Japanese
"MORNING RIVER SUMMIT"、6/30、7/1に大阪城音楽堂にて2デイズ開催決定。KEYTALK、LEGO BIG MORL、SpecialThanks、緑黄色社会、Lucie,Too、Sunrise In My Attache Caseら出演
2018.04.09 17:00
"1,000円でROCK!"をテーマに、一足早く"このバンドを見て欲しい"という想いとライヴハウス・シーンで活動しているバンドの早いタイミングでのピックアップを目的に立ち上がり、2008年から開催されているライヴ・イベント"MORNING RIVER SUMMIT"。同イベントが6月30日、7月1日に大阪城音楽堂にて開催されることが決定した。
今年で10回目の開催となる同イベントは、特別版として2デイズ開催となる。6月30日には歴代の出演アーティストであるKEYTALK、LEGO BIG MORL、藤原さくらの出演が決定。7月1日は、これまでのコンセプトと変わらず"1,000円でROCK!"として、いち早くチェックしてほしい最重要アーティストが集結する。
7月1日に出演が決定したのは以下のアーティスト。
Easycome
SUNNY CAR WASH
Sunrise In My Attache Case
ズーカラデル
SpecialThanks
リアクション ザ ブッタ
reGretGirl
緑黄色社会
Lucie,Too
"MORNING RIVER SUMMIT"ならではの2日間をぜひお見逃しなく。
▼イベント情報
"MORNING RIVER SUMMIT 10TH ANNIVERSARY SPECIAL!!"
6月30日(土)大阪城音楽堂
出演:KEYTALK / LEGO BIG MORL / 藤原さくら
OPEN 16:00 / START 17:00
7月1日(日)大阪城音楽堂
出演:Easycome / SUNNY CAR WASH / Sunrise In My Attache Case / ズーカラデル / SpecialThanks / リアクション ザ ブッタ / reGretGirl / 緑黄色社会 / Lucie,Too and more
OPEN 10:30 / START 11:00
【チケット】
6月30日:¥3,000(税込・整理番号付)
7月1日:¥1,000(税込・整理番号付)
※小学生以上有料、未就学児無料(小学生以下は保護者の同伴が必要)
■一般発売:5月26日(土)10:00~
■お問い合わせ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(10:00~18:00)
■オフィシャル・サイト:morningsummit.jp
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KEYTALK
DANCEJILLION
"ダンス"を追求し続けてきたKEYTALKが、改めて"ダンス"と向き合ったアルバム。1曲目の「ハコワレサマー」が八木優樹(Dr/Cho)の書いた曲であるように、誰がメインで誰がオルタナティヴではなく、ソングライターとしてもプレイヤーとしても4人揃ってド真ん中を狙う姿勢。そしてKEYTALKがKEYTALKであるために4人が身につけた"王道"は、外から見ると"異様"であり、とんでもないスゴ技であることが今作を聴くとよくわかる。山場だらけのメロディ。突然の転調。それを見事に乗りこなすツイン・ヴォーカル。不思議な軌道を描くギター。様々なリズム・パターンを繰り出すドラム。これだけいろいろやっているのにどこかケロッとしているのは、重ねた歳月によるところが大きいのだろう。(蜂須賀 ちなみ)
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KEYTALK
ACTION!
思えばコロナ禍以前にリリースした「サンライズ」が、彼らには珍しいファストなポップ・パンクだったのも、バンドが初期衝動に満ちていた予兆だったのかも。何度も更新されてきたKEYTALK流カーニバル・ソングは、「宴はヨイヨイ恋しぐれ」でゴリゴリした感触さえ残すし、前作以降、冴えを見せる首藤義勝のファルセットは奇妙なメロの「大脱走」で映えているし、EDM路線でありつつドラムは生音がタフな「ラグエモーション」、16ビートの中にハード・ロック・テイストが否応なしに滲む「不死鳥」は、小野武正のギターあってこそ。終盤は首藤のソロ・ヴォーカル曲「あなたは十六夜」、「愛文」、寺中友将の「照れ隠し」が並ぶことで、自然体の歌詞の強さも伝わる。結成12年にしてこの飽くなき好奇心と振り幅が彼ららしい。(石角 友香)
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KEYTALK
Best Selection Album of Victor Years
2013年にメジャー・デビューしてからの、14枚のシングル表題曲+タイアップやライヴ人気曲からなる20曲に、怒濤の5年間の進化を感じるベスト・セレクション。首藤義勝、寺中友将のツイン・ヴォーカル、四つ打ち、目まぐるしい転調とどこかメランコリックなメロディは今でも独特だ。「MONSTER DANCE」、「桜花爛漫」など和テイストの振り切れっぷり、祭りというテーマを太いファンクに昇華した「MATSURI BAYASHI」あたりから、全体の屈強さもアップ。ストリングスとプリミティヴなビートと、EDM風味を融合させた「Summer Venus」に至っては、楽しいことを120パーセント体現するKEYTALKの真骨頂だ。完全生産盤にはライヴ映像も。フィジカルならではのお楽しみは見逃せない。(石角 友香)
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KEYTALK
Coupling Selection Album of Victor Years
ビクター時代のc/w集。人気曲「OSAKA SUNTAN」、寺中友将(Vo/Gt)の美メロ・メーカーぶりが発揮された「エンドロール」、ルーツであるthe band apart的なアレンジにニヤリとする「O型」、怒濤のブラストビートの「ナンバーブレイン」、小野武正(Gt/MC/Cho)、八木優樹(Dr/Cho)の共作で、めくるめく展開や早口のトーキングVoがユニークな「鏡花水月」、テクニックの高さを笑えるスクリーモ(!?)に昇華した「One side grilled meat」、レア・グルーヴ~ニュージャズ風の「wasted」、タフさが増した「SAMURAI REVOLUTION」、モンドなメロディが癖になる「誓い」など、高い作編曲能力と斜め上のセンスを満喫できる。(石角 友香)
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KEYTALK
DON'T STOP THE MUSIC
移籍第1弾アルバムを幕開けるのは「DE'DEVIL DANCER」。この曲で思い起こすのは、最強のライヴ・チューンとしてバンドのスケールを大きくした「MONSTER DANCE」。あの曲のリリースから5年を経て、タフに進化をした今のKEYTALKが爆裂なダンス・チューンを描いたらどうなるかというのが冒頭の曲だ。同曲を筆頭にスマートなアレンジ力に磨きをかけて、EDMからロカビリー、彼らならではの躁的でカオスなサウンドからグッド・メロディのキャッチーさまで、多彩なエッセンスをKEYTALK節として昇華した12曲。4人のキャラクターを生かして曲を書き、曲の物語や力を最大限にするアイディアを重ね、テクニカルな面でも緻密なこだわりを感じる。ライヴでどう化けていくか楽しみ。(吉羽 さおり)
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KEYTALK
BUBBLE-GUM MAGIC
結成10周年にしてレーベルを移籍。新たな一歩を印象づけるのに十分なシングルが到着した。表題曲は、首藤義勝(Vo/Ba)のソングライターとしての新生面が発揮された、早めのポップ・ファンク・チューン。ソウルのフレーズを散りばめながら、サビではEDM以降のポップスのニュアンスを汲むメロディやコーラス、さらに間奏では小野武正(Gt/MC/Cho)のソロが炸裂するという情報量の多さ。しかも4人の音で構築するダンス・ミュージックであることに彼ららしいバンドの意地と矜持も。一方の「海」は寺中友将(Vo/Gt)お得意のスケール感のある爽快なバラード。ピアノとアコギを映えさせ、以前より隙間の多いアレンジが歌を際立たせている。聴き応えと浸透力の高さ、新しい音像を両立させた快作。(石角 友香)
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KEYTALK
Cheers!
清涼飲料水、しかも盛夏のリリースというと、ポップ・ソングの王道感がひとつの系譜としてあるが、今の時代の"それ"をKEYTALKが体現してくれた。アレンジとプロデュースにJ-POPのヒット・メーカーである蔦谷好位置を迎えた「Cheers!」は、ポップ・パンクな曲調がシングル表題では新鮮な印象で、ごくさりげないアレンジで効果的に配置されたストリングスとの相性もいい。首藤義勝(Vo/Ba)の新鮮な曲作り、蔦谷の客観的な視点が功を奏した。c/wは寺中友将(Vo/Gt)の作詞作曲による赤十字運動月間ショートムービーのタイアップ曲「東京シネマ」。寺中十八番の美メロに一歩踏み込んだ歌詞の表現も加わって、ニュートラルに前を向かせてくれるロック・ナンバーに。2曲ともストレートなテーマを昇華していて力強い。(石角 友香)
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KEYTALK
Rainbow
アゲアゲのパーティー・ナンバーに替わる、KEYTALKの新しい武器が満載の5thアルバム。グッと生感やソリッドさが増した『ロトカ・ヴォルテラ』以降の質感を感じながらも、小野武正(Gt/MC/Cho)のジャズ、フュージョンという背景を感じる「nayuta」や、これまで以上にAOR路線に振り切った首藤義勝(Vo/Ba)作の「雨宿り」、ロー・ギアなのに速い体感が新鮮な寺中友将(Vo/Gt)作の「ミッドナイトハイウェイ」、ライヴで活躍しそうな八木優樹(Dr/Cho)作の「テキーラキラー」など、1曲1曲の存在感や濃度が高い。その中で、異なる音像だからこそ既発シングルの良さも改めてわかるという、なかなか練られた構成だ。全12曲を通して聴いてこそわかる、虹のようなKEYTALKの多様性を味わってほしい。(石角 友香)
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KEYTALK
ロトカ・ヴォルテラ
KEYTALK、2018年一発目のシングル。アッパーで攻める彼らの常道でありながら、恋愛における、食うか食われるか? 的なスリリングな瞬間をほのめかした歌詞や、それを引き立てるダークで速い曲調が新鮮。ストレートにかっこいいだけで済まないのがKEYTALKならではの危うい曲自体のアップデートに繋がっていて、度重なるリズム・チェンジ、エクストリームなギター・アレンジ、そして歌謡としての強度を誇るメロディという過積載っぷりにニヤついてしまう。もう1曲の「アオイウタ」は"音楽と旅が大好きだ #KEYTALKとANA旅キャンペーン"CFソング。まさに今すぐ旅したくなる開放感溢れる1曲。さりげない転調や寺中友将(Vo/Gt)のR&Bシンガー顔負けのスムーズなヴォーカルも心地よさを増幅する。(石角 友香)
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KEYTALK
セツナユメミシ
前作「黄昏シンフォニー」に続き、今のKEYTALKが考える"普遍性"が、お馴染みの和なメロディやギター・リフ、親しみやすい歌メロに集約されている感があるタイトル・チューン「セツナユメミシ」は首藤義勝(Vo/Ba)作の楽曲。ただもちろん聴きやすさの中にもアウトロ前の転調や、歌メロの裏で情景を描く小野武正(Gt/MC/Cho)のフレージングの細かさは過去最強かも。そしてこのシングル、メンバー全員の曲が収録されているのもアルバム以降のモードを知る絶好の手がかりで、ニュー・レイヴを再解釈したような小野作の楽曲、最もぶっ飛んだアート・ロック且つ真っ青で複雑なメロディを持つ八木優樹(Dr/Cho)作の楽曲の底知れない白昼夢感と不気味さには唖然。最後は素直でフォーキーな巨匠ナンバーで安定の締めくくりという、ボリューミーな1枚。(石角 友香)
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KEYTALK
黄昏シンフォニー
KEYTALKにとって、初のドラマ主題歌の書き下ろしとなった「黄昏シンフォニー」。彼らとも共通する愛や生(性)へ関心の薄い、いわゆる"ゆとり/さとり世代"がいきなり赤ん坊と対峙し、自分の中にある未知の感情や行動に出会うというストーリーを今回のソングライターである寺中友将(Vo/Gt)はかなり汲んでいる。無垢な命と向き合い原点に戻る感覚、同時に自分はもう子供ではないという若干の寂しさや覚悟を"黄昏"に託しているように聞こえるからだ。ドラマと切り離しても彼らには珍しい速すぎない8ビートや歌い上げすぎないツイン・ヴォーカルですんなり歌詞が入る。首藤義勝(Vo/Ba)作の「F.A.T」はおしゃれ16ビートに陥ることなく必殺のフックと小野武正(Gt/MC/Cho)のリフで意表を突く。2曲とも曲作り功者KEYTALKが考える"いい曲"の新次元。(石角 友香)
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KEYTALK
PARADISE
「スターリングスター」から「ASTRO」に至るシングルでKEYTALKらしさを前面に出しつつ、同時に4人全員が作詞作曲した楽曲を収録するようになった現在のKEYTALKの楽曲のポテンシャルと、それをほぼ人力で演奏してしまうスキルの高さに驚嘆と笑いが自然に起こってしまう、会心の4thフル・アルバム。EDMが一瞬表れる首藤作のオープニング・ナンバー「Summer Venus」、小野のジャズ、フュージョン寄りの知識がジェットコースター級の展開を見せる「森羅万象」、一瞬で通り過ぎる八木作のデスメタル風「HOROBIRO」、寺中が洋楽シーンと符合するメロディで新生面を見せる「story」など、4人4様のアルバム曲が痛快。ポップだが、未知のアレンジ、アンサンブルで新境地を切り拓く姿勢に拍手したい。(石角 友香)
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KEYTALK
ASTRO
少々の懐かしさも漂う歌謡としての強さのある歌始まりからして意表を突く、KEYTALKの10枚目のシングル。何より、不安の最中にある過去の自分に対して、強く思うことで未知の可能性を掴める、もっと言えば自分は自分を裏切らないだろうという未来からの手紙のような力強いメッセージが新鮮だ。前作の表題曲「Love me」から徐々にストレートになってきた首藤楽曲のさらなる変化でもあり、これまで彼らのシャイネスゆえか前面に出してこなかった意思表明とも取れる。2分台のショート・チューンに8ビートも四つ打ちもスカも盛り込んで疾走する、とにかく熱い1曲。カップリングはインディーズ時代からの人気曲「amy」のライヴ音源を収録。従来のスタジオ・テイクとは異なるライヴならではの首藤、寺中のヴォーカルが聴きどころ。(石角 友香)
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KEYTALK
Love me
KEYTALKのシングル表題曲としては珍しい、ちょっとアップ気味のミディアム・テンポが新鮮な「Love me」。16ビートながら、さらっとポップに聴かせる音像が首藤義勝(Vo/Ba)作曲ナンバーらしい。そんな中でもゴリッとした感触の、小野武正(Gt/MC/Cho)のカッティングがロック・バンドのダンス・チューンとして個性を際立たせている。カップリングの寺中友将(Vo/Gt)作曲、歌詞は寺中と八木優樹(Dr/Cho)の共作である「SAMURAI REVOLUTION」は、"バンド戦国時代"など一瞬シリアスなバンド・シーンからの現状報告に思えて、語り口調やアレンジによって少々時代劇風のニュアンスも醸し、飛び道具っぽいユニークな1曲に仕上がっている印象も。「金木犀」は、アッパーな四つ打ちにハードなコード感、歌メロの裏を行く小野のギター・フレーズ、そしてエンディングの唐突ささえも小野らしい。(石角 友香)
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KEYTALK
KTEP COMPLETE
KEYTALKのインディーズ時代の限定盤4作品、いわゆる"KTEPシリーズ"には、現在のライヴでもピーク・ポイントにくるキラー・チューンが満載。だが、今は入手困難で高値がついている状況に朗報! というわけで全曲をコンプリートしたアルバムをリリース。そりゃ「MABOROSHI SUMMER」も「祭りやろう」も「太陽系リフレイン」もCDで持っときたいでしょ! しかもお蔵入りになっていた「MABOROSHI SUMMER」の別バージョン、DVDにもこれまた廃盤になった"SUGAR TITLE TOUR DVD"、"オムスターの逆襲DVD"を収録。メジャー・デビュー以降や最近ファンになった人へのプレゼント的な企画でもあるが、KEYTALKの楽曲構造のオリジナリティ、レコーディングの工夫の跡が聴こえてくる大事な記録でもある。(石角 友香)
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KEYTALK
MATSURI BAYASHI
2ヶ月連続リリースのシングルはKEYTALKの音楽的なレンジと演奏者としての攻めの姿勢を感じる、メンバー各々が作詞作曲した4曲を収録。寺中作の表題曲は彼お得意の"お祭り系"の中でも突出した太いファンクネスとスピード感が融合。爽快感の中に洋楽インディーなコーラスが映える首藤作の「boys & girls」、驚きのジャズ/フュージョン・テイストをものにした八木作の「wasted」は、KEYTALK史上最も大人なナンバーかも。そして前作収録の「KARAKURI夢ドキュメント」と連作めいた小野作「赤いサイコロのMAYAKASHI」。ぜひその繋がりも意識して聴いてみてほしい。それにしてもゲームのステージをクリアするような軽快さで、その実、曲のハードルを上げていく4人は逞しいのか、ドMなのか?(褒めてます)(石角 友香)
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KEYTALK
HELLO WONDERLAND
四者四様の"KEYTALKのロック感"はいい意味で見事なまでにバラバラで、それだけにこのバンドの武器の多さも再認識させられる。首藤作のタイトル・チューンは80年代のサザンオールスターズばりの歌謡感と相対する演奏のタフさがキャッチーであるし、ファストなスカ調の小野作品は最も今のバンドの状態を示唆する歌詞が、彼のナイーヴな感受性の発見にも。作詞にもチャレンジした八木作品は、珍しく"ロックな二枚目"タイプの疾走する8ビートが激しく新鮮。一部リズム・チェンジする部分がむしろスタンダードに聴こえるのがKEYTALK節が定着した証か。ラストは寺中作の2ビート・メインのラウド/ミクスチャー系。エフェクト・ヴォイスで歌われる歌詞に意味を求めない怪作。クアトロAサイド・シングルと受け止めたい濃厚さ。(石角 友香)
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KEYTALK
スターリングスター
フロント3人が曲を作れる強みはもちろん、『HOT!』から、フックありまくりでメロも残る首藤、美メロの巨匠(寺中)、シュールでエッジ立ちまくりの小野という役割分担が、この1年の経験を経て変化したことを感じるシングルだ。お互いの得意分野がよりKEYTALKとしての個性になって堂々と鳴らされる。それを最も象徴しているのが、大人になって自分のいる場所も自覚し、だからこそそこから見る夢について歌う「スターリングスター」の説得力。輝度の高いサウンドと上昇するサビが美しくも切ない。また、KEYTALKの作曲マナーも何気に綴られている「鏡花水月」のめくるめく展開、ピアノのアレンジが印象的な「summer end」。3曲とも曲ごとの色と言葉が鮮烈だ。(石角 友香)
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KEYTALK
HOT!
退屈なロックもあれば、思いっきり尖ったJ-POPもある。呼び方なんてどうでもいい、とにかくまだ世の中に存在しないポップ・ミュージックを作るのだ。というKEYTALKのオリジナリティがグッと進化したメジャー2ndアルバム。いきなり1曲目から首藤(作詞作曲も)の脱力ラップで始まり怒涛の展開を見せる「YURAMEKI SUMMER」、歌を聴かせつつ低音の迫力も増した寺中作の「グローブ」、アブストラクトなビート感を人力で昇華した小野作の「Human Feedback」、最もこれまでのKEYTALKっぽいリズムを持つ八木作曲「キュビズム」には、小野のちょっとシニカルで歌詞的なものを超越する言葉が乗っているのも痛快だ。ハードな曲でもバラード寄りでも全体的に音像が豊かになったことも新鮮な聴感をもたらす。(石角 友香)
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KEYTALK
FLAVOR FLAVOR
ぶっとい16ビートのイントロからガラリと景色が変わるサビ始まりと、どこか90年代以前の歌謡曲を思わせるメロディ。年齢を問わず甘酸っぱい思いが胸をよぎりそうな、KEYTALKが放つより広いフィールドを目指すタイトル・チューン「FLAVOR FLAVOR」。本格的な春の声もまだ聴こえないが、早くも夏が待ち遠しくなるほど季節感や温度のある楽曲だ。新たな王道を目指した首藤の同曲を始め、小野が幾何学的なフレーズを封印し、 ひたすらリフとコードで押しまくる(作詞・作曲も小野)「ナンバーブレイン」、寺中の美メロ体質が全面的に表出した「Stand By Me」では、同時にシンセやオルガンのアレンジが曲の輝度を上げ、彼ら流のシンセJ-POPワールドを表現。ジャンルが細分化された時代の中で普遍性に挑戦した1枚。(石角 友香)
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KEYTALK
MONSTER DANCE
トライバルかつお囃子を思わせるビートから、往年のアイドル歌謡的なアレンジ、UKインディーぽい3連のソリッドなギター・リフ、サンバのリズムとエキゾチックなシタールの音......とおよそ世界のダンス、お祭り騒ぎが4分半にめくるめく速度で展開するタイトル曲の強烈さ。首藤のサザン好きが垣間見られる歌詞もニヤリとさせられる。一転、キラキラのキーボード・サウンドがJ-POPという呼称以前の日本のポップスを思い出させる「エンドロール」では寺中のセンスが炸裂。KEYTALKの作曲能力、エクストリームなアレンジ・センスが堪能できる前半2曲に続き、これまでを踏襲した「FREEDOM」、血液型シリーズ(?)第3弾「O型」の4曲を収録。さらに遠くまでKEYTALKの存在が届きそうなシングルだ。(石角 友香)
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KEYTALK
OVERTONE
変拍子、転調、美メロ、そしてマスロック、メタル、ジャズ、フュージョン、ポップスという物理とジャンルが交錯しつつギリギリのバランスで成立するKEYTALKの男の子チックな世界観はそのままに、1曲ごとの強度が増したモンスター的な2ndアルバム。特に首藤義勝のソングライターとしての覚醒は凄まじく、「バミューダアンドロメダ」や「MURASAKI」に登場する一歩間違えると気持ち悪ささえある転調やマイナー・メロディと、妖しさ満載な歌詞は物理的なスリルのネクスト・レヴェルを見せる。また、エディットのセンスが冴えまくる小野武正の「BEAM」のテクノ的な痛快さ、美メロの王道を行く寺中友将の「メロディ」、初めて曲が収録された八木優樹の「YGB」も聴きどころ。脳と肉体を直撃する13曲。(石角 友香)
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KEYTALK
パラレル
2ndシングルとなる本作は、プロデューサーにNARASAKI(COALTAR OF THE DEEPERS、特撮。ももいろクローバーZやBABYMETAL、上坂すみれらの作品の作曲編曲も手がける)を迎え、彼の提案により一発録りに挑んだ新曲2曲を収録。ギター・サウンドの太さやリズムの臨場感は表題曲の「パラレル」「サイクル」ともにグッと増した印象。「パラレル」は4つ打ちから8ビート、レゲエ・ビートへとめまぐるしく変化するリズムも通して演奏していることで、流れの良さと勢いが加速。「サイクル」は寺中のラップ調の早口ヴォーカルが新鮮だ。また、通常盤には昨年11月17日のLIQUIDROOMのライヴから「UNITY」を収録。初回限定盤にはなんと7曲を収録! 現場感に胸躍る。(石角 友香)
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KEYTALK
コースター
攻めのキャッチーでリスナーをフック・アップするKEYTALKが放つメジャーからの第1弾シングル。タイトルになっている「コースター」は四つ打ちとトリッキーなギターはもちろん、寺中と首藤の異なる声質かつどちらも伸びやかなヴォーカルが交互に登場するスピード感も聴きどころ。小野のギターが暴れまくる「スポットライト」、90年代のロック寄りの、J-POPにも似た王道感のあるメロディ・ラインが、同世代、同系列、いや、他の世代にもなかなかないスケール感の「Winter March」はライヴキッズ以外にもぜひ聴いてもらいたい逸品。一転、幾何学的なギター・リフと踊れるビートに時折挟まれるシンコペーションや、歌とベースのユニゾンなど、アレンジも演奏も痛快な「OSAKA SUNTAN」の新曲4曲を大盤振舞い。(石角 友香)
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KEYTALK
ONE SHOT WONDER
the cabsにも在籍の首藤義勝(Vo/Ba)と寺中友将(Vo/Gt)のツイン・ヴォーカルとALASKA JAMなど様々なバンドでギターを弾く小野武正(Gt)、そして八木優樹(Dr)からなる4人組バンドKEYTALKが待望の1stフル・アルバムがリリース。彼らの武器である超絶キャッチーなギター・ロック・サウンド、先を読めない展開は更に進化をしている。Track.3「fiction escape」の疾走感溢れる軽快で陽気なポップ・チューンからTrack.7「茜色」のホロリとさせるバラード、そしてまさにJ-POPの真骨頂とも言えるキャッチーなメロディを料理したTrack.11「summer tail」。2009年に結成してからKEYTALKファンが首を長くして待ちわびた1stフル・アルバムは期待を裏切らない超絶キャッチーな作品だ。(伊藤 啓太)
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KEYTALK
KTEP2
CDを再生した瞬間から“これは……!”と唸らずにはいられないキラー・チューンが詰め込まれた攻めの2000枚限定マキシ・シングル! 凝ったマニアック性と大衆の心もグッと掴みそうなキャッチーなメロディの絶妙なところをついてくるバランス感覚はさすが。かゆいところに手が届くような“こんな曲たちを待ってた!”と声高らかに叫びたくなる快作。Track.1「MABOROSHI SUMMER」はアッと驚くような予想もつかない展開がクセになり、気になるワードが詰め込まれた初っ端からぶちかましている1曲。ポップにもロックにも全速力で駆け抜けていくジェット・コースターのような全4曲にKEYTALKというバンドの多面性と底力を見た。(高橋 香奈)
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LEGO BIG MORL
kolu_kokolu
先行シングル「潔癖症」が象徴的だが、他人と会う機会が"コロナで消えた"と歌う「Hello Stray Kitty」など、コロナ禍だから生まれた作品であることをあえて厭わずに作り切ったところに覚悟を感じる1枚。異なる価値観を"愛し合う"と歌う「Gradation~多様性の海~」は、おそらく制作時期には予期していなかっただろうが、ウクライナ情勢の緊迫が深まる今、時代の必然で生まれた平和への祈りのような意味も帯びる。と書くと、社会派な重たい作風に感じるかもしれないが、打ち込みとバンドを融合させたジャンルレスな曲調はどこまでも軽やか。社会に生きる意味と誰かを愛することを、身近な生活の営みとして歌詞に落とし込む手腕はキャリア15年の人間的な深みのなせる業だろう。(秦 理絵)
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LEGO BIG MORL
愛を食べた
まず、タイトルがいい。"愛を食べた"だ。愛するという行為を、命がけのテーマとして捉えるのではなく、あくまでも日常の一部に溶け込ませ、それでいてヒトの生業に必要不可欠な要素であるという価値観。それを生々しくポップに伝える絶妙な表現だ。バンド結成から15年。メンバーも30代半ばを過ぎたLEGO BIG MORLが、今だからこそ歌える、生活に深く根づいたラヴ・ソングであり、人生讃歌だと思う。前作アルバム『気配』に続き辻村有記(ex-HaKU/Vo/Gt)をアレンジャーに迎え、サウンドはポップに仕上げつつ、随所に散らしたギミックにロック・バンドらしい気概も光る。c/wには、歌手のこゑだに提供した「ピーポーピーポー」のセルフ・カバーを、安原兵衛のアレンジで収録。こちらはレゴらしいのひと言。(秦 理絵)
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LEGO BIG MORL
潔癖症
バンド結成15周年の記念日である3月28日にリリースされた配信シングル。"潔癖症"というどこかレゴらしからぬ意表を突くタイトルが表すとおり、失敗が許されず、清廉潔癖が求められる今の時代に対するアンチテーゼとも言える1曲、だが、時代を揶揄するだけでは終わらず、"汚れた手と手 でも握手しよう"と締めくくるところに、歪で汚れたものこそ愛おしいという人間愛を感じた。BPM210の高速ビートに乗せた'80sなトラックが、やがて念仏のように不気味に歌詞を唱える、ドープなヒップホップ・ゾーンへと突入する予測不能の展開もユニーク。自分たちの固定概念を恐れずに壊す。それが今のLEGO BIG MORLのモードだ。アレンジは前アルバム『気配』にも参加した辻村有記(ex- HaKU/Vo/Gt)。(秦 理絵)
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LEGO BIG MORL
気配
3月に結成14周年を迎えたLEGO BIG MORLが、昨年のドラマー脱退後、3人体制で初めてリリースする7thアルバム。生ドラムを一切使わず、4人のアレンジャーのエッセンスをふんだんに注入し、エレクトロな要素を強めたサウンドには明らかな新しさを感じながらも、それは決して止むを得ず、あるいは突拍子もなく生じた変化ではない。クリエイティヴィティに溢れた豊潤な楽曲群の随所に、これまでのレゴの"気配"があり、14年という文脈があってこその"進化"であると感じられる。メンバーが"今が一番かっこいい"と胸を張るのも納得だ。未だかつてないほどヴォーカル表現を研究したというカナタタケヒロの剛にも柔にも変幻自在な歌声や、アルバム・タイトルから着想を得たこだわりのアートワークにも注目。(岡部 瑞希)
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LEGO BIG MORL
NEW WORLD
タナカヒロキ(Gt)の怪我と療養・リハビリにより2013年はひたすら制作に打ち込んだLEGO BIG MORL。そして2014年1月に自主企画にて復活、また移籍を経ての第1弾シングル「RAINBOW」を発表と、前アルバムからの3年は激動の年だった。思う活動ができない辛苦をエネルギーに変えて、よりクリエイティヴにオルタナィヴに、恐いもの知らずな大胆さで新境地へと踏み込んだ。"ザ・ギター・ロック"なスタイルから、アレンジをきかせて、インディー・ロック的なマニアックな音楽志向も開陳し、好きなことやりたいことを禁じ手なしで曲にした。さなぎのように閉じこもった暗黒のときがあったからこそ、ドラスティックに変化できたのだろう。これは進化というより、変化、変革に近い。このロック・バンドとしての心意気は大歓迎だ。(吉羽 さおり)
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LEGO BIG MORL
Re:Union
冒頭曲「素晴らしき世界」によって開かれた扉。そこから一斉に吹き込んでくる雄大な風は、いくつものドラマを巻き起こし、私たちの心を包み温めていく――。メロディによって風を呼び覚まし、風に乗って心ごとかっさらう求心力は、プロデューサーを務めた前田啓介(レミオロメン)の力によるところも大きいだろう。しかし、その後の展開、呼び込んだ風をさらに大きな力へと導いていくことが出来たのは、音楽で心を切り開こうとするバンドの真の強さあってこそである。誠実な言葉によって織りなされる普遍の愛によって、風力を身につけたlego big morl。作品が進むにつれその風速、風量は高まり、それは結果として言葉もメロディも豊かになり、やがては大輪の花を咲かせるように、聴く者の心に彩りを与える。"恵みの作"の完成だ。(島根 希実)
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LEGO BIG MORL
Flowers
自分の意志で未来を開拓することと、現在をありのまま受け止めることは同等に困難だ。どちらも形は違えど痛みを伴い、それは決して軽いものではない。lego big morlは、公式サイトから無料ダウンロード・リリースされる4thシングル『Flower』でそのふたつの痛みと対峙し、新しい顔を生みだした。おそらく、その痛みは相当なものだったはずだ。常に自分の意志で時を刻んできた彼らは、"花"という強烈なまでに純粋な時間を刻む存在に、時間の重みを重ね合わせている。ひんやりと透明なヴォーカル、切々と降りそそぐ雨を思わせるギターのフレーズ、美しい螺旋を描くサウンドは、より実際的な歌詞と重なり、結びつく先が明確になっている。そして刹那的な世界に沈み込み、やがてまだ見ぬ明日へと踏み出すところで物語を閉じた。その物語は、刹那的でありつつも耽美に陥ることなく、現実的な情景の中へ力強い確固たる足取りで踏み出す。(山田 美央)
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LEGO BIG MORL
溢れる
大阪の高校で同級生だった3人と熊本出身のドラムのアサカワが2006年に結成した4ピース・ロックバンド。大阪から全国へ活動の幅を広げ、昨年のドラマ「赤い糸」では挿入歌に大抜擢。その後の1stアルバムの全国ツアーでは軒並みソールドアウト。ここ1年で一気にスターダムを駆け上がる。今回の2ndシングル「溢れる」は爽快感あふれるストレートなロック・ナンバー。カップリングの「隣の少女と僕と始まり」は彼らの真骨頂でもある繊細なメロディーが胸を打つミディアム・バラード。彼らの魅力が凝縮された渾身のシングル。(遠藤 孝行)
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Lucie,Too
CHIME
待望の全国流通盤は、ポップでキュートな"片想い盤"デビュー・ミニ・アルバム『LUCKY』と、ダウナーな面を押し出し大人な魅力も見せた前作『exlover』の、両方の旨みを絶妙に昇華した、また新たな一面を見せるものになった。リリース時期となる冷たい風が吹き始める季節に似合う、爽やかさと切なさが詰まった今作。2分台の楽曲が続き、55秒のショート・チューンで締めくくる作品には、粒立ちのいい音が詰まっていて耳に心地よい。また、カナダやアジアでのライヴやアメリカでのCMタイアップ、海外バンドの来日公演のサポート・アクトも務めてきた彼女たち。リード曲「あなたの光」のMVには海外からのコメントも多く、その活動ひとつひとつでしっかりファンを獲得していることが窺える。(稲垣 遥)
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Lucie,Too
exlover
バンドのイメージを覆すダウナーな部分を前面に押し出した「最後の日」を初っ端に据えたところに、飛躍の2018年を経た3人の"まだこんなもんじゃない"という意志が窺えるEP。同曲では、淡々とした歌声がメランコリックな気持ちを印象づける。"もらったギターを返しに/一人で車を走らせて"という一節で、彼の存在の大きさや、つらい決意、都会から少し外れた景色を想像させるのもさすが。また、表題曲にも"サヨナラしたあの日"が出てきており、愛しい傷跡を守りながら走り出す様子が、今度は攻撃的でスピード感のある楽曲に映し出される。独特のメロディやアレンジが味わい深い他2曲含め、割りきれない想いをどこか連続的に描き、キュートなだけじゃないLucie,Tooを見せる1枚。(稲垣 遥)
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Lucie,Too
LUCKY
宇都宮発、平均年齢20歳のガールズ・バンド Lucie,Tooの初の全国流通盤。ソングライティングを手掛けるヴォーカル Chisaのポップなメロディと、恋する女の子の一途な気持ちを等身大で綴る歌詞が印象的だが、そのサウンドは海外のインディー・ポップ、エモ、ポスト・ロックからの影響をさらりと盛り込んだ、一筋縄ではいかないユニークなアプローチだ。リード曲「Lucky」は"婚姻届けを出しに行くカップル"をテーマに、大好きな人と添い遂げようとする女性のピュアな心情を描かれているほか、ほぼ全曲が"あなたを独り占めしたい"女の子の気持ちにフィーチャーした今作は、メンバー曰く"片想い盤"。どの楽曲にも"音楽が大好き! バンドが大好き!"という気持ちが溢れたフレッシュな1枚。(秦 理絵)
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SpecialThanks
PUNK RECORDS
フル・アルバムとしては『SUNCTUARY』以来4年ぶりとなる5thアルバムに冠したのは、直球のタイトル。全13曲、珠玉と言うに相応しいパンク・ロックが並ぶ。昨年のEP『Sweet pea E.P.』が前体制での最後の作品になり、現在はMisaki(Vo/Gt)、よしだたかあき(Dr/Cho)の2人体制にサポート・メンバー(いやま/ex-Dizzy Sunfist等)を加え活動するSpecialThanks。形は変われどその心を掴むグッド・メロディは色褪せることなく、むしろ繊細にパワフルにと進化しながらエネルギーを放っている。これまでもモチーフとなってきた太陽のように、いつ、どんなときもそこにあって、誰かの人生と並走したり照らしてくれたりする。そんな音楽が詰まったアルバムだ。(吉羽 さおり)
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SpecialThanks
SUNCTUARY
新体制初アルバムは、ファストな2ビートとノイジーなギターに、Misakiの切なくも美しいヴォーカルとグッド・メロディが冴える「ムーブメント」で幕開け。"令和"という言葉を盛り込み、新たなスタートを切った今と、新メンバーで走り出す高揚感と幸福感とを詰め込んだ曲が晴れやかだ。エヴァーグリーンなメロディとジャングリーな演奏のパワー・ポップや、爽快なギター・ロックといったこれまでの流れも踏襲しつつ、今回はメロコアの魅力が際立っている。勢いのあるバンド・アンサンブルとメンバーのシンガロングも生かして、エネルギッシュに突っ走っているのが心地いい。この4人のグルーヴをリアルに感じる作品で、「Nonobaby」での男女ツイン・ヴォーカルがスペサンの世界に新風をもたらしてもいる。(吉羽 さおり)
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SpecialThanks
HEART LIGHT
バンドのキーマンであるMisaki(Vo/Gt)の心境の変化が反映されたフル・アルバム『Anthem』から約9ヶ月でリリースされる5曲入りミニ・アルバム。突如"ロック・スターになりたい"と思い立った彼女が、日々の生活でわくわくすることを探していった結果生まれてきた楽曲たちは、抜けが良く爽快感のあるものばかり。メロディの起伏もドラマチックで、彼女のキュートさとスパイスが混ざり合った豊かな歌声も映える。歌詞には彼女の新しい気づきが多々反映されており、モチーフも太陽、宇宙、愛、水など、人間の生活には欠かせない壮大なものが多い。特にミドル・ナンバー「ハートライト」の存在感は詞曲ともに格別。ポジティヴやネガティヴの域を超えて、ひたすらにナチュラルなサウンドを堪能できる。(沖 さやこ)
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SpecialThanks
Anthem
ガールズ・メロディック・パンク・バンドの急先鋒としてシーンに衝撃を与えてから、早数年。Misaki(Vo/Gt)率いるSpecialThanksが3rdフル・アルバムを完成させた。1曲目の「singing」からゆったりと始まるので、"これがスペサン!?"と驚かされるが、驚きはそのあとも続く。なんと、歌詞は初めての全曲日本語詞。そして、どっしりと腰を落としたビートや、エモーショナルなメロディが光っている。Misakiの歌もかわいらしさや勢いに留まらない豊かさを誇っており、すべてにおいて、彼女/彼らが大人になったという事実がとても素直に反映されているのだ。とはいえ、共に歌い、共に感じられる、そしてライヴが観たくなる本来の良さは失われてはいない。音楽と人に誠実に生きるバンドの真価が発揮された1枚。(高橋 美穂)
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SpecialThanks
heavenly
今年に入り、新体制でかつてないほど精力的に活動中のSpecialThanks。今作はメンバー・チェンジ前に制作された作品とのことで、バンドがこの先どうなっていくのか?というリアルな状況が綴られている。とは言ってもネガティヴな要素はほとんどなし。インタビューでMisakiが語ったように、"これからどうなるのか、わくわくが止められない"という気合いが隅々にまで通った作品だ。だからこそ今回の聴きどころはMisakiの歌声。昨年リリースされた2ndフル・アルバム『missa』でも格段にエモーショナルに進化していたが、今作はさらにギミックや情感も豊かになっている。彼女たちが目指すネクスト・ステージは一体どんなものなのか――そんな期待を煽る初期衝動的青さが眩しい作品だ。(沖 さやこ)
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SpecialThanks
missa
2013年12月に現メンバー初作品『MOVE ON』をリリース以降、MIX MARKETとのスプリット・アルバム、初の書き下ろしタイアップ曲のシングル・リリースなど、バンドにとって新しい挑戦を続けてきたSpecialThanksが、フル・アルバムとしては4年振りとなる2ndをリリースする。紅一点ギター・ヴォーカル、Misakiの歌はこの1年半で格段にパワフルになり、メロディック・パンクを骨にしつつもそこに縛られないバンド・サウンドも華やかで太い。1曲1曲にしっかりと向き合い、心からバンドを楽しみ、自身のルーツにあるロックンロールへの敬意と自身の楽曲への愛情がダイレクトに伝わってくる、ピュアでフレッシュな作品だ。PERSONZのカバー曲、弾き語り曲など、全15曲でカラフルに魅せる。(沖 さやこ)
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SpecialThanks
LOVE GOOD TIME
MIX MARKETとのスプリット・アルバムを先月リリースしたばかりのSpecialThanksが、TVアニメ"オオカミ少女と黒王子"のオープニング・テーマ曲「LOVE GOOD TIME」をシングル・リリース。初のタイアップ、初の書き下ろし、初のシングル、初の日本語詞、初のカラオケ入り、初のTVサイズ作成......とバンドにとって初めて尽くしの楽曲は、スペサンらしい瑞々しいメロディックが健やかに鳴り響く。歌詞には主人公、エリカの気持ちを彩り、Misakiのヴォーカルも幸せな恋を掴もうと心に秘めた真っ直ぐな気持ちを力強く届ける。曲間のクラップのセクションなども、恋を後押しするようなポジティヴな空気感。キャッチーで華やかなメロディも、作品と相性抜群。バンドの充実感が凝縮された1曲だ。(沖 さやこ)
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SpecialThanks × MIX MARKET
ROCK'N'ROLL
まるでひとつのバンドの音源を聴いているようだ。それだけ両者が互いをリスペクトし、心を通わせているということだろう。KOGA RECORDSのガールズ・バンドの先駆けであるMIX MARKETと、彼女たちの音楽を聴いて育ったSpecialThanksによる"ふたつのロックが混ざり合う"今作には、共作曲1曲、各バンドの新曲3曲、それぞれのカヴァー曲が1曲ずつ収録されている。SpecialThanksは太い信念がこめられたメロディック・パンクに、少女から女性に成長しているMisakiの歌声が重なり、より曲の持つ情感を豊かに表現。デビュー17年を迎えるMIX MARKETは過去から現在までのロックを幅広く取り入れ、遊び心溢れるフレキシブルなサウンドに。両者とも瑞々しい音色で、純粋な"音を楽しむ"という心の結晶だ。(沖 さやこ)
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SpecialThanks
MOVE ON
2013年春にHeisuke(Gt)が加入し、再び4ピース・バンドとしてスタートを切ったSpecialThanks。現在、2014年夏に向けて2ndフル・アルバムを制作中の彼女たちから放たれる、現メンバーでの初のレコーディング作品がこの5曲入りEPだ。正統派メロディック・パンク、4人のアンサンブルならではのポップ・ロック的アプローチ、優しいメロディが印象的なナンバーや哀愁漂うミディアム・テンポの楽曲など、4ピースだからこそ作ることができたサウンドの幅を、ひとつひとつしっかりと見せてくれる。3ピースで活動していた時期に"より歌を大事にすることを考えた"というMisaki(Vo/Gt)の歌声は楽曲それぞれにしっかりと向かい合い、音と共に踊るように輝く。4人の自信に満ちた作品と言えるだろう。(沖 さやこ)
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Sunrise In My Attache Case
Light The Fire
初期の活動の集大成となった前作アルバム『Sunrise to Sunset』を経て、まっさらな気持ちで制作に向かったミニ・アルバム。4月に先行配信されたシングル「Tell Me Why」は、そのイントロから新鮮で、骨太なギター・フレーズで爽快に道を切り拓き、馬力のあるバンド感で進んでいく曲となった。この曲をはじめ、ライヴでシンガロングし、高揚感のあるメロディで聴き手の背中を押す曲を中心に収録。つい鼻歌でなぞってしまうメロディで、リズムをとってしまう心地よいビートやエアリーなバンド・アンサンブルでと、彼らならではの肩肘張らない空気を生かした伝え方をしており、最高にフレンドリーだ。海で、日常で、スタジアムで、また夜のクラブでも、それぞれに響くロック・ミュージックとなっている。(吉羽 さおり)
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Sunrise In My Attache Case
Sunrise to Sunset
Red Bull主催のバンド・コンテスト"Red Bull Live on the Road 2016"で優勝したのち、1stシングル『The Wall』をリリースし、サーフ・ロックやルーツ・ロックを飲み込んだ、スケールの大きな瑞々しいサウンドを奏でた4人。今作は、高揚感やアンセム感のあるメロディにさらに磨きがかかっている。このグルーヴに乗ってふと出かけたくなる曲、あるいは自分たちが聴きたい曲といったことが大事にされているのだろう。気張らずに、でもどんなときも寄り添い、想像的な場所へと逃避行させてくれるような曲が並ぶ。爽やかにかき鳴らされるアコースティック・ギターを基調にしつつも、シンガロングやグッとくるハーモニーが効いているのは、メロディックやメタル・バンドの経験もあるメンバーゆえか。(吉羽 さおり)
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Sunrise In My Attache Case
The Wall
"翼を授ける"のキャッチコピーでお馴染みのエナジー・ドリンク、Red Bullが主催するバンド・コンテスト"Red Bull Live on the Road 2016"でグランプリに輝いた4人組によるニュー・シングルは、アコースティック・サウンドの質感を大事にしながら、それぞれに異なる魅力を持った3曲を収録。全員でシンガロングするコーラスとダンダンダンという力強いリズムがMUMFORD & SONS以降のネオ・フォークを思わせるTrack.1「Higher」、アーバンなセンスも感じさせるTrack.2「Flight」、ピアノの音色をフィーチャーしたバラードのTrack.3「The Wall」という3曲からは、サーフ・ロックを掲げながら、彼らがそのひと言には収まりきらないポップ・ソングの作り手であることが窺える。他の曲も聴いてみたい。(山口 智男)
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緑黄色社会
陽はまた昇るから
公開中の"映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝"にリョクシャカが書き下ろした「陽はまた昇るから」は、時に感じる悲しさや寂しさなどを"それはイイことなんだよ"と、フレンドリーな目線に立ちそっと気づかせるように優しく包み込む1曲。"家族の明日"を守るために奮闘する映画のストーリーにも寄り添いつつ、作品にちなんだフレーズも盛り込まれている。そして、明るくポップに振り切った軽やかな表題曲に対し、カップリング「時のいたずら」は、鍵盤を押し出し、歌を聴かせるバンド・サウンドのミドル・チューンで、"歌うこと"をテーマに長屋晴子(Vo/Gt)が作詞作曲した1曲。大人になっていくことと物事には終わりがあることを描く、時間を強く意識した2曲で、かけがえのない"今"を輝かせる。(稲垣 遥)
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緑黄色社会
Actor
陽性のエネルギーに溢れた賑やかな演奏に"産み出された、ただそれだけで意味があるから"と聴き手の命そのものを肯定するような歌詞を乗せた「キャラクター」が、今回のアルバム『Actor』のテーマをくっきりと描き出していた。緑黄色社会が、前作『SINGALONG』の配信から約1年9ヶ月ぶりにリリースする3枚目のフル・アルバムだ。収録曲は「結証」、「ずっとずっとずっと」、「これからのこと、それからのこと」、「LITMUS」など2021年を通じてドラマやCMソングに書き下された楽曲が、半分以上を占める今作。貪欲に様々なアプローチの楽曲にチャレンジした時期だったからこそ、その音楽性はこれまで以上に雑多でありながら、すべてをリョクシャカたらしめる長屋晴子の歌は圧巻だ。(秦 理絵)
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緑黄色社会
LITMUS
表題曲「LITMUS」は、ドラマ"緊急取調室"に書き下ろされた。小林壱誓(Gt)が作詞、作曲は小林と穴見真吾(Ba)という組み合わせが新鮮な曲であり、誰しもが持つような"秘密"をテーマに書かれたバラード。相手を大事に思うからこそ、すべてを詳らかにすることが真なのか、あるいはそれは単なる自己満足に過ぎないのか。明確な答えのない感情の澱のようなものと、純度の高い"想い"を、繊細なpeppeのピアノや長屋晴子の表情豊かなヴォーカルがじっくりと描く。それがシリアスでヘヴィなベクトルだけにならないのは、それぞれが曲を書く4人だからこその、各自の視点が反映されるからか。その息づかいが、聴き手に委ねる余白となって曲のスケールを大きくする。c/w含め、バンドの豊かな時間を思わせるシングル。(吉羽 さおり)
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緑黄色社会
結証
2021年、第1弾シングル。表題曲「結証」はアニメ"半妖の夜叉姫"のエンディング・テーマであり、強さの中に憂いや感情の機微を湛えている長屋晴子の歌と、ドラマチックに高揚していくサウンドに心掴まれる曲だ。全体に瀟洒なストリングス・アレンジが施されているが、ピアノ、ギター、ベースは、アクセントのあるフレーズや音作りを生かした構築的なバンド・サウンドとなっていて、曲をタフにしている。重厚なだけでなく、洗練されたアンサンブル感が気持ちいい。カップリング「LADYBUG」はエキゾチックな異国感のあるアレンジで、また「Copy」はメロディやサウンドは共に美しくクラシカルだが、そこに心を引く音色や音響が散りばめられ胸をざわつかせる。リョクシャカのさりげない音のマジックが効いている。(吉羽 さおり)
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緑黄色社会
SINGALONG
映画やドラマ、アニメを彩った「想い人」、「sabotage」、「Shout Baby」収録のメジャー1stアルバム。ミドル・バラードや、ドラマチックにボリュームを上げていく極上のポップスの印象も強いが、アルバムではそれが彼らの一面にしか過ぎないことがわかる。ファンキーに身体を揺らして高鳴るホーンと共に歌う、幸福感溢れる曲から、低温の波にたゆたい、さまようエレクトロ・チューン、疾走感のあるギター・ロック、美しいアンビエント曲や、レコーディングの遊びが冴える曲など、溢れんばかりの音楽愛を炸裂させている。そして、すべてに共通するのは長屋晴子のエモーショナルな歌であり、それを最大限輝かせる3人のエネルギーだ。その激しくも楽しいぶつかり合いが"SINGALONG"を生む。(吉羽 さおり)
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緑黄色社会
Shout Baby
大人気アニメ"僕のヒーローアカデミア"第4期第2クールのエンディング・テーマに抜擢されている、緑黄色社会のニュー・シングル。長屋晴子(Vo/Gt)がすうっと息を吸うところからはじまり、"変わりたい"という宣言でサッと終演――そんなオープニングとエンディングの印象深いアレンジに、まずは意志を感じずにはいられない。さらには全編にわたって、力強い歌声と確信的なポップスが響き渡っている。戸惑い願い問い掛ける想いを歌い上げているのに、そう聴こえるのは、彼らの漲る現状が演奏そのものに映し出されているからだろう。カップリングでは、amazarashiの名曲「空に歌えば」を、鋭利なヒリつきはリスペクトとして残すように、スケール感たっぷりにカバー。リョクシャカのコアが見える。(高橋 美穂)
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緑黄色社会
sabotage
表題曲「sabotage」は、主演は波瑠、原作はいくえみ綾、しかもヴァイオリン教室が舞台という音楽が絡んだドラマ"G線上のあなたと私"の主題歌。どう考えてもプレッシャーになりそうな要素が満載だが......それを悠々と乗り越え、ドラマの立ち位置や物語も、自分たちの進化も、すべて詰め込んだ楽曲になっている。聴かれる機会が増えるというだけではなく、バンドの才能やキャラクターが色濃く見えるという意味でも、"緑黄色社会って何者!? すごいバンドなんじゃない!?"という声が、これから続々と聞こえてきそうだ。2曲目の「Alright!!」も、表題曲にしてもいいと思うくらい、オープンでブライトでパワフルな一撃を食らわせてくれる。なんとも贅沢な1枚。(高橋 美穂)
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緑黄色社会
幸せ -EP-
3rdミニ・アルバム『溢れた水の行方』に続くEPは、共に同じ速度で人生を歩んでいく愛おしい時間を紡いだ温かなバラード曲「幸せ」に始まる。てらいなく王道を極めた「幸せ」に対して、長屋晴子(Vo/Gt)のパワフルでパーカッシヴな声をさらに盛り上げる、バンドの多彩なアレンジ力を聴かせる「逆転」や、穴見真吾(Ba/Cho)作詞曲による、心地いいスウィング感に身を任せて宙ぶらりな思いを嘆く「ひとりごと」、休日という刹那を存分に味わいたい(何もしたくない)という歌に共感度マックスの「にちようび」と、喜怒哀楽や日々の心の機微が軽やかな音楽となった曲たちを収録。共通するのは、気分を彩ってくれる華やかさがあることだろう。緑黄色社会が音楽に託す思いというのも伝わってくる1枚だ。(吉羽 さおり)
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緑黄色社会
溢れた水の行方
今年3月にリリースした、初のフル・アルバムにしてセルフ・タイトル『緑黄色社会』で、結成からの集大成となる色鮮やかな1枚を作り上げた緑黄色社会が、バンドの現在地を更新するミニ・アルバム『溢れた水の行方』を完成させた。キラキラとした音色に乗せて、エモーショナルな感情を綴ったリード曲「あのころ見た光」に始まり、カオティックな音像がスリリングに躍動する「Never Come Back」、生々しい切なさを繊細なピアノに乗せた「視線」など、それぞれに違う景色を描く全6曲。ロック・バンドという枠にとらわれない彼女たちだからこそリーチできる、伸びやかで自由なポップ・ミュージックに限界などない。バンド初期から大切に歌い続けてきた「Bitter」を再収録した自信作。(秦 理絵)
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緑黄色社会
緑黄色社会
2017年、そのインパクト抜群のバンド名をライヴハウス・シーンに広く知らしめた緑黄色社会が、満を持して初のフル・アルバム『緑黄色社会』をリリース。堂々とセルフ・タイトルを掲げた今作には「恋って」や「またね」など、過去のミニ・アルバム収録曲のほか、これまでの流通盤では未収録になっていたライヴの人気曲「Alice」も収録。リョクシャカの持ち味であるカラフルで切ない極上のポップ・ミュージックがギュッと凝縮された1枚になった。同時に、アルバムのオープニングを静謐なサウンド・アプローチで告げる「Re」をはじめ、これまでバンドが見せてこなかった、"キラキラだけじゃない"リョクシャカにも触れられる今作。彼女たちが隠し持つ計り知れない可能性に、胸が踊る快作だ。(秦 理絵)
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緑黄色社会
Nice To Meet You??
愛知県在住、平均年齢20歳の男女混成4人組バンド、緑黄色社会が初めてリリースする全国流通盤。サウンド・プロデューサーに江口 亮を迎えた今作は、より幅広い世代に届けることを意識して完成させた。ソングライティングの中心を担う長屋晴子(Vo/Gt)がパーソナルな部分を大切にしながら綴る歌詞は、強い個性を感じさせる。恋人への想いを断ち切るように綴るリード曲「またね」は、多彩に変化する疾走感のあるサウンドに乗せて、心の中で下すひとつの決断を丁寧に描いたナンバー。幼少期からピアノを学んできたpeppe(Key/Cho)が弾くシンセサイザーの多彩なフレーズ、打ち込みのビートに乗せた「regret」や、軽快なダンス・ナンバー「Bitter」など、ジャンルの垣根を越えたチャレンジ精神が新世代らしい。(秦 理絵)
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緑黄色社会
2019.06.14 @LIQUIDROOM ebisu

緑黄色社会
2018.12.21 @マイナビBLITZ赤坂

HAMMER EGG vol.8
2018.02.16 @渋谷eggman
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- 4"SUMMER SONIC 2026"、第1弾アーティストでTHE STROKES、ラルク、JAMIROQUAI、SUEDE、KASABIAN、KODALINE、サカナクション、Suchmos、羊文学、キタニタツヤ等発表
- 5"第68回グラミー賞授賞式®"、受賞結果発表。Billie Eilishが「Wildflower」で史上初となる3回目の年間最優秀楽曲受賞。YUNGBLUD、NINE INCH NAILS、THE CURE等も各賞受賞
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