Japanese
KANA-BOON
2016年10月号掲載
Member:谷口 鮪(Vo/Gt) 古賀 隼斗(Gt/Cho) 飯田 祐馬(Ba/Cho) 小泉 貴裕(Dr)
Interviewer:石角 友香
メジャー・デビュー以降、最もリリースのスパンが長かった今回のシングル『Wake up』は、聴くほどにジワジワと腹の底から鼓舞される、バンドにとっての新境地。バンドや音楽を再び"楽しむ"意図で行った初の海外公演を含むツアーでも、前向きな意味で課題や問題意識を見つけた、今のKANA-BOONが提示することに大きな必然を感じる曲に仕上がっている。また、ソングライター、フロントマンのみならず、人生においても"勝てたと思えたことがない"という谷口鮪のソリッドな意思をストレートに反映したカップリング曲「LOSER」の衝撃も。再びギア・アップする今のKANA-BOONからのリアルな声を届ける。
-少し遡りますが、前回ツアー(※2016年4~7月に開催した"KANA-BOONの格付けされるバンドマンツアー 2016")での海外公演の経験は大きかったですか?
谷口:大きかったです。ライヴももちろんそうですけど、僕と古賀は初海外やったんで、日本じゃない空気とか街並みもちゃんと目で見て、肌で感じられたのは人生経験としてでかいですね。
-このことでさらに目標が高くなったところはありますか?
谷口:ファイナルの台湾公演で悔しい思いをしたので、海外はまた行きたいですね。自分たちが楽しむってことにかまけて、ストイックさやしっかりやるってことを欠いたライヴになってしまったんで、リベンジしたいなと。それに、海外の空気に触れることでいろいろ気持ちが変わったし、感動も多かったんで、行けるところはどこでも行きたいですね。
-楽しむためのツアーだったのに、最後に"なんか違う"っていう思いで終わったという(笑)。
谷口:本末転倒な。『Origin』(2016年2月リリースの3rdアルバム)を作って、もう1回バンドを楽しむっていうテーマを掲げて、そのテーマに追い詰められた感じもしますね。ライヴでも自分たちが楽しみを見いだすことをメインに考えてて、その結果、やっぱり締まりがなかったことがあったんで、テーマの捉え方がずれてたっていうのもあるし。そもそも音楽を楽しむってことに対して、もっとちゃんとストイックさを持たないといけなかった。それは前回のツアーが終わってからようやくハッと気づいたところで。
-なるほど。そして夏は例年のように過ぎていったんでしょうか。
谷口:全然忙しくなかったやん(笑)? ほんまやったら日々フェスに出ながらキャンペーンと制作の3本柱を並行してたけど。
-去年の夏に比べて何か取り戻せたことや、逆に不安になることはありましたか?
飯田:僕はテレビを見てて、すげぇ悔しかったですね。いろんなバンドが"ミュージックステーション"とかの音楽番組に出てたんです。WANIMAが出てたときかな、"あ、なんかKANA-BOONがいなくても世の中は回るんだな"と思って。当たり前なんですけど。
谷口:(笑)おごるな、お前。
飯田:何もなかったやん? それこそ"ミュージックステーション"だけじゃなくて、音楽番組のランキングにもなんもないっていう状態が続いて、なんかおごらないといけないところもあるんじゃないかなと思って。というか、僕らもテレビに出たかったです、単純に(笑)。そうじゃないのがもどかしかったですね。テレビもライヴももっと出たいと思いました。
-古賀さんはいかがでしたか?
古賀:僕はむしろいい時期なんじゃないかなって。『Origin』を出してツアーも終わり、しばらく時間が空くことがむしろ大事に思えたというか。リスタートを切るいいタイミングなんじゃないかなって思いました。その期間にレコーディングをしたり、なんかこう自分たちのやれることを自分たちのフィールドでやってる感じがして、すごく楽しかったし、周りに流されない感じは好きですね。
-音楽的に新しい見聞を広げたところはありますか?
古賀:常に新しい音楽を聴くようにはしてて。今までの自分たちの音源を聴いてても、"次はこういうアプローチしてみよう"とか、そういう意欲は掻き立てられますね。
-小泉さんは今年の活動ペースについて、どうですか?
小泉:休みがあると、考えることや焦ることが多くなるんですよ。それで、いろんなバンドの曲を聴いてると、"こういうフレーズはどんなルーツから来てるんだろう?"とか、"どういう練習したんかな?"とか気になったりするんですけど、バンドの繋がりがあるんで、その人に連絡を取って。
-直接ですか。
小泉:直接(笑)、連絡を取って一緒にスタジオに入ったりします。そういうことができてる時間もわりとあったので、休みを有効に使えてました。いろんな人と交流できる時間が多くなったぶん、気持ち的に変われた部分もあるかなと。
-ドラマーってそうやってお互いにスキルを磨く人種ですよね。では、谷口さんはいかがでしたか?
谷口:僕も時間を持てたので、個人の働きをたくさんしようと思いましたね。ちょっと前から曲作りの方法を変えていて、わりと僕が作り込んでから聴いてもらったりしてます。やっぱり、音楽を作る楽しみもだいぶ増したので。働くことというか、音楽に関わることに時間を割くと、すごく充実感があるなということに気づいたんです。すごくいい時間やったと思いますね。それ以降は完全にそういうモードにスイッチが切り替わったので。
LIVE INFO
- 2025.07.04
-
Nothing's Carved In Stone
MAN WITH A MISSION
斉藤和義
ExWHYZ
GRAPEVINE
SAKANAMON
LOCAL CONNECT
the shes gone
ビレッジマンズストア
蒼山幸子
kobore × プッシュプルポット × Brown Basket
女王蜂
ザ・シスターズハイ
のうじょうりえ
DOLL PARTS
カナタタケヒロ(LEGO BIG MORL)
GANG PARADE
佐々木亮介(a flood of circle)
大原櫻子
緑黄色社会
ポルカドットスティングレイ
リーガルリリー
浅井健一
サカナクション
Mom
- 2025.07.05
-
Nothing's Carved In Stone
SAKANAMON
鶴
THE ORAL CIGARETTES / ヤングスキニー / 水曜日のカンパネラ ほか
reGretGirl
GLIM SPANKY
チリヌルヲワカ
キュウソネコカミ
ART-SCHOOL
コレサワ
[Alexandros]
フラワーカンパニーズ
shallm
go!go!vanillas
アーバンギャルド
ExWHYZ
FINLANDS
"見放題大阪2025"
GRAPEVINE
片平里菜
HY
SCOOBIE DO
the shes gone
怒髪天
荒谷翔大
the dadadadys
envy
サイダーガール
緑黄色社会
め組
Helsinki Lambda Club
androp
WtB
ASP
Conton Candy
The Slumbers
有村竜太朗
- 2025.07.06
-
PEDRO
Creepy Nuts
UVERworld
鶴
ビッケブランカ
sumika / Novelbright / Omoinotake ほか
荒谷翔大
reGretGirl
[Alexandros]
竹内アンナ
go!go!vanillas
ネクライトーキー
FIVE NEW OLD
DYGL × Newspeak × ANORAK!
片平里菜
PK shampoo
GLIM SPANKY
"見放題名古屋2025"
女王蜂
SCOOBIE DO
怒髪天
チリヌルヲワカ
ART-SCHOOL
Bimi
jizue
クレナズム
halca
HY
SIX LOUNGE
ドレスコーズ
LEGO BIG MORL
有村竜太朗
フラワーカンパニーズ
- 2025.07.07
-
ビレッジマンズストア
ナナヲアカリ
NakamuraEmi
浅井健一
- 2025.07.08
-
TENDOUJI
Hump Back
go!go!vanillas
ビレッジマンズストア
the dadadadys
kobore × プッシュプルポット × Brown Basket
銀杏BOYZ
- 2025.07.09
-
SHE'S
いきものがかり
Maki
山内総一郎(フジファブリック)
- 2025.07.10
-
TENDOUJI
Saucy Dog
礼賛
いきものがかり
浅井健一
ヤングスキニー
キュウソネコカミ
BBHF
the dadadadys
Hello Hello
GRAPEVINE
ザ・シスターズハイ
Organic Call
downy
四星球
- 2025.07.11
-
TenTwenty
女王蜂
TENDOUJI
なきごと
the shes gone
フレンズ
Saucy Dog
Laughing Hick
浅井健一
WtB
yutori
ビレッジマンズストア
古墳シスターズ
東京スカパラダイスオーケストラ
ヤングスキニー
キュウソネコカミ
のうじょうりえ
賽
ヤバイTシャツ屋さん × Perfume
wacci
KALMA
LITE / DO MAKE SAY THINK / HOTEL NEW TOKYO
GLIM SPANKY
Mirror,Mirror
reGretGirl
四星球
Rei
- 2025.07.12
-
大原櫻子
星野源
藤沢アユミ
FIVE NEW OLD
ASP
コレサワ
あれくん
ART-SCHOOL
SAKANAMON
女王蜂
LOCAL CONNECT
BLUE ENCOUNT
竹内アンナ
いゔどっと
PK shampoo
荒谷翔大
ACIDMAN
ズーカラデル
夜の本気ダンス × BRADIO × 8otto
チリヌルヲワカ
Homecomings
ブランデー戦記
[Alexandros]
鶴
SVEN(fox capture plan)
YUTORI-SEDAI
ビレッジマンズストア
GRAPEVINE
Nothing's Carved In Stone
ADAM at
WtB
Eve
有村竜太朗
Bimi
MAPA
安藤裕子
蒼山幸子
古墳シスターズ
斉藤和義
原因は自分にある。
怒髪天
渡會将士
マオ(シド)
- 2025.07.13
-
星野源
あれくん
SVEN(fox capture plan)
CYNHN × タイトル未定 × fishbowl
TenTwenty
板歯目
SAKANAMON
LOCAL CONNECT
FIVE NEW OLD
ASP
YOASOBI
BLUE ENCOUNT
コレサワ
鶴
"HELLO INDIE 2025"
なきごと
ズーカラデル
UNCHAIN
ART-SCHOOL
有村竜太朗
アルコサイト
[Alexandros]
寺口宣明(Ivy to Fraudulent Game)
チリヌルヲワカ
GRAPEVINE
Nothing's Carved In Stone
Homecomings
ADAM at
ブランデー戦記
Eve
神はサイコロを振らない
荒谷翔大
カミナリグモ
FUNNY THINK
ぜんぶ君のせいだ。
VOI SQUARE CAT
安藤裕子
古墳シスターズ
東京スカパラダイスオーケストラ
reGretGirl
斉藤和義
原因は自分にある。
トラケミスト
- 2025.07.14
-
Mirror,Mirror
- 2025.07.15
-
有村竜太朗
板歯目
BLUE ENCOUNT
桃色ドロシー
[Alexandros]
Mirror,Mirror
TENDOUJI × 浪漫革命
SCOOBIE DO
キミノオルフェ
羊文学
Saucy Dog
Ivy to Fraudulent Game
- 2025.07.16
-
有村竜太朗
YOASOBI
BLUE ENCOUNT
桃色ドロシー
GLIM SPANKY
BIGMAMA × Dannie May
坂本慎太郎
Base Ball Bear × PEDRO
SHE'S × ヨイズ
TenTwenty
Saucy Dog
- 2025.07.18
-
斉藤和義
YOASOBI
フレンズ
[Alexandros]
SVEN(fox capture plan)
板歯目
東京スカパラダイスオーケストラ
ExWHYZ
GLIM SPANKY
the paddles
キュウソネコカミ
NEK! × komsume
KiSS KiSS
Organic Call
ぜんぶ君のせいだ。
SAKANAMON
ヤングスキニー
ACIDMAN
Laughing Hick
TENDOUJI
cinema staff × eastern youth
- 2025.07.19
-
豆柴の大群
浅井健一
フレンズ
"NUMBER SHOT2025"
コレサワ
YOASOBI
PIGGS
鶴
東京スカパラダイスオーケストラ
"KESEN ROCK FESTIVAL'25"
ASP
Novelbright
"JOIN ALIVE 2025"
shallm
Eve
"OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2025"
キノコホテル
UNCHAIN
竹内アンナ
め組
"焼來肉ロックフェス2025"
SPECIAL OTHERS
ExWHYZ
LOCAL CONNECT
寺口宣明(Ivy to Fraudulent Game)
ぜんぶ君のせいだ。
いきものがかり
新しい学校のリーダーズ
"DAIENKAI 2025"
チリヌルヲワカ
片平里菜
PENGUIN RESEARCH
荒谷翔大
Nothing's Carved In Stone
マオ(シド)
RELEASE INFO
- 2025.07.04
- 2025.07.05
- 2025.07.06
- 2025.07.07
- 2025.07.08
- 2025.07.09
- 2025.07.10
- 2025.07.11
- 2025.07.13
- 2025.07.15
- 2025.07.16
- 2025.07.18
- 2025.07.19
- 2025.07.20
- 2025.07.23
- 2025.07.25
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
音ノ乃のの
Skream! 2025年06月号