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INTERVIEW

Japanese

KANA-BOON × Skream! × バイトル

2017年11月号掲載

KANA-BOON × Skream! × バイトル

Member:谷口 鮪(Vo/Gt) 古賀 隼斗(Gt/Cho) 飯田 祐馬(Ba/Cho) 小泉 貴裕(Dr)

Interviewer:吉羽 さおり Photo by ミクスケ

"激的アルバイトーーク!"の今回のゲストは、9月に1年7ヶ月ぶりのニュー・アルバム『NAMiDA』をリリースし、ツアー真っ最中のKANA-BOON。高校時代に結成し、ライヴのMCやトークのグルーヴからも仲の良さが伝わる4人だが、アルバイト話のやりとりもまた、絶妙な絡みで楽しませてくれた。今回のインタビューでは、普段経験できないような非日常的なアルバイトが体験できる企画"ドリームバイト"で選ばれた大学1年生、鈴木大樹さんも取材に同席。鈴木さんがギターを始めたばかりだということで、楽器の練習やバンドについて、また将来についてなど、学生ならではの質問をぶつけてもらった。

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-バンドは高校時代の軽音部で結成されていますが、そのころに何かアルバイトはしていましたか。

谷口:僕は、焼肉屋かな。メンバーを連れて行ったりもしました。

小泉:古賀の誕生日にね。

古賀:俺の誕生日に行って、俺が払ってん。

小泉:はははは(笑)。

古賀:誰も覚えてなかったんですよ。たまたま僕の誕生日に、焼肉に行こうって誘われて。"やった!"と思ったら、おめでとうも誕生日プレゼントも一切なく、"古賀、ちょっと今日払ってくれへん?"って言われて、僕がおごって終わるという。

飯田:ええやんもう、昔のことは(笑)。

古賀:こういうところで発散していかんと報われへんから、当時の俺が!

-誕生日だったのは、あとから知ったんですか。

谷口:たぶん、誕生日やからっていうことで行ったんやと思いますね。

古賀:そうなの!?

小泉:そりゃそうやろ。

古賀:いやいや、おかしいんちゃう(笑)。なんで俺が払ってんの。

飯田:より悪質やんな。

谷口:なんで古賀が払ったんか覚えてないけど、俺も。

-(笑)みなさんの最初のアルバイトはなんでしたか。

小泉:僕は高校を卒業をして、最初は居酒屋でバイトをして、そのあとは焼肉屋でした。居酒屋はたしかオープニング・スタッフで入って、1ヶ月くらいで辞めてしまって(笑)。

古賀:オープニング・スタッフは忙しいよな。

小泉:プレッシャーがすごかった。上の人から、ホール・リーダーになれっていう感じで言われて。面接のときに、"君は笑顔がいいね"って言われていたんです。僕は"キッチン・スタッフで入りたいです"って言ったんですけど、面接に受かって行ったら、"笑顔がいいから、ホール・スタッフをやってください"って言われて。

古賀:話が違うタイプのやつね。

小泉:続けようと思ったけど、そのプレッシャーが強すぎて。

谷口:大役を任されがちやな。

小泉:焼肉屋でも2年か3年で、バイト・リーダーもやって。店長の代わりもしていたんです。

古賀:上に立ちがち。

谷口:絶対任せたくないけどな(笑)。

-店長の代わりということだと、お店を仕切れるくらいの立場ですよね。

小泉:バイト・リーダーになるための研修にも行きましたね。他店のバイト・リーダーになる人と集まって、二人一組になって自己紹介したり、組んだ相手をみんなに紹介したりとか、接客の言葉をみんなで発したりとか。

-古賀さんはどんなアルバイトをしましたか?

古賀:僕は、1回だけスーパーでやったんですけど。面接にも合格して、初出勤した日にクビになりました。

谷口:働いてもないやん。

古賀:一瞬働いたよ。エプロン着けて、店長に呼ばれて、終わり。

飯田:時給発生してないから。

古賀:話が違ったんですよね。"土日は絶対に無理です"って言っていて、それはOKしてもらったんですけど。"今週の土日はいける?"って言われて、"いや土日はダメなんですよ"って言ったら、じゃあちょっとごめんなさいっていう。

谷口:悲しいな。

古賀:それでもうバイトはいいやと思って、電気会社に就職しました。

-飯田さんはどうですか。

飯田:僕はその当時は、KANA-BOONではなかったんですけど、高1からずっとバイトはしてました。スーパーのレジ打ちとか、品出しとか、5年くらいやってましたね。

谷口:あぁ、やってたね。

飯田:それから、コンビニの夜勤とか、だいたいずっとレジを打ったり商品を出したりしてました。レジ打ちは好きですね。一定の時間お客さんが来続けたら、ちょっとトランス状態みたいになって(笑)。3~4時間があっという間に終わるという。あの感覚が好きですね。

-5年間というと結構長いアルバイトですよね。

飯田:そこの地域にしかないような店だったので、アットホームな職場で。お母さんみたいなおばちゃんがおって、めっちゃ怒られたりして(笑)。そういうので、学生時代は成長していきましたね。学校が終わって5時間くらい働いていたんですけど。8万から10万くらいは稼いでいたと思います。