Japanese
"MURO FESTIVAL 2017"、第4弾出演アーティストにストレイテナー、グドモ、シナリオアート、SHE'S、Benthamら15組決定
2017.05.15 23:00
元TSUTAYA O-Crestの店長、室 清登が主催する夏フェス"MURO FESTIVAL"。お台場野外特設会場にて7月22日(土)、23日(日)に初の2デイズ開催となる"MURO FESTIVAL 2017"の第4弾出演アーティストが発表された。
今回出演が決定したのは以下15組。
【7月22日(土)】
Age Factory
Bentham
Ivy to Fraudulent Game
QOOLAND
SHE'S
石崎ひゅーい
グッドモーニングアメリカ
ストレイテナー
【7月23日(日)】
folca
go!go!vanillas
PAN
SUPER BEAVER
打首獄門同好会
シナリオアート
ジラフポット
なお、チケットはプレイガイドとO-Crest店頭にて一般発売中なのでゲットはお早めに。
▼イベント情報
"MURO FESTIVAL 2017"
7月22日(土)、23日(日)お台場野外特設会場
開場 10:45 / 開演 11:30 ※リストバンド交換 9:30(予定)
【7月22日(土)出演アーティスト】
AJISAI / Age Factory [NEW] / Bentham [NEW] / CHERRY NADE 169 / CIVILIAN / GOOD ON THE REEL / Halo at 四畳半 / Ivy to Fraudulent Game [NEW] / LILI LIMIT / LEGO BIG MORL / THE MUSMUS / My Hair is Bad / QOOLAND [NEW] / SHE'S [NEW] / Unblock / WEAVER / yonige / 石崎ひゅーい [NEW] / グッドモーニングアメリカ [NEW] / ココロオークション / ストレイテナー [NEW] / ドラマチックアラスカ / 八十八ヶ所巡礼 / ヒトリエ / ラックライフ
【7月23日(日)出演アーティスト】
BRADIO / Brian the Sun / folca [NEW] / go!go!vanillas [NEW] / ircle / HERE / LACCO TOWER / Large House Satisfaction / LUNKHEAD / MAGIC OF LiFE / PAN [NEW] / Rhythmic Toy World / SIX LOUNGE / SUPER BEAVER [NEW] / WOMCADOLE / 打首獄門同好会 [NEW] / シナリオアート [NEW] / ジラフポット [NEW] / バックドロップシンデレラ / バズマザーズ / ハルカミライ / ビレッジマンズストア / 忘れらんねえよ
【チケット】
1日券 前売 ¥5,200 当日 ¥6,200(税込/ドリンク代¥500)
2日通し券(一般)¥8,000(税込/ドリンク代¥500)
■一般発売中
オフィシャル・サイト:https://murofes.com/
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バンド結成10周年を記念した、2年ぶりのアルバム『3650』。今作はオゼキタツヤ(Vo/Gt)書き下ろしの新曲6曲に加え、「TONIGHT」のアザー・アレンジ再録と、4月に行った配信ライヴの音源3曲を収めた全10曲入りとなっている。新曲はBenthamの10年の軌跡、感謝や愛、ここから続いていく未来への想いなど、様々な感情が溢れている気がする。一歩一歩を確かに踏みしめながら駆けていくサウンドにバンドの意志を感じる「マーガレット」、どこか懐かしく温かい、誠実なバラードであるリード曲「アルルの夜」、また他の収録曲とは毛色の異なる、ネオンの光を思わせる音色が都会的な「NUDE」。Benthamの10年=3650日を辿りつつ、現在のバンドの音楽に対する意欲も感じられる作品だ。(三木 あゆみ)
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CDデビュー5周年を記念したベスト・アルバム。インディーズからメジャー進出、そして現在に至るまで、たくさんのキッズを踊らせてきた楽曲の中からメンバー自身がセレクトした。曲順までこだわり抜いた全21曲(たっぷり!!)からは、歌声や演奏の変遷を味わうことができる。注目すべきはオープナーである「パブリック (2019 ver.)」。彼らのデビュー曲であり代表曲である「パブリック」を再録しており、その軌跡が凝縮されて聴こえてくる。ラストはユウ(チリヌルヲワカ/ex-GO!GO!7188)をゲスト・ヴォーカルに迎えた新曲「FUN」。軽やかなビートとコーラスに身を委ねていると、終盤にストーリーを広げるような素敵な歌声の交わりが待っている。(高橋 美穂)
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2010年結成ということで、フェス時代のもと育ってきたBentham。その自覚がいい意味の責任感となってアッパーな楽曲を生み続け、フェスを盛り上げ続けてきたと思うのだが、満を持してその先へと突き抜けたのが今作である。もともとダイナミックな歌唱力を持つ小関竜矢(Vo/Gt)を筆頭に、高い演奏テクニックを持つメンバーが集結していることに加えて、音楽的なバックグラウンドも幅広い彼ら。今作は、"MYNE"=鉱山というタイトルが物語るとおり、Benthamに秘められていた宝石のようなアイディアやスキルがきらめく1枚だ。J-POPへアプローチできるまっすぐさから、キッズを笑い踊らせるユーモア、音色まで突き詰めたこだわりまで、彼らの広さと深さが同時に証明されている。(高橋 美穂)
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インディーズ時代からメジャー1stフル・アルバムまで深く関わってきたFRONTIER BACKYARDのTGMXに代わり、野間康介をプロデューサーに迎えてのメジャー1st EP。その制作環境の変化は如実に表れており、フル・アルバムでのいい意味で隙間のあるサウンドとはまったく違い、音の壁を厚めに塗った印象だ。かといってヘヴィでラウドな音楽になっているかというとそうではなく、「Reset」、「FATEMOTION」など、軽やか且つスケール感を持ってポップに聴かせているのは、バンドと野間との相性の良さからくる結果なのかも。バンドマンとして生きていく覚悟を感じさせる「Bandwagon」の冒頭で歌われる"ポケットの中に 押し込んだモノ"をまだまだこれから見せてくれそうな、野心に満ちた挑戦的な1枚。 (岡本 貴之)
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今年4月にメジャーにフィールドを移し、2枚のシングルをリリースしたBenthamが完成させたキャリア初のフル・アルバム。彼らの持ち味でもあるメロディとギター・リフの圧倒的なキャッチーさはそのままに、四つ打ちだけでなく8ビートやサンバ、3拍子など、様々なリズム・セクションを用いたギター・ロック・サウンドが揃う。鮮やかな鍵盤の音色が印象的な楽曲やパンク・ナンバー、ロックンロール然としたギターが炸裂するもの、先人のロック・バンドたちのオマージュ的な音作りなど、これまでで最もメンバーの音楽志向が素直に反映されたものになったのでは。等身大の心情が綴られている歌詞との親和性も高い。1stフル・アルバムに対するメンバーの気合や抱いていたロマンが十二分に感じられる。(沖 さやこ)
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インディーズで4枚のEPをリリースした4人組が4曲入りの両A面シングルでメジャー・デビュー。明るくキャッチーなイメージが強い彼らだが、今回収録されている楽曲たちはどの曲も人懐っこさの中にどこかしら陰の要素がある。Track.1は随所に使われるマイナー・キーが歌詞にもある"涙"を際立たせ、Track.2は切なさがもたらす疾走感と柔らかいコーラスに、新しいスタートを切る春らしい軽やかさと焦燥性が通う。8分の6拍子のリズムを取り入れた繊細且つパワフルなTrack.3も新境地。特に大胆にピアノを取り入れたTrack.4はソングライター 小関竜矢(Vo/Gt)の内面性が最も強く出たものになったのでは。歌詞、サウンドともにアート性も強く、バンドに新しい可能性が生まれている。(沖 さやこ)
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前作『OMG』リリース以降、東名阪でのツーマン・ライヴや代官山UNITで初のワンマン・ライヴを行うなど全国各地で精力的な活動を続けているBenthamの4th EP。前作から取り入れられたメンバー全員作曲の方法を引き続き導入し、より効率のいい制作ができたようだ。バンドとしても"より多くの人に聴いてもらえるであろうタイミング"ということで、聴き手に対して伝わりやすい楽曲を心掛けたとのこと。とはいえバンドの勢いは損なわれていない。ライヴで培った筋力を存分に使い、メンバーのテクニックが味わえるTrack.2、エモーショナルに突っ走るTrack.3、ガレージ・パンク・テイストのTrack.4など、全曲にバンド・サウンドだからこそ出せる躍動感が溢れている。(沖 さやこ)
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1st EPを進化させた音像でがっちりと固めた2nd EPから約半年、4人は3rd EPにて過去2作で作り上げた基盤を使って攻めの姿勢を仕掛けてきた。過去作は聴き手に寄り添うアプローチも多かったが、今作は音楽的にも彼らのエゴが明確に出ており、これまでにない力強さが生まれているのが特徴的だ。自分たちの音にわくわくが止められないような、衝動的な純粋さも感じる。今作はEPと謳いながらも8曲というボリュームなので、楽曲もバラエティ豊か。勢いのある太いロック・ナンバーから、ハイになって踊れる曲、沁み入るミディアム・テンポや、心地よく軽やかな楽曲まで、これまでには見られない情景が多々詰め込まれている。リスナーに寄り添ってきたバンドが、リスナーを引っ張るバンドへと進化した。頼もしい。(沖 さやこ)
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2014年10月に『Public EP』で全国デビューを果たしたBenthamが7ヶ月振りに放つ新作。前作同様FRONTIER BACKYARDのTGMXがプロデュースを手掛けている。今作は『Public EP』で提示した5曲でのBenthamを、より凝縮させ、明確にした、より濃度の高いものになった。まず、小関竜矢(Vo/Gt)のハイトーン・ヴォイスが強度を増し、伸びも良い。ヴォーカルが音の上に乗るのではなく、音を引っ張るようだ。アンサンブルもよりグルーヴが生まれており、TGMXとの意思疎通を含め、前作で踏まえた経験を活かした作品になった。BenthamはこのEPでバンドの土台を固めた。だからこそ、だいぶ気が早いが、次回作はどんなアプローチを仕掛けてくるのかが気になる。(沖 さやこ)
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2010年結成、今年はKEYTALKのツアーのゲスト・アクト4公演に抜擢され若いリスナーを中心に注目を集める4ピースの初の全国流通盤。プロデューサーにFRONTIER BACKYARDのTGMXを迎えている。Track.1、2はブルージーなギター・リフに四つ打ちが絡み、一抹の切なさが漂うメロディとハイトーンでありつつも屈強なヴォーカルが冴え渡る、KEYTALK×a flood of circleな楽曲。そういう意味でも彼らは最近の四つ打ち系バンドの中でも、ベースやギターに太さを感じさせる。Track.3には変拍子を、Track.5ではボサノヴァ風のサウンドを盛り込むなど、短尺でありながらもカラフルなアプローチを投入。全曲に躍動感が漲り、前のめりな音像がこちらを突き動かす。(沖 さやこ)
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SHE'Sの新作は、朝日が差すようなイントロ「Dull Blue (intro)」ののち、積乱雲を意味するタイトルの通り清廉で美しいピアノ・ポップ「Cloud 9」で幕開けする。同曲が先行発表されたことから、彼等らしいストレートな魅力のある作品になったのかと思いきや、'80s洋楽ロック・テイストな音像の「I'm into You」、ロマンチックに踊れるミドル・ポップ「No Gravity」、ライヴで壮大さを増し強力なパワー・チューンになりそうな「Kick Out」と、幅広く楽しませてくれる。クワイアとブラスが温かく包み込む「Alright」、ラスト・ナンバー「Memories」まで聴き終えたとき、あなたのどんな"記憶"も人生の彩りとして受け止められているはず。ジャケットに書かれたSHE'Sっぽいメッセージにもほっこり。(稲垣 遥)
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SHE'Sが1年7ヶ月ぶり、6枚目のフル・アルバム『Shepherd』をリリース。本アルバムには、バンドにとって初のアニメーション映画への書き下ろしとなった楽曲「Blue Thermal」をはじめ、TBS系"王様のブランチ"テーマ・ソング(2022年4~9月)「Grow Old With Me」、軽快なカントリー調に仕上げたリード曲「Boat on a Lake」、打ち込みと生音が絡み合うアグレッシヴなピアノ・ロック「Raided」など、全11曲が収録される。また本作に収められた新曲は、全楽曲のソングライティングを担う井上竜馬(Vo/Key)がパウロ・コエーリョによる小説"アルケミスト 夢を旅した少年"から着想を得て制作されたようで、コンセプト・アルバムの趣もある意欲作になっている。(山田 いつき)
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'22年2月の日本武道館公演の模様を収めた、SHE'S初のライヴ映像作品。SHE'S 10年の軌跡と言うべき音楽的に豊かな楽曲群を表現する心のこもったバンドの演奏、そしてメンバーに"声を出してないはずやのに一緒に歌っているような感覚です。聞こえてくる。そんな感じがする"と言わしめた観客がともに作り上げたあの日の温かな空気が、純度高くパッケージングされている。メンバーが終始いい表情をしているのがたまらない。弦楽カルテット+ホーン隊含む11名編成で届けた22曲をMC含めノーカットで収録。結成10周年の集大成と呼ぶに相応しいライヴの模様をしっかりと記録したファン必携のアイテムだ。完全数量限定盤にはドキュメンタリー映像や全31曲のMVも収録。(蜂須賀 ちなみ)
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"ブルーサーマル"とは上昇気流の意味。航空部をテーマにしたアニメ映画"ブルーサーマル"の主題歌&挿入歌を収録した、2022年第1弾シングルだ。主題歌「Blue Thermal」は、まさに青く澄み切る大空が似合うブラス・バンドに乗せて、痛みを抱えながらも夢に向かう熱い想いが綴られる。"パーフェクトブルー"、"雲"、"気流"などアニメの世界観に寄り添ったワードを散りばめながら、そこにはバンド自身の在り方もくっきりと重なる。一方、挿入歌「Beautiful Bird」はホーリーなハーモニーで紡ぐ静謐なバラード。"君"の存在が"僕"を未来へと導くという歌詞は、これまでSHE'Sが多くの楽曲で歌ってきたテーマにも通じる。初の武道館ワンマンを経たSHE'Sの11周年の幕開けとなる1枚。(秦 理絵)
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4thアルバム『Tragicomedy』に引き続き、傑作アルバムの到着だ。バンドの10年が詰まった「追い風」を発端に彩り豊かに展開する構成は、未来への広がりを感じさせるもの。ジャンルレスでいたいという考えを持つバンドだけに幅広いアプローチには納得だが、加えて、どんな人も完璧じゃない、しかしそれこそが個性だと謳う「Imperfect」でゴスペルを取り入れるなど、音と言葉がさらに密接な関係を結ぶようになった。ひとりでいる人に語り掛けるようなピアノの独奏から始まり、誰しもが抱える欠落を肯定する今作のタイトルは、"Amulet"=お守り。海外インディー・ポップ・シーンと共鳴する軽やかな音像、真摯な目線から綴られた言葉は、日々の灯となってくれる。(蜂須賀 ちなみ)
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"生きていく者だけに吹く 追い風"。そんな力強いフレーズが、痛みを背負いながらも懸命に生きる私たちの背中を押すSHE'Sのニュー・シングル。寂寥感を孕んだエレクトロな音の粒が、やがて華やかに開放されていく美しいサウンド・アプローチは、今年結成10周年を迎えるバンドがこれまで積み重ねてきたものが凝縮された1曲になった。ドラマ"青のSP(スクールポリス)-学校内警察・嶋田隆平-"の主題歌の書き下ろしだが、"いかに生きるか"を主軸にしたテーマはバンドとの親和性も高い。カップリングの新機軸となった味わい深いバラード「Mirai」、ステイホーム期間にファンと共に完成させたカントリー・ソング「In Your Room」も含めて、先の見えない未来に優しく光を照らすような3曲。(秦 理絵)
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ソングライターの井上竜馬(Key/Gt/Vo)が"心"そのものと向き合うなかで生まれた楽曲を収録し、"悲喜劇"の意味を持つタイトルを冠した4thアルバム。井上が直感的に制作したという楽曲たちは、これまでバンドが続けてきたジャンルレスなサウンド・アプローチにおける挑戦がさらに磨き上げた精鋭揃いだ。バンドの生演奏にプログラミングとストリングスを巧みに取り入れた楽曲や、ブラック・ミュージックの匂いをブレンドさせた楽曲などの2020年代的ミクスチャー・サウンド、トラックメーカー的アプローチなど自由でユーモアに富んだ音楽たちは、4人の感情や人間性と深く密接な関係にある。キャリアを重ねたことで得た成熟と純粋さを兼ね揃えた作品。来年の10周年を目前に、バンドの未来を切り開く気概に溢れている。(沖 さやこ)
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3ヶ月連続リリースのデジタル・シングル3曲を含む全4曲収録のシングル。ヴァイオリン、ギター、リズムで作り出すラテン感のあるサウンドが特徴的な挑戦性の高い「Masquerade」、SHE'Sの真骨頂とも言うべきピアノ・ロックの中でもぬくもりと優しさに満ちた「Letter」、力強さと気品を持ち合わせたスケール感のあるエモーショナル・ナンバー「Your Song」と、SHE'Sがこれまで追求してきた大きな3つの特色を明確に示した楽曲が揃っている。3曲共通して生き方や人との向き合い方にフォーカスしたメッセージ性の強い言葉が並んだことで、より歌の力も増した。バンドの核心を感じられる組曲的作品に仕上がっている。(沖 さやこ)
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2枚のシングルを経て完成させた"Now(=今)"と"Then(=あの時)"がテーマの3rdフル・アルバム。本作では、これまで彼らがチャレンジしてきたバラエティ豊かなピアノ・ロックに加え、「歓びの陽」とは異なる解釈でプログラミングやエレクトロ・テイストを取り入れた楽曲、アコギのリフを効果的に生かしたソウル・ナンバー、アルバム・アレンジが施された「月は美しく」など、様々なジャンルが持つポップネスを十二分に生かしている。インディーズ時代からスケールの大きな音作りを続け、メジャー・デビュー以降は様々な音楽性を積極的に取り入れながら、自分たちの音楽の可能性を広げ続けてきたSHE'Sの、ひとつの金字塔的作品と言っていい。より高みを目指す4人の健やかな音色を体感できる。(沖 さやこ)
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約3ヶ月ぶりにリリースされるシングルは、挑戦的な楽曲が多かった前作と打って変わり、バンドの原点をパワーアップさせた3曲が揃った。表題曲はバンドの特色のひとつであるピアノとストリングスが描く華やかさと、バンドの力強さを掛け合わせた、ピアノ・ロックの進化版。サビのメッセージや湧き上がる想いを丁寧にサウンドにも落とし込んでいる。c/wの「Come Back」はソングライター、井上竜馬(Key/Gt/Vo)の憧れの存在であるELLEGARDENへのリスペクトを込めた楽曲で、「月は美しく」はジャズ・テイストのアプローチが新しい。3曲に共通しているのは堂々としつつもどこか肩の力が抜けたような軽やかさがあること。聴いたあとに残る幸福感もまた、「The Everglow」が歌う"永遠の輝き"なのかもしれない。(沖 さやこ)
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昨年、フル・アルバム2枚とミニ・アルバム1枚という脅威のペースでリリースを続けてきたSHE'Sが、約2年ぶりとなるシングルを完成。agehaspringsの百田留衣がプロデュースしたTrack.1は、打ち込みのトラックを大胆に取り入れ、"哀しみも傷跡もそのままでいい、無駄じゃない"と過去を肯定したうえで寄り添ってくれる、大きな温もりが感じられる1曲だ。Track.2はTVアニメ"アンゴルモア元寇合戦記"のEDテーマ。闘志を奮い立たせるような力強いビートとドラマチックなストリングスから幕を開け、サビでパッと開けるような明るいコード感が気持ちいい。Track.3は井上竜馬の歌唱とピアノ、そしてコーラスのみというシンプルな構成。優しくしなやかでのびのびとした歌声が、心地いい余韻を残してくれる。(大木 優美)
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今年2作目となるメジャー2ndフル・アルバムは、初の外部プロデューサーとして片寄明人(GREAT3/Vo/Gt)を、ゲスト・ミュージシャンとしてストリングス隊とホーン隊を招くだけでなく、マスタリングはBob DylanやBon Iverなどを手掛け、グラミー賞ノミネート経験もあるエンジニア Greg Calbiが担当という、ロック且つスタイリッシュな音像を作るには完璧と言っていいほどの布陣で制作された。もともと大きなスケールを持つ楽曲を作ることに長けているバンドだが、今回は勢いで突き抜けると言うよりはどっしりと構えたうえでパワーを発揮するサウンドスケープが際立つ。歌詞世界も過去2作と比較しても格段に視野が広がった。特に最後を飾る「Home」は、追い風が吹く彼らに最適な華やかさだ。(沖 さやこ)
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1stフル・アルバム『プルーストと花束』から5ヶ月という驚異のスピードでリリースされる7曲入りミニ・アルバム。初夏を意識して作ったという楽曲はどれも軽快なニュアンスが強く、太陽の光が似合うものが多い。エモーショナルな音像に横ノリのリズムを入れた楽曲や、軽やかなミディアム・ナンバーなどからもバンドも新しい季節を迎えていることがわかる。歌詞もTrack.2を筆頭に強い決意に加え大いなる自信が刻まれ、もっと前に進んでいくという意志がこれまで以上に強く表れたものになった。今回は珍しくコンセプトありきでの制作ではなかったらしいが、だからこそワンマン・ツアーで確かな手応えを感じ、上京し環境が変化したというリアルタイムのSHE'Sが太い軸になったアルバムを作ることができたのだろう。(沖 さやこ)
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バンド史上初のフル・アルバム。タイトルにある"プルースト"とは"プルースト効果"のことで、とあるきっかけで無意識下の記憶が蘇ることを言う。コンセプチュアルな制作を得意とするソングライター/フロントマンの井上竜馬(Key/Gt/Vo)だが、今作はメロディの断片や歌詞の中の一言に導かれながら、記憶の中に眠っていた光景を蘇らせてひとつの曲にする、という試みの制作だったそうだ。シンセ、ホーンなどを入れた楽曲も見られ、ポップ・パンク×ピアノ・ロックという音楽性はさらに拡張。もちろん元来の音楽性を追求した楽曲もあり、Track.8はポジティヴなメッセージを堂々とまっすぐ届け、Track.10は美しく雄大な音像が眩しい。すべての曲にもっと大きく羽ばたこうとする意志を感じさせる。(沖 さやこ)
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6月にメジャー・デビューした大阪の4人組ピアノ・ロック・バンドが早くも2ndシングルをリリース。Track.1は"どれだけつらい過去も悲しい現実も、生きていないとそれを癒す歓びは待っていない。小さくなってしまったロウソクの灯りをどうか今夜も灯したままでいてほしい"という願いが宿る、静かでありながら確かな強さやポジティヴィティを感じさせるミディアム・ナンバー。煌びやかなピアノも夜空を彷彿とさせる。Track.2は初の書き下ろしドラマ主題歌。メジャー・デビューをしてさらなる高みを果敢に目指すバンドの姿が重なる、まさしくピアノ・ロック・バンドを体現する楽曲だ。ハードな側面を見せるTrack.3もピアノだけでなくオルガンを用いるなど、音色豊かで力強い。(沖 さやこ)
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メンバー全員1992年生まれの次世代ピアノ・ロック・バンド、SHE'Sのメジャー・デビュー・シングル。コンセプトは"過去、現在、未来"で、実体験をもとに綴られている。彼らのピアノ・ロックはポップ・パンクの音像とキャッチーなメロディと、クラシック・ピアノの融合。Track.1はそこに優雅なストリングスが入り、雄大な日の出のイメージを豊かに描いている。詞世界に重きを置いた音作りゆえに、すべての曲に情景が浮かび、ドラマ性も高い。海外のボーイズ・グループを彷彿とさせるTrack.2は都会的なポップスで、未来へ向かって飛び込んでいくという気持ちを歌ったTrack.3はライヴ映えすること間違いなしのパンク・ナンバー。これまでのリスナーも新しいリスナーも虜にする新章のプロローグだ。(沖 さやこ)
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井上竜馬(Key/Vo)をセンターに据えた大阪出身のピアノ・ロック・バンド、SHE'Sの3rdミニ・アルバム。エッジの効いたロック・サウンドとピアノの繊細且つ煌びやかな音色、そしてそれぞれの高い演奏力と表現力が相まって、壮大なファンタジーの幕開けのようなワクワク感を与えてくれる今作。Track.1の重厚なストリングスとメロディのキャッチ―さや、Track.3の増幅していくバンドのグルーヴ感、Track.6の突き抜けるサビの痛快さなど、サウンド面だけでも伝えたいことは山ほどあるが、何といってもTrack.7に込められた強い想いを感じで欲しい。彼らがここまで辿り着いた理由、そして彼らがこれからも奏でる理由。ひと言ひと言を大切に歌う井上の真っ直ぐな思いは、届かないわけがない。間違いなく次世代のシーンを担う彼らの渾身の1枚は、一聴の価値あり。(増田 思織)
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現メンバーになって10周年&メジャー・デビュー5周年というアニバーサリー・イヤーに感謝と決意を込めた、グドモのベスト盤。ファン投票によって収録曲が選ばれたというのも、彼ららしい"恩返し"のスタイルだが、そうして選ばれた収録曲も、これ以上ないほど彼らの魅力をわかっているファンならではの間違いない選曲になったと言えるだろう。そして、今回書き下ろされた、これからも前に進み続ける彼らの姿勢を表したような新曲「Darwin's Train」もグッとくる内容だ。様々な苦悩も乗り越え、自分たちのスタイルを確立していった彼らにしか描けない、力強さに満ちたナンバー。その新曲と、今まで多くのファンと共に歩んできた一歩一歩が形となった今作を聴いていると、なんだか自然と元気が湧いてくる。(山本 真由)
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3ヶ月のライヴ休止なんて、なんのその! パワー全開のニュー・アルバムが完成! 今作は、エモーショナルな楽曲もパンクな楽曲もポップな楽曲も、グドモのライヴの楽しさが凝縮されたような作品となった。要所要所で効果的に使われる、厚みのあるコーラス・ワークも、それぞれのパートの個性を活かしたダイナミックな楽曲展開も、すべてがライヴへ繋がっている道筋のように見える。完全に覚醒して新章に突入した彼らの本気度がビシビシと伝わってくる、そんな1枚だ。主催フェス"八王子天狗祭 2017"の開催を前に、勢いをつけた彼らの快進撃はまだまだ続く。今作収録の新曲は、もちろん一聴して乗れてしまう楽曲ばかりなのだが、ライヴ参戦前にはぜひ、このワクワクがたくさん詰まった作品で予習しておいてほしい。(山本 真由)
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セルフ・タイトルを冠した前作から1年2ヶ月ぶりになる4thアルバムは、初期のころの楽曲作りを思い出して制作に臨んだようだ。作品ごとに音楽性の幅を広げてきた彼らが、ここに来て原点を意識した点が興味深い。今のバンド感を前面に押し出した、生々しくパワフルな演奏は今作の肝と言えるだろう。スリリングなギター・フレーズ、歪みを強めたベース・ライン、きめ細かな攻めを見せるドラミングと各楽器が主張しながら、これまで培ってきた強固なメロディ・ラインとうまくマッチしている。スマートフォン用本格サスペンスRPG"Black Rose Suspects"に提供した「ノーファング」、「クラスター」を含む全12曲、カラフル且つキャラ立った楽曲が勢揃い。早くライヴで聴きたい楽曲ばかりだ。(荒金 良介)
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メジャー3rdアルバムは、メンバー4人で原案を持ち寄り、よりバンド感を突き詰めた作品になった。セルフ・タイトルを冠したのには、そういう理由があったのだ。山中湖で初の曲作り合宿を経たことが功を奏し、全体的に明るいサウンドになったうえにバラエティに富む曲調が揃った。ペギ(Dr)は"FOO FIGHTERSのようなアルバムを作りたい"と口にしていたようだが、「オールグリーン」はまさにそんな質感を備えている。従来のポップ性に加え、骨太のラウド感が加わり、新鮮なインパクトを与えてくれる。軽快なリズムを用いた「雨ニモ風ニモマケズ」、スペーシーな色合いがユニークな「ビッグバン」など、メンバーそれぞれの個性が際立つ楽曲が見事グドモ色に染め上げられている。新たな扉を開いた意欲作である。(荒金 良介)
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11月27日の日本武道館公演に向け、絶賛ツアー中のグドモからニュー・シングルが届いた。今作から日本コロムビア内レーベル"TRIAD"移籍第1弾になる表題曲は、TVアニメ"ドラゴンボール超(スーパー)"のエンディング曲に抜擢。イントロから"ウォーウォー!"の歌い出しで始まり、力強く疾走するビート感が心地いい。シンプルな曲調に透明度の高いメロディが乗り、切なくも明るいムードが実にグドモらしい。子供のころに描いた夢や希望を大人になっても失わずに輝いていけるか、と自分宛に送った手紙のような歌詞は胸に突き刺さる。カップリング曲「サイダーでも飲んで」はタキロン"競泳日本代表"篇CMソングで、表題曲同様、"未来"という歌詞があり、自問自答する気持ちを爽快な曲調に仕上げている。(荒金 良介)
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グドモから届いたメジャー3rdシングルは、前作『inトーキョーシティ』を越え、ライヴ感満載の陽性モードへと突き抜けた作風と言えるだろう。ただし、歌詞は脳天気に突き抜けず、むしろ毒を吐いたり、マイノリティの気持ちを代弁した内容になっており、そこにシンパシーを覚えずにはいられない。やはりこのバンドは一筋縄ではいかない。そこが魅力的だし、信用できる点だ。表題曲は言葉遊び的なサビが面白く、シンガロング必至の曲調でグドモ節満載のキャッチーな仕上がり。「南風と太陽」は電子音を前に押し出した色彩豊かなダンス・ナンバーで、これからの季節に合う晴れやかな音色にテンションも上がりっぱなし! 「for better,for worse」はアコギを用いたウェディング・ソングで、メロがまた素晴らしい。(荒金 良介)
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このメジャー2ndアルバムで彼らはさらにでかい存在になるだろう。2ビートで駆け抜ける「STOP THE TIME」のような曲から、シンセを加えて壮大なスケールを描く「STAY WITH ME」まで振り幅の広い曲調を揃え、過去と現在を繋ぎ合わせ、未来へ大きく羽ばたくようなドリーミーな華やかさを感じさせる。「アブラカタブラ」、「イチ、ニッ、サンでジャンプ」、「拝啓、ツラツストラ」など今年出たシングル曲も収録され、違和感なく作風に溶け込んでいる。勢いのある前半もいいが、後半は叙情的なメロディにグッとくる作風も多く、ドラマ性を高めた曲調に心を奪われる。特にストリングスを配したラスト曲「スクランブル交差点」は感動的で、"生きてゆくだけ"と熱唱する金廣の歌の説得力に唸らされる。(荒金 良介)
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SHIBUYA-AXで行われた前作のレコ発ファイナルで、たなしん(Ba/Cho)が孫悟空に扮して大暴れしてくれたが、それはこのメジャー2ndシングルの予告だった。表題曲はアニメ"ドラゴンボール改"のエンディング曲に決定し、グドモの破竹の勢いに拍車をかけることは間違いない。冒頭から爽快感抜群のシンガロングで始まり、その歌メロに身を委ねるだけで視界がパーッと開けるライヴ映え必至の曲調だ。身も心も弾むシンプルなリズムも心地いい。初回盤Aと通常盤に収録の「喝采」は哀愁漂うミディアム・ナンバーで、七転び八起き的な歌詞のリフレインが力強い。初回盤B収録の「メロディ」は甘酸っぱいラブソングで、ロマンチックな旋律が胸に沁み入る。この2曲には「イチ、ニッ、サンでジャンプ」でタッグを組んだ寺岡呼人を再びプロデューサーに招いている。(荒金 良介)
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2013年にメジャー・デビューをしたグッドモーニングアメリカが、2014年早々にライヴDVDと同時リリースするメジャー1stシングル。シングル表題曲「イチ、ニッ、サンでジャンプ」は寺岡呼人をプロデューサーに迎え制作されたポップ・ナンバー。やわらかいシンセと老若男女問わず響くであろう曇りのないバンド・サウンドはとにかく眩しく、歌詞にある"小ちゃな頃""参考書""猛勉強""夢"などのワードも影響して無邪気な時期に立ち戻るような感覚も与えてくれる。シンガロングしながらツー・ステップを踏むキッズが溢れるライヴハウスが頭に浮かぶ「アブラカダブラ」、切なさと力強さが同居するロック・バラード「春が迎えに来るまで」と、所信表明3本柱とも言える楽曲が揃った。(沖 さやこ)
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3作のミニ・アルバムと限定発売のシングルを経てリリースした、グッドモーニングアメリカの1stフル・アルバム。「ファイティングポーズ」から爽やかに疾走を始め、4つ打ちのダンスビートにソリッドでキャッチーなギター・リフの「キャッチアンドリリース」と、ノリのいいナンバーが続いていく。その躍動感は、まるでライヴを見ているように生き生きとしていてハッピーで、一度聴いたら胸を鷲掴みだ。そして作品名でもある「未来へのスパイラル」は、しっかりとしたバンド・サウンドにキラキラしたデジタル・サウンドが交錯して、新たな一面ものぞかせている。最後に収録さされているミドル・テンポの哀愁のバラード「餞の詩」まで、ただただ気持ちいい。新緑のいまの季節に吹く、涼しくてやさしい風を受けたときに似た気持ち良さ! 快感! (大島 あゆみ)
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"今夜 旅に出ようか"と出発を告げて幕を開ける、グッドモーニングアメリカの3rd Mini Album。2月に渋谷O-EASTでの主催フェスをSOLD OUTさせた勢いそのままに、表情多彩なギターリフと、日常の一笑一顰を愛おしむ歌が心臓目がけて飛んでくる。「輝く方へ」で、迷いながらも歩を進める希望を鳴らしたかと思えば、「だけど不安です」では少し不安な心を性急なビートに乗せて告白する...。日々の上下を飼い馴らし必死に生きる、僕らと何ら変わりない人間の歌がここに詰まっている。昨年の震災による発売中止から待望の音源化となる「ミサイルをぶちかましてぇな」を含む、現在進行形のロック英雄譚第3章だ。ロマンも自己嫌悪もひっくるめた複雑な色を持っているからこそ、僕らがこの旅の先で何色にでも輝けることを彼らは知っている気がする。(矢島 大地)
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"持病"という意味の造語を冠した3年ぶりのフル・アルバム。この世界で生きづらさを抱える人、それをカモフラージュしつつ"普通に"生きる人を指すという。つまり、多くの人にとって感じるものがある作品なのではないだろうか。しかしながら、押しつけがましくはなく、むやみに刺々しいわけでもない。だからこそ、言葉にできない思いにそっと寄り添ってくれる。この3年の間に独立し、自由になったシナリオアートだからこそ描ける、パワフルにもシリアスにも振り切れる豊かな音像。そこに誠実に日々と向き合って生まれたであろう嘘偽りのない言葉が乗り、それをあくまでも平熱の歌声で届ける。曲順の妙も含め、聴き手の気持ちの整理を見守ってくれるような、音楽とリスナーへの愛情たっぷりの力作。(稲垣 遥)
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今のシナリオアートのチャレンジングな部分が曲構成にも現れた2曲(「アダハダエイリアン」と「オンリーヒーロー」)、「ホワイトレインコートマン」にも似た、バンドにもファンにとってもこれぞシナリオアートな「アカシアホーム」という、3曲が現状報告の意味も担っている独立後初のシングル。ポスト・ロックと物語的な楽曲の両面を感じさせる構成の多彩さが自由で、6分近い大曲「アダハダエイリアン」。ロックンロール・リヴァイヴァル調でありつつ、ベースはドラマチックという彼ららしさが加味された「オンリーヒーロー」。柔らかなハヤシコウスケのヴォーカル表現や透明感のあるギター・サウンドが、まさに"ホーム感"満載の「アカシアホーム」。驚きと安心感の両方を封じ込め、バンドの状況の良さを伝える好盤。(石角 友香)
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アルバム『Faction World』での壮大な音楽の旅を経たシナリオアートのニュー・シングルは、ワクワクするような地メロの助走からサビでパッと解放され、後半にはテクニカルでカオティックなセクションも登場するという、まさに彼らの王道が今の力量で発揮されたナンバー。失うつらさが、ただ切ないだけではなく、そこにそれでも人を愛する力強さが溢れる歌詞も新しい。また、2曲目の「ハローグッバイ」は珍しくギター・ロック色の強いストレートなナンバーでありつつ、そこにお馴染みCHRYSANTHEMUM BRIDGEのドリーミー且つスペイシーなエレクトロ・サウンドが融合しているのも新鮮な聴感をもたらす。加えて、表題曲のハヤシコウスケ、ハットリクミコとの男女ヴォーカル気分が味わえるインスト2トラックも収録している。(石角 友香)
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楽器やブランケット、双眼鏡やランタン......それらすべてが"地球柄"で彩られたジャケット写真のアートワークが示唆しているように、生身の3人が旅をしながら空想も現実の世界も力強く表現していく、そんな頼もしい新境地を開拓した2ndフル・アルバム。世界に合わせて命を落とすぐらいなら、こっちから見限ってやる! と言わんばかりの内容でありながら、曲調は限りなく明るい「ジャーニー」。チャイルド・コーラスが祝祭感を盛り上げる「サンライトハーモニー」、「パペットダンス」のあとには、どこか世界と隔絶されたムードが漂うSF的な「コールドプラネット」に現代のリアリティを感じる。全編が旅の途中のような移動感と、時折覗く無国籍感であっという間にラストの「エポックパレード」へ。時間や気持ちの変化を体験できるアルバムだ。(石角 友香)
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イントロが鳴った瞬間、これまでのファンタジックなシナリオアートとも、内省的なシナリオアートとも違う人肌感が響き、まず驚かされる。さらに、セカンド・ラインの陽気なビートにも驚かされる。そして新しい旅立ちを彩るような生の管楽器やストリングスは、彼ら3人だけじゃなく、関わる人を楽しく巻き込んでいく"パレード"を表現。しかもそのパレードはむしろ特別な日だけのものじゃなく、些細な喜びを発見し続ける日常こそ、新鮮なものとして祝福しようと歌われるのだ。去年のシナリオアートからはまったく想像できないオピニオン! 加えてチャイニーズ風のメロディと響きの楽しさがループする歌詞がこれまた意表を突くカップリングの「ジンギスカンフー」も、今のバンドのタフさを印象づける。(石角 友香)
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自身の精神世界への"潜水"。プロローグとなるエレクトロニックな「シンカイへ」からコンセプチュアルな作品性に引き込まれる。実質的な1曲目である「シニカルデトックス」は3人の演奏が目に見えるほど削ぎ落とされた音像、タイトだがテクニカルなアンサンブル、そしてゴスかラウドか?と思しき後半の展開まで、どす黒い感情が完成度の高いアレンジで表現される凄みがある。また、生身のファンクネスとシナリオアート流グランジが一体化した「プライドモンスター」も凄まじい。怒涛の展開を経て、ハヤシのモノローグに乗せて訥々と歌われるアウトロの「センカイへ」のあたたかさがアルバム全体を光の差す方向へ束ねていく。タフさと繊細さを同居させた、今のシナリオアートの必然が鳴っている。(石角 友香)
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CDの形態が複数あるのを承知で、できればこのスプリットに収録されているトータル6曲すべて聴いて欲しい。それぐらい両バンドとも楽曲クオリティと新たな挑戦を体感できる。KANA-BOONの「talking」はファンクネスすら感じる16のグルーヴやラップ部分にロック・バンドのケレン味を感じるし、アニメのエンディングにそのヒリヒリした世界観がハマる。シナリオアートの「ナナヒツジ」で聴けるソリッドで急展開する構成も新しい。また2曲目(KANA-BOON「ぬけがら」/シナリオアート「トワノマチ」)にどちらも各々の色合いでセンチメンタリズムを喚起する楽曲を配しているのも聴き比べてみると面白い。そして"すべてがFになる"裏メイン・テーマとも言えそうなKANA-BOONの「PUZZLE」での楽器隊の豊富なアイディアとテクニカルなプレイは嬉しい驚きの連続だ。(石角 友香)
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遂に完成された1stフル・アルバム。幽玄且つ煌びやかなアトモスフィアを産むエレクトロ・サウンドに、あたたかみとチャームを加える生楽器の音色、男女混成ハーモニー、さらにはファンキーなほどに肉体的なバンド・グルーヴが組み合わさることで産まれる、聴き手を現実と切り離された夢の中へと誘うような音世界は、もはや圧倒的な完成度。そして本作のタイトルがインディーズ時代からの代表曲「ホワイトレインコートマン」の歌詞から取られていることは、彼らが一貫して掲げ続ける変わらない理想を示している。哀しみの雨からあなたを守る"幸せの傘"――いつだって、彼らは目の前にいるあなたに手を差し伸べる。本作最大の魅力は、雨の止んだあとにあなたが踏み出す最初の1歩を見届けようとする、その優しく大らかな視線にこそある。(天野 史彬)
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シナリオアートの音楽には常に"記憶"というモチーフがある。本作においてそれは"死"、あるいは"子供時代への憧憬"という形で表れている。SEKAI NO OWARIを手掛ける制作チーム"CHRYSANTHEMUM BRIDGE"をプロデューサーに迎え、煌びやかなエレクトロ・サウンドや疾走感のあるシューゲイズ・ギター、そして躍動感のあるダンス・ビートをも飲み込んだサウンドは、彼らの描かんとする"痛みの伴う幻想"を、格段に上がった明度で聴き手の前に映し出す。生きることとは醜く老いること。生きることとは孤独と共にあること。しかしその中で、かつて出会った人やかつていた場所に思いを馳せることは生きるうえでの力になりうる。だって僕らは常に記憶と共にあるから。たまには思い出して、そしてまた戻ってこればいい。(天野 史彬)
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関西出身、男女ツイン・ヴォーカルを擁する3Pバンド、シナリオアートのメジャー・デビュー・ミニ・アルバム。冒頭を飾る「ブレーメンドリームオーケストラ」で歌われる"ここじゃない どこかへ すばらしい 世界へ ぼくと 抜け出そう"というライン。これが本作を、ひいてはシナリオアートというバンドのステートメントを端的に表していると言っていい。何かを振り払うように加速するビート。ギターだけでなく、シンセやストリングスなども多用したサウンドスケープ。すべてが甘美で幻想的。だが、これは単なる逃避主義の音楽ではない。この世界は哀しみに満ちているというシビアな現実認識が根底にあるからこそ、このバンドは想像力と創造力で現実を超えようとする。理想主義で現実に抗う、痛快な新世代の登場だ。(天野 史彬)
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昨年10月より、バンド結成20周年/メジャー・デビュー15周年のアニバーサリー・イヤーとして、リリースやツアーなど様々な形で精力的に発信してきたストレイテナー。そんな彼らが、7月より放送開始したTVアニメ"アンゴルモア元寇合戦記"のOPテーマを書き下ろした。その名も"Braver"。大陸の覇者であるモンゴル帝国の襲来に立ち向かう、対馬の兵士を描いた物語に相応しく、前向きで力強いナンバーだ。エモーショナルなピアノの旋律からは、根底にある悲哀や乗り越えてきた涙が見えるし、ズシリとくるリズム・パートは歩みを止めない勇気、あるいは命の音か。ホリエアツシ(Vo/Gt/Pf)が長崎出身ということもあり、同作と自身のバンドとしての闘いを重ね合わせた、その絶妙な化学反応が深い世界観を示している。(山本 真由)
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結成20周年、メジャー・デビュー15周年、現在の4人になって10年。閉塞感や同調圧力に押しつぶされそうな現在に、ニヒリズムの欠片もなく、人間の心根にある愛を呼び覚ますような作品を完成させたことに感謝したい。序盤、スローなBPMと選び抜かれた少ない音数の「Future Dance」、歌詞の符割りやビートにダブステップからのリファレンスを感じる「タイムリープ」などで新鮮なリズムへのアプローチを実感。暖かくて身近な恋愛や、他者への感情が瑞々しい「Boy Friend」、秦 基博との共作「灯り」や「もうすぐきみの名前を呼ぶ」の心洗われる響きも、今の彼らだからリラックスして表現できる内容なのかもしれない。キャリアを重ねるほど音楽的な自由を獲得し柔軟になる。日本のバンドが切り拓く新境地。(石角 友香)
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すでにiTunesチャート1位を獲得するなど、各所で高い評価を得ている本作。ASIANKUNG-FU GENERATION、ACIDMAN、THE BACK HORN、MONOEYESら、同世代で約20年をともに戦い抜いてきたバンドはオリジナルに近いアレンジで消化。また後輩であるgo!go!vanillasは定番曲「KILLER TUNE」をカントリー&ロカなニュアンスでガラッと変貌させ、原曲の持つ色気をヴォーカルの牧 達弥が表現しているのが頼もしいし、My Hair is Badもこれまた定番曲「REMINDER」のBPMを高速化し、Aメロの歌詞に椎木知仁(Gt/Vo)お得意の吐き出すような言葉の弾丸を歌詞として追加し、成立させているのも見事。テナーのファンであるほど、参加者の愛情を感じられる素晴らしい解釈の集合体だ。(石角 友香)
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結成18年目を迎えるストレイテナー、シングル4曲を含めた9枚目。アコースティック・アルバム、ベスト盤を経た前作『Behind The Scene』を踏まえ、辿り着いた今作は、"どんなアプローチでも自分の音楽になる"という自負を携えた、闇や悩みのない快活な曲が揃った。「原色」、「シーグラス」の冒頭2曲に代表される"ホリエ印"とも言える地底から突き上げるようなメロディには、現体制になって初のアルバムである『NEXUS』(2009年リリース)を思わせる全方位に向けた強度がある。一方で現代ディスコ・サウンドのフォーマットに則った「Alternative Dancer」や、ラストの「覚星」ではチルウェイヴ/ドリーム・ポップへの視座を見せるなど、新たな一面も十分だが、すべて日本のロック・バンドとして耐久性のあるサウンドへ帰着させている点が頼もしい。(峯 大貴)
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幕開きから新たなフェイズに思いっきり覚醒させられる。"悲しくも美しい世界"から"クソったれ新世界"(「Asshole New World」)の中をタフに生きる今のストレイテナーの狼煙が上がる。そして高いスキルとアンサンブルを高め、研ぎ澄ませながらも難解さを纏わないのはこのバンドの意志とも受け取れる。パッと聴き90年代から続くオルタナティヴ・バンドのベーシックなコード感やアレンジでありながら、そこここに未来を感じさせる高等戦術こそがストレイテナーの本懐なのだろう。「The World Record」など序盤で疾走し、架空の都市にワープするような曲群を経て、ホリエアツシのメロディのイマジネーションが際立つ「翌る日のピエロ」など聴き手の深いところへ降りてゆく楽曲まで。豊富になった語彙が紡ぐSF的な世界観にも注目。(石角 友香)
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このコンピの充実度は毎年計り知れないが、今回はASIANKUNG-FU GENERATIONの新曲「スタンダード」を聴くだけでも相当、価値ある1枚。ゴッチ自身が"これは先の都知事選についての歌"と明言しているが、何も変わらないと諦めたら非難の対象と同化してしまう。愚直なまでに続けること、そしてバンドのイメージを引き受けるとはどういうことか?まで応えた1曲だ。文字数の半分をAKG新曲に費やしてしまったが、今年はユニコーンやスカパラなどベテランから、KANA-BOON、グッドモーニングアメリカら新鋭、くるりやストレイテナーらAKG同世代まで縦横無尽な出演者が揃うわけで、このコンピも自ずとその厚みや充実感を体感できる。お得感で言えばくるりの未音源化楽曲や、ストレイテナーの新曲収録も嬉しい。(石角 友香)
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2013年にメジャー・デビュー10周年を記念して開催された47都道府県ツアー"21st CENTURY ROCK BAND TOUR"のライヴ&ドキュメンタリーDVD。メンバーが撮影した映像も多く含まれ、約7ヶ月に渡る全52公演の様子が2枚のディスクで堪能できる。ライヴ映像だけでなく楽屋やその土地土地での観光の様子、ツアーの合間に行われたMV撮影の様子なども収録しており、見ている側もバンドのクルーになり共に旅をしているような感覚だ。セミ・ファイナル新木場STUDIO COASTでの選りすぐりのライヴ映像は、熟練した硬派なパフォーマンスに魅了される。日本全国どの箇所でも4人を迎えたのは、満面の笑みのファンたち。バンドが強く愛され続けていることを再確認した。(沖 さやこ)
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デビュー10周年の全都道府県ツアーを折り返したストレイテナーから届いた新しい作品には、タイトルが意味する"輝き、まばゆさ"を、2013年の今、解釈した音像やテーマが溢れている。ギター・リフとベース・ラインがチェイスするイントロが、旅の最中にいるような「シンデレラソング」。未だ真夏の季節にあって厳冬の風に向かうような音像が彼ららしい。他にもテナー節炸裂なアンサンブルに、間接的な表現だが、まだ何も解決していない3.11以降の現実をなきものにしようとする風潮への怒りが滲む「SCARLET STARLET」、ホリエのトーキング・スタイルのヴォーカルや日向のスラップも新しい骨組みで構築され、架空の民族のトライヴァル・ミュージックを想起させる「BLACK DYED」など全5曲。タフに目を開けて空想するテナーの新境地。 (石角 友香)
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ストレイテナー初となるアコースティック・アルバム。2012年3月に行ったライヴ・レコーディング楽曲に加え、スタジオ録音の楽曲を収録している。テナーをずっと聴き続けてきたコアなファンはもちろん、そうではないライトなリスナーにも聴きやすいシンプルなアレンジに仕上がっている。アコースティックになって更に際立つのはやはり透き通って伸びやかなホリエアツシの歌声だ。わざわざ素晴らしい彼の声については特記しなくてもとも思うのだが、やっぱり聴いてしまったら書かずにはいられない。リリース順に並べられた楽曲。最前線で活動し続けてきたバンドだからこそのライヴ・レコーディングとは思えないほどのクオリティ。デビュー10周年を目前にして築き上げられた、もう1つのテナーの歴史を楽しんでほしい。(石井 理紗子)
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LOVE PSYCHEDELICO / The fin. / 荒谷翔大 / 幽体コミュニケーションズ
MAN WITH A MISSION
THE BAWDIES
Cö shu Nie
DENIMS
岸田教団&THE明星ロケッツ
CNBLUE
Novelbright
Ado
Mega Shinnosuke / Conton Candy / トンボコープ / TOOBOE / Aooo ほか
ヒトリエ
Panorama Panama Town
四星球
怒髪天
cinema staff / 9mm Parabellum Bullet / アルカラ / ストレイテナー ほか
Tempalay
ハク。
原因は自分にある。
パスピエ
"SYNCHRONICITY'25"
THE ORAL CIGARETTES
- 2025.04.14
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YONA YONA WEEKENDERS
ELLEGARDEN × FEEDER
RELEASE INFO
- 2025.04.02
- 2025.04.03
- 2025.04.04
- 2025.04.05
- 2025.04.06
- 2025.04.07
- 2025.04.09
- 2025.04.10
- 2025.04.11
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- 2025.04.16
- 2025.04.17
- 2025.04.18
- 2025.04.23
- 2025.04.25
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Skream! 2025年03月号