Japanese
SHE'S
2019年02月号掲載
Member:井上 竜馬(Key/Gt/Vo) 服部 栞汰(Gt) 広瀬 臣吾(Ba) 木村 雅人(Dr)
Interviewer:沖 さやこ
一歩一歩着実にキャリアを積み重ねてきたSHE'Sの3rdフル・アルバムは、フロントマンの井上竜馬がセルフ・タイトルにするかどうか迷ったと言うほどの、非常に完成度の高い作品となった。常に進化を求めて音楽を作り続けている現在のSHE'Sと、昔から変わらないSHE'Sの二面性をたっぷり味わえる、まさにNow(今)とThen(あの時)を表す全11曲。縛りをなくし、より自由になったと言う、迷いのない作品を作った彼らの表情は清々しく、同時に未来に目を向けた発言も多かった。
-"Now & Then"というタイトルは"今(Now)とあの時(Then)を時々(Now & Then)思い返す"というところから名付けられているそうですね。タイトルをテーマにして曲作りをしていったのでしょうか?
井上:そうです。"Now & Then"にするか"SHE'S"というタイトルにするか迷っていたんですよ。でも変化を求める今のSHE'Sが作る挑戦的な「歓びの陽」(2018年8月リリースの3rdシングル表題曲)と、昔から変わらない感覚を取り入れた「The Everglow」(2018年11月リリースの4thシングル表題曲)という、まさに"Now"と"Then"に位置づけられるシングル曲が2曲できたので、アルバムを通してその2面性を作っていけたらなと。「The Everglow」を完成させた7月くらいに、アルバムをこのタイトルにしようと決めました。
-"変化"という言葉がありましたが、SHE'Sの変わったところ、変わらないところとは?
井上:基本的には変わらないところがSHE'Sのメインやと思ってて。そのときそのときで好きな音楽を作っていくことは変わっていないところでもあるし、好きな音楽はその時々で移り変わっていくものやし。個人的には、このアルバムを作ったことで作曲家として曲やアルバムを作ることに迷いがなくなったんです。音楽やロックがもともと持っている自由さというものが、ちゃんと説得力を持って作れたと思います。
-その迷いはなぜなくなったのでしょう。
井上:というよりは、意識的にそういう自分であろうと思ったんです。アルバムのテーマ的に過去を振り返る場面も多々あって。でもそれは『プルーストと花束』(2017年1月リリースの1stフル・アルバム)でやったことやし、自分の中で完結したからこれからはせんとこ、と思って『Awakening』(2017年6月リリースの4thミニ・アルバム)と『Wandering』(2017年12月リリースの2ndフル・アルバム)を作ったんですけど――今考えると、"あれはかっこ悪い"、"これは良くない"みたいに決めつけちゃってたかな、自分の中に余計な縛りが多すぎたかもしれない、と思いました。そこで自分はどんな感覚で曲作りをしていったんだろうと見返して、例えばアルバムに収録する楽曲で、無理にバリエーションを作らないようにしようと考えたんです。
-スロウな曲がこれくらいあるから、アップテンポの曲はこれくらいにして、キーボードを弾かないロックな曲を作って......というような。
井上:そういうバランス命で作ってたんで。でも、そういうの考えんくてもいいかなぁ、もっと自由に作りたい曲を作ろうと思えたんです。というのもあって、このアルバムのレコーディング前半に録った5曲は全部BPM110以下で。だけど自分が気持ち良くて、ほんまにやりたいことをやっていただけやったんで、そういう意味でも迷わなかった。好きに作って、好きに詰め込んだ。"Now & Then"というテーマはありつつも、今までより全然縛られてない、自由な作品になったと思います。
-『Now & Then』はバリエーション豊かな作品ですが、それはバリエーションを持たそうと思ったものではなく、自由に好きだなと思う感覚を詰め込んだ結果なんですね。
井上:だからすごく自然やと思います。「Sweet Sweet Magic」みたいにロカビリーの雰囲気がある曲や、「Clock」みたいにがっつりとエレクトロを取り入れた曲など、新しい感覚のものが入っていても背伸びしているわけではなく、あんまり頭を固くせず書けた曲というか。メンバー全員が各々の解釈で広げてアレンジしていったので、その感じが出てると思います。
木村:それぞれが吸収したものがこのアルバムにすごく出ているというか。表現の幅がすごく広がっているし、それは音楽に対する向上心が変わっていないからやと思います。
広瀬:メンバーみんな大人になってきているぶん聴く音楽も変わってきてるし、それぞれの生活からインプットするものもあると思うから、人間的に全員成長していってるし。
服部:メンバー4人の関係性は高校生時代の友達のままで、そういうものがあるからこそお互いの考えていることも言わずともわかるというか。『Now & Then』にはそういう雰囲気も出てるのかな、と思います。自分のフレーズ作りの面では今まで試行錯誤しながらやることが多かったんですけど、今回は"お、このフレーズいいやん!"と思えるものが1発目からスッと生まれてくることが多くて、楽しく作れました。
-ギターはアプローチがさらに多彩になっていると感じました。
服部:たしかに今までやってこなかったものも多いかな。「Clock」はダンス・ミュージックの要素がある曲やから、Michael JacksonのバックでSteve Lukather(TOTO/Gt/Vo)が弾いてる感じをイメージしたりして、遊んでみましたね(笑)。「Dance With Me」も今まで以上にカッティングを入れてみたりしています。
LIVE INFO
- 2024.09.11
-
山本彩
Age Factory
桃色ドロシー
KEYTALK ※公演中止
LOVE PSYCHEDELICO
UNISON SQUARE GARDEN
武市和希(mol-74)
打首獄門同好会
PEOPLE 1
アイナ・ジ・エンド
近石 涼 / 木下優真 / Rons week / 祈依
- 2024.09.12
-
山本彩
Age Factory
アンと私
センチミリメンタル
Kroi
LAUSBUB
ゴホウビ
GRAPEVINE
DURDN
サイダーガール
FES☆TIVE
PEOPLE 1
- 2024.09.13
-
chelmico
桃色ドロシー
羊文学
渡會将士
PK shampoo
LAUSBUB
Kroi
武市和希(mol-74)
GLIM SPANKY
アンと私
クジラ夜の街×崎山蒼志
阿部真央
スカート
かりんちょ落書き
トゲナシトゲアリ
FIVE NEW OLD
ペイトン尚未 / 矢野妃菜喜 / スピラ・スピカ
- 2024.09.14
-
FRONTIER BACKYARD
sumika / 緑黄色社会 / ヤバイTシャツ屋さん / マキシマム ザ ホルモン ほか
Bray me
GRAPEVINE
milet
おいしくるメロンパン
リーガルリリー
moon drop
小林私
This is LAST
androp
UNISON SQUARE GARDEN
POP ART TOWN
OKAMOTO'S
ザ50回転ズ
クジラ夜の街×崎山蒼志
"KOYABU SONIC 2024"
Bye-Bye-Handの方程式
⼤原櫻⼦
LiSA
渡會将士
a flood of circle / 打首獄門同好会 / ポルカドットスティングレイ ほか
MYTH & ROID
YONA YONA WEEKENDERS
wacci
eill
ぜんぶ君のせいだ。
Tielle
Amber's
Homecomings
"テレビ朝日ドリームフェスティバル2024"
"BAYCAMP 2024"
Nornis
ASP
"New Acoustic Camp 2024"
"TOKYO CALLING 2024"
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA"
- 2024.09.15
-
Ado
リーガルリリー
阿部真央
ザ50回転ズ
KEYTALK ※公演中止
Kroi
FRONTIER BACKYARD
GRAPEVINE
MYTH & ROID
Bray me
トンボコープ
moon drop
セックスマシーン!!
This is LAST
伊東歌詞太郎
TOMOO
"KOYABU SONIC 2024"
LiSA
YONA YONA WEEKENDERS
OKAMOTO'S
KiSS KiSS×のんふぃく!
SPARK!!SOUND!!SHOW!! / w.o.d. / Maki / Hakubi ほか
⼤原櫻⼦
ASP
LACCO TOWER
eill
ぜんぶ君のせいだ。
BUMP OF CHICKEN
それでも世界が続くなら×CIVILIAN
4s4ki
"テレビ朝日ドリームフェスティバル2024"
LAUSBUB
"BAYCAMP 2024"
菅田将暉
yutori
"New Acoustic Camp 2024"
"TOKYO CALLING 2024"
ヒトリエ
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA"
- 2024.09.16
-
Ado
PEOPLE 1
KEYTALK ※公演中止
Age Factory
androp
DOPING PANDA
GANG PARADE
GOOD BYE APRIL
"KOYABU SONIC 2024"
トンボコープ
LACCO TOWER
milet
UNISON SQUARE GARDEN
おいしくるメロンパン
BUMP OF CHICKEN
HERE
5MAPA / MAPA / 藍染カレン(ZOC)
Plastic Tree
"テレビ朝日ドリームフェスティバル2024"
"鬱フェス2024"
ASP
菅田将暉
"TOKYO CALLING 2024"
UNCHAIN
セックスマシーン!!
- 2024.09.17
-
Age Factory
安藤裕子
UNISON SQUARE GARDEN
Hedigan's
- 2024.09.19
-
アンと私
渡會将士
This is LAST
山本彩
金子ノブアキ
もっさ (ネクライトーキー)
打首獄門同好会
- 2024.09.20
-
ヤングオオハラ
羊文学
Official髭男dism
KEYTALK ※公演中止
Rhythmic Toy World
LAUSBUB
moon drop
yama
パスピエ
Plastic Tree
Apes
LUCY IN THE ROOM
eill
BACK LIFT
chelmico
ナナヲアカリ
GOOD BYE APRIL
milet
コヤマヒデカズ(CIVILIAN) / sajou no hana / IRIKO(NELKE) / 荒巻勇仁
- 2024.09.21
-
優里
ASP
PK shampoo
GRAPEVINE
UNISON SQUARE GARDEN
羊文学
eill
SUPER BEAVER
Official髭男dism
伊東歌詞太郎
ナナヲアカリ
ぜんぶ君のせいだ。
リーガルリリー
PEOPLE 1
Rhythmic Toy World
"AKABIRA CAMP BREAK 2024"
⼤原櫻⼦
おいしくるメロンパン
androp
ナードマグネット
"KANSAI LOVERS 2024"
(夜と)SAMPO
back number
Cö shu Nie
Nornis
This is LAST
そこに鳴る
yutori
パピプペポは難しい
"イナズマロック フェス 2024"
ザ50回転ズ
Plastic Tree
"ナガノアニエラフェスタ2024"
Apes
BRADIO
LiSA
anewhite
Kroi
Half time Old
安藤裕子
Base Ball Bear
"NAKAYOSHI FES.2024"
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA"
- 2024.09.22
-
豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL
優里
HY
Mellow Youth
chelmico
UNISON SQUARE GARDEN
伊東歌詞太郎
ぜんぶ君のせいだ。
Half time Old
KEYTALK ※公演中止
wacci
"AKABIRA CAMP BREAK 2024"
moon drop
オレンジスパイニクラブ×クボタカイ
"KANSAI LOVERS 2024"
back number
This is LAST
anewhite
"イナズマロック フェス 2024"
yama
"ナガノアニエラフェスタ2024"
サイダーガール
BRADIO
Organic Call
LiSA
リーガルリリー
chilldspot
THE BOHEMIANS
[Alexandros]
フレデリック
夜の本気ダンス
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA"
Sou
- 2024.09.23
-
豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL
THE SPELLBOUND
トンボコープ
羊文学
yutori
Mellow Youth
eill
Age Factory
Plastic Tree
⼤原櫻⼦
Rhythmic Toy World
おいしくるメロンパン
Novelbright ※振替公演
サイダーガール
Organic Call
UNCHAIN
PK shampoo
GRAPEVINE
LUCY IN THE ROOM
chilldspot
ザ50回転ズ
モウソウキリン
THE BOYS&GIRLS
LACCO TOWER
milet
Keishi Tanaka
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA"
- 2024.09.24
-
神はサイコロを振らない ※振替公演
MONOEYES
PEDRO
ザ50回転ズ
LOVE PSYCHEDELICO
"LIVEHOLIC 9th Anniversaryseries〜ADMIRATION〜"
RELEASE INFO
- 2024.09.11
- 2024.09.13
- 2024.09.16
- 2024.09.17
- 2024.09.18
- 2024.09.20
- 2024.09.25
- 2024.09.27
- 2024.10.02
- 2024.10.04
- 2024.10.09
- 2024.10.10
- 2024.10.11
- 2024.10.13
- 2024.10.15
- 2024.10.16
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ASP
Skream! 2024年09月号