Skream! | 邦楽ロック・洋楽ロック ポータルサイト

MENU

INTERVIEW

Japanese

緑黄色社会 × Skream! × バイトル

2018年12月号掲載

緑黄色社会 × Skream! × バイトル

Member:長屋 晴子(Vo/Gt) 小林 壱誓(Gt/Cho) peppe(Key/Cho) 穴見 真吾(Ba/Cho)

Interviewer:渋江 典子 Photo by 大木 優美

日本最大級のアルバイト求人情報サイト"バイトル"とSkream!による"激的アルバイトーーク!"。今回のゲストは、11月7日にミニ・アルバム『溢れた水の行方』をリリースした緑黄色社会。等身大の想いを込めた音楽で多くの人を惹きつけ、ロック・シーンの中でもひと際煌めく彼らが、これまでどんなアルバイトをしてきたのか話を訊いた。また今回は、普段は経験できない非日常的なアルバイトが体験できる企画"ドリームバイト"で選ばれた大学生、吉田 澪さんもSkream!編集部員として取材に参加。ファンならではの視点から、バンドの音楽に対する姿勢や仲の良さの秘訣、地元名古屋への愛について引き出してもらった。

緑黄色社会 × Skream! × バイトル
キャンペーン情報

  1. フォロー&RTで緑黄色社会のサイン色紙をプレゼント
  2. バイトルアプリをDLして緑黄色社会メンバー全員のサイン入り "おとなポーチ" & "君が望むマスキングテイプ(2種セット)" をプレゼント

▼応募はこちら
https://www.baitoru.com/contents/geki/33.html#oubo


-みなさんの初めてのバイトはいつ、どんなお仕事だったのか教えてください。

小林:大学1年生のときにイタリアンのチェーン店の、キッチンで働いていました。たまに料理を運ぶこともありましたね。

peppe:私は高1かなぁ? 最初はハンバーガーのチェーン店で働いていたんですけど、すぐに辞めちゃって(笑)。そのあとひつまぶし屋さんで働き始めて、そこで6年くらい働いていました。

長屋:私は高校時代は何もしてなくて、あまりバイトに時間を取られたくなかったので、大学に入ってからコンビニの早朝バイトをしていました。

穴見:僕は高校2年のときに、地元名古屋の小さな楽器屋さんで。まぁ、ほとんど店主の話を聞いてるみたいなもんでしたけど(笑)。

-そのバイトを選ばれた理由はあったのでしょうか?

穴見:そこにずっと通ってて、店主と仲良くなってその流れで。

peppe:私はオープンして2ヶ月くらいのタイミングで友達が働き始めて、新しいお店が素敵だなと思って電話しました。

-バイトでの思い出はありますか?

peppe:ひつまぶしが名古屋フードなので外国人のお客さんが多かったんですけど、大学で英語科に通っていたこともあって、楽しかったです。

小林:僕のバイトでの思い出は、360℃の高熱のオーブンでやけどしたことです。

長屋:えー!

小林:(傷は)もう消えてなくなってるんですけど。忙しすぎて痛みも忘れて働いちゃうんですよね。家に帰ってシャワー浴びてるときに気づくっていう。そういえば熱かったなって。

-バイト仲間との交流はありましたか?

長屋:コンビニの次にやったリサイクル・ショップでは、送別会とかの案内にいつも行かないって書いて出してました(笑)。

-何か理由があったのでしょうか?

長屋:単純にバイトに重きを置いていなかったのと、あまりシフトにも入っていなかったので私が行ってもなーっていうのと、あとお酒飲むのもあまり好きじゃなかったのでいつも欠席でしたね(笑)。

穴見:僕は、楽器屋さんと掛け持ちでやっていたカレーうどん屋さんで交流が結構ありましたね。バイト仲間がライヴ観に来てくれたりとか。

-素敵な繋がりですね。

穴見:そうですね、今も仲良くしてます。

-そんな温かいバイト先とはいえ、バンド活動や学校生活との両立は大変ではなかったですか?

小林:僕は面接のときからバンドをやっていることを伝えていたので、入れるときと入れないときがあるとか、急に代わってもらうこともあるかもしれないってことも含めて理解してもらったうえで、採用してもらってました。だからその都度話し合う感じでやってましたね。

長屋:私もリサイクル・ショップでは、同じように最初からバンドやってるよって伝えていたので、結構融通利かせてもらってて、前日に"明日入ります"とか連絡してましたね。

peppe:私はバンドの成長を近くで見てくれていた人ばかりって感じだったので......。だから本当に理解してくれていて、バイトに行くといつも"最近どうなの?"とか気に掛けてくれてましたね。店長さんもそうだし、一緒に働いていたスタッフもみんな応援してくれていました。そこでずっと働けたのもその人たちのおかげですね。

-穴見さんはどうですか?

穴見:僕もpeppeと同じで、カレーうどん屋さんは結構長く働いていたので"昨日TV出てたね"とか――

peppe:"ラジオ聴いたよ"とか。嬉しいよね。

穴見:わざわざLINEをくれたりして。普段話さないお姉さまたちとも話すきっかけになったり。

小林:今、気遣ったな(笑)。

穴見:(笑)そういうバイトをやってたからこその繋がりとか、面白かったですね。

-いろんな年代の方からも応援してもらっていたんですね。

長屋:うん、それはあるね。

peppe:CDも買ってくださったりとか。

-それは嬉しいですね。バイトで学んだことや、バイトをやっていて良かったなと思うことはありますか?

peppe:常に笑顔で接客するのが大事だったから、そういうちょっとした礼儀とかですかね。

長屋:単純に人と話す機会が増えたのが良かったなと思います。私はあまり人と話すのが得意じゃないので、飲食業は絶対向いてないと思ってコンビニとかリサイクル・ショップにしたんですけど、少しずつ人と話すことにも慣れてきて、だんだんと喋ることができるようになったかなって。