Japanese
SHE'S
Skream! マガジン 2022年12月号掲載
2022.11.18 @Zepp Haneda(TOKYO)
Writer : 蜂須賀 ちなみ Photographer: MASANORI FUJIKAWA
3年ぶりに開催されたSHE'Sの全国対バン・ツアー"SHE'S UNION Tour 2022"。振替になった名古屋公演を残し、本来ファイナルになる予定だった東京公演には、フジファブリックが出演した。対バンは初めてだが交流はあったらしく、SHE'Sの4人と地元が同じで、メジャー・デビュー前からSHE'Sを知るフジファブリックの山内総一郎(Vo/Gt)は"SHE'Sは同郷の友。僕にとっては感慨無量です。すごく温かい気持ちでステージに立ってます"と噛み締める。そんな発言も飛び出したフジファブリックのライヴでは、「Green Bird」による雄大なオープニングから、不思議な軌道を描くメロディもロック色の強い音色も何もかも痛快な「徒然モノクローム」、"まだまだこれから、一緒に先に行こうぜ!"とSHE'Sへのエールに代えた「光あれ」などを披露。器の広さとユニークなセンスを感じさせるアンサンブルで観客を魅了。また、SHE'Sメンバーにも内緒でSHE'Sの「Letter」をカバーするという粋なサプライズもあった。
SHE'Sのステージが始まると、自分たちの音楽に身体からノりながらカラフルなサウンドを鳴らす4人。節目の10周年を超え、より強固になったアンサンブルを1曲目の「Masquerade」から聞かせてくれた。特に胸を熱くさせられたのは「Blue Thermal」で、そのヴォーカルや鍵盤のタッチの強さからは井上竜馬の感情が伝わってくるし、同じ熱量を共有する服部栞汰(Gt)、広瀬臣吾(Ba)、木村雅人(Dr)もガシガシと楽器を鳴らしている。広瀬は、フジファブリックのMCを受けて"僕らも温かい気持ちでライヴできてます"と実感を言葉にしたが、いつもよりさらに穏やかな空気の中で演奏された「Letter」の特別さはこの日ならではだった。そのままD♭のコードを引き継いで「Your Song」が始まっていくライヴ・アレンジが美しく、力強いサウンドが場内に響く。
中盤には、東京公演当日に配信リリースされ、それ以前からこのツアーでは披露されていた新曲「Raided」。ダンサブルなAメロ。流麗なメロディによるBメロ。前半は打ち込み、後半でバンド・インとコントラストが際立つサビ。サビを終えたあとの一瞬の転調。スピードとともに絶えず変化する曲だが、ライヴだとその変化がより鮮やかに感じられて楽しい。そんな「Raided」から始まった最終ブロックは、「Grow Old With Me」、「Over You」を経て「Dance With Me」で終了。心の中で歌ってほしいと伝えながら"Singing!"とフロアにマイクを向けた井上は"聞こえる。最高!"とリアクション。大きな幸福感とともに本編を終えた。
ゲストとのコラボが恒例のアンコールでは、フジファブリックの山内が登場。山内から"本当に地元で話してる感じで(MCを)やるよね"とツッコまれ、地元の友達同士の雰囲気のままバンドが続いている関係性をうらやましがられつつ、"「Letter」を歌ってくれて、まだまだ先に行こうぜって言ってくれて。その言葉は永遠に僕の中で輝き続けると思って、この曲を歌いたいなと思いました"(井上)と「The Everglow」でコラボだ。井上と山内が美しいハーモニーを紡ぎ、ステージもフロアも笑顔でいっぱいに。そして4人に戻ったあと、幸福の余韻の中で演奏された「Stand By Me」がこの日最後に演奏された曲。"好きな人と好きなこと やっていようぜ"を地で行くライヴを晴れやかに締めくくったのだった。
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