Japanese
LEGO BIG MORL
Member:カナタタケヒロ(Vo/Gt) タナカヒロキ(Gt) ヤマモトシンタロウ(Ba)
Interviewer:石角 友香
LEGO BIG MORLが1stフル・アルバム『Quartette Parade』(2009年リリース)収録の、いわば初期の代表曲「Ray」をセルフカバーしてリリース。日本のギター・ロック・バンドが進化を重ね独自のシーンを形成していた時代に、人間の内面を見つめ歌の言葉を研ぎ澄ましていたこのバンドを象徴する1曲だ。あえてもともとの演奏を軸にヴォーカルのみ再録し、ミックスを新装するにとどめたこの曲の、彼等にとっての存在とは何か。また現在進行中の1stフル・アルバム再現ツアー[LEGO BIG MORL『FROM 9 TO 25〜lego big morl tour 2009 "Quartette Parade"〜』]についても訊いた。
-今回の「Ray」のセルフカバーと、1stフル・アルバム『Quartette Parade』を軸にしたツアー開催の経緯はどんなところから?
ヤマモト:再現は自分たちの好きなアーティストや尊敬していた人もやってたので、いつか自分たちもやりたいなと思ってたんです。基本的には周年とかキリのいいタイミングでやる案とか、1stだけやるのか各時期からかいつまんでやるのか、いろいろな案があったんですけど、キャリアも長くなってきた上でタイミングを見計らってたら再現したいものを全部するのにどんだけ年月がかかるんだ? っていうことになって。みんながやりたいと思った瞬間がこのタイミングだったので、まずは1stフル・アルバムの再現ツアーをやろうと。
タナカ:ツアー初日の大阪でも言ったんですけど、20周年が近づいてくるなか、何か僕等なりの大きなものができたらと思っていて、『Quartette Parade』っていうアルバムを愛してもらってますけど、再現ツアーはやったことがないし、避けてたわけでもないんですが、20周年でやるにはちょっと後ろ向きな気もして。逆に今、初めてやれば20周年へのステップの1つになるかなと考えたんです。その再現ツアーも"楽しかったね"で終えるのではなく、「Ray」を2025年に出すことで記憶と形、どちらにも残せるんじゃないかなと思って。
カナタ:初日を終えて、やっぱこれが自分たちの土台やなって再確認できたし、ロード・トゥ20周年に向けてのいいスタートは切れたんじゃないかなと思いますね。コロナ禍もあったし、LEGO BIG MORLっていうバンド自体をもう一回認知してもらうためにも必要なツアーだなと。今回のツアーは7都市8本、久しぶりに行く場所もあるので、もう一回レゴ(LEGO BIG MORL)を感じてもらいたいなって意味も含めての再現ツアーでもあります。
-『Quartette Parade』は2009年の作品で、改めて聴くとポストロックやマス・ロック、the band apartに代表されるジャズやフュージョン等を、ギター・バンドが貪欲に取り込んでいた時代で。
カナタ:そうですね。あの頃はほんまにいろんなものに影響受けてた。
ヤマモト:自分たちが高校生、大学生の頃にBUMP OF CHICKENとかASIAN KUNG-FU GENERATION、レミオロメンとか2000年頃のギター・ロックの人たちがいて、自分たちはthe band apartとかACIDMANとかストレイテナーみたいに、いわゆるギター・ロックのジャンルにオルタナ色が出てきて。自分たちではオルタナって言われても"これはオルタナなんや"みたいな感じでしたけど、本当にギター・ロックに元気があった時代だったと思いますね。
-当時は全編英語詞のバンドもいましたが、LEGO BIG MORLは日本語で聴かせるっていう部分が突出していた記憶があります。
カナタ:日本語詞にはこだわってというか、それがないとオリジナリティが見いだされへんやろなと思ってたんですよ。僕たちなりの解釈をして日本語詞で勝負したいっていうのが念頭にあって。それを大阪のライヴで歌ってみて、あのときのがむしゃらさだけじゃなくて、自分たちが作ってきたもののストーリーが加わった、ちょっと具体的な音楽になったなと感じましたね。
ヤマモト:今回再録するにあたって、どういう歌だったのか、歌詞についてももう一回考えて。当時は25歳ぐらいで、もうちょっとで"大人"と呼べる年齢だったと思うんですけど、40歳になった今の自分が見ても共感できるというか、"いい意味でちょっと背伸びもしてたんやな"と。まだ恋愛の酸いも甘いも分かってなかったと思うんですけれど、そういう若い部分もその時期にできた良さというか、"好きだ"、"愛してる"とかは簡単に言わないヒロキの歌詞も15年以上経ってより共感できたみたいな。
-今は生活感も含めた大人な視点の歌詞もあると思うんですが、当時の歌詞はもっと屈託だらけというか。
タナカ:(笑)棘しかなかったというか。今もテーマは同じなのかもしれないですけど、表現の仕方がもっとフランクで俯瞰してて。昔は内省的で対自分とか対あなただけで、生きてる世界が狭かったんでしょうね。
カナタ:もう作られへんやろなってやっぱり思いますね(笑)。こんなんよう思い付いたなって思うし、逆に作りたいなっていう気持ちというか熱量がちょっと出てきてます。なかなか1stアルバムってどのバンドも超えられないじゃないですか? そこがいいって思っちゃうし自分もそう思っちゃってるからこそ、次のアルバムは勝負やなと考えてますね。
-最近の作品、具体的に言うと「愛を食べた」(2021年リリースの配信シングル表題曲)の中で「Ray」のことを言ってるような歌詞があるじゃないですか。
タナカ:(笑)
LIVE INFO
- 2025.10.08
-
THE ORAL CIGARETTES
TOKYOてふてふ
FOO FIGHTERS
Re:name × Enfants
JON SPENCER
MONO NO AWARE
ORCALAND × Gum-9
- 2025.10.09
-
キュウソネコカミ
Rei
OKAMOTO'S
終活クラブ
JON SPENCER
DOES
アイナ・ジ・エンド
感覚ピエロ
Hedigan's
Plastic Tree
羊文学
Kroi
- 2025.10.10
-
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
暴動クラブ × 大江慎也
Rei
SUPER BEAVER
ザ・シスターズハイ
KING BROTHERS
PEDRO
YOASOBI
moon drop
オレンジスパイニクラブ
OKAMOTO'S
the cabs
WHISPER OUT LOUD
FRONTIER BACKYARD
LEGO BIG MORL
JON SPENCER
NOMELON NOLEMON
a flood of circle
DOES
水曜日のカンパネラ
FOO FIGHTERS
キタニタツヤ
たかはしほのか(リーガルリリー)
ExWHYZ
MONOEYES
藤森元生(SAKANAMON)
大塚紗英
感覚ピエロ
ZAZEN BOYS×サニーデイ・サービス
East Of Eden
アーバンギャルド
JYOCHO
羊文学
小林私
THE SPELLBOUND
- 2025.10.11
-
終活クラブ
キュウソネコカミ
トンボコープ
Appare!
cinema staff
秋山黄色
YOASOBI
moon drop
コレサワ
OKAMOTO'S
"FM802 MINAMI WHEEL 2025"
KNOCK OUT MONKEY
INORAN
WtB
阿部真央
I Don't Like Mondays.
"京都音楽博覧会2025 in 梅小路公園"
KANA-BOON
ExWHYZ
FRONTIER BACKYARD
androp
カミナリグモ
brainchild's
フレデリック
envy × world's end girlfriend × bacho
"JUNE ROCK FESTIVAL 2025"
East Of Eden
Official髭男dism
藤沢アユミ
豆柴の大群
"TOKYO ISLAND 2025"
- 2025.10.12
-
a flood of circle
キュウソネコカミ
SUPER BEAVER
WtB
キタニタツヤ
セックスマシーン!!
WESSION FESTIVAL 2025
"FM802 MINAMI WHEEL 2025"
INORAN
"京都音楽博覧会2025 in 梅小路公園"
Omoinotake
Bimi
ART-SCHOOL
Official髭男dism
eastern youth
なきごと
"TOKYO ISLAND 2025"
- 2025.10.13
-
WtB
阿部真央
I Don't Like Mondays.
Awesome City Club
ExWHYZ
Appare!
The Biscats
brainchild's
Rei
OKAMOTO'S
秋山黄色
Age Factory
トンボコープ
CYNHN × タイトル未定 × fishbowl
"WESSION FESTIVAL 2025"
岡崎体育
"FM802 MINAMI WHEEL 2025"
シド
SCANDAL
cinema staff
Cody・Lee(李)
コレサワ
ネクライトーキー×ポップしなないで
リュックと添い寝ごはん
eastern youth
hockrockb
Omoinotake
Kroi
PIGGS
清 竜人25
Plastic Tree
ぜんぶ君のせいだ。
LiSA
"TOKYO ISLAND 2025"
- 2025.10.14
-
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
ドミコ
THE ORAL CIGARETTES
Hump Back
Survive Said The Prophet × NEE
MONOEYES
ぜんぶ君のせいだ。
超☆社会的サンダル
go!go!vanillas
武瑠 × MAQIA
- 2025.10.15
-
ドミコ
LONGMAN
PEDRO
キュウソネコカミ
MONOEYES
打首獄門同好会
アカシック
HY × マカロニえんぴつ
ポルカドットスティングレイ
藤巻亮太
- 2025.10.16
-
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
YOASOBI
PEDRO
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
"Shimokitazawa SOUND CRUISING presents. サウクルラボ vol.1"
SCANDAL
SIX LOUNGE
brainchild's
- 2025.10.17
-
挫・人間
キュウソネコカミ
打首獄門同好会
アイナ・ジ・エンド
YOASOBI
a flood of circle
ズーカラデル
LONGMAN
chilldspot
otsumami feat.mikan
リュックと添い寝ごはん
コレサワ
神聖かまってちゃん
終活クラブ
NOMELON NOLEMON
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
フラワーカンパニーズ
SUPER BEAVER
東京スカパラダイスオーケストラ
BIGMAMA
Bimi
- 2025.10.18
-
TOKYOてふてふ
伊東歌詞太郎
挫・人間
シド
OKAMOTO'S
YONA YONA WEEKENDERS
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
アイナ・ジ・エンド
moon drop
RADWIMPS
キュウソネコカミ
ぜんぶ君のせいだ。
bokula.
the cabs
SWANKY DOGS
amazarashi
INORAN
WtB
osage
"LIVE AZUMA 2025"
カミナリグモ
Cody・Lee(李)
阿部真央
Newspeak
センチミリメンタル
東京スカパラダイスオーケストラ
Keishi Tanaka × 村松 拓
"ASAGIRI JAM'25"
ズーカラデル
I Don't Like Mondays.
Victoria(MÅNESKIN) ※振替公演
ロザリーナ
the paddles
神聖かまってちゃん
LACCO TOWER
星野源
- 2025.10.19
-
DYGL
リュックと添い寝ごはん
OKAMOTO'S
Age Factory
bokula.
ぜんぶ君のせいだ。
moon drop
コレサワ
TOKYOてふてふ
RADWIMPS
SIX LOUNGE
リリカル / みじんこらっく / とにもかくにも / ティプシーズ / 台所きっちん
SUPER BEAVER
Laura day romance
WtB
Omoinotake
"LIVE AZUMA 2025"
Cody・Lee(李)
ビレッジマンズストア
SPRISE
伊東歌詞太郎
浪漫革命
LUCKY TAPES
ハンブレッダーズ / KANA-BOON / キュウソネコカミ / マカロニえんぴつ ほか
ネクライトーキー×ポップしなないで
Keishi Tanaka × 村松 拓
ナナヲアカリ
"ASAGIRI JAM'25"
高岩 遼
Sou
森 翼
SCANDAL
パピプペポは難しい
osage
星野源
PIGGS
- 2025.10.20
-
打首獄門同好会
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
TOKYOてふてふ
TenTwenty
- 2025.10.21
-
The fin.
神聖かまってちゃん
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
RELEASE INFO
- 2025.10.08
- 2025.10.09
- 2025.10.10
- 2025.10.11
- 2025.10.12
- 2025.10.13
- 2025.10.14
- 2025.10.15
- 2025.10.17
- 2025.10.19
- 2025.10.22
- 2025.10.24
- 2025.10.26
- 2025.10.29
- 2025.10.30
- 2025.10.31
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
OASIS
Skream! 2025年09月号