Japanese
BLUE ENCOUNT
2016年03月号掲載
Member:田邊 駿一(Vo/Gt) 江口 雄也(Gt) 辻村 勇太(Ba) 高村 佳秀(Dr)
Interviewer:石角 友香
今年10月には宿願の日本武道館公演の開催も決定したBLUE ENCOUNT。しかし今も彼らには浮ついた部分は一切感じられない。そしてメジャー4thシングル『Survivor』も、むしろこれまで以上にナマ感と緊張感がヒリヒリと迫るリアリスティックな世界観だ。しかし、それは彼らがバンドの現実だけでなく今という時代やリスナーの現実を見据えているからなのだと思う。
-まずZepp Tokyo 2DAYSのお話からうかがいたいんですが、前回のツアーのときの反省点が何だったのか?ということがこの2日間でわかった気がします。要は音と演奏っていうところが課題だったんだろうなと。
田邊:そうでしたね。結果的に大きい意味で言うと練習不足っていうところがあって。実はその東京2DAYSの前、なんばHatchでやったんですけど、そこが今回のツアーでも自分たちの中で1番悔しさが残るライヴだったんですよ。そのときにめっちゃ話し合って、僕らの中で出たのひとつの答えは、もう単純に、自分たちで完璧って言えるまで練習や打ち合わせをしてなかったってことなんですよ。最初は"演奏がよくなかったからじゃない?"とか、"グルーヴが合ってなかったからじゃない?"って話をしてたんですけど、もうそれ以前の話だったんですね。単純に練習不足で集中力もないから、ステージに上がっても何もできないっていう危機感があったんで、その後1週間、エグいほどみんなで練習して、リハ重ねていって。だから万全の状態でZepp Tokyo 2DAYS迎えられたのかなと思いますね。
-2ヶ月という短いスパンでシングルがリリースされるわけですが、今回は"機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ"のタイアップありきなんですか?
田邊:そうですね。「はじまり」(2016年1月リリースのメジャー3rdシングル)を作ったあとに正式にお話をいただいて作ったという経緯があるんですけど。「Survivor」(Track.1)は、「はじまり」を作ってるときにできてた曲なんですよ。「はじまり」ができるまでにちょっと時間かかって、最初何十曲か案を持ってきたんですけどそれが思うように自分たちの中でハマらなくて。それでそのときに、あまりこの曲のことばっかり考えてたら僕がパンクしちゃうから(笑)、"みんなちょっと好きに曲作ろうよ"、"アップテンポの曲作ろうよ"って息抜きみたいに作ったらこの曲のサビともうワンコーラスができて。サビの歌詞も"まわりまわってさぁ今"ってところだけはできていたんです。今回曲の緊張感的にもこのガンダムの新シリーズにすごく合うってことで、満場一致でこの曲を提出しました。
-ガンダムの中でもこの新シリーズは現実世界を惑星間に喩えて描いてるような世界観ですね。
田邊:そうですね。今回、ちょうど第1期放送直後にそのお話をいただいたので、僕らもストーリー、キャラクターの相関図が手元にある状態で観てて。スタッフ陣も一新した"これまでと違うガンダム"を打ち出した作品でお話いただいたのも嬉しくて。自分の中でも、大人に裏切られた若者たちが団結して目的地を目指す物語っていう、「Survivor」に直結したざっくりとしたあらすじにすごく心打たれたというか。ブルエンも大人に傷つけられた時期があって、つらい思いを言葉にして放ってて、信じてくれる仲間が増えたことで今があるっていう意味では、すごく自然にこのストーリーを飲み込めたんですね。これが全然違う話だったら、もう少し複雑に考えてたかもしれないんですけど。曲の構成もこういうストレートな形になりましたね。
-田邊さんとしては自分たちのストーリーとしても描きやすかったと?
田邊:描きやすかったですね。ほんとに"仲間がいるから生きていける"、"でも結局戦ってるのはひとり"っていうので、今回のジャケットは1匹のアリがドン!と描かれてるヤツなんです。アリって群れで行動するけど、それは個々の力があるからこそなんですよね。1匹のアリの生命力ってめっちゃ強いし、それがひとつになったときにすごい未来が作れるっていうメッセージ性も込めて、1匹のアリにしたんです。ライヴに来てくれるみんなも、家に帰ってひとりでつらさを感じてしまう瞬間があるんだろうなって。僕ら、バンドにはつらさを4等分できる部分もあるんですよ。でも来てくれるひとりひとりの気持ちを想像したときに、やっぱ家でひとり部屋ん中入ったときに嫌なことが一気に浮かんでくるとか、友達といたときは全然忘れてたのに帰ってひとりになったときに、なんか感情がぐわってこみ上げてくるっていうのは......。やっぱり人間ってひとりで生きてる部分もあるのかなって、これを書きながら思ったんですよね。であればちゃんと共感して一緒に傷ついてる人間もいるんだよって――ま、いつも言ってることではありますけど、改めてこれで一緒に言えたらなっていう思いがあったんで。
-歌詞だけ見たら、何が"まわりまわって"きたんだろう?と思いましたが(笑)。
田邊:(笑)最初曲ができたときに、なんとなーく歌ってたわけですよ。でももうみんなの中で仮歌のファイル名が"まわりまわって"になってて(笑)。"あ、もうこれ使わんとダメやな"、"俺、なんて言葉を勢いで出したんやろ"って思って。何がまわりまわるかを考えたときに、"まわりまわって"って言葉自体が僕の中であまりポジティヴなイメージじゃないんですよね。ネガティヴなときに使うことが多いんですけど、それを対比として出せるのがブルエンらしさなのかなと。「はじまり」も、応援歌だけどネガティヴな言葉があって、でも前に進むための応援歌なんですよね。だとしたら今回もやっぱり、まわりまわって、嫌なこともすごいあったけど今一緒のベクトルで動いてる人もいるっていうことは、ブルエンの生き方を言い表してもいるので。
-たしかに"まわりまわって"って因果応報じゃないけど――
田邊:そうですね。ブーメランってことなんですよね、"返ってくるよ"って意味にもなるので、いいことも悪いことも返ってくるよって捉えてもらえると嬉しいですね。
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