Japanese
KANA-BOON
2014年08月号掲載
Member:谷口 鮪 (Vo/Gt) 古賀 隼斗 (Gt) 飯田 祐馬 (Ba) 小泉 貴裕 (Dr)
Interviewer:石角 友香
念願のワンマン・ツアーを成功させ、バンドのリアルな姿が全国のファンの目に焼き付けられた今。噂や評判を実像が追い越していき、活動のギアが噛み合ってきたとも言えるだろう。そんな中、前作『フルドライブ』からわずか3ヶ月でリリースされる今回のニュー・シングル『生きてゆく』。四つ打ちのダンス・チューンから一転、歌の世界観を伝える確かなメロディとそれを最大限に生かすアレンジは、KANA-BOONのもうひとつの大きな武器だ。決意表明めいたタイトルを持つこの表題曲、そして毎回充実のカップリング・ナンバー2曲についても、メンバー全員インタビューで、その意図を訊いた。
-まずはツアーの感想を。念願のワンマン・ツアーはいかがでしたか?
谷口:僕らもずっと行きたかった分、お客さんもずっと待っててくれたっていうのは、ステージ上がった瞬間から、わーっていう歓声で感じれました。
-ギアが上がった段階とかありましたか?
古賀:あんまり自分らの中で100%じゃなかったライヴの日にすごいエンジンがかかりました、次のライヴに。だからそれぞれ違うよな?俺は新木場、1発目が少し自分の中で足りないものがあったので、その次の北海道だとか、あと、仙台で鮪がちょっと喉をやられてたんで、そこでちょっとフロントの楽器隊で頑張らないとっていうのでエンジンがかかったり。
-7月は"NANO-MUGEN FES.2014"に出演して。鮪さんがめちゃめちゃ緊張したってブログに書いてましたけど。
谷口:はい。なんやろな?......ま、ワンマン明けやったっていうのも大きいんですけど......それプラス、やっぱりASIAN KUNG-FU GENERATIONのイベントっていうことにすごく緊張して。3年前のKi/oonのオーディションのときとか、アジカンのオープニングやったときとかと同じような種類の緊張でした。
-さて、シングルの話題に移るんですが。もう『フルドライブ』の後は、この時期にシングル出すことは決まってたんですか?
谷口:そうですね、予定はしてて、曲は決まってなくて。で、まあ「生きてゆく」自体が、上京する前に作った曲で、僕ら的にはライヴでやったこともなかったし、けっこうその場限りでおいてあった曲で。夏やし、フェスでイメージつくような盛り上がる感じの、割と僕らKANA-BOONとしてのイメージが強い曲でいくのか、どうしようかな?みたいなことをメンバーは考えてて。でもスタッフサイドから"「生きてゆく」とかどう?""改めて聴きなおして"って言われて。曲として改めて聴くとよかったと。まあこのタイミングでこういう雰囲気の曲を出したいなって気持ちもあったんです。そろそろもともとのKANA-BOONっていうか、もうひとつのホントのKANA-BOONっていうのも表に向けて出したかったっていうのはあって、「生きてゆく」に決まりました。
-「フルドライブ」がどんどん高性能になっていくKANA-BOONらしさを満載した曲だとしたら、「生きてゆく」はもっと内面的なKANA-BOONらしさを表現した曲なのかなと。作った頃の心情としては?
谷口:けっこう歌詞に関しては、当時で言えば僕の個人的な......ずっと今までの曲でも出てくる人がいて。ま、でもその人ともとうとう完全にこれで......ま、お別れというか、引っ越してしまうし、で、上京するイコール、もうそれは......これから世界の違うところで生きていくっていう......そういうところで、当時の決意の歌っていうか。そんなふうに作っていって。ま、今では意味も気持ちも変わりましたけど。
-メンバーとしてはどうなんですか?鮪さんの気持ちっていうのは分かるわけじゃないですか?
飯田:だいたい鮪は心情が動いたことで曲を書いたりするので、その時はすごい、その人に対してずっと歌ってて。で、久しぶりに聴いた時もけっこうサビのメロディとかも変わってなくて、ひきずってるって感じがグイグイきてたんですけど、でも新しく曲作りなおすってなったときに、アレンジとかもして、すごく前向きに今のKANA-BOONっていう感じになって。ホンマに昔のままやったら、前の『DOPPEL』に入ってた失恋ソングとあんまり変わらない感じで。でも今回、アレンジも含めて、前に突き進んでるような楽曲に変わったんで、すごいそこは成長してるんかなあと思います。
-鮪さんとしては、曲として客観的に見れた感じですか?
谷口:うん、そうですね。なんか......その、アレンジとかもけっこう細部じゃなくて、なかったセクションを足したりとか、歌詞で言うと"街灯にあぶり出された影が〜"っていうところと"僕らは何かを失い生きてゆくと気づいたんだ"、そこの部分はなくって。さらにサビで出てくる"いつだっていつだって僕は憧れと生きてゆく"、その"憧れ"っていう部分とか、2番で出てくる"強がって"とか、それが全部"後悔"っていうオチサビで出てくる言葉だったんです。まるごと後悔の曲やって。それは今、改めて変えたっていうのは、ま、別に僕ももう未練もないし、それに対して歌う理由も、去年で決着がついたし。今改めて歌うっていうのは、もう当時から今まで、その「生きてゆく」っていうことの意味合いが変わってきたというか、当時はホントに別れの歌で。
-"別の道を行く"ってことですね。
谷口:そう。でも今は「生きてゆく」っていうのも単純にバンドがデビューして、音楽と生きてゆく自分たち自身と向き合って生きてゆくっていう。前向きっていったら前向きですけど、あの頃から比べると前向きだけじゃ片付けれない気持ちになりましたね。
LIVE INFO
- 2024.12.22
-
ExWHYZ
ストレイテナー
back number
Helsinki Lambda Club
tacica
シノダ(ヒトリエ)
上白石萌音
フィロソフィーのダンス
Lucky Kilimanjaro
大森靖子
あいみょん
WONK
Aooo
People In The Box
ザ50回転ズ
Homecomings
DOES
怒髪天
"MERRY ROCK PARADE 2024"
ずっと真夜中でいいのに。
majiko
ゴホウビ
miida × stico
さめざめ
小林柊矢
TK from 凛として時雨
adieu(上白石萌歌)
MyGO!!!!!
PEOPLE 1
新しい学校のリーダーズ
LEEVELLES × 名無し之太郎
- 2024.12.23
-
DOES
Cody・Lee(李)
LiVS
ドレスコーズ
Cody・Lee(李)
RAY×BELLRING少女ハート
坂本慎太郎
原因は自分にある。
東京初期衝動
- 2024.12.24
-
羊文学
川上洋平([Alexandros])
藤巻亮太
ポップしなないで
CIVILIAN
Plastic Tree
yama
- 2024.12.25
-
UNISON SQUARE GARDEN
原因は自分にある。
ExWHYZ
サンドリオン
川上洋平([Alexandros])
豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL
シノダ(ヒトリエ)
ずっと真夜中でいいのに。
- 2024.12.26
-
BiS
いゔどっと
優里
Cwondo
LACCO TOWER
ネクライトーキー / kobore
UVERworld
Dannie May
- 2024.12.27
-
いゔどっと
"FM802 RADIO CRAZY 2024"
優里
TK(凛として時雨)
シノダ(ヒトリエ)
賽
Devil ANTHEM.
"TOKYO COUNT DOWN 2024"
ネクライトーキー / 3markets[ ]
ビッケブランカ
ExWHYZ
煮ル果実
神聖かまってちゃん
SANDAL TELEPHONE
ウソツキ
"LIVEHOLIC presents COUNT DOWN SPECIAL 2024→2025"
- 2024.12.28
-
CENT
ザ・クロマニヨンズ × go!go!vanillas
the paddles
"FM802 RADIO CRAZY 2024"
TK(凛として時雨)
シノダ(ヒトリエ)
ADAM at
TENDOUJI
DJ後藤まりこ × クリトリック・リス
鯨木
Homecomings
"COUNTDOWN JAPAN 24/25"
モノブライト
BiS
THE YELLOW MONKEY
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI / PIGGS / Wang Dang Doodle / ゆっきゅん
"LIVEHOLIC presents COUNT DOWN SPECIAL 2024→2025"
- 2024.12.29
-
"FM802 RADIO CRAZY 2024"
ADAM at
DIALOGUE+
Aooo
"COUNTDOWN JAPAN 24/25"
"LIVEHOLIC presents COUNT DOWN SPECIAL 2024→2025"
- 2024.12.30
-
Dragon Ash × The BONEZ
"COUNTDOWN JAPAN 24/25"
"LIVEHOLIC presents COUNT DOWN SPECIAL 2024→2025"
- 2024.12.31
-
Nornis / ROF-MAO / 葛葉 ほか
"第8回 ももいろ歌合戦 ~愛の大晦日~"
フラワーカンパニーズ
FINLANDS
"COUNTDOWN JAPAN 24/25"
大森靖子
9mm Parabellum Bullet×アルカラ
"LIVEHOLIC presents COUNT DOWN SPECIAL 2024→2025"
- 2025.01.03
-
JIMMY EAT WORLD
- 2025.01.04
-
私立恵比寿中学
RAY×BELLRING少女ハート
いゔどっと
sajou no hana
PRIMAL SCREAM / ST. VINCENT / JIMMY EAT WORLD ほか
- 2025.01.05
-
RAY×BELLRING少女ハート
PRIMAL SCREAM
Base Ball Bear
WEEZER / MANIC STREET PREACHERS / DIGITALISM ほか
PIGGS
- 2025.01.06
-
THE JESUS AND MARY CHAIN
- 2025.01.07
-
WEEZER
PRIMAL SCREAM
GANG PARADE × 寺中友将(KEYTALK)
レイラ
- 2025.01.08
-
あいみょん
MONOEYES ※振替公演
WEEZER
THE YELLOW MONKEY
RELEASE INFO
- 2024.12.25
- 2024.12.26
- 2024.12.27
- 2024.12.28
- 2025.01.01
- 2025.01.06
- 2025.01.08
- 2025.01.10
- 2025.01.12
- 2025.01.14
- 2025.01.15
- 2025.01.17
- 2025.01.20
- 2025.01.22
- 2025.01.24
- 2025.01.29
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ST. VINCENT
Skream! 2024年12月号