸にしたアレンジだと演奏が単調になるケースも否定できないですが、Track.1「サテライト」を筆頭に『ExP』にはそれがない。
小関:わ、良かった。自分たちを偽らず、初めての人に届くような作品にしたくて。みんなの演奏の雰囲気や熱量、アレンジが、かっこよく曲を仕上げてくれてるなと思います。今回は僕が個人的にはNGとしていたワードを使ったりしてるんですよ。
-"NGワード"?
小関:"届け"(※「サテライト」のサビの歌詞)とか、ですね。俺個人としては"届かねぇよ!"と思うんですよ(笑)。でもそれを"届いている"と思わせるにはどうしたらいいか、歌の抑揚のつけ方も考えました。"届け"だけではなく何度も"届け 走れ 届け"と歌えているし、それをダサいとも思わないので、僕らもいろんなことがクリアできたのかなと思います。あと、この曲は"○○よ届け"と限定しているわけではないから、僕も歌いやすかったです。初めて聴いてくれる人が多いタイミングだと思うので、そういう人たちにもバシッと伝わるように、ストレートな言い回しを多めにしました。だから"たくさんの人に聴いてほしい"という強い気持ちを"届け"という言葉に込めました。
-たしかに「サテライト」を初めて聴いたときは、Bentham総決算な曲であると同時に、サビはこれまでにないシンプルなアプローチだと思いました。
須田:今まで僕らはやりたいように作曲していたものが多かったんです。でもこの曲は良い意味で少し計算をしてみて。実は最初の段階ではこんなにシンプルではなかったんです(笑)。曲の軸は変えないまま、もっとストレートにするためにはどうするべきか? と考えていって。
小関:サビメロはもともと長かったんですけど、プロデューサーの田上さん(TGMX/FRONTIER BACKYARD)の意見でバツッと切って残ったものを繰り返すことになって――それが"届け"になりました。"これがリード曲になるだろうな"という雰囲気はなんとなくあったので、"KEYTALKっぽい"とか、"届け!って言っちゃってるよ(笑)"とか思われないようにすることはすごく考えました。だから全員アレンジをしながらどんどんかっこよくなっていることを実感したし、単調ではないものになったと思います。
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