Japanese
KANA-BOON
2018年12月号掲載
メンバー:谷口 鮪(Vo/Gt) 古賀 隼斗(Gt/Cho) 飯田 祐馬(Ba/Cho) 小泉 貴裕(Dr)
インタビュアー:石角 友香
KANA-BOONが2018年のメジャー・デビュー5周年企画の第4弾として、夏盤『アスター』と対になる冬盤『ネリネ』をリリースする。今回驚くのが音楽的な新しさ。これまでにない曲調、アレンジにリズム、そして谷口 鮪のヴォーカルに見る新たな表現力。今年前半に得た自信が音楽を奏でる楽しさとして表出したような、現在進行形のKANA-BOONを堪能できる異なる色合いの5曲だ。目下、初の全都道府県ツアーの最中にいる4人に、本作の手応えはもちろん、近況も訊いた。そのニュートラルな発言から、バンドの好況が感じ取れるだろう。
-今作のインタビューの前に、まず全都道府県ツアー("KANA-BOONのGO!GO!5周年!シーズン4 ワンマンツアー「Let's go 55 ONE-MAAN!!」")の現状の手応えはいかがですか。
谷口:かなりいいツアーですね。自分たちのテンションとかやりがいもそうですけど、たぶん来てくれた人もかなり充実感を得られるライヴじゃないかなと思います。
-「夜の窓辺から」(2018年9月リリースのB面集第2弾『KBB vol.2』収録曲)への反応はどうですか?
谷口:徐々に徐々に浸透していってますね。最終的に「夜の窓辺から」に向かうためのライヴっていうような感じで1曲目から演奏していってるので、あの曲があるのとないのではツアーが全然違ってたなっていう感じはしてます。だから、柱としてはすごく頼り甲斐のある曲になってきてるなって気はしてますね。
-そして今回の『ネリネ』は『アスター』(2018年5月リリースの"夏"のミニ・アルバム)と対になったひとつのコンセプトがあるミニ・アルバムですけど、前作とはまた全然違うなと思ったんです。
谷口:この盤の方が大きな変化はありますね。
-曲調やアレンジに驚くんですが、1曲目の「ネリネ」からびっくりします(笑)。
谷口:一番飛び道具やと思う(笑)。
-KANA-BOON流のエンターテイメントだと思ったんですけど、この曲はどういう感じで出てきたんですか?
谷口:もともとはコード進行からですね。いつもと違うようなことをしたくて、コード進行から普段と違うものにして。ちょっとこう、渋谷系っぽい感じというか(笑)。跳ねのポップスというか、そういうものをやりたくて。モータウン・ビートの感じもありつつ、僕のイメージではこの曲はフリッパーズ・ギターっぽい印象があるような感じ。
-(笑)フリッパーズ・ギターにもいろいろな曲がありますが。
谷口:今までのKANA-BOONでやってない、ちょっと楽しい感じとか、そういうのがやりたいなと。でも、もともとリード曲に据えるかどうかは微妙な感じやったので、原型を作りつつ、しばらくホーンのアレンジがない状態で曲はずっと進んでいって。でも、そのままじゃちょっと物足りないという感覚があったので、思いきってこういうアレンジに振りきってみるっていうのはどうかな? っていうことでこの形になりましたね。
-最初の谷口さんのデモはどれぐらいの形で届いたんですか?
谷口:がっつり。ベース・ライン以外は。
小泉:だからデモが届いたときは"すごい曲だな"と。僕が考えてやるなら思いつかないリズムで打ち込みが入ったりしていて。特に2サビ終わりのギター・ソロ部分のリズムとか、自分が叩くなら1B、2Bのリズムと同じリズムで叩くんですが、そこをあえてリズムを変えて変化をつけて打ち込んであったので、"こういうアプローチもあるのか"、面白いなと思いながら取り組んでました。
-KANA-BOONでこの曲をやろうっていうときにイメージを共有できました?
古賀:デモの段階で、その曲のジャンルとか雰囲気とか汲み取れるぐらい完成度の高いものを貰ってるんで、そこから僕はフレーズというよりかは音色とか、そっちの方を重視してますね。僕からすると結構......簡単というか、もっと詰め込みたくなるような。
谷口:テクニカルではないもんね。
古賀:それが逆に僕のいいとこでもあるし悪いとこでもあって、デモで貰ったときに気持ち良かったものが、僕の手でテクニカルにしてなんか崩れてしまうみたいなことも結構あるんで、この曲は音色にすごいこだわろうかなと思いましたね。
-言ったらオーセンティックな音色ですよね。
古賀:そうですね。初めてジャズマス(ジャズマスター)というものを使って。こう、ジャズマスって煌びやかなイメージがあって、僕はチャカチャカ、カッティングをやるならストラトでしょ、と思ってずっと使ってこなかったんですよ。でもジャズマスを使ってみたら手放せないぐらい好きな音色だったので、これは見つけられて良かったなと思いますね。
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