Japanese
Non Stop Rabbit × Skream! × バイトル
2019年06月号掲載
Member:矢野 晴人(Vo/Ba) 田口 達也(Gt/Cho) 太我(Dr)
Interviewer:吉羽 さおり Photo by うつみさな
日本最大級のアルバイト求人情報サイト"バイトル"とSkream!による"激的アルバイトーーク!"の今回のゲストは、ロック・バンドでありつつ、"音楽×お笑い"をテーマにした音ネタ動画などを投稿するYouTuberとしても注目を集める3ピース、Non Stop Rabbit(通称:ノンラビ)が登場。動画きっかけでノンラビを知る人も多いようだが、入口こそお笑いやおふざけがたっぷりなものの、その姿とは一線を画す熱い想いや志を乗せた曲、歌心のある曲を真摯に伝える、バンドマンとしての3人のギャップもまた人気の由縁だ。新たな発信の道を生み出す3人は、これまでどんなアルバイトをし、どんな思いを持ってバンド活動を進めてきたのか、話を訊いた。また今回は、Non Stop Rabbitにインタビューをするドリームバイトに選ばれた大学生、原 あいみさんもSkream!編集部員として取材に参加。ノンラビのメンバーに直接インタビューしてもらった。
Non Stop Rabbit × Skream! × バイトル
キャンペーン情報
- フォロー&RTでNon Stop Rabbitのサイン色紙をプレゼント
- バイトルアプリをDLしてNon Stop Rabbitのサイン入り"小〇旬愛用のオグリキャップ"をプレゼント
-みなさんはこれまで、どれくらいアルバイトの経験をしましたか。
田口:俺は10個以上やっているから数としては多いかもな。ただ、2ヶ月以上続いたことがないんですよね。数ある中から選べるんだから、我慢してそこにいる必要はないと思うんですよ。
太我:僕は5つくらいやりましたね。
矢野:僕は4つくらいで、みんなと違って長く続けられるタイプです。
-具体的にはどんな仕事をしましたか。
田口:和食料理屋とか居酒屋系、カフェ、あとは清掃や引越しに、パチンコ屋......そのくらいですかね。最初は高校生のときで、和食料理屋でした。
矢野:僕は、高校1年のときに学校の近くにあったお好み焼き屋さんでのバイトを始めて、そこで5年くらいやって最後はバイトリーダーになりました。あとは焼き鳥屋さんも掛け持ちしたり、引越しとか派遣の仕事もしたりしてました。
田口:引越しは最近までやってたよね。しかも、バイト先でノンラビの人だってバレてた。
矢野:去年の夏くらいまでやっていたんですけど、トラックで隣に乗った同じバイトの子が、ノンラビのことを知っていて。めっちゃ驚かれたんです。
太我:めっちゃダサい(笑)。
矢野:そういうこともあったので、ぼちぼち辞めたんですけど(笑)。
田口:どんな顔して荷物持てばいいんだろうってなっちゃうからね。やっぱりカッコつけた方がいいのかとか。
-太我さんはどうですか。
太我:僕は、ラーメン屋を2ヶ所と、コンビニとファミリー・レストランのデリバリーをやっていましたね。ラーメン屋は1日で辞めちゃいましたけど......。
田口:それは、バイトやったとは言わないから。
太我:ひとつ目の店は厨房が暑いからっていう理由で、これは自分には続かないなと。ふたつ目の店は、面接のときはお店の人がめっちゃ優しかったんですけど、出勤初日にめちゃくちゃ厳しくなっていて。すごい怒られるんですよ。これは違うなと思って。
矢野:向いてないよ、この取材。
田口:これ載せられるんですか!?
太我:いやいや、ここからが本番だから。コンビニはちゃんと続いたんですけど、時給が安かったのでもっと給料がいいところに、というのでデリバリーに変わったんです。配達は、忙しくないときは少しゆっくり帰ってきたりとか、忙しいときは誰よりも早く帰ってきたり。自分で配分ができたので、やりやすかったですね。やらなきゃいけないところではしっかりやっていました。
田口:でも店長から言われてたんでしょ? "太我君は怒ると帰ってこなくなっちゃうから"って。そんなデリバリーのバイトいる?
矢野:すねて帰ってこないバイトね(笑)。
太我:たしかに。"あまり指示を出しすぎるとすねて帰ってこなくなるから、太我君に言いすぎないで"っていうのがありましたけど、うまくやってましたよ? このファミレスのデリバリーはバイト仲間もたくさんいて友達もできたので。バイトってそういう友人関係も大事じゃないですか。友達がいるから続けられましたね。
-引越しのバイトを経験した方も多いですが、みなさん単発の派遣バイトなども多くやっていたんですか。
田口:ライヴ制作の裏方の仕事で、ケーブルを運んだりしたこともありましたね。そういう現場だと、"おい、そこの金髪!"みたいに呼ばれるんです。あのときの経験で、自分がステージに立つようになったときは、バイトの子に優しくしようと思いました。こんな上司がいるなら、アーティスト側がそこを言ってあげないといけないなって強く思いましたね。今は自分たちのライヴでもバイトで入ってくれる子が増えてきていますけど、かわいくてしょうがないです(笑)。あと変わったもので言うと、高級住宅を案内するというバイトもしました。現地でお客さんと待ち合わせて内見するんですけど、こっちも初めて入る部屋だったりするので、"これってこんなふうになっているんですね"ってお客さんが言うのを、"そうですね"って一緒に喜ぶみたいな(笑)。楽しかったですよ。家賃が50万円の部屋とかを見に行けますからね。
矢野:僕も派遣が長かったですけど、いろんな仕事があるんですよ。一番良かったのが、倉庫に行って荷物を降ろすだけの仕事で。"すぐに終わるよ"とは言われていたんですけど、トラックからロッカーみたいなものを10個くらい降ろしたらもう終わっちゃって。9時に出勤して10時くらいには帰れましたね。でも日給は貰えるんです。派遣はそういうのが多いので、運次第でもありますよね。
-みなさんそうしたバイト生活とバンド活動を並行していたんですね。大変さはありましたか。
田口:基本的にお金がなかったので大変ではありましたね。路上ライヴをやっていたときは、タダでCDを配っていたんです。一度に200~300枚配るので、バカにならない額なんですよね。3人とも家賃や食費を最低限に抑えて、活動費用やCD-Rを買うお金を用意して。スタジオとかにある機械でみんなで音源をCDに焼いて、コンビニで印刷したジャケットを入れてという。ギリギリの生活をしながら、そういうことをやっていましたね。あともう200円しかないとか、そんな生活でしたよ。
-先行投資みたいなものですね。練習やライヴ活動と働く時間との兼ね合いはどうしていたんですか。
田口:そこはまぁ、寝なきゃいいというか(笑)。
太我:練習や曲作りを深夜にやったりね。
田口:結成したての頃は、3人でひとつの部屋に泊まって朝まで曲を作るとかはよくありました。朝になったらそれぞれバイトに行って、とか。
矢野:で、路上ライヴもしてという。
-そういう生活はどのくらい続いたんですか。
田口:そんなに長くはなかったですね、1年もやってないかな。人が集まりすぎるようになってしまって、路上ライヴができなくなったんです。その後は代わりに、動画を撮るっていう別の作業が増えていったので、かかる時間や労力は変わらないですけどね。
-なるほど。では、バイトをしていて良かったこと、学んだことはありますか。
太我:バイト仲間は僕がバンドをやっているのを知っていたので応援してくれたし、今もみんなライヴに来てくれるんですよ。それは嬉しいですよね。
田口:僕はバイト先の人で今も連絡をとる人はいないですね。バイトは生活をするためにしていただけなので。とにかく音楽に投資するためのお金と、生活するためのお金を効率的に稼ぐ場所だったんです。僕はそうやって割り切っていました。でも、最後に働いたカフェは店長がすごく寄り添ってくれる人で。"何かあったら、すぐに連絡しておいで"とか、バイト中も"今バンドの方が忙しいんでしょ"って気を遣ってくれましたね。余ったパンを全部くれたりもして。大きな袋いっぱいに詰めて、それを背負って電車で帰るみたいな。
矢野:そのパンを僕らも食べてました。
太我:そうだったね。
田口:それはありがたかったですね。
-バイトをしながらバンドをやっていた時期を振り返ると、どんな時間だったなと思いますか。
田口:あまり変わっていないと思います。バイトしながら路上ライヴをやっていた、バイトしながらYouTubeをやっていたというだけで。今やっていることも、ほぼ変わっていないんですよね。ただバイトがなくなっただけで、行動したり考えたりしている量は、絶対にバイトしているあの頃よりも多いと思うんです。
矢野:ただ、バイトしながら何かをするというめちゃくちゃ苦しい時代があったから、今それよりも苦しいことはないというか。何をしていても、今の方が絶対にいいし。苦しい時代を味わったからこそ、人一倍この環境に感謝できて、幸せなことなんだなと噛み締めることはあります。
LIVE INFO
- 2025.10.29
-
吉澤嘉代子
Damiano David(MÅNESKIN)
amazarashi
キュウソネコカミ
moon drop
怒髪天
- 2025.10.30
-
超☆社会的サンダル
LONGMAN
YOASOBI
凛として時雨
夜の本気ダンス
キュウソネコカミ
SIX LOUNGE
打首獄門同好会
Nikoん × Apes
挫・人間
- 2025.10.31
-
すなお
ExWHYZ
吉澤嘉代子
東京スカパラダイスオーケストラ
LONGMAN
YOASOBI
ガガガSP
フリージアン
FINLANDS
Newspeak
夜の本気ダンス
go!go!vanillas
超能力戦士ドリアン
インナージャーニー
岸田教団&THE明星ロケッツ
ポップしなないで
RAY
アイナ・ジ・エンド
- 2025.11.01
-
東京スカパラダイスオーケストラ
怒髪天
PIGGS
超☆社会的サンダル
ポルカドットスティングレイ
MONOEYES
シド
LACCO TOWER
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
LiSA
Omoinotake
"ボロフェスタ2025"
ドミコ
TOKYOてふてふ
Dannie May
SIX LOUNGE
hockrockb
go!go!vanillas
osage
WurtS
RADWIMPS
The Biscats
brainchild's
ぜんぶ君のせいだ。
INORAN
chilldspot
moon drop
インナージャーニー
KANA-BOON
AFTER SQUALL
松永天馬(アーバンギャルド)
NANIMONO
愛美
CYNHN
DeNeel
kobore
the cabs
離婚伝説
[Alexandros] / WANIMA / UNISON SQUARE GARDEN / くるり ほか
- 2025.11.02
-
osage
OKAMOTO'S
PIGGS
HEP BURN
秋山黄色
吉澤嘉代子
MONOEYES
セックスマシーン!!
ビレッジマンズストア
離婚伝説
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
"ボロフェスタ2025"
KING BROTHERS
wacci
Laura day romance
PIXIES
WurtS
Devil ANTHEM.
TOKYOてふてふ
RADWIMPS
Dannie May
ぜんぶ君のせいだ。
INORAN
キタニタツヤ
moon drop
KANA-BOON
AIRFLIP
ハンブレッダーズ×秀吉×囲碁将棋
羊文学 / sumika / クリープハイプ / マルシィ ほか
私立恵比寿中学
The Biscats
WtB
:[Alexandros] / 10-FEET / go!go!vanillas / マカロニえんぴつ ほか
bokula.
- 2025.11.03
-
irienchy × no more
NANIMONO
秋山黄色
フレデリック
怒髪天
OKAMOTO'S
東京スカパラダイスオーケストラ
Devil ANTHEM.
ポルカドットスティングレイ
セックスマシーン!!
キタニタツヤ
シド
LiSA
"ボロフェスタ2025"
yama
キュウソネコカミ
愛美
brainchild's
藤巻亮太
AIRFLIP
私立恵比寿中学
Bye-Bye-Handの方程式
moon drop
SPRISE
SCOOBIE DO
the telephones
フラワーカンパニーズ
清 竜人25
THE BACK HORN
凛として時雨
Age Factory
hockrockb
LACCO TOWER
阿部真央
- 2025.11.06
-
RADWIMPS
古墳シスターズ
ねぐせ。
超能力戦士ドリアン
吉澤嘉代子
TENDOUJI
東京スカパラダイスオーケストラ
THE SPELLBOUND
LEGO BIG MORL
LONGMAN
キュウソネコカミ
フィロソフィーのダンス
夜の本気ダンス
GLIM SPANKY / 神はサイコロを振らない / レトロリロン
礼賛
ブランデー戦記
- 2025.11.07
-
YONA YONA WEEKENDERS
コレサワ
Rei
SIX LOUNGE
古墳シスターズ
あたらよ
Chimothy→
NANIMONO
超能力戦士ドリアン
崎山蒼志
ザ・シスターズハイ
MONOEYES
インナージャーニー
PompadollS
LEGO BIG MORL
androp
reGretGirl
終活クラブ
フレデリック
DOES
brainchild's
LUCKY TAPES
大橋ちっぽけ
BLUE ENCOUNT
- 2025.11.08
-
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
ねぐせ。
FINLANDS
フラワーカンパニーズ
NANIMONO
Rei
SCOOBIE DO
打首獄門同好会
離婚伝説
PIGGS
終活クラブ
東京スカパラダイスオーケストラ
moon drop
キュウソネコカミ
eastern youth
wacci
Cody・Lee(李)
フレデリック
osage
怒髪天
優里
ASH DA HERO
irienchy × no more
パスピエ
MONO NO AWARE / ウルフルズ / Jeremy Quartus(Nulbarich) / SIRUP ほか
向井秀徳 / the band apart / ラブリーサマーちゃん / サニーデイ・サービス / 石野卓球 ほか
ザ・シスターズハイ
藤巻亮太 / SHE'S / SOIL&"PIMP"SESSIONS / 寺中友将(KEYTALK) / CENT ほか
ビレッジマンズストア
- 2025.11.09
-
コレサワ
Mrs. GREEN APPLE
Laura day romance
ねぐせ。
NANIMONO
SUPER BEAVER
フラワーカンパニーズ
あたらよ
ズーカラデル
osage
FINLANDS
SCOOBIE DO
MONOEYES
SPRISE
Devil ANTHEM.
崎山蒼志
打首獄門同好会
キタニタツヤ
リュックと添い寝ごはん
LUCY
水平線
KANA-BOON
ラックライフ
暴動クラブ
東京スカパラダイスオーケストラ
chilldspot
インナージャーニー
ドミコ
森 翼
PompadollS
Appare!
キュウソネコカミ
eastern youth
Cody・Lee(李)
BLUE ENCOUNT
優里
岸田教団&THE明星ロケッツ
Rhythmic Toy World / BIGMAMA / LACCO TOWER / kobore ほか
ASIAN KUNG-FU GENERATION / SHISHAMO / 水曜日のカンパネラ / TENDRE ほか
シド
"四星球放送局FESTIVAL"
Dannie May
a flood of circle
センチミリメンタル
怒髪天
- 2025.11.11
-
PEDRO
Age Factory×ジ・エンプティ
BIGMAMA
Laughing Hick
SAKANAMON
僕には通じない
Ado
RELEASE INFO
- 2025.10.29
- 2025.10.30
- 2025.10.31
- 2025.11.01
- 2025.11.05
- 2025.11.07
- 2025.11.09
- 2025.11.10
- 2025.11.11
- 2025.11.12
- 2025.11.14
- 2025.11.17
- 2025.11.18
- 2025.11.19
- 2025.11.21
- 2025.11.26
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
暴動クラブ
Skream! 2025年10月号













