Japanese
BLUE ENCOUNT
2017年01月号掲載
Member:田邊 駿一(Vo/Gt) 江口 雄也(Gt) 辻村 勇太(Ba) 高村 佳秀(Dr)
Interviewer:石角 友香
武道館公演の際、田邊の"大事なスタートの1枚になると思います"というひと言とともに、リリースが発表されたメジャー2ndフル・アルバム『THE END』。意味深なタイトルに真意があることはもちろん、2016年という怒濤の期間と経験をいかにBLUE ENCOUNTらしく消化し、バンドの推進力にしたのか? が明らかになる1枚だ。人気や知名度が上昇すると同時に生まれる葛藤とどう向き合ったのか、そして音楽的にも人間的にもさらにスケールの大きなバンドに成長するために必要だった原点とは何だったのか。自分を超える方法は自分で見いだすほかない――それをあまりにも明け透けなスタンスで形にしたアルバム、それが『THE END』だ。
-今のBLUE ENCOUNT(以下:ブルエン)って、苦労とか悔しさが報われたように見えるじゃないですか? でも新作を聴いて、バンドのその先を作る圧倒的な意志があったんじゃないのかなと思いました。
田邊:2016年はブルエンを信じてくださる方が増えたので、僕らは感謝しかなかったですね。そんななかで、10月に武道館ライヴをやるって銘打って、そこに向けてもっともっと進化しなきゃっていう焦りがやっぱりあって。CDを出すごとに、夢がひとつ叶うごとに、自分たちの未完成部分がわかったというか。それこそ"ミュージックステーション"に出させてもらったときは、周りのすごい人たち、第一線で活躍し続ける人たちのスキルのすごさをまざまざと見せつけられて、"あぁ、俺らまだまだペーペーだなぁ"と思いましたし。でも結果的に後悔とか、自分たちはまだまだっていう劣等感とかいろいろ味わってきたからこそ、それが曲にちゃんと反映できた1年だったと思うんですよ。昔以上にそういうことを曲で言えるようになったし、アルバムはシングル以上に言いたいことを言ってる曲ばっかりなので。僕らってたぶん、不安や後悔、相手がうらやましいなという気持ちで前に進めるバンドで、それがすごく強くなった1年でもありましたね。もちろん、キツいなって感じることも増えたし、"もっと頑張んなきゃな"ってさらに思うようになったんですけど、やっぱり武道館を経てそれが増したっていうのはあります。自分たちの音楽はまだまだかっこいいし、まだまだ進化するからって、武道館のステージに立ったときに思ったので。それをまさにこの『THE END』っていうアルバムで、思いっきり爆発させられたなって思います。
-アルバムの着想自体はいつごろ上がってきたんですか?
田邊:武道館前、9月ぐらいにタイトルが先にできまして。そこに向けて曲を集めていった感じですね。『LAST HERO』(2016年11月リリースのメジャー6thシングル)の制作中に3ヶ月で50曲出したんですけど、今回のタイトル曲(Track.1)はそのときにできた曲なんですよ。で、アルバム・タイトルが"THE END"に決まったときに、この曲を「THE END」にして、あえて終わりを意味するものを1曲目に持ってくるっていうものにしようよってことで、みんなの中でコンセプトがどんどん仕上がっていったんです。
-内容もですが、すごく告白するニュアンスがあるイントロですね。
田邊:Rise Upというか、ゆっくりムクッと立ち上がる感じというか。ライヴでもそういうのはやったことがなかったので、2017年のツアーは確実にこれを1曲目にやっていこうかなと。そっからグッとギア・チェンジしていくイメージで、自然とライヴの画が見えるんですよ。今までやったことがないような、ほんとに大きな曲で最初は戸惑いもありましたけど、実はブルエンとしてはやりたかった始まり方なんです。
-「THE END」が1曲目にあることが大きいんですが、音楽的には対極とも言えそうなTrack.11「city」が入っていて、その2曲で大きな告白がなされているという。
田邊:うん、そうですね。その"告白"っていうのをすごく大事にしたかったのはあるかもしれない。この歳にして、人様の前に出る機会が増えてきて、出る回数が多いほど上澄みだけを見て"あ、こういうバンドなんだ"って決めつけられることがちょっとあった1年だったんですよ。テレビとかもそうですし。
今、告白/独白しないと前に進めない。だから結構、深い部分を綴ってると思う
-先日の"ミュージックステーション"でも"号泣バンド"と紹介されてましたが。
田邊:あれはもう2回目だし、Mステに関してはちゃんと意味を作ってくれたっていうのがあったので。でも、テレビに出る=わかりやすいアピール・ポイントがあるからこそ、去年はたくさん出させていただいたと思うんですけど、それが足かせになってしまった部分もあったのかもと思っているんですよね。単純にエモいのがダメって人は曲すら聴かなかったでしょうし。だとしたらそれをちゃんと壊したい、って意味での"THE END"でもあるんです。俺らがアルバムでしかできないことをやりたいなと思ったときに、"あ! こういう告白とか独白はやったことがなかったから、ブルエンらしい味付けで吐き出すチャンスだな"って。今、それをやらないとほんとにバンドとして一歩前に進めないなっていうのがあったので、思い切りインサイドな、深い部分を綴ってる歌詞は多いかもしれないですね。
-テレビで1曲だけを聴いた人みんなが、インタビューを読むわけじゃないですからね。
田邊:それが悔しい気持ちもあるんですけど、最終的に直結するものがCDであればいいなと思うんですよ。だから今回は、狭めなことを書けたかなと思いますね。「ルーキー ルーキー」(Track.5)は通勤通学のことだったり、「涙」(Track.6)は恋人と別れるたった1時間のことを書いていたり、「スクールクラップ」(Track.10)は学生生活に絞っていたり。今まで歌詞の内容を絞るってことがあんまりできないバンドだったからこそ、絞ってみたら意外と面白かったんです。
-題材を絞ることによってアレンジできる場所や遊べる部分はありましたか?
江口:わりと遊び倒してるというか。ギターに関して言うと、今まで使ってなかったようなエフェクティヴなこともやってみたり、全体を通してあえてそんなに弾き倒さなかったりとか、そこらへんのバランスは自分の中でうまく取れた気はしてます。そういった意味では、13曲を通して見ると、前作の『≒』(2015年リリースのメジャー1stフル・アルバム)と比べても自由度は高かったかなって思います。
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