Japanese
SpecialThanks
2018年02月号掲載
Writer 沖 さやこ
2017年はSpecialThanksにとってクリエイティヴなトライが多い年だった。1月にはHTB北海道テレビ放送の旅番組"おにぎりあたためますか"EDテーマに「snow town~雪の降る街に~」が起用。さっぽろ雪まつり会場インシティ・イベント"白い恋人PARK AIR 2017"テーマ曲「white lover」を書き下ろし、同曲はその後HTB北海道テレビ放送のスノーボード番組"NO MATTER BOARD"OPテーマにも起用された。テレビ東京"おしゃべりオジサンと怒れる女"5月度EDテーマに「happy」が選出され、それらが収録された3rdフル・アルバム『Anthem』(2017年5月リリース)は、バンドの中心人物でありソングライターであるMisaki(Vo/Gt)の心境の変化が如実に反映されたものになった。その後は7月までリリース・ツアーで全国を回り、漫画"ちはやふる"×ロッテ"トッポ"のコラボ企画"トッポで応援!最後まで全力キャンペーン"のオリジナル応援ソング「伝えなきゃ」を書き下ろす。10年以上のキャリアの中でも、かなり表立った動きが多い時期でもあっただろう。
『Anthem』を取り囲む一連の流れを終えたあと、Misakiはふと"ステージに立っているということは、ロック・スターになれる可能性があるのかも。ロック・スターになりたい、ロックなアルバムを作りたい"と思ったという。今作、5曲入りミニ・アルバム『HEART LIGHT』は、まさしくその言葉どおりの作品。武器というよりは素手で勝負を仕掛けるような、シンプルでスケールの大きい、鮮やかなメロディック・パンクが並んでいる。パンク・ソングらしく短尺。勢いとしなやかさがぎゅっと封じ込められている。
バンドを結成してからコンスタントなリリースを続けているとはいえ、マイペースに活動していたMisakiの口から"ロック・スターになりたい"という言葉が飛び出てくるのは少々意外な気もしたが、理由を聞いて腑に落ちた。Misakiの思う"ロック・スター"は、音を一発鳴らせば聴く人間のハートを撃てるくらいの無敵さを持った人物。そういう者を目指すというマインドは、中学時代に音楽を始めたときの"憧れのあのバンドの人たちみたいになりたい"という純粋な感覚に近いものがあるという。MisakiはSpecialThanks以外でも音楽活動や音楽以外の制作活動を並行しているからこそ、SpecialThanksのフロントに立つ人間として"ロック・スター"という概念に行きついたのは至極当然なことだったのかもしれない。
楽曲は"太陽"や"宇宙"、"光"、"愛"、"水"という言葉がそれぞれの曲でキーワードになっている。『heavenly』(2016年5月リリース)時のインタビューで、彼女は"ときめきアンテナ"なるものを提唱した。"「これやりたい!」、「これ素敵!」という感覚はどんどん衰えていくらしいから、いつも敏感でいたくて。ときめくことばっかりどんどんやっていったらすごくいい人生だし、すごく魅力的になれるんじゃないかな"と語ったMisaki。『Anthem』では自然に興味を持ったことを嬉々として話してくれたが、『HEART LIGHT』では当たり前のように存在している一方で、人間には到底手に負えないような大きな存在をモチーフとした楽曲が揃う。ここからもSpecialThanksの音楽とMisakiの人生や生活がさらに密接し、身の回りの出来事への感度が高くなっていることが窺える。
ラップ調のヴォーカル・パートも含むパワフルで伸びやかな「SUNNY CLUB」、バンドの十八番とも言えるメロコア・ナンバー「Simple Space」、包み込むような大きな音像を持ったミドル・ナンバー「ハートライト」など、1曲1曲でインパクトを残しながらダイナミックなメロディとともに駆け抜ける『HEART LIGHT』。音楽やバンドを楽しむというピュアなマインドは、あなたの心も光で満たすことだろう。
▼リリース情報
SpecialThanks
ニュー・ミニ・アルバム
『HEART LIGHT』
2018.02.21 ON SALE
KOGA-208/¥1,500(税別)
[KOGA RECORDS]
amazon TOWER RECORDS HMV
1. SUNNY CLUB
2. Simple Space
3. 愛のエナジー
4. Water
5. ハートライト
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