Japanese
BLUE ENCOUNT
2016年01月号掲載
Member:田邊 駿一(Vo/Gt) 江口 雄也(Gt) 辻村 勇太(Ba) 高村 佳秀(Dr)
Interviewer:石角 友香
BLUE ENCOUNT、2016年第1弾は大きなグルーヴをまとったバラード、その名も「はじまり」。もはやただ大丈夫と歌われても何も響かない時代に、彼らが自ら負ってきた痛みが、前を向こうとするあらゆる人の心に火を灯す。新章を窺わせるこの曲を軸にしつつ、激動の2015年も振り返ってもらった。
-まず、シングルのお話の前に2015年を振り返ってもらえればと。
田邊:2015年は、ざっと言うなら、今までにないぐらい自信がなくなった上半期と、すごく自信をとり戻せた下半期というか。今まさに真っ只中のツアーを通して自信をとり戻せて、さらに今まで感じることがなかった自信をもらえたんです。今回のツアーでは、『≒(ニアリーイコール)』ってアルバムの存在がでかくて、びっくりするぐらい過去曲以上の盛り上がりをみせてるんですよね。まさにこのアルバムから始まった曲がライヴで中核を成す勢いになってきていて。それは7月にリリースしてみんなが聴き続けてくれてる結果だなと思ってて。だから今回のツアーは自分たちの曲が思ってた以上に浸透してたんだなっていう手応えがあったし、1ヶ所1ヶ所"ありがとう!"って気持ちが強くて。逆にこれまでどんだけ自信なかったんだっていう(笑)。前回は課題が残ったツアーだったので、今回は"自分と戦うか、戦わないか"っていうのが大きなポイントになったんですけど、お客さんと一体になって戦えてる気がするんですよね。
辻村:今回のツアーはお客さんのことを信じられているというか。前回のツアーはちょっと自分らがかっこつけちゃったところ――"隣で歌えてない"っていうところもあったなと。今は"隣で歌ってる"って言えるし、それがちゃんとお客さんに伝わってるかなっていうのが実感としてありますね。
-"これは違うんじゃねえか"ってアルバムの制作を一度止めただけのことはありますね。
高村:でも上半期に悩んだ僕らがいたから、こうやって今、なんとか前を向けてるっていうのはありますね。
-今年の最初の方のことがものすごく前のことに感じてるのでは?
田邊:おっしゃる通りで(笑)。月並みな発言で申し訳ないですけど、ほんと過去のような、1月に『もっと光を』をシングルとして出したのが大昔に感じる。それぐらいすごい浸透の早さで。この1年が今まで以上に内容が濃かったっていうのもあるんですけどね。1日1日が休む暇がないぐらい感動して、傷ついてっていう1年だったなと。でもなかなか人生でこんなに......不安定だけどちゃんと生きてるような感じはないので。
江口:ツアー始まる前は10本ワンマンやるって結構長いなと思ってたのが、あっという間で、残り東京の2本かっていう感じなんで(※取材日:12月中旬)。1ヶ所1ヶ所、めちゃくちゃ濃いツアーを回れてるなっていうのは感じますね。
-お客さんは今、ブルエンに限らず新曲の消化が早いんだと思うんですね。情報量の多い曲にも慣れてるから、どんどん新曲を聴きたいだろうし。
田邊:今だからこそどんどん出さなきゃいけないというか、ほんとにそれはバンドの地力になってくると思うんですよね。求められたときに瞬時に出せるか出せないかってところが大事で。そういう意味でもBLUE ENCOUNTは壁にもぶつかりましたけど、やっぱり戦って来れたなと感じるので。そういうところに関してはメジャーの世界ってずっと変わらない歴史があるなと改めて思いましたね。求められたらすぐに出して、それがはまったら、さらにいいもの出してっていうサイクルというか。それはもうこの世界に入ったらずっとやり続けなきゃいけないことなので、僕らもやっと覚悟できた1年でもありましたね。
-そして今回の『はじまり』ですけど、今、ライヴの話をしたので続けてお聞きしますが、今回、初回生産限定盤のDISC2に2013年から2015年のライヴ・テイクからピックアップして収録されてて。通して聴いてると難破船に乗ってるみたいな感覚になって(笑)。
辻村:ははは! 新しいですね。
田邊:でもそれが正しい認識だと思います。僕ら自身も2015年やっとスタートラインに立てた人間なので、やっぱり本当にいろんなジャンルを僕らの中で噛み砕いて音楽やってると、やっぱり結果として正解はわかんないままなんです。でもその正解がわかんないときでも、みんなで一体となっていい景色が見れたときが絶頂だと僕は思うので。それを何年も変わらず続けているだけなんですよね。でもその絶対数が増えてきて、僕らが表現として使える武器が増えてきていることも、蛇行しながらも進んでいることも、昔から応援してくれてるみんなも噛み締めてわかってくれてると思いますし。ライヴに行ってみたいと思ってる人は、このライヴ・テイクを聴いてさらに道に迷ってもらって。それで、今のライヴに来てもらって"あ、全然違うじゃん"と思ってもらってもいいですし、"あ、これ聴いてきてよかったな"と思ってくれてもいいんです。改めて今回のツアーやってて思いますけど、新しくついてくれてるお客さんひとりひとり、感じるツボが違ってて。それこそ今回のツアーであったことなんですけど、ずっと同じ場所でモッシュもダイヴもしないし、手も挙げない人がいたんですよ。"え? この人、スタッフさんかな?"って思うくらいずっとその場所で聴いてて、でもその人が1番最後にやった「HANDS」(2012年リリースの2ndミニ・アルバム『HALO EFFECT』収録)で号泣し出すんです。そういうことなんですよね。それぞれ今日どういうことを受け止めに来たのかアンテナの違う人がいるのがライヴハウスの良さだと思うので。なんかそれでね、無理矢理自分たちで"こういうふうなバンドです"って言いすぎるのもやっぱ違うなって改めてわかりましたけどね。
LIVE INFO
- 2025.01.23
-
終活クラブ
ずっと真夜中でいいのに。
a flood of circle
小山田壮平 / kanekoayano
ヤバイTシャツ屋さん
ASIAN DUB FOUNDATION
米津玄師
暴動クラブ / 板歯目 / M.J.Q(山本久土+クハラカズユキ)
- 2025.01.24
-
片平里菜
東京初期衝動
ザ・シスターズハイ
終活クラブ
Homecomings
夜の本気ダンス
ego apartment
LEGO BIG MORL
神聖かまってちゃん
かりんちょ落書き
ハシリコミーズ
MONO NO AWARE
くるり
Ivy to Fraudulent Game
THE YELLOW MONKEY
RAY
Wez Atlas
- 2025.01.25
-
片平里菜
ブランデー戦記
女王蜂
BLUE ENCOUNT / UNISON SQUARE GARDEN / ヤバイTシャツ屋さん / フレデリック ほか
Helsinki Lambda Club
SpecialThanks
ストレイテナー
上白石萌音
the paddles
bokula.
HY
SCOOBIE DO
Umisaya
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
Dear Chambers
sajou no hana
Aimer
あいみょん
め組
IDLES
かすみん(おこさまぷれ〜と。)
神聖かまってちゃん
Czecho No Republic
GOOD BYE APRIL
フラワーカンパニーズ
パピプペポは難しい
Rhythmic Toy World
眉村ちあき
Mega Shinnosuke
サカナクション
Hedigan's
kobore
tacica
9mm Parabellum Bullet
Cloudy
- 2025.01.26
-
マリンブルーデージー
ASP × ExWHYZ
[Alexandros] / キタニタツヤ / マカロニえんぴつ / Creepy Nuts / ヤングスキニー ほか
Helsinki Lambda Club
THE BACK HORN
SpecialThanks
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
the paddles
ストレイテナー
HY
上白石萌音
SCOOBIE DO
SILENT SIREN
夜の本気ダンス
東京初期衝動
Homecomings
アイナ・ジ・エンド
Dear Chambers
Mega Shinnosuke
崎山蒼志
Bye-Bye-Handの方程式
CYNHN
Aimer
あいみょん
I Don't Like Mondays.
フラワーカンパニーズ
tacica
琴音
Lucky Kilimanjaro
ADAM at
LEGO BIG MORL
篠塚将行(それでも世界が続くなら)
サカナクション
阿部真央
Bubble Baby
- 2025.01.27
-
THE ORAL CIGARETTES
WurtS
SUPER BEAVER
Mirror,Mirror
パピプペポは難しい × NUANCE
meiyo × ワタナベタカシ
斉藤和義
IDLES
- 2025.01.28
-
マリンブルーデージー / かたこと
the HIATUS
WurtS
米津玄師
SUPER BEAVER
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
the quiet room / Maki
安藤裕子
- 2025.01.29
-
THE ORAL CIGARETTES
the HIATUS
Saucy Dog
米津玄師
Hakubi
君島大空
Appare!
Helsinki Lambda Club
ポルカドットスティングレイ
ネクライトーキー
- 2025.01.31
-
ビレッジマンズストア
神聖かまってちゃん
LEGO BIG MORL
UNISON SQUARE GARDEN
KNOCK OUT MONKEY
Wez Atlas
くるり
ザ・ダービーズ
インナージャーニー / 板歯目 / Apes ほか
ヤユヨ
WANIMA × MONGOL800
TYCHO
Aooo
AYANE
9mm Parabellum Bullet
小林私 / Redhair Rosy / INF ほか
Halujio
the telephones
Bye-Bye-Handの方程式
- 2025.02.01
-
あいみょん
Hedigan's
ストレイテナー
ASP × GANG PARADE
夜の本気ダンス
I Don't Like Mondays.
ブランデー戦記
女王蜂
WONK
WurtS
the telephones
bokula.
GOOD BYE APRIL
SILENT SIREN
"でらロックフェスティバル 2025"
ADAM at
片平里菜
wacci
kobore
sajou no hana
CYNHN
OKAMOTO'S
Kroi
Aimer
"BAYCAMP 202502"
清 竜人 / 清 竜人25
9mm Parabellum Bullet
- 2025.02.02
-
あいみょん
四星球
bokula.
ExWHYZ × KiSS KiSS
LEGO BIG MORL
Laura day romance / XIIX / レトロリロン
I Don't Like Mondays.
Keishi Tanaka
ブランデー戦記
Panorama Panama Town
ラックライフ
"でらロックフェスティバル 2025"
CYNHN
ひめかのん(おこさまぷれ~と。)
片平里菜
ANABANTFULLS
DIALOGUE+
怒髪天
崎山蒼志
上白石萌音
浪漫革命
- 2025.02.03
-
マカロニえんぴつ
- 2025.02.05
-
マルシィ
ザ・シスターズハイ
the HIATUS
サカナクション
くるり
WurtS
"Road To 革命ロジック2025"
RELEASE INFO
- 2025.01.24
- 2025.01.25
- 2025.01.28
- 2025.01.29
- 2025.01.31
- 2025.02.01
- 2025.02.05
- 2025.02.07
- 2025.02.10
- 2025.02.12
- 2025.02.15
- 2025.02.19
- 2025.02.26
- 2025.02.28
- 2025.03.01
- 2025.03.05
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ヒトリエ
Skream! 2025年01月号