Japanese
SpecialThanks
2018年03月号掲載
Member:Misaki(Vo/Gt)
Interviewer:沖 さやこ
前作のフル・アルバム『Anthem』から1年足らずで届けられたSpecialThanksの最新作『HEART LIGHT』は、爽快感のあるロックな楽曲が揃った5曲入りミニ・アルバム。それにはフロントマンであるMisakiの"ロック・スターになりたい"というふとしたひらめきと衝動が影響していた。楽曲は勢いのあるロックであり、歌われている内容のモチーフは太陽、愛、空、宇宙など壮大なものばかり。彼女はいったいいま何を見て、どんなことを感じているのだろうか?
-前作『Anthem』(2017年リリースの3rdフル・アルバム)はMisakiさんの心境の変化が反映された作品でしたが、リリース・ツアー(2017年5月~7月に開催した"SpecialThanks「Anthem」release tour")以降はいかがお過ごしでしたか?
7月にツアーが終わって、ちょっとまったりして。それからふと"ロックなアルバムが作りたいな"と思ったんです。9月くらいにそれをレーベルの古閑社長に宣言して......そのあとまた結構まったりしてました(笑)。なかなか(曲が)降ってこないなー......と思ってたら10月くらいに曲が一気にできたんです。
-そのときに生まれたのが『HEART LIGHT』なんですね。では"ロックなアルバムを作りたい"と思った理由は?
ふとしたときに"ロック・スターになりたいな"と思ったんです(笑)。"ステージに立っているんだったら、ロック・スターになれる可能性があるのかも。だったらロックな曲を書いてロック・スターになりたい!"って(笑)。
-ではMisakiさんが思うロック・スターとは?
無敵な感じ。音を1発出しただけでみんなの心をバンッ! と打てるくらいの......。
-そういうマインドはいままでありましたか?
思い起こせば中学生のときはあったかな。バンドを始めたてのころ。そのときの感覚に近いかなって思います。"好きなバンドのあの人たちみたいになりたい!"という純粋な気持ちというか。フル・アルバムを出してツアーをしてひと段落したタイミングだからそう思ったのかな......。こんなに早く次のアルバムを出すことも予定していなくて。本当に"ふと"だったんです。スペサン(SpecialThanks)は精神的に無理なく活動していきたくて(笑)。
-"精神的に無理なくロック・スターになりたい"ということは、ナチュラルなモードということですね。
そうですね。楽しくバンドやりたいし、揉めごとなく活動していきたい。ゆとりパンクですね(笑)!
-ゆとりパンク(笑)! 『HEART LIGHT』はおっしゃっていたように勢いがあって爽快感のあるロック・ナンバーが揃っていると思いました。曲が降りてくるのを待っていた時期はどんなモードだったのでしょう。
心穏やかにわくわくすることを探していった......という感じですね。音楽だけでなく、日常で心地よいことを探していった。以前のインタビュー(※2016年5月号掲載)で"ときめきアンテナ"の話をしたと思うんですけど、それプラス、余計なことも考えずシンプルな気持ちになろうとしていました。変なことを考えていると、雑念とかエゴとかが頭の中にいっぱい流れてくるじゃないですか。
-そうですね。
"あの人は私のことどう思っているんだろう"とか"あの人にいま連絡したら迷惑かな?"とかいろいろ考えちゃうけど、そうじゃなくてただただ"いま自分は何がしたいのか"に耳を傾けていって。どんな服を着たいのか、何を食べたいのか、何を聴きたいのか、どこに座りたいか......。その声の赴くままに生きていたら、生活が曲や歌詞を教えてくれるというか。シンプルになりました。"スペサンであんなことをやりたい、こんなことをやりたい"という気持ちが前回のフル・アルバム(『Anthem』)にはあったんですけど、それもどんどん削ぎ落とされていって(笑)。ロックやればいいや、ロックであればいい、ロックしたい! 楽しいことしたい、ただそれだけ!
-そういう意味でも10代のときと同じような気持ちであると。
同じような気持ちだけど、いまは昔よりも経験も感じたこともたくさんあるし、作る音楽はいまと昔では全然違うと思ったんですよね。結成当時と同じような気持ちで、いまのありのままの自分はどんなものを作るんだろう? というのも気になって......。だからできるだけ考えないようにもしました。気楽に、いい意味でテキトーに(笑)。音楽的な勉強というよりは心のままに、ですね。自分の心を吐き出すのではなく、自分の心を聞いて、拾って、音で再現するような作業でした。メンバーも私のやりたいことをやると言ってくれたので、スムーズに完成しました。ふたりとも私のことを考えてくれてるなと思います。言いたいことを抑えているのかもしれないけど(笑)。
-いやいや(笑)。いつもMisakiさんのことを支えてくれているメンバーですよね。前回のアルバムは試したいアイディアがたくさんあって、それをかたちにしていくという感じだったけれど、今回は現段階での自然体のMisakiさんが反映されている。今回は空を歌った曲が多く、中でも"太陽"は大きなキーワードになっていますよね。
穏やかな気持ちで過ごそうとしていたので、よく空を見ていたんですよね。太陽も暖かくて、すごく癒されるなー......最高だなぁ、暗いところとか人混みとかもう嫌だなぁと思っていて(笑)。住んでいる部屋の窓からすごくきれいに空が見えるんですよ。朝日が昇ってくるのも見えて。その部屋で作った曲たちだから、それがワードにたくさん出てきたのかも。「ハートライト」の"心の中にあるのは大きな太陽"というフレーズをきっかけに、一気に全曲できたんです。心に大きな太陽があればすごく温かい気持ちになるからいいなー......と思ったところから始まったんですよね。
LIVE INFO
- 2025.09.01
-
打首獄門同好会
DIRTY LOOPS
とまとくらぶ
- 2025.09.02
-
Hump Back
とまとくらぶ
フラワーカンパニーズ / Conton Candy / ヒグチアイ / TOSHI-LOW
ずっと真夜中でいいのに。
打首獄門同好会
YOASOBI
め組 / ザ・チャレンジ / NaNoMoRaL / 宇宙団
- 2025.09.03
-
YOASOBI
DIRTY LOOPS
WurtS × なとり
THE YELLOW MONKEY
- 2025.09.04
-
キュウソネコカミ
打首獄門同好会
とまとくらぶ
DIRTY LOOPS
ハンブレッダーズ
終活クラブ
a flood of circle × 金属バット
TOOBOE
神はサイコロを振らない
- 2025.09.05
-
Age Factory
GOOD BYE APRIL
fox capture plan
水曜日のカンパネラ
大森靖子
セックスマシーン!!
YOASOBI
JYOCHO × 長瀬有花
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
KING BROTHERS
DIRTY LOOPS
EGO-WRAPPIN' / Original Love Acoustic Session
秋山黄色
ぜんぶ君のせいだ。
This is LAST
WtB
神はサイコロを振らない
PENGUIN RESEARCH
Bentham / Yobahi / WELL DONE SABOTAGE / Loojy
- 2025.09.06
-
"WANIMA presents 1CHANCE FESTIVAL 2025"
GRAPEVINE
Creepy Nuts
eastern youth
Broken my toybox
青木陽菜
9mm Parabellum Bullet / 眉村ちあき / 浪漫革命 / THE BOHEMIANS ほか
Appare!
カミナリグモ
TOKYOてふてふ
ヨルシカ
藤沢アユミ
大森靖子
なきごと
"TREASURE05X 2025"
ADAM at / TGMX(FRONTIER BACKYARD) / 荒井岳史 / 渡邊 忍
セックスマシーン!!
ぜんぶ君のせいだ。
TOOBOE
YOASOBI
KING BROTHERS
Victoria(MÅNESKIN)
Ryu Matsuyama
SIX LOUNGE / TENDRE / ハナレグミ / 日食なつこ ほか
WtB
SCOOBIE DO
NakamuraEmi
りぶ
優里
PIGGS
- 2025.09.07
-
Broken my toybox
"WANIMA presents 1CHANCE FESTIVAL 2025"
GRAPEVINE
This is LAST
レイラ
WtB
ナナヲアカリ
豆柴の大群
TGMX(FRONTIER BACKYARD) / 荒井岳史 / 渡邊 忍 ほか
ヨルシカ
eastern youth
大森靖子
GOOD ON THE REEL
Aooo
"TREASURE05X 2025"
セックスマシーン!!
ビレッジマンズストア
TOOBOE
the cabs
心愛 -KOKONA-
Keishi Tanaka
KING BROTHERS
Mellow Youth
cinema staff
OAU / LOVE PSYCHEDELICO / 大橋トリオ ほか
"くさのねアイドルフェスティバル2025"
渡邊一丘(a flood of circle)
ぜんぶ君のせいだ。
りぶ
ART-SCHOOL
HY
優里
SILENT SIREN
[激ロックpresents"Burning Blue vol.5"]
- 2025.09.08
-
レイラ
JACK'S MANNEQUIN
fox capture plan
- 2025.09.09
-
Age Factory
THE GET UP KIDS
Hump Back
YOASOBI
打首獄門同好会
9mm Parabellum Bullet
JACK'S MANNEQUIN
"LIVEHOLIC 10th Anniversaryseries~奏・騒・壮!!!Vol.4~"
- 2025.09.10
-
Aooo
Hump Back
ハンブレッダーズ
This is LAST
The Birthday
パーカーズ × 浪漫派マシュマロ
とまとくらぶ
THE GET UP KIDS
打首獄門同好会
- 2025.09.11
-
Bye-Bye-Handの方程式
YOASOBI
The Birthday
w.o.d.
MONOEYES
THE GET UP KIDS
TOOBOE
鶴 × ONIGAWARA
- 2025.09.12
-
Aooo
ナナヲアカリ
神聖かまってちゃん
TOOBOE
w.o.d.
ビレッジマンズストア
YOASOBI
THE BOHEMIANS × the myeahns
the band apart (naked)
Rei
Awesome City Club
"LIVEHOLIC 10th Anniversary series~この声よ君の元まで!!〜"
- 2025.09.13
-
cinema staff
ヤバイTシャツ屋さん / UNISON SQUARE GARDEN / sumika ほか
神はサイコロを振らない
The Birthday
神聖かまってちゃん
This is LAST
GRAPEVINE
佐々木亮介(a flood of circle)
四星球 / 藤巻亮太 / eastern youth / 踊ってばかりの国 ほか
Creepy Nuts
KING BROTHERS
崎山蒼志 / moon drop / SPARK!!SOUND!!SHOW!! / ExWHYZ ほか
"ナガノアニエラフェスタ2025"
WtB
PIGGS
TOKYOてふてふ
LACCO TOWER
安藤裕子
GOOD BYE APRIL
The Biscats
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
"New Acoustic Camp 2025"
wacci
- 2025.09.14
-
セックスマシーン!!
ビレッジマンズストア
TOOBOE
THE BOHEMIANS × the myeahns
flumpool / 三浦大知 / コブクロ / C&K
ガガガSP / GOING UNDER GROUND / 日食なつこ / LOVE PSYCHEDELICO ほか
ナナヲアカリ
WtB
Academic BANANA
Creepy Nuts
打首獄門同好会 / GLIM SPANKY / yama / bokula. ほか
KING BROTHERS
"ナガノアニエラフェスタ2025"
センチミリメンタル
ぼっちぼろまる
SIRUP
Maica_n
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
"New Acoustic Camp 2025"
Mirror,Mirror
- 2025.09.15
-
セックスマシーン!!
cinema staff
Bye-Bye-Handの方程式
WtB
ビレッジマンズストア
Kroi
GRAPEVINE
Appare!
TOKYOてふてふ
緑黄色社会 / 04 Limited Sazabys / キュウソネコカミ / Hump Back ほか
羊文学
PIGGS
DYGL
THE SMASHING PUMPKINS
FOUR GET ME A NOTS
Bimi
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
FIVE NEW OLD
eill
UNFAIR RULE / Blue Mash / ペルシカリア / ポンツクピーヤ
アーバンギャルド
NOIMAGE
RELEASE INFO
- 2025.09.01
- 2025.09.03
- 2025.09.04
- 2025.09.05
- 2025.09.06
- 2025.09.09
- 2025.09.10
- 2025.09.12
- 2025.09.17
- 2025.09.19
- 2025.09.24
- 2025.09.26
- 2025.10.01
- 2025.10.03
- 2025.10.05
- 2025.10.08
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ExWHYZ
Skream! 2025年08月号