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それでも世界が続くなら、4/25開催の活動試運転ワンマン・ライヴのサポート・メンバーに純市(CIVILIAN)、ピクミン(GRAND FAMILY ORCHESTRA/ex-ハヌマーン)参加
2025.04.04 20:00
昨年2024年3月20日より活動休止中のそれでも世界が続くならが、活動再開の方針を決める試運転ワンマン・ライヴを4月25日に緊急開催。サポート・メンバーに純市(CIVILIAN)、ピクミン(GRAND FAMILY ORCHESTRA/ex-ハヌマーン)の参加が発表された。
それでも世界が続くならの琢磨章悟(Ba)の休止継続を受け、サポート・メンバーを迎えて活動再開するための編成や方針を決める試運転ワンマン・ライヴを4月25日に行う。試運転第1弾として行われた3月29日のワンマン公演には、篠塚将行がベース/ヴォーカルに転向し、スリーピース編成でのライヴを行っていた。
4月25日のワンマン・ライヴのサポート・メンバーには、盟友CIVILIANよりベース 純市、GRAND FAMILY ORCHESTRA/ex-ハヌマーンのドラム ピクミンの参加が決定。それでも世界が続くなら、CIVILIAN、GRAND FAMILY ORCHESTRAのメンバーが集う形となるライヴに、話題が集まりそうだ。
それでも世界が続くならの活動試運転期間は未定。本公演のような試験的な期間を経て、ライヴ活動の方針や編成等が決まり次第、正式な活動再開となる。
▼ライヴ情報
"それでも世界が続くなら 活動試運転ONE-MAN LIVE -後編-「それでも世界が続くならの正体」"
4月25日(金)東京 leaf room豪徳寺
開場 18:30 / 開演 19:00
[チケット]
前売 ¥3,000 / 当日 ¥3,500(2D別)
https://tiget.net/events/379148
詳細はこちら
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CIVILIAN(ex-Lyu:Lyu)
Never Open Door For Strangers
ソングライターのコヤマヒデカズ(Vo/Gt)が、前向きな意味で作らなければ音楽家としての死は不可避だと感じていたというだけあって、彼の吐き出したかった思いや業が純度高く、且つ音楽的にも生々しい手触りで鳴っている苛烈なアルバムだ。そこに迷いはなく、1曲目の「わらけてくるわ」のイントロから意表を突く憎悪が音になったようなギター・リフが聴こえてくる。徹底的に軽蔑したり怒ったりすることで、このバンドの輪郭がむしろ明確に見え、後半に行くに従って、誰も信じられないけど誰かに愛されたいというアンビバレントな思いを書いた「光」や、自分にしか表現できない傷についての「僕だけの真相」、アルバムの発端になった「déclassé」、まるで海の底から世界を見ているような「遠征録」へと、微かな光が見えてくる構造も見事。(石角 友香)
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CIVILIAN(ex-Lyu:Lyu)
灯命
前作『eve』から約4年ぶり。地球滅亡の絶望がやがて逃げ場のないコロナ禍の苦境へと重なるポエトリー・リーディング「遙か先の君へ」から幕を開ける2ndアルバム。誰も予想だにしなかった世界的情勢のなかでCIVILIANが投げ掛けるのは、命の残り時間を知ったとき、人は何を想うのか、という問い掛けだろう。人生の責任は自分にあると説く「ぜんぶあんたのせい」をはじめ、眠れぬ夜の苦悩を綴った「懲役85年」、いつか訪れる終わりが頭をよぎる「本当」や「残火」など、これまでも"命の使い道"を真面目すぎるほどに考え続けてきたコヤマヒデカズ(Vo/Gt)の歌詞は、こんな時代により強く心を揺さぶる。バンド史上最も自由に、貪欲に、多彩に振り切ったサウンド・アプローチも挑戦的。(秦 理絵)
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CIVILIAN(ex-Lyu:Lyu)
eve
Lyu:Lyuからバンド名をCIVILIANに改めた3人組によるメジャー1stアルバム。前作『君と僕と世界の心的ジスキネジア』から約4年8ヶ月ぶりのアルバムとなる。メランコリックなメロディを持ったオルタナティヴ・ロックという大枠こそ変わらないものの、壁にぶつかりながらバンドが求めてきた数々の変化が多彩な楽曲に結実。全14曲約68分はなかなかのボリュームだと思うが、過去を未来に繋げる挑戦の数々を表現するには、それだけの曲数が必要だったということだろう。"命の価値とは"という問いに、全曲を費やしてひとつの回答を導き出した思慮深さは彼らならではだ。そんなふうに歌詞のメッセージが評価されてきた彼らではあるが、今作では曲とともに広がったバンド・アンサンブルにも耳を傾けたい。(山口 智男)
CIVILIAN名義初のフル・アルバム。メジャー・デビュー後リリースされたすべてのシングルの表題曲、フロントマンのコヤマヒデカズ(Vo/Gt)がボカロP"ナノウ"として発表した楽曲のカバー、コヤマによるLyu:Lyu時代の楽曲の弾き語り、ライヴで育んできた新曲を収録し、これまでの歩みを見せながら"CIVILIANとはこういうものだ"を突きつける指針の作品となった。アレンジメントや詞世界の物語性が強化され、晴れやかなサウンドが高らかに舞う。かつてのコヤマにとって音楽は心の奥底を曝け出せる唯一の拠り所だったが、いまは様々な自分を表現できる場所であり、聴き手とコネクトする手段になっているのではないだろうか。"リセット"ではなく"転生"したバンドの姿が刻まれている。(沖 さやこ)
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CIVILIAN(ex-Lyu:Lyu)
愛 / 憎
フロントマンであるコヤマヒデカズの"今までのバンドとして、ネット上の架空の表現者として、メンバー個人個人のすべての音楽をCIVILIANというひとつの大きなものにする"という言葉どおりのものになった。TVドラマ"黒い十人の女"書き下ろし主題歌Track.1は、歌謡曲風の耽美なメロディとエッジが効いたロック・ナンバー。Track.2はTrack.1のプロトタイプで、随所に共通のコードやワードなどが発見でき、1曲だけでは見えにくい核心も味わえるため非常に興味深い。制作過程を覗いているような感覚も貴重だ。Track.3は意外にも初の試みである、コヤマがナノウ名義で作った楽曲のバンド・カバー。CIVILIANを楽しむための様々な趣向が凝らされた、メジャー・デビューに相応しいシングルである。(沖 さやこ)
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CIVILIAN(ex-Lyu:Lyu)
Bake no kawa
Lyu:Lyu改めCIVILIAN、新機軸を掲げた快作だ。バンドにとって2年振りの新作は、最新モードを表題曲に、そこに辿り着くまでに生まれた2曲をカップリングとして収録している。「Bake no kawa」は化けの皮を被った人間に傷つけられる人間だけではなく、化けの皮を被った人間の心情も汲み取るという視野の広い歌詞ももちろんだが、様々な音色のギターと華やかなヴォーカル・エフェクト、躍動的なグルーヴを作り楽曲を引っ張っていくドラムと、サウンド的にも一皮むけた。自らに課していた制約を作らなくなったことで自分たちを解放し、さらに彼ららしい音楽ができる境地へと足を踏み入れたと言っていい。過去も今も未来も全部引き連れて活動していくという決意がどの音からも感じられる。(沖 さやこ)
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CIVILIAN(ex-Lyu:Lyu)
Lyu:Lyu ONE MAN LIVE 2014「ディストーテッド・アガペーの世界」
まず、あの日あの場所で起こった出来事が、映像として残ることが心から嬉しい。そしてあの空間そのものが、ひとつの作品だったのだと改めて思う。2014年11月に渋谷TSUTAYA O-EASTにて行われたワンマン・ライヴ"ディストーテッド・アガペーの世界"を映像化したバンド初のライヴ映像作品。コヤマヒデカズ(Vo/Gt)が連載していた小説"ディストーテッド・アガペー"の世界観を映像や照明を駆使し表現したステージだ。バンドの想いが小説の世界に新たな輝きをもたらし、そこに観客の想いが重なり、さらに強く優しい光を放つ。"生まれて初めてあなたたちへ曲を書きました"――孤独の中で鳴り響いていた彼らの音楽を外へ向けたのは聴き手からの愛。彼らの姿を丁寧に切り取る画ひとつひとつからも、それが滲む。(沖 さやこ)
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CIVILIAN(ex-Lyu:Lyu)
ディストーテッド・アガペー
心が傷だらけになった人がいて、自分はその人に何ができるだろうか、自分だったらなんと言ってもらえたら救われるだろうか。でも本当にその言葉が人を救うのだろうか? 相手も自分も傷つける可能性があるなら、何もしないままがいいのではないか? ......人間誰しも、傷つくことはできる限り避けたい。だが、他者を護り、救うために自分自身が傷つく覚悟をした人間の歌は深く、強かで優しい。「ディストーテッド・アガペー」はそういう曲だ。絶望の淵に落ちた人間を否定せず享受し、透明な声でまっすぐ"僕だって同じなんだよ"と語り掛ける。包容力のあるリズム隊の音色が寄り添い、ギターは人の息遣いや声のように歌い、囁き、泣き、叫ぶ。これは血の通った人間だからこそ作ることができる、愛という気魄だ。(沖 さやこ)
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CIVILIAN(ex-Lyu:Lyu)
GLORIA QUALIA
"のたうち回る"――彼らの音楽に出会ったとき、そんな言葉が頭をよぎった。感情を吐き出すように歌い叫び、傷口を抉るようにギターをかき鳴らしていたコヤマヒデカズ。文学的な歌詞に常につきまとう"死"という概念に苦しみながらも、微かな希望を求め、もがく。そんな姿が痛烈だった。彼が歌っていることは今も昔も変わっていないかもしれない。だが全てを受け入れる覚悟をした彼は、信頼する仲間、聴き手の想いと共に新たな一歩を踏み出した。ざらついた攻撃的な音は研ぎ澄まされ、より鋭利に美しく、やわらかく響く。音の向こう側にいる我々に向かって全力で鳴らされる音色のひとつひとつに、血の通ったぬくもりが溢れているのだ。Lyu:Lyuは間違いなくこの作品で、新たなフェーズへと突入した。(沖 さやこ)
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CIVILIAN(ex-Lyu:Lyu)
君と僕と世界の心的ジスキネジア
動画再生サイトで人気を誇るボーカロイド・プロデューサーでもあるコヤマヒデカズを擁する3ピース・ロック・バンドの待望の1stフル・アルバム。いつも黙殺している冷たい日常のひとコマ、人から言われてちくりと心に刺さったひと言、どこかで常に感じている焦燥。悲劇ではない。絶望でもない。誰もが少なからず肌で感じている人間の、そして自分の心の弱さだ。普段は目を背けているその弱さと向き合って、親しみやすいエモーショナル・ロックに乗せて歌う。克服した先にある希望を歌うわけではない。そこにあるのは自分ではどうにもできない歯がゆさかもしれない。ただただひたむきに歌う。歌うことによって全て消化されていく。今作を聴き終えれば、そこには心が少し軽くなったような解放感と安堵が待っている。 (石井 理紗子)
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GRAND FAMILY ORCHESTRA
YELLOW VALENTINE
サウンドの温度も高ければ、ヴォーカルの体温も高くエネルギッシュで、一音目から圧倒的なパワーで持っていく幕開けの曲「リンディンドン」。その勢いを加速させる「黄金になる」。アルバムの冒頭から、ガツンと重いパンチを繰り出していく内容だ。トリプル・ギターの重厚感、派手さを活かしながら、強靭なビートとのファンキーなグルーヴを楽しむ「TAXI」、レゲエ風のチルアウト感から白昼夢を生み出す「七夕の虹」など、アンサンブルの面白さも聴かせる。どんなサウンドにも触れていけるのは、ど真ん中に歌、メロディの存在があるからだろう。歌詞やフレーズの端々まで丁寧に聴かせる、心からの言葉にそのまま節がついた歌(しかしキャッチー)で、リスナーをこの音楽に引っ張り込む。そんな力がある。(吉羽 さおり)
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篠塚将行
DEMO
今年活動休止を発表したそれでも世界が続くならのヴォーカルでソングライターの篠塚将行の初ソロ・アルバム。彼のファンにはこんなことは馬の耳に念仏だろうけれど、篠塚という人は曲を作って歌わないとほんとに死んでしまうんじゃないかと、前向きな意味で思ってしまった。というのもここにある18曲はほとんどがアコギの弾き語りで、1テイク入魂の演奏と歌に彼自身が誰よりも息をしている実感があるに違いないからだ。苦しくて仕方ない人に"悲しみから立ち直らなくていい"、"君だけが君の友達さ"と歌い、時に怒りに任せて暴言を吐く。聴いていると自分も言葉を書いて歌えばいいんじゃないか? と思い始める。それが彼の狙いかもしれない。(石角 友香)
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それでも世界が続くなら
死にたい彼女と流星群
他紙のインタビューで知ったことなのだが、彼らの独立はソングライターである篠塚将行の声帯手術のせいというより、機材車が大破し経済的に続行が難しいと判断したものの、彼以外のメンバーが存続のためにクラウドファンディングを発案したことにあったようだ。その際受け取ったファンからの存続を希望するメッセージが今作の動機なのだろう。相変わらず生きることは苦しいし困難なことではあるけれど、自分が作って鳴らす音楽を必要とする人がただ生きていてくれることが嬉しいという篠塚の独白は、100パーセント真実で、それを伝えるためにだけあるようなこのアルバムの純度は他の何ものにも変え難い。ファンでなくても"生きてるだけでいい"という言説が嘘くさく思えるとき、ここにひとつの根拠があることを思い出してほしい。(石角 友香)
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それでも世界が続くなら
僕は君に会えない
ドラマーの脱退希望を受け音楽活動を一時中断したあと、4thミニ・アルバム『彼女はまだ音楽を辞めない』(2019年9月リリース)でリスタートしたそれでも世界が続くなら(それせか)。それに続く全8曲を収録した今作は、コロナ禍で閉塞感や苦境に対して多くの人が叫び声を上げるなかで、かき消されてしまう小さな声や諦めのため息、乾いた涙を流しシニカルに笑うしかないような人へと、真摯に語り掛ける。こうした世界になってもそれせかは、変わらない。気休めのような励ましで、あなたを"みんな"に押し込めることはしない。ただまっすぐに、あなたのことを歌う。定型のない、高まるセッションのように熱を帯びるアンサンブルと、そこに乗る言葉は鋭利だ。ただ、闇の濃さを知る人が描くそれは、とても温かくもある。(吉羽 さおり)
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それでも世界が続くなら
彼女はまだ音楽を辞めない
ドラマーが脱退し活動中止となった期間、ソングライター 篠塚将行(Vo/Gt)はバンドを辞めることも考えていたという。それでもまだ続けられると思える出会いがあり、メンバーである友達もこのバンドをやりたいと言ってくれて、自分ができることに思いを巡らせた。そして、自分にとっての音楽との付き合い方、音楽を通しての付き合い方を見つめながら、その心をあけすけに吐き出し、浮かび上がるグロテスクな感情の形や生々しく尖った言葉をそのままここにぶつけている。キャッチーさで惹くとか、共感や馴れ合いとかもなく、ただ誰かの痛みや苦しみ、不甲斐なさといったものと共振するような、ささやかでいて強いそれせかの歌が揃った。自分でしかできないことをもう一度突き詰める、淡々とした"続き"の作品だ。(吉羽 さおり)
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それでも世界が続くなら
それでも世界が続くなら
9月の活動中止を前にしたミニ・アルバム。今作は活動中止前から制作に向かっていたもので、今を盤に封じ込めたいというくらい、バンドとしていい状況や体感があり、それが自然に曲となり音となった。必然的にセルフ・タイトルとなったアルバムだ。活動中止は本人たちも青天の霹靂で、シナリオどおりにはいかないバンドや人間のリアルも痛感させられる。そして作品は、とても素晴らしい。篠塚将行(Vo/Gt)が語る"マイノリティの僕には歌われなかった歌、大衆音楽"と、いつからか刀を鞘に収めてしまい形骸化した愛すべきロック、あるいは音楽産業へのカウンターとして、バンドの本質、姿勢を音と歌にした。何か立派な言葉よりも、この音、この叫び、この軋みが誰かの居場所になればいい。そんな想いがある。(吉羽 さおり)
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それでも世界が続くなら
僕は音楽で殴り返したい
ソングライターの篠塚将行(Vo/Gt)はこのベスト盤について、自分にベストな人生があったのか、冠するなら"ワースト"ではないか、とインタビューで語っていた。それでも世界が続くならの音楽は、いじめ、疎外感、絶望など、憔悴して暗い淵を覗き込んでしまう魔の時をも綴り、それでも生に執着して反撃の狼煙を上げる、そんな様々な瞬間を、生々しく、時に優しく、音と言葉に刻み込んできた。泣き叫ぶように、また言葉をポツポツと置くように歌い、心模様と比例して軋みを上げるヘヴィなアンサンブルで放たれる音楽は、誰かの苦しみや叫びと共振して、その人の武器や支えになった。今作はそのひとつの歴史であり、まだそれが終わりでないことも告げる作品になっている。届くべきところに届いてほしい音楽だ。(吉羽 さおり)
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それでも世界が続くなら
消える世界と十日間
1曲目「人間の屑」から、曲ができた順番に収録されたドキュメント的なフル・アルバム。今作もまた一発録音で、4人がかき鳴らす音、呼吸、それらが絡み合いせめぎ合って生む音像を盤に閉じ込めた。緊張感のある咆哮や物思いの温度感を表現していくエフェクティヴなギターやベース、心の動きとシンクロするドラムなど、サウンドにはいわゆるJ-POP的なキャッチーさも優しい言葉もない。そういったところから零れてしまう、もっとワクワクを探している人や、あるいは今ある毎日とうまくフィットできない人と、うまく繋がってほしい音楽だ。このバンドの心と言えるものにより意識的となって、力強く刻印していったアルバム。独りの痛みも闇も安らぎも知るからこその音楽やロックに、出会ってみてほしい。(吉羽 さおり)
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それでも世界が続くなら
消える世界のイヴ/アダムの林檎
2016年9月に2ndミニ・アルバム『52Hzの鯨』をリリースしたバンド、それでも世界が続くならの新作はTOWER RECORDS限定シングル。両A面となっており、それぞれ、個の存在、そこにある生の輝きを歌う。生きたいと戦いながらも、もう疲労困憊で、ノーガートで立ち尽くすしかない人がいる。そんなか弱き人の心を、彼らは音楽に映す。Track.1の"あなたより苦しんでる人がいる"という正論は、なぐさめの顔をした暴力的な言葉となりうることを、"生きて 生きてみたいの"というつぶやきに託した。余計な説明がないぶん痛切で、でもきっと誰かにとっては差し伸べられた手のひらになるんだろう。重厚なドラムときしみをあげるギターによるオルタナティヴなサウンドで、深く深く刺す。届くべき人に、確実に届いてほしい曲だ。(吉羽 さおり)
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それでも世界が続くなら
52Hzの鯨
2011年に結成し、ライヴハウスを根城にリアルな感情を歌にして放ち、ロック・バンドとして生きるスピリットをそのアンサンブルで刻み込んでいくバンド、それでも世界が続くなら。ベルウッド・レコード内のレーベル"ROCKBELL records"へと籍を移してリリースとなるこのミニ・アルバムも、そうした彼らの生き様や今のそのままの姿を焼きつけたような作品となった。他者とわかり合うことの難しさ、それでもコミュニケーションを図ろうと傷ついたり傷つけたり、自棄になったり、皮肉も込めたり、どれも生傷が癒えないままの状態でパッケージされている。ソングライター篠塚将行(Vo/Gt)が、自らの体験や心の内を覗き続けて記したまっすぐな言葉は、聴く人によってあたたかく、心強く響く。或いはきりきりと痛みが走るかもしれない。(吉羽 さおり)
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それでも世界が続くなら
狐と葡萄
"それせか"のTOWER RECORDS限定ワンコイン・シングル。Track.1は、篠塚将行(Vo/Gt)が子供のころ、イジメに遭っていた同級生を守ろうとしたことで自分が被害者になったことに起因しつつ、そのときは言えなかった"懺悔の歌"なのだという。これ以上ないほどシンプルで疾走する8ビートに乗せて歌われる思いは、守るとか助けるというより"話がしたかった"ということ。そして後悔にとらわれながらも生きたいという今の思いだ。カップリングのTrack.2は正しいことをしても許されない世の中と、傷つけてしまっても許してくれる身近な対象というコントラストにギクリとさせられるし、Track.3では自己満足を思い知らされた瞬間を思い出させるような表現が続く。ナイーヴと言ってしまえばそれまでだが、彼らはその芯を磨き続ける。(石角 友香)
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それでも世界が続くなら
最低の昨日はきっと死なない
今年の6月、突然メジャー・シーンからのリタイアを発表した彼らのインディーズ復帰第1弾となる今作は、多重録音やクリックを一切使わず、廃カラオケ・ボックスの一室で一発録音されたという。どんなものかと再生した1曲目から、ザラついたノイズの中の悲痛な歌声と、体温や息遣いすら感じる生々しさに圧倒され、思わず息を呑んだ。そのリアルさから、聴き進めることを少しためらってしまった。それでも最後まで聴き終えて、彼らがなぜ誰もが隠したがる自己の弱さや醜さ、そして耐えきれず願う"死にたい"という気持ちを曝け出し、ここまでリアルなサウンドを追求したのかがわかった気がした。もしあなたが自分も他人も信じられなくなったら、この1枚を聴いて欲しい。光すらぼやける淀んだ世界でも、きっとあなたを見つけてくれるから。(増田 思織)
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それでも世界が続くなら
もう君はいい人じゃなくていい
私が初めて聴いた彼らの曲はインディーズ2ndアルバム『この世界を僕は許さない』収録曲「スローダウン」だった。"来年の誕生日には死なせて"という歌詞があまりにも痛烈で、頭からかぶったような絶望を忘れられずにいる。あれから彼らはメジャー・デビューを果たし、矢継ぎ早にリリースを重ね、デビューから僅か10ヶ月で4作目となる2ndフル・アルバムをリリースする。"うまくいくからやるんだったら さっさとやめちまえよ"と歌う「優先席」の歌詞に表れているように、実直な彼らの音楽はその辺に転がっている生半可な優しさを振り払って、夢や希望で生きていけなかった人へ嘘偽りのない手で救いを与えてくれる。彼らは彼らにしか鳴らせない音楽で、今日もあなたに手を伸ばす。(齋藤 日穂)
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それでも世界が続くなら
この世界を僕は許さない
あまりにインパクトがあり、またそのバンドのイメージが固まってしまいそうなバンド名に真っ向から挑んだ彼ら。傷の舐めあいや奇麗事だけでは救いきれない思いを、何のオブラートもかまさずに歌い、演奏する。前作『彼女の歌はきっと死なない』がほぼノン・プロモーション、タワレコ限定にもかかわらず、オリコンのチャートにランク・インするなど、局地的というには凄まじい勢いで広がっていった彼らの2ndアルバム。音自体はシンプルかつポップさを兼ね備えたギター・サウンドだが、彼らの世界観というのは間違いなく万人受けするものではない。だからこそ万人に聴いて欲しい音だ。人によっては嫌悪感を抱くかもしれないが、"何か"は間違いなく感じ取れるはず。見てみぬふりに慣れてしまった社会に突き刺さる、象徴的な作品。(伊藤 啓太)
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