![](https://skream.jp/livereport/2014/11/14/images/dinosaur_pile-up.jpg)
Overseas
Dinosaur Pile-Up
![](https://skream.jp/livereport/2014/11/14/images/dinosaur_pile-up.jpg)
2014.10.28 @代官山UNIT
Writer 山口 智男
爆音の演奏で観客を沸かせたSUMMER SONIC 2014から3ヵ月、イギリス・リーズ出身の3人組、Dinosaur Pile-Up(以下DPU)が早くも再来日。"VS JAPAN TOUR 2014"と銘打ち、SUMMER SONICで知り合った日本の4人組、BLUE ENCOUNTと東京と大阪で2公演を行った。その東京公演のトップバッターは、沖縄出身の5人組、Hello Sleepwalkers。
"VS TOURに風穴を空けにきました!"
ロック・バンドらしい向こう意気を感じさせるシュンタロウ(Vo/Gt)の宣言どおり男女ツイン・ヴォーカル、トリプル・ギターというある意味、濃ゆい編成でポップ、アグレッシヴ、エモーショナル、そしてテクニカルという感覚が曲ごとに絶妙に入り混じるロック・ナンバーを観客にぶつけ、ユニークなバンドの姿をアピール。会場の温度を一気に上げた。
その熱気を受け取ったBLUE ENCOUNTはDPUの3人と再会できた喜びを何度も語ると、SUMMER SONICで出会ったとき、音楽性が全然違う自分たちにフレンドリーに接してくれた3人のナイスな人柄を物語るエピソードとともに9月にリリースしたメジャー第1弾EP『TIMELESS ROOKIE』からの「MEMENTO」他、エモーショナルなロック・ナンバーの数々を披露していった。確かなテクニックに裏打ちされた演奏ももちろんだが、田邊駿一(Vo/Gt)が歌の中で必死に訴えかけるメッセージがファンの心にぐさっぐさっと突き刺さる光景を目の当たりにしているうちにレポーターとして、務めて冷静に見ていた自分までぐっと来てしまった。
その田邊は海外アーティストのサポートを日本人が務めるときにありがちなアウェイ感を気にしていたようだが、どうしてどうして、クラウド・サーフィンを含め、もみくちゃになっているステージ前の状況を見るかぎりアウェイ感はこれっぽっちも感じられなかった。
むしろ、大半がBLUE ENCOUNT目当ての観客なんじゃないかと心配になってしまったほど。しかし、それは心配性のレポーターによる杞憂にすぎなかった。イギリスからやってきた3人組を満員の観客が歓迎する中、演奏は6日前にリリースされたばかりの『Nature Nurture (Japan Edition)』のオープニングを飾る「Arizona Waiting」でスタート。かき鳴らすギター、猪突猛進するドラム、ぶんぶん唸るベース――轟音で奏でられるアンセムに胸が躍る。早速、人の波が動きはじめ、60年代風のヴァイヴがDPUが単なるグランジ・リバイバリストではないことを印象づける「Summer Gurl」ではいつの間にか手拍子が起こっていた。
『Nature Nurture (Japan Edition)』からの7曲に前作『Growing Pains』から「My Rock N Roll」と「Traynor」を加えた計9曲を40分にわたって披露。モッシュしたりとか、クラウド・サーフィンしたりとか、大暴れするわけではないものの、体を揺らしながら1曲1曲をしっかりと受け止める観客の反応からは、楽曲がかなり浸透していることが窺えた。
かき鳴らす轟音ギター。アンセミック且つポップなメロディ。パワフルではあるけれど、シンプルなリズム。ざっくりとしたアンサンブルで奏でられる曲の数々を聴きながら、最近のロックはちょっとややこしすぎると思った。今はこの単純明快さが心地いい。そう感じている人が少なくないことは、この日のライヴの盛況ぶりが物語っていた。彼らはここ日本でまだまだ大きな存在になるに違いない(因みに思いの外、女性ファンが多かった)。
DPU流のサーフ・ロックとも言える「Peninsula」で本編を終えた3人は観客のアンコールに応え、日本で納豆に挑戦したエピソードを語ったあと、「Nature Nurture」を投下。熱度満点のインプロを披露して、熱演を締めくくった。
- 1
LIVE INFO
- 2024.07.27
-
ぜんぶ君のせいだ。
Bye-Bye-Handの方程式
ASP
Ado
豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL
"OGA NAMAHAGE ROCK FESTIVAL VOL.13"
ジュウ×アンと私
いきものがかり
凛として時雨
おいしくるメロンパン
私立恵比寿中学
NakamuraEmi
終活クラブ
"FUJI ROCK FESTIVAL'24"
愛美
マオ(シド)
osage
MyGO!!!!!
halca
- 2024.07.28
-
ASP
Ado
Bye-Bye-Handの方程式
終活クラブ
"OGA NAMAHAGE ROCK FESTIVAL VOL.13"
PIGGS
LUCY IN THE ROOM
ヤングスキニー
NakamuraEmi
おいしくるメロンパン
私立恵比寿中学
PEOPLE 1
"FUJI ROCK FESTIVAL'24"
マオ(シド)
KEYTALK
MyGO!!!!!
THE BACK HORN
ExWHYZ
- 2024.07.30
-
終活クラブ
打首獄門同好会
THE FOREVER YOUNG
ゲスの極み乙女
離婚伝説
超☆社会的サンダル
東京スカパラダイスオーケストラ
- 2024.07.31
-
終活クラブ
PEDRO
THE FOREVER YOUNG
くるり
cadode
ヲドルマヨナカ
GANG PARADE × BiS
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
水曜日のカンパネラ
ザ・シスターズハイ
ExWHYZ
東京スカパラダイスオーケストラ
- 2024.08.01
-
TENDOUJI ※振替公演
桃色ドロシー
向井秀徳
Wisteria
SILENT SIREN
NakamuraEmi
- 2024.08.02
-
TENDOUJI ※振替公演
ビレッジマンズストア
ヤユヨ
THE FOREVER YOUNG
終活クラブ
GIFTMEN
フラワーカンパニーズ
くるり
Creepy Nuts
菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet)& NAOTO QUARTET
- 2024.08.03
-
SHAKALABBITS
桃色ドロシー
back number
マオ(シド)
ASP
NakamuraEmi
GIFTMEN
いきものがかり
THE FOREVER YOUNG
フラワーカンパニーズ
GRAPEVINE
G-FREAK FACTORY × 四星球
Ado
パピプペポは難しい
終活クラブ
向井秀徳
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024"
なきごと
milet
- 2024.08.04
-
ASP
back number
桃色ドロシー
いきものがかり
くるり
NakamuraEmi
"Heaven God Beach 大作戦 GIG 2024"
Bye-Bye-Handの方程式
"PSYCHIC FES 2024"
いゔどっと
ジュウ×アンと私
Ado
ヤユヨ
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024"
豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL
愛美
フジファブリック
- 2024.08.05
-
Novelbright
- 2024.08.06
-
THE FOREVER YOUNG
くるり
ゲスの極み乙女
NakamuraEmi
Hello Hello
polly
桃色ドロシー
Mega Shinnosuke / DYGL / yonige
- 2024.08.07
-
THE FOREVER YOUNG
ゲスの極み乙女
NakamuraEmi
オレンジスパイニクラ / Laughing Hick / シンガーズハイ / カネヨリマサル ほか
ASP
"閃光ライオット2024"
- 2024.08.08
-
polly
くるり
KANA-BOON / Cody・Lee(李) / bokula.ほか
Sou
ヤングスキニー
ゲスの極み乙女
めろん畑a go go
GIFTMEN
みゆな
ポップしなないで
cinema staff × HEY-SMITH
- 2024.08.09
-
終活クラブ
ハク。
Bye-Bye-Handの方程式
ぜんぶ君のせいだ。
そこに鳴る
詩羽(水曜日のカンパネラ)
凛として時雨
コレサワ
RELEASE INFO
- 2024.07.29
- 2024.07.31
- 2024.08.01
- 2024.08.02
- 2024.08.07
- 2024.08.08
- 2024.08.09
- 2024.08.10
- 2024.08.13
- 2024.08.14
- 2024.08.16
- 2024.08.20
- 2024.08.21
- 2024.08.23
- 2024.08.28
- 2024.08.30
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
East Of Eden
Skream! 2024年07月号