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THE BACK HORN、ACIDMAN、ストレイテナー、凛として時雨、SPECIAL OTHERS、the telephones、THE BAWDIES、[Alexandros]のドラマーによる対談を明日20時よりWEB生配信
2015.01.06 23:20
WEB動画配信サイト"SHOWROOM"にてレギュラー配信中の音楽番組"ジョージのロックンロール記者会見"の新年一発目として、明日20時より"ドラム隊談"を生配信することが決定した。
これは2013年9月に1度だけ配信された"リズム隊談"の復活企画。今回は、松田晋二(THE BACK HORN)、浦山一悟(ACIDMAN)、ナカヤマシンペイ(ストレイテナー)、ピエール中野(凛として時雨)、宮原良太(SPECIAL OTHERS)、松本誠治(the telephones)、MARCY(THE BAWDIES)、庄村聡泰([Alexandros])というドラマー8名を迎え、ドラマー同士だからこそ分かち合える話題、音楽観、こだわりや苦労話など、"ドラマーによるドラマーならではのドラマー談義"を繰り広げる。
さらに、視聴者からの質問にメンバーが直接こたえる質疑応答タイムも用意されているとのこと。豪華メンツによる"新年会"をぜひチェックしてほしい。
▼番組情報
"ジョージのロックンロール記者会見"〈新春!帰ってきたドラム隊談〉
1月7日(水)20:00~22:00(予定)
※状況により、スタート時間が遅れる可能性がございます。その場合はオフィシャルTwitter(@GGTV_OFFICIAL)にてお知らせします。
※再放送はございません。
[出演]
松田晋二(THE BACK HORN)
浦山一悟(ACIDMAN)
ナカヤマシンペイ(ストレイテナー)
ピエール中野(凛として時雨)
宮原良太(SPECIAL OTHERS)
松本誠治(the telephones)
MARCY(THE BAWDIES)
庄村聡泰([Alexandros])
MC:ジョージ・ウィリアムズ
SHOWROOM https://www.showroom-live.com/rrk
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小さく瞬く光がじんわりと広がり満ちていくようなイントロダクションからじっくりと誘う、"光"にまつわる物語。奪い合う卑しさをヒリついた激情に乗せ、その渇望から漲る生命力を「輝けるもの」で描き、「sonet」に心洗われる。ホーン隊を迎えたジャジーな「白と黒」で愛を歌うと、さらに大きな愛が包む命の讃歌「feel every love」をゴスペル・クワイヤと共に響かせた。タイアップ曲を交えながらここまでコンセプチュアルに仕上がるのは、一貫して伝えてきた美学の賜物。そんな楽曲群を総括する8分の壮大なカタルシス「あらゆるもの」から、再び冒頭の光の瞬きへと循環する流れも美しい。広大な宇宙に光る青い星、そこで巡る生命の営みの中に生きているという実感が灯る。(中尾 佳奈)
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今年2月から毎月25日を"ニコニコの日"として連続リリースを敢行してきたスペアザ。アルバムとして編まれると、シーズン・グリーティングのような各々の曲が集まって、まるで感謝祭のような豊穣を味わえる。春を目して出た「Fanfare」、「Early Morning」、「Apple」(珍しい3拍子!)は寝起きや午前中の気分にピッタリだし、小休止に聴きたくなる。季節が進み、あの恐ろしく暑かった夏もキューバっぽい「Falcon」のリズムと音に浸ると存外悪くなかった気分になるし、秋の気配のマイナー・チューン「Point Nemo」は心落ち着くニュアンスだ。季節を旅して今月辿り着いたのはアルバム・タイトル曲で聴けるカントリー・ミュージックのワクワク感。さらにラストの「Thank You」の祝祭感でお互いを労う、そんな温かい人生の1枚。(石角 友香)
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もし今、忙しすぎたり、考え事で頭が爆発しそうな人がいたりしたら、小1時間このアルバムに集中してみてはどうだろうか。音楽とはいえもちろん"情報"だが、それを細やかな作業と心のこもったものに変えると脳内がリセットされる――ということをまさに実感したのが、SPECIAL OTHERS ACOUSTIC=S.O.A(読み:ソー)の2nd。複数のギターとピアニカが世界のフォークロアと都市のチルアウトを同時に感じさせる「WOLF」などの新曲と、「IDOL」、「CP」などスペアザではお馴染みナンバーのアコースティック・アレンジと呼ぶにはかなり再構築がなされたバージョンなど全10曲。ブラジル的なサウダージ感と北欧や東欧の森感が不思議と混ざり、オリジナルに着地。合奏の熱と愛情に心がほぐされる。(石角 友香)
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スペアザがコラボ作品集を発売。本作はセルフ・タイトルではなく、"SPECIAL OTHERSにとってのSPECIAL OTHERS(特別な他人)"、コラボ参加アーティスト達のことを指しているのだ。つまり作品の主役は、招かれた6組のヴォーカリスト達なのである。しかしながら、鳴っている音は紛れもなくスペアザ。バック・バンドに徹している様子はなく、歌い人たちがバンドの音の中に放り込まれたといった印象である。生命の息吹が無数の光として溢れ返る、圧倒的な音の多幸感の中へ招かれた客人たち。やがて歌と演奏とは混然一体となり、歌声はスペアザの作る生命力の激流の中を勇ましく突き進んでいく。音に飲まれまいと、強く歌い響く歌声の逞しさは、いわば声による音の息吹。スペアザは、新たな"音"を手に入れ、新たな音色を生み出した。(島根 希実)
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THE GUIDE
1年半ぶりにリリースされた4枚目のアルバムは、ゆるゆる~と見せかけて、細かな音がたくさん散りばめられていて楽しい仕掛けが仕組まれている。そのあたりスペアザは知能犯だ。大人の音遊びといった感じ。平均して1曲が長い(なかには9分超えの大作も!)けれど間延び感がまるでない。ライヴでは以前から披露されていた「it's my house」はドラマティックに展開される耳なじみのいいナンバー。アコースティックな楽曲の「Palabora」はノスタルジックな妙に泣けちゃうメロディだったりと多彩な側面を見せる。持ち前のバンド・アンサンブルはさらに磨きをかけられて、どこまでもスペアザらしい。聴けば聴くほど味が出てくるじわじわ系。今後のスペアザを示す道しるべ的アルバムの誕生だ。(花塚 寿美礼)
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親愛なるあなたへ
キャリアを重ねる程音楽的な自由度と貪欲さを増すバンドは稀有だ。結成25周年イヤーの先に"光と影"をテーマにした配信シングルを立て続けに出した彼等は、アルバムでもそのテーマのもとでさらに最新のTHE BACK HORNを放つ。ファンへの感謝を込めたバクホン節をブラッシュアップしたタイトル曲に始まり、身近な社会に存在するダーク・サイドを描いた曲が続くが、ロック・バンドがライフステージの変化を(物語だとしても)描く誠実さを感じる。そしてギリギリのところで救いと楽しさが同居する多ジャンル混交ナンバー「Mayday」を差し込み、脱力気味のスカ、R&Bテイストのミディアム・スロー等で光の面を表現。成熟に向かわないオリジナリティが圧巻だ。(石角 友香)
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最後に残るもの
結成25周年シングルの表題である「最後に残るもの」は菅波栄純(Gt)作詞作曲。バンドマンとしてもおそらくひとりの人間としても危ういときに"この手を掴んでくれたあなた"はファンやリスナーだったことを思わせる歌詞に、このバンドの真心が滲む。ごくシンプルな8ビートだが、Bメロのリズムの妙や楽器の抜き差しに実直なバンドが磨いてきた効果的なアレンジ力の高さが見て取れる。カップリングの「フェイクドラマ」は松田晋二(Dr)によるリアルが見えにくい時代だからこそ自分の体感や衝動を信じようという歌詞が山田将司(Vo)によるモダン・ヘヴィ・ロックにファンク要素も加わった曲構成で際立つ。2曲ともすべての楽器が見えそうな削ぎ落とされた生々しくも乾いた音像がこれまでの曲ともまた違うタフなエネルギーを発している。(石角 友香)
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THE BACK HORN
REARRANGE THE BACK HORN
今年結成25周年を迎えたTHE BACK HORNのアニバーサリー作品は太文字のロック・バンドである彼らの魂はそのままに、ジャズやカントリー、R&Bなどにアプローチし、オリジナルをリアレンジしたもの。「冬のミルク」や「罠」、「美しい名前」など、ライヴで生き残ってきたナンバーもありつつ、インディーズ楽曲やシングルB面曲などレア選曲なのも面白い。「ガーデン」のラテン・ビートとアトモスフェリックな音像の不気味さ、「幻日」のアラビックなフレーズ、「羽根~夜空を越えて~」の淡々とした進行があぶり出す曲の純度や、音数が減ったことで歌詞の鋭さが際立つなど、このバンドのひと筋縄でいかない側面が目立っている。本作のタイミングで書き下ろした新曲「Days」での恐ろしくシンプルな歌詞が表現するファンへの感謝も深く沁みる。(石角 友香)
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THE BACK HORN
アントロギア
コロナ禍でライヴ活動が止まってしまった際、そのかけがえのなさを描いた「瑠璃色のキャンバス」からスタートした本作。次第にツアーも開催するなかで生まれた「希望を鳴らせ」や「ユートピア」といった新たなアンセムに加え、山田将司(Vo)がラテン音楽からインスピレーションを得て、松田晋二(Dr)がそこに妖しさや生々しさを言葉として書いた「深海魚」、4ビートのジャズのみならず、8にも16にもリズム・チェンジするスモーキーな「戯言」、素直なメロディと力強いボトムを持った岡峰光舟(Ba)の「夢路」、エレクトロ・サウンドやSEの使い方と黙示録的な歌詞が菅波栄純(Gt)らしい「ウロボロス」、神聖なムードや声のレイヤーに新鮮さを感じるラストの「JOY」まで、50分弱でこれほどまでに多様な世界観を体験させるこのバンドの柔軟性にも感動する。(石角 友香)
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THE BACK HORN
ユートピア
13thアルバム『アントロギア』からの第2弾先行配信曲「ユートピア」は、THE BACK HORNの新たな代表曲になりそうな試行が投入された1曲。ヘヴィなベースのイントロから楽器の音が生々しく、そして輪郭が明快だ。ダンス・ミュージック的なグルーヴ感やエレクトロニックなSEが新鮮な聴感を残す。ブランニューなアレンジに乗る歌詞も突き抜けた前向きさを醸し、過去の彼らの作品名――"ヘッドフォンチルドレン"なども登場する包括的な視点が逞しい。不器用に誠実に生きてきたバンドとファンが、今こそその蓄積をこの不安な時代をサヴァイヴする糧とし、ディストピアから脱出し、自分たちなりの理想=ユートピアへ辿り着くための、嘘偽りのないユニークなアンセム誕生と言っていいだろう。(石角 友香)
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THE BACK HORN
希望を鳴らせ
いい意味で身も蓋もないほどストレートな8ビートが、すでにこの曲を知っていたかのような錯覚を覚えるが、取り戻せない日々や人々、未だ存在する絶望をしっかり背景として描いているからこそ、希望を鳴らせという鼓舞が真実味を持って響く。近い将来のライヴで絶対シンガロングしたいサビそのものが希望だ。c/wは摩訶不思議な菅波栄純(Gt)流ミクスチャーが顕在した「疾風怒濤」。ラテン、ジャズ、ヒップホップ、トラップ、レゲエにメタル......と要素は多彩だが、リスナーにとってのTHE BACK HORNをサンタクロースになぞらえるほど、強さとユーモアを持ち得たことも証明する。CD版に付帯する映像には、今年3月のライヴ"「KYO-MEIワンマンツアー」カルペ・ディエム~今を掴め~"を完全収録。この時期の記録としても貴重だ。(石角 友香)
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THE BACK HORN
KYO-MEI MOVIE TOUR SPECIAL 2020
新型コロナの影響でライヴ活動を自粛せざるを得なかった2020年。配信公演の8月の"スタジオ編"と9月の"ライブハウス編"をまとめた映像作品は、皮肉なことに、コロナ禍2年目を迎えてしまった今、不安も焦燥の種類も変化してきたなか、根本的に自分はどう生きたいのかというシンプルな命題に向き合わせてくれる。ふたつのライヴで被りは新曲「瑠璃色のキャンバス」とお馴染み「コバルトブルー」、「シンフォニア」の3曲。8ヶ月ぶりのライヴとなった"スタジオ編"は音を鳴らした瞬間、バンドに血液が巡るような衝撃が画面越しでも伝わるし、ライヴハウスが無人でも、山田将司(Vo)は冒頭から汗だくだ。隣り合わせの生と死を実感し、成長しつつ無垢の魂を曝け出す、TBHにしか伝えられない希望が作品の中で生きている。(石角 友香)
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THE BACK HORN
この気持ちもいつか忘れる
5曲入りEPという形態ではあるが、THE BACK HORNにとっての"この気持ちもいつか忘れる"という物語が5曲で紡がれている印象も。そのスタンスがいい意味でバランスを取りすぎることなく、各楽曲でひとつのテーマや、それが導くイメージを音像やアレンジに落とし込んでいるのが面白い。すでにライヴでも定番になった「ハナレバナレ」の中間部での宇宙的な展開、ラウドでヘヴィ且つタイトな聴感が新しい「突風」、木琴の音色やポップス的なメロディが愛らしい「君を隠してあげよう」、世武裕子が歌うことで主人公の他者との関係を示唆する「輪郭 ~interlude~」、そしてバンドの素を思わせるオルタナティヴな「輪郭」。この楽曲では作詞に住野よるが参加。コラボの濃度を高めているように思える。(石角 友香)
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THE BACK HORN
カルペ・ディエム
フル・アルバムとしては『運命開花』以来、約4年ぶりとなる本作。結成20周年の期間にインディーズ作品の再録や、ミニ・アルバム『情景泥棒』の制作、ツアーをハードに巡ってきた経験が昇華された、完成度と濃さを持つ作品だ。「心臓が止まるまでは」のSF的なサウンドトラック感やEDMの消化、和のメロディと壮大さが彼ららしいリード曲「太陽の花」、20年経過したうえでのミクスチャー感が冴える「フューチャー・ワールド」、青春の瑞々しさと切なさが溢れる「ソーダ水の泡沫」、物語性と空気感においてTHE BACK HORNの唯一無二の側面を際立たせる「ペトリコール」、一歩踏み出す穏やかな勇気をくれる終盤の「果てなき冒険者」など、メンバー個別のデモから発展させただけあっていずれも純度の高い全11曲。(石角 友香)
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THE BACK HORN
ALL INDIES THE BACK HORN
すでにベスト・アルバムのリリースを機に再録されている「冬のミルク」や「無限の荒野」などはその音源だが、今回ついにインディーズ時代の2枚のアルバム『何処へ行く』、『甦る陽』、そしてシングル『風船』収録の全21曲が今の演奏とサウンドで蘇った。善良な人間と見せ掛けた内なる闇や獣性にシニカルな目線で切り込んでいく表現は、若さゆえの激烈さを孕んでいる。様々な試練も音楽をやる楽しさも経験してきた今のTHE BACK HORNの出自を改めて知るうえでも、またライヴで演奏され続けている曲が多いことからも、再度向き合いたい曲ばかりだ。近年のストリングスとのライヴで物語性が際立った「カラス」や、洋楽と並走していた日本のオルタナティヴ・ロックの貪欲さを思い起こさせる「新世界」など、全曲が濃厚。(石角 友香)
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THE BACK HORN
情景泥棒
前作『運命開花』もTHE BACK HORNならではの音楽言語で人間の深淵に手を突っ込み核心を引きずり出されるアルバムだったが、今回はミニ・アルバム、トータル7曲なだけに集中した濃厚な世界観に圧倒される。ヘヴィ/ラウドロック的な聴感でありつつ定石から逸脱した「Running Away」。ストレートなTHE BACK HORN節のようでアレンジの細部がこれまで以上に詰められた「儚き獣たち」や「閃光」。痛烈に今を皮肉る歌詞とラガマフィン調がユニークな「がんじがらめ」。記憶や情景という人間らしい感性が取引されているようなSF的なストーリーが「情景泥棒」と「情景泥棒~時空オデッセイ~」の2曲で展開するくだりは本作の核心。悪夢からの帰還とも取れるラストの「光の螺旋」まで一気に聴きたい。 (石角 友香)
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THE BACK HORN
BEST THE BACK HORN Ⅱ
DISC-1は『覚醒』以降の13のシングル曲とアルバム・リード曲、そして新曲「グローリア」を収録。自分を見つめることで世界は対立項ではないことを音楽的にも実感させる名曲「世界中に花束を」、ファンクやラップへのTBHならではのアプローチがユニークな「コワレモノ」、今の力量で原点を見つめた「悪人」や「その先へ」に至るまでのいい緊張感。そして、そうしたバンドの生き方を踏まえたうえで聴こえてくる「WithYou」や「あなたが待ってる」の優しい説得力は破格。ある種素朴な新曲「グローリア」も新鮮だ。DISC-2は2008年以前の曲からファン投票で選ばれた上位14曲に加え、インディーズ時代からの定番曲「無限の荒野」、ストリングス・アレンジの「泣いている人」の新録も。「扉」、「枝」など隠れた名曲の多さにも驚く。(石角 友香)
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孤独を繋いで
思わず拳が上がる曲とはこういう曲をいうのではないだろうか。表題曲は、久々のTHE BACK HORN節100パーセントの骨太なアッパー8ビート・チューン。山田将司(Vo)自身が孤独の中で光を見いだしたロック・スターや、音楽に今のバンドとオーディエンスの姿を重ね合わせるように"今夜だけは俺たちのもの/行こう行こう 途切れぬように"と歌うヴァースは力強くも優しい。Track.2「導火線」は菅波栄純(Gt)らしいおどろおどろしいイントロからAメロでは一転、ファンキーなカッティングと四つ打ちに驚きを隠せない、ライヴでぜひ聴きたい弾けた1曲。松田晋二(Dr)作詞、山田作曲のTrack.3「夏の残像」は、岡峰光舟(Ba)のメロディアスなベースが導く、匂い立つような夏の別れの情景を描き出すマイナー・スロー・チューン。彼ららしい優しさが染みる。(石角 友香)
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あなたが待ってる
前作「With You」に続くミディアム・バラードでありつつ、音像はグッと柔らかな今回の「あなたが待ってる」。少しのタメが効いたピアノが物語の道筋を描くように流れながら曲を牽引し、各楽器も必要最低限のフレージングとクリーンなトーンが美しい。どこか初期のNorah Jonesを思わせるジャジーなムードもある。そこに力まず、素直に歌う山田将司(Vo)の"あなたが待ってると思うだけで/もうそれだけであったかい"というフレーズが、聴く人の数だけ様々なイメージを喚起する。共同プロデュースとして参加した宇多田ヒカルの控えめなコーラスも一瞬、個性を光らせるところが強く胸を打つ。カップリングの「始まりの歌」は一転、一筆書き的な勢いのあるバンド・アレンジ。バンドの表現方法として、さらなる可能性が確認できるシングルだ。(石角 友香)
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THE BACK HORNの美しいスロー/ミディアム・ナンバーはこれまでもジャンルを超越したところで聴き手を闇から救ってくれた。だが今回はもはや対象をファンに特定することすら無意味なほどの普遍性を湛えている。ピアノやストリングスの音に一切の虚飾がないこと、そして何より山田将司の素朴で素直な声の特性が、大切な人への感謝や覚悟、そして不変の愛を伝える心情を高い純度で届ける。何度も聴くほどに内側からあたたかさが満ちてくると同時に何とも切ない。「言葉にできなくて」のティーンエイジャーの悩める恋心と軽快なスカのリズムも意外ではあるが、これもバンドの軸にあるものだろう。さらに「世界中に花束を」のストリングスを交えて2015年に渋谷公会堂にて行われたライヴの音源も収録。(石角 友香)
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人間の矛盾や邪悪な部分にあえて手を突っ込んで引きずり出す初期のニュアンスを"投げっぱなし"じゃなく聴かせる。そのことにバンド自身が自覚的且つ客観性を持った強いアルバムが完成した。ジャジーなスウィング感を持ったTrack.1「暗闇でダンスを」の意表を突く幕開け、素のギター・ロック感が彼らには珍しいTrack.4「tonight」、メタリック且つサタニックなギター・ソロが禍々しいTrack.7「胡散」などから、1曲の中で大きく展開するTrack.9「悪人」への流れが非常に早い。山田将司のイノセントなヴォーカルが秘めた狂気を感じさせるTrack.11「君を守る」、そしてアルバムの冒頭とは打って変わって、愚直なまでにファストなビートが爆走する機関車のようなラストの「カナリア」。曲の持つ素性が1回聴いただけで刻まれるアレンジ力の高さにも圧倒される。(石角 友香)
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Yes,We Love butchers〜Tribute to bloodthirsty butchers〜"The Last Match"
吉村秀樹が亡くなってから1年と1日目にリリースされるトリビュート盤第4弾。あがた森魚(ブッチャーズの射守矢や小松も参加)、the 原爆オナニーズらベテラン、ASIAN KUNG-FU GENERATIONやTHE BACK HORNといったシーンの中核を担う存在、+/−ら海外の盟友、それでも世界が続くならといった若手まで顔を揃えた今回は、シリーズの中でも最も吉村の影響の広範さを証明。ギター・サウンドとフィードバックだけで胸に熱いものがこみ上げるAKGやenvy、合成ボイスや読経のようなリズム感で再構築したASA-CHANG&巡礼や、ピアノをフィーチャーし、生死の狭間を行くようなサイケデリックな祈りの歌へ昇華したGREAT3など、バンド/アーティストがリスペクトの姿勢を究極まで研ぎ澄ましている。(石角 友香)
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アサイラム
前アルバム『パルス』から約2年振りにリリースされた待望の8thフル・アルバムの今作は彼らの集大成と言っても過言ではない。山田将司が歌う全ての言葉がどこまでも真っ直ぐ聴く者の意識を貫き、ひとつひとつが限界以上の熱量を放つ強靭な音は"鋭さ" と"柔らかさ"、両極端の色を同時に打ち出す。人間業とは思えないほどの圧倒的な神聖さを感じさせる要因は、確固たる信念を持った4人の心がこれまで以上に強く深くひとつになっているからに他ならないだろう。11 年の歴史でとうとうアサイラム="聖域" を開拓したTHE BACK HORN。アルバムの最後に収録されている「パレード」で高らかに掲げられた"ここから新しい旅を始めよう" という言葉の示す、この先の彼らが創造する世界は如何に――?(沖 さやこ)
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2月に歌詞集とPV集を発表したばかりのTHE BACK HORNから新曲が届けられた。歌詞集にも限定CDとして収録されていた「コウロギのバイオリン」という新曲が届けられたばかりだが、集大成的な長尺ナンバーだった「コウロギのバイオリン」とは違い今作は即効性の高い攻撃的なロック・ナンバーだ。今年2月から行われている豪華な対バン・ツアー"KYO-MEI大会" では早くも定番になりつつあるという。バンド自体700日振りのニュー・シングルとなる今作からは新たなスタートを切る気合いと決意が感じられる。メンバー4人それぞれが歌詞を担当するという試みも各々の世界観が伝わってきて興味深い。初回限定盤にはライヴ音源も収録されている。(遠藤 孝行)
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OKAMOTO'S
VXV
CDデビュー5周年を迎え、1月に5thアルバムをリリースしたばかりのOKAMOTO'Sによる"5.5th"アルバムは5組のアーティストとのコラボレーション作品。RIP SLYMEとはAEROSMITH & RUN-D.M.Cばりのオールド・スクールな王道ヒップホップとハード・ロック・サウンドの融合を聴かせ、スカパラとは大編成イケイケ音楽部隊と化し、Wilson PickettばりにシャウトするROYとはクロさ全開で渡り合う。タイトルと曲調から"民生愛"がビンビン感じられる「答えはMaybe」と、いずれもOKAMOTO'Sならではの、この企画を実現できる実力と各アーティストへの敬意を感じさせる内容。中でもラストの黒猫チェルシーとのデュエット「Family Song」が出色で、2組の友情を感じさせる感動的な楽曲となっている。(岡本 貴之)
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THE BAWDIES
LEMONADE
小さい頃から音楽が大好きで、英国や米国のリズム&ブルースやロックンロールを聴き続けてきたのだろう。彼らの楽曲を聴いたらそう思わない人はいないのではないか。それ程トラディショナルなロックンロールを追求し続け、今作もそこからは一瞬たりともぶれてはいない。シンプルでパワフルなサウンド、渋いヴォーカル、全部英語の歌詞。しかし、ただの模倣とは違うのである。古き良き音楽を昇華することにより純度を高め、現代に再構築したのが彼らだ。そして、ファンキー・ビートなTrack.2には驚かされる。ROYの歌声が日本人離れした稀有なものであることを改めて感じずにはいられない。また、Etta Jamesへの愛と尊敬の念に溢れた「TOUGH LOVER」は彼女を知らない人でも楽しめる1曲に仕上がっている。(石井 理紗子)
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THE BAWDIES
LOVE YOU NEED YOU feat. AI
異色コラボ? いやいや寧ろ合いすぎちゃってどうしましょう! THE BAWDIESのトレード・マークとも言えるスーツを脱いで臨んだ、ソウル・シンガーAIとのコラボ曲「LOVE YOU NEED YOU」はハンズ・クラップやメロディアスなギター・リフなどがモダンな空気を醸し出す伝統的なロックンロール。ROYとAIのパワフルなツイン・ヴォーカルは息ピッタリ。5人がのびのびと楽しんで音を出しているのが伝わってくるので、聴いてるこっちもウキウキでスキップでもしたくなってくる。Ray Charlesの名曲「HIT THE ROAD JACK」のカヴァーも秀逸。THE BAWDIESの持つエンタテインメント性、AIのシンガーとしての力量をこれでもかと見せ付ける、エネルギッシュなシングルだ。(沖 さやこ)
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THE BAWDIES
JUST BE COOL
THE BAWDIESの勢いは留まることを知らない。現在バンドは怒涛のツアー中、にもかかわらずまさかのニューシングルのリリース。さらにHOT、HOTと言って来たバンドがまさかの"JUST BE COOL"というタイトル。いったいどうなっているんだ!?と思いながら音源を聴いてみると、なるほど納得。ソウル・ミュージックのループ感をTHE BAWDIES流に解釈した素晴らしい楽曲に仕上がっていた。Track.2には7月5日下北沢SHELTERで行われた「THERE'S NO TURNING BACK」TOUR FINALのプレミア音源を収録。これがまたベスト盤か!?というようなTHE BAWDIESの代表曲が収録されている。どちらにせよ、内容、ヴォリュームともに申し分のない一枚。(西浦 雅人)
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THE BAWDIES
THERE'S NO TURNIN' BACK
前作『THIS IS MY STORY』でTHE BAWDIESがただのルーツ・バンドなどではないと提示した後で、彼らがどう進むのかと思っていたが、ここまで幅広い音楽性をパッケージしたアルバムになるとは思っていなかった。痛快なシングル「HOT DOG」のようなロックンロールから、「I WANT YOU TO THANK YOU」といった驚くほどのポップ・ソングまで、これまでのTHE BAWDIESとは違う振れ幅を披露している。しかし、インタビューでも語ってくれたように、そこには変な力みなどなく、あくまで自然体で楽しんだ結果生まれたフレッシュな感覚が詰まっている。ROY のシャウトも凄まじく、これまでのTHE BAWDIESのロックンロールというイメージをさらに強固に塗り替える一枚。(佐々木 健治)
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THE BAWDIES
IT'S TOO LATE
『THIS IS MY STORY』で、それまでのルーツ・ミュージックからさらに前進したTHE BAWDIES 独自のサウンドを鳴らした彼等が、メジャー・ファーストシングルとなる『IT'S TOO LATE』をリリースする。音の質感は『THIS IS MY STORY』と同じくモダンなもの。その音は、うねりをあげるギター・フレーズが印象的な痛快なロックンロール。まさに、インタビューでも語られる通り、ルーツ・ミュージックの枠組みでは説明することのできない、独自のスタイルを獲得したことをはっきりと示す楽曲だ。カップリングは、今年のツアー・ファイナルの模様を収録したライヴ・ヴァージョン。そのエネルギッシュなライヴを疑似体験できる内容となっている。(佐々木 健治)
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THE BAWDIES
This Is My Story
50~60'sのロックンロールへの憧れだけでは到底太刀打ちできない、「本物」のグルーヴに満ちたTHE BAWDIESの登場は、黒船来航さながらだった。当時のレコードから飛び出してきたかのような、ソウルフルなヴォーカルや跳ね回るリズムは、海外からスタイルだけを拝借するような日本のバンドが持つ、ある種のカッコ悪さを炙り出した。 真の意味での1stアルバムだ、とメンバーが口を揃えて語る本作は、ルーツ・ミュージックの飽くなき探求を進めてきたTHE BAWDIESが、いよいよ本格的にオリジナリティーを開拓した傑作である。モータウン的だったりモダンR&B的だったり、多様さを増した楽曲の中に見え隠れするのは、THE BAWDIESならではのポップ感覚。懐古主義なんて言葉から遠く離れた未来のポップ・シーンに、この音は鳴っている。(榎山 朝彦)
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[Alexandros](ex-[Champagne])
Run Away / Oblivion
4作目のアルバム『Me No Do Karate.』をひっさげ、ツアーを続けている[Champagne]が早くもニュー・シングルをリリース。ピアノのループが印象的な「Run Away」はライヴのハイライトを飾る「Starrrrrrr」直系のダンサブルなグルーヴをアップテンポでアピールしつつ、新たなアンセム誕生を印象づける。「Oblivion」はU2を思わせる序盤から徐々にテンポを上げ、[Champagne]節に展開する流れに溜飲が下がる。ともにアルバムからのさらなる前進を思わせるが、そういう曲をツアー中に作り上げてしまったところにバンドの著しい成長を読み取ることも可能だろう。その他、アルバムからのリカット「Rise」に加え、バンドの遊び心があふれるサーフ・パンク・ナンバー「Paint Your Socks Into Pink」の全4曲を収録。シングルとは言え、聴きごたえは満点だ。(山口 智男)
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[Alexandros](ex-[Champagne])
Me No Do Karate.
海外のトップ・バンドが狭義のジャンルに収束していないことや、時にはR&Bなどトップ・トレンドを放ち続けるアーティストがロックよりよほどエッジーだったりすることは往々にしてある。日本のバンド・シーンが細分化してスキル・アップするのももちろんいいけれど、このアルバムはそこで勝負していない。いいメロディがあり、時に大仰なアレンジがあり、しかも楽器の音の分離は最高。冒頭からドラマティックな高揚感が押し寄せる「Rise」から、怒涛のツーバス、トリッキーな曲展開がジェットコースター級のスリルを生む「Kick&Spin」は激流級のカタルシス。メロディの強さに浸りたくなる「Forever Young」「Travel」の流れは、今なかなか得がたい普遍的な輝き。それをベタに聴かせない音作りとビートの勝利!(石角 友香)
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[Alexandros](ex-[Champagne])
Kill Me If You Can
今年4月にリリースされた3rdアルバム『Schwarzene gger』から、生産限定でシングル・リカット。"この曲はアルバムの中で一番言いたかったこと"と川上洋平はインタヴューでも言っていたが、シングルとしてこの曲を改めて聴いて、その言葉の意味を痛感した。サウンド、ヴォーカル共に緊張感と気魄が炸裂。"殺れるもんなら殺ってみろ"――並々ならぬ覚悟がなければ言えない台詞だ。勢いを増し続ける彼らに相応しい。2ndアルバム『I Wanna Go To Hawaii.』に収録されるはずだった未発表曲「Waterdrop」、PRIMAL SCREAMのカヴァー「Accelerator」、疾走感のあるインスト・ナンバー「Busy Dragon Playing」を含む計4曲を収録。(沖 さやこ)
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[Alexandros](ex-[Champagne])
Schwarzenegger
"俺たちの音を聴け"――鳴らされる音の細部まで、ひたすらにそう咆えている。それは勿論絶対的な自信から来るものでもあるが、それと同時に"悔しい"という感情から巻き起こる衝動でもある。音楽に向かい合う時間が格段に増えた[Champagne]はより音楽的欲求が高まり、尖りを増した。人間の血潮、汗、泥臭さをも隠さず吐き出される感情。研ぎ澄まされた覚悟と本気に、脳天をブチ抜かれたような感覚だ。ロックに溶けるジャジーな音やサンバ調のリズムなどバラエティに富んだアレンジ、入り乱れる日本語と英語、落ち着くこともなく世界中を飛び回るような威力が襲い掛かる。そんな本能的な音像に触れていると、自然と心が大きく解き放たれてゆく。待ち受ける困難に立ち向かう勇気を与える全13曲。(沖 さやこ)
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[Alexandros](ex-[Champagne])
spy
12月にリリースされるバラードは甘いラヴ・ソング、という常識を覆す。タイトル曲「spy」はサラリーマンを経験しながらバンド活動をしていた川上洋平(Vo&Gt)の心情と葛藤を歌ったロック・バラードだ。粉雪のように柔らかいストリングスと、鋭さを内包するバンド・サウンドが作り上げるスケール感は、鳥が羽ばたくように優雅で、胸を突き刺すように切々としている。ふとした瞬間に誰しもが頭を過る"もしあのときこうしていたらどんな人生だったんだろう"――。想像を膨らませた後に現在の自分を見たとき"こっちに来たことは間違ってなかったよ"と笑ってくれるような優しい曲だ。"我が人生に悔いはない"胸を張って真っ直ぐそう歌う彼の清々しさは、青空のように雄大で美しい。(沖 さやこ)
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[Alexandros](ex-[Champagne])
I Wanna Go To Hawaii.
「このアルバムのタイトルってなんだろう?」って思った人もいるのではないだろうか?ボーカル川上本人曰く、アルバムのタイトルだけじゃなく、歌詞についても全く意味がないと強調しているそうだ。確かにそうかもしれない。何故なら全曲の歌詞全てがノンフィクションなのだ。特にtrack.3の「Rocknrolla!」なんて自己紹介飛び越えて己の人生暴露状態。そして前作からアルバムの雰囲気もガラリと変わって、骨太ロックを炸裂させながら、リズムを急変させて楽曲の印象を変化させている。ラスト曲の「サテライト」はしっとり切ないバラード。サビ部分の伸びやかなファルセットが美しい。柔軟性を感じさせながら、しっかりとした1 本の芯があるアルバムだ。(成田 早那)
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[Alexandros](ex-[Champagne])
You're So Sweet & I Love You
前作のシングル『City』から約4カ月ぶりとなる2ndシングル『You're So Sweet & I Love You』は、メロディアスでありながら力強いギター音と、弾けるようなポップサウンドに懐かしさと新しさ覚えた。そして今回歌詞は、ほぼ英詞でサビの部分が日本語という構成だ。ちょっとだけ捻くれた部分と、素直な閃きが入り混じっていて面白い。実はタイトルだけみた時に、ラブソングなのかな?と思って聴いてみたら、いやいやそんな単純じゃなかったです。なんだかガツンと全身に衝撃が走りました。Track2は、壮快で心地よいロックナンバー。ライヴで盛り上がるのは間違いなし!バンドとして確かな成長が伺える1枚である。(成田 早那)
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[Alexandros](ex-[Champagne])
City
今年1月に1stアルバム『Where's My Potato?』をリリースして以来、怒涛の勢いで数々のフェスやイベントに参加したりと、今話題の新人4人組ロックバンド[Champagne] から待望のニューシングル『city』が到着!実は路上ライヴ時代からあった曲とのこと。今回歌詞もほぼ日本語で書かれていて、慎重に言葉を選び時間をかけて完成させたのが伝わってきた。切ないメロディと疾走感溢れるサウンドに、ボーカルの川上が音楽で生きていくことの事実やココロの叫びなど、自分自身に向けて歌っているのも印象的。またTrack.2 とTrack.3 はOASIS 好きな人は必聴!特にTrack.3 の「美術館」は聴いた後「兄貴~!」って言いたくなってしまうはず!(成田 早那)
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the telephones
Come on!!!
ライヴへの厳しい制限があった最中に会場限定CDを販売するなど、コロナ禍でも挑み続け"バカみたいに踊れる空間"を届けてきたテレフォンズの集大成的アルバムが完成。世の中のピリついたムードに反し、英語でのダラっとした会話から「Adventure Time」が始まると、次第に悩みや邪念は消え去り、ひたすら音楽に没頭しろと歌う「Feel bad」に後押しされ、気づけば何も考えずダンサブルなビートに身をゆだねている自分がいる。今までとはひと味違うサウンドがきらめく「Yellow Panda」やチャイナ感漂うクセの強い1曲「Whoa cha」など、中毒性抜群の楽曲が空っぽになった頭をぐるぐる回って離れない。息の詰まる日々から"Come on!!!"と誘い出し、非日常な世界へと導く渾身のダンス・ナンバー10曲。(中尾 佳奈)
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the telephones
NEW!
2018年よりライヴを中心に活動を再開していたthe telephonesが、約5年ぶりにリリースするフル・アルバム。今やそれぞれ他にも活動の場を持っている4人。全体的に曲の自由度が上がっている(「New Phase」は特に実験的)のは各々の度量が大きくなったからと思われるが、そのうえで、バンドの根底にあるUKロックからの影響が滲み出てきている点が興味深い。歌詞でも、プリミティヴな気持ちを大切にしつつ、新たな世界へ挑む姿勢が綴られている。それにしてもダンス・チューンをずっと演奏してきたバンドだけに、どの曲も気持ち良すぎるし、リズムのメリハリのつけ方がそこらのバンドとは全然違う。お家芸を正面切って披露する頼もしさも5年で腹を括れたからか。(蜂須賀 ちなみ)
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the telephones
Don't Stop The Move, Keep On Dancing!!!
9月にはPOLYSICSとヨーロッパ・ツアーを行ったthe telephones。彼らと言えば"DISCO!!""踊れるロック"というイメージが真っ先に浮かぶが、基盤にあるのは踊れるロックの奥にあるUKロックからの影響だ。"DISCOの向こう側"へ我々を連れていってくれた彼らが今回突きつけてくれたのはバンドの根幹とも言えるその部分。曲名だけ見るとゴキゲンなナンバーだが、シリアスに鳴り響くシンセ、若干の倦怠感を醸し物悲しく鳴り響くギターは時折牙を剥き、空間を繋ぐベースもクールに響く。なのに思わず踊り出したくなる、歌い出したくなる、という美しい矛盾の手ほどきはまさしくDISCOを凌駕するスケール感だ。キャリアを重ねるごとに前進し続けるthe telephonesの現在位置を見せつける。(沖 さやこ)
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the telephones
Laugh,Cry,Sing...And Dance!!!
音楽への感謝という切実な思いを"踊るロック"に昇華していたテレフォンズが、いよいよ"踊るロック"からも自由になったことで、よりロックの自由を手に入れた。シングル以上にブッといグルーヴで聴かせる「Keep Your DISCO!!!」、AIR JAMリスナー世代若手代表的なファストな8ビート「Pa Pa Pa La Pa」、和テイストと汎アジアっぽいメロディの「Odoru〜朝が来ても〜」の新ヴァーション、はやりのシンセ・ポップの1枚上をいく「90's Drama Life」、そしてドラムのセイジの歌の初出しも嬉しい「Four Guys From Saitama City」などなど、メンバー4人の笑顔、バンドの状態の良さがダイレクトに伝わる全12曲。これまでの石毛の美意識が"泣きながら踊る"なら、今は"笑い泣きしながら踊る"イメージだ。 (石角 友香)
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石毛輝
My Melody (Diary Of Life)
the telephonesのフロント・マンにしてコンポーザーでもある石毛 輝の、前作から約1年半ぶりのセカンド・アルバムが完成した。ヴォーカル、ギター、ベース、ドラム、ピアノ、シンセ等全てを手掛ける才能にも脱帽するが、何よりもメロディ・センスが素晴らしい。歌声は味付け程度に抑えられていて、主役はとにかく音。電子音と生楽器とのバランスが絶妙で、とても耳触りが良い。自ら録音したという自然音も随所で聴こえてきて、神秘的で癒しの効果を生み出している。クラシック・ミュージックのメロディの一節が流れてくるのも印象に残るが、あくまで楽曲の一部として上手く融合されているのがとても効果的だ。もっと聴いていたいと思わせるほどに良い意味であっさりと聴き終われるので、the telephonesが苦手という人にもぜひ聴いてほしい作品。(石塚 麻美)
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石毛輝
from my bed room
石毛輝といえば、髪を振り乱してつんざく高音のシャウト!the telephonesでは、フロアをかき乱す底抜けにハッピーなサウンドとは裏腹に、諦めや嫌世感を含んだ言葉を吐き捨てる。対照的に個人としての"石毛輝"による本作は、より柔和で主観的な内面が滲み出ている。トライバルなサウンドが広がる「Machu Pichu」に始まり、まさにタイトル通りの内省的な感情世界が展開されていく。キラキラとチープでアッパーなサウンドと、シンプルでアンニュイな作りの音がふわふわと重なり合い、明け透けに率直な歌詞が独特な厚みを生む。攻撃的で圧倒的な立ち振る舞いを見せるthe telephonesと、その影で守られてきたナイーブな少年の姿。the telrphonesで見せる闇と石毛輝の光。この二つは相反するようで、密接に結びついている。圧倒的なカリスマがふとした瞬間に見せる素顔。そこに人は惹かれるのだ。(山田 美央)
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the telephones
We Love Telephones!!!
とにかく「現時点でのthe telephones の持ち球全部見せました!」な豪華盤。ここには彼らが過去作で掲げてきたデカイ言葉の全てが当てはまる。「LoveとDISCO」があるし、「DANCE FLOOR MONSTERS」にも成り得る。何よりも、ナカコーの手によって彼らのロマンティックが全開となった『A.B.C.D.e.p.』でみせた、the telephones的涙線刺激ポイントが冴えまくっている。ここでいう涙線が刺激されるとは、疼くことであり、徐々に高ぶっていくということ。もうここにあるのは「CLASHED MIRROR BALL」という破壊的狂喜乱舞ではない。パンクの破壊力と常にマックスのテンションで、フロアを盛り上げ倒すだけではないのだ(勿論、彼らにはそれは不可欠であるが)。彼らはようやくミラーボールを回しだした。叫ぶのでなくシンガロングを、モッシュでもダイブでなくダンスを、ということ。(島根 希実)
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the telephones
A.B.C.D.e.p.
快進撃を続けるthe telephonesから元SUPERCARそしてご存知iLLとしても活躍するナカコー初プロデュースによるニューEPが届いた。本来のthe telephonesが持つアグレッシヴさやポップな感性はそのままに、サウンドがグッと引き締まっており且つとてもロマンティックな仕上がりだ。また音の輪郭がはっきりとしておりダンス・ミュージックとし捉えても完成度が高い。ナカコー初プロデュースという事も驚きだったが、この組み合わせは面白いしとてもいい化学反応を生み出したことに違いない。2009年もツアー、リリースと駆け抜けた彼らだがまだまだ勢いは止まらない。来月にはセルフ・プロデュースによるEPもリリース。この次作EPは生楽器を多用したものになるとのこと。こちらも楽しみだ。(遠藤 孝行)
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the telephones
Dance Floor Monsters
2008年、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで、トップ・シーンまで駆け上がったTHE TELEPHONESがついにメジャー1stフルアルバムを発表。インディ時代の代表曲「Urban Disco」「HABANERO」を加えたこのアルバムは今年の日本のロック・シーンを代表する一枚になるだろう。ミラーボールとディスコをキーワードに、80'sシンセ・サウンドと切れのあるラウドなギターが暴れまわり、石毛輝のハイトーン・ヴォーカルは、シンプルだが、とても大切な言葉を僕たちに投げかける。凄まじい熱量が詰め込まれた、新たなポップ・スタンダード。Dance Floorを狂喜の笑顔で満たす「THE TELEPHONESの夏」がやってくる。(遠藤 孝行)
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ストレイテナー
Next Chapter EP
たゆまぬ挑戦と進化を続ける者だけが拓ける次章。秋風を纏った退廃的で美しい世界観の1曲目「メタセコイアと月」は、スケール感溢れるシューゲイザーで早速新鮮な音像を聴かせる。またMY BLOODY VALENTINEを思わせるタイトルの全編英語詞曲「My Rainy Valentine」でも空間系のギターが炸裂。そこから雨雲がすっと消え晴れるような「Next Chapter」は、眩い未来感のある洗練されたサウンドに。音楽の力を信じ世界平和を願う希望の歌が、繰り返される過ちから抜け出し、争いのない次なる時代へと導く。そして最後は、インディーズ時代の名曲「走る岩」を4人編成で拡張させた。結成27年を経てもなお、まだまだ新たな面を見せバンドの今を鳴らす全4曲。(中尾 佳奈)
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ストレイテナー
Braver
昨年10月より、バンド結成20周年/メジャー・デビュー15周年のアニバーサリー・イヤーとして、リリースやツアーなど様々な形で精力的に発信してきたストレイテナー。そんな彼らが、7月より放送開始したTVアニメ"アンゴルモア元寇合戦記"のOPテーマを書き下ろした。その名も"Braver"。大陸の覇者であるモンゴル帝国の襲来に立ち向かう、対馬の兵士を描いた物語に相応しく、前向きで力強いナンバーだ。エモーショナルなピアノの旋律からは、根底にある悲哀や乗り越えてきた涙が見えるし、ズシリとくるリズム・パートは歩みを止めない勇気、あるいは命の音か。ホリエアツシ(Vo/Gt/Pf)が長崎出身ということもあり、同作と自身のバンドとしての闘いを重ね合わせた、その絶妙な化学反応が深い世界観を示している。(山本 真由)
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ストレイテナー
Future Soundtrack
結成20周年、メジャー・デビュー15周年、現在の4人になって10年。閉塞感や同調圧力に押しつぶされそうな現在に、ニヒリズムの欠片もなく、人間の心根にある愛を呼び覚ますような作品を完成させたことに感謝したい。序盤、スローなBPMと選び抜かれた少ない音数の「Future Dance」、歌詞の符割りやビートにダブステップからのリファレンスを感じる「タイムリープ」などで新鮮なリズムへのアプローチを実感。暖かくて身近な恋愛や、他者への感情が瑞々しい「Boy Friend」、秦 基博との共作「灯り」や「もうすぐきみの名前を呼ぶ」の心洗われる響きも、今の彼らだからリラックスして表現できる内容なのかもしれない。キャリアを重ねるほど音楽的な自由を獲得し柔軟になる。日本のバンドが切り拓く新境地。(石角 友香)
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V.A.
PAUSE~STRAIGHTENER Tribute Album~
すでにiTunesチャート1位を獲得するなど、各所で高い評価を得ている本作。ASIANKUNG-FU GENERATION、ACIDMAN、THE BACK HORN、MONOEYESら、同世代で約20年をともに戦い抜いてきたバンドはオリジナルに近いアレンジで消化。また後輩であるgo!go!vanillasは定番曲「KILLER TUNE」をカントリー&ロカなニュアンスでガラッと変貌させ、原曲の持つ色気をヴォーカルの牧 達弥が表現しているのが頼もしいし、My Hair is Badもこれまた定番曲「REMINDER」のBPMを高速化し、Aメロの歌詞に椎木知仁(Gt/Vo)お得意の吐き出すような言葉の弾丸を歌詞として追加し、成立させているのも見事。テナーのファンであるほど、参加者の愛情を感じられる素晴らしい解釈の集合体だ。(石角 友香)
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ストレイテナー
COLD DISC
結成18年目を迎えるストレイテナー、シングル4曲を含めた9枚目。アコースティック・アルバム、ベスト盤を経た前作『Behind The Scene』を踏まえ、辿り着いた今作は、"どんなアプローチでも自分の音楽になる"という自負を携えた、闇や悩みのない快活な曲が揃った。「原色」、「シーグラス」の冒頭2曲に代表される"ホリエ印"とも言える地底から突き上げるようなメロディには、現体制になって初のアルバムである『NEXUS』(2009年リリース)を思わせる全方位に向けた強度がある。一方で現代ディスコ・サウンドのフォーマットに則った「Alternative Dancer」や、ラストの「覚星」ではチルウェイヴ/ドリーム・ポップへの視座を見せるなど、新たな一面も十分だが、すべて日本のロック・バンドとして耐久性のあるサウンドへ帰着させている点が頼もしい。(峯 大貴)
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ストレイテナー
Behind The Scene
幕開きから新たなフェイズに思いっきり覚醒させられる。"悲しくも美しい世界"から"クソったれ新世界"(「Asshole New World」)の中をタフに生きる今のストレイテナーの狼煙が上がる。そして高いスキルとアンサンブルを高め、研ぎ澄ませながらも難解さを纏わないのはこのバンドの意志とも受け取れる。パッと聴き90年代から続くオルタナティヴ・バンドのベーシックなコード感やアレンジでありながら、そこここに未来を感じさせる高等戦術こそがストレイテナーの本懐なのだろう。「The World Record」など序盤で疾走し、架空の都市にワープするような曲群を経て、ホリエアツシのメロディのイマジネーションが際立つ「翌る日のピエロ」など聴き手の深いところへ降りてゆく楽曲まで。豊富になった語彙が紡ぐSF的な世界観にも注目。(石角 友香)
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V.A.
NANO-MUGEN COMPILATION 2014
このコンピの充実度は毎年計り知れないが、今回はASIANKUNG-FU GENERATIONの新曲「スタンダード」を聴くだけでも相当、価値ある1枚。ゴッチ自身が"これは先の都知事選についての歌"と明言しているが、何も変わらないと諦めたら非難の対象と同化してしまう。愚直なまでに続けること、そしてバンドのイメージを引き受けるとはどういうことか?まで応えた1曲だ。文字数の半分をAKG新曲に費やしてしまったが、今年はユニコーンやスカパラなどベテランから、KANA-BOON、グッドモーニングアメリカら新鋭、くるりやストレイテナーらAKG同世代まで縦横無尽な出演者が揃うわけで、このコンピも自ずとその厚みや充実感を体感できる。お得感で言えばくるりの未音源化楽曲や、ストレイテナーの新曲収録も嬉しい。(石角 友香)
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ストレイテナー
ETERNAL ROCK BAND -21st CENTURY ROCK BAND TOUR 2013-
2013年にメジャー・デビュー10周年を記念して開催された47都道府県ツアー"21st CENTURY ROCK BAND TOUR"のライヴ&ドキュメンタリーDVD。メンバーが撮影した映像も多く含まれ、約7ヶ月に渡る全52公演の様子が2枚のディスクで堪能できる。ライヴ映像だけでなく楽屋やその土地土地での観光の様子、ツアーの合間に行われたMV撮影の様子なども収録しており、見ている側もバンドのクルーになり共に旅をしているような感覚だ。セミ・ファイナル新木場STUDIO COASTでの選りすぐりのライヴ映像は、熟練した硬派なパフォーマンスに魅了される。日本全国どの箇所でも4人を迎えたのは、満面の笑みのファンたち。バンドが強く愛され続けていることを再確認した。(沖 さやこ)
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ストレイテナー
Resplendent
デビュー10周年の全都道府県ツアーを折り返したストレイテナーから届いた新しい作品には、タイトルが意味する"輝き、まばゆさ"を、2013年の今、解釈した音像やテーマが溢れている。ギター・リフとベース・ラインがチェイスするイントロが、旅の最中にいるような「シンデレラソング」。未だ真夏の季節にあって厳冬の風に向かうような音像が彼ららしい。他にもテナー節炸裂なアンサンブルに、間接的な表現だが、まだ何も解決していない3.11以降の現実をなきものにしようとする風潮への怒りが滲む「SCARLET STARLET」、ホリエのトーキング・スタイルのヴォーカルや日向のスラップも新しい骨組みで構築され、架空の民族のトライヴァル・ミュージックを想起させる「BLACK DYED」など全5曲。タフに目を開けて空想するテナーの新境地。 (石角 友香)
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ストレイテナー
SOFT
ストレイテナー初となるアコースティック・アルバム。2012年3月に行ったライヴ・レコーディング楽曲に加え、スタジオ録音の楽曲を収録している。テナーをずっと聴き続けてきたコアなファンはもちろん、そうではないライトなリスナーにも聴きやすいシンプルなアレンジに仕上がっている。アコースティックになって更に際立つのはやはり透き通って伸びやかなホリエアツシの歌声だ。わざわざ素晴らしい彼の声については特記しなくてもとも思うのだが、やっぱり聴いてしまったら書かずにはいられない。リリース順に並べられた楽曲。最前線で活動し続けてきたバンドだからこそのライヴ・レコーディングとは思えないほどのクオリティ。デビュー10周年を目前にして築き上げられた、もう1つのテナーの歴史を楽しんでほしい。(石井 理紗子)
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ピエール中野
Chaotic Vibes Orchestra
凛として時雨のドラマー、ピエール中野のぶっ飛んだソロ・プロジェクトをまとめたミニ・アルバム。DJしながら曲に合わせてドラムを叩くという大技でフェスやイベントを賑わせてきたが、今作は20人のドラマーにシンガー、ORIGAによる壮大な曲から、インプロ・ユニット、カオティック・スピードキングの「SORA」(ゲストVo.KYONO)の初音源化、Perfumeの「チョコレイト・ディスコ」を大森靖子、ミト(クラムボン)、滝善充(9mm Parabellum Bullet)と人力カヴァー、音楽クリエイター牛尾憲輔(agraph)とのタッグによるエクスペリメンタルな曲に、下世話ネタ全開のDJユニット玉筋クールJ太郎という剛柔(?)取り揃った内容。自由だなこの人はと、関心したり嘆息したり、ピエール中野という人のカオスの一端を覗く感覚。(吉羽 さおり)
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凛として時雨
Lost God of SASORI
過去作と並べても毒々しいアートワークと、"SASORI"を冠したタイトル通り、攻撃的なEPが到着。"Loop"や"狼"等アニメの世界に沿ったフレーズがちりばめられたTVアニメ"グノーシア"EDテーマ「Loo% Who%」をはじめ、ロンドンで制作したという4曲を収録した。なぜテーマがサソリなのか現状言及はされていないが、死や生命に思いを巡らせたりもする自己犠牲的な言葉たちが、宮沢賢治"銀河鉄道の夜"の悲しくも尊いサソリのワンシーンを彷彿させ、そのアグレッシヴなだけではないシリアスさに幸せを祈る想いも感じてしまう。音はもちろん、一曲一曲で描かれる感情も重厚且つ複雑で、たった4曲でもいい意味での疲労感を覚える程の凄まじい聴き応え。(稲垣 遥)
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凛として時雨
last aurorally
TK(Vo/Gt)には自身と345(Vo/Ba)、ピエール中野(Dr)だけで作れ、且つ自分のギター・サウンドに劇的な発明がない限り、凛として時雨の新作を作る理由がなかったのだろう。故に約5年ぶりのこのオリジナル・アルバムは、どこを切っても時雨のストイックな狂気と正気のせめぎ合いのアップデート"しか"ない。Track.1で明快に聴こえる歌詞にこれまでを超えてきた確信を得、畳み掛けるようにTrack.4まで、"このカオスから逃げ切れるのか?"という音が作る迷宮、壮絶な体感に投げ出される。"劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE"主題歌でもあるTrack.6は、"自分でありたい"VS"自分を超えたい"という感情の相克を、映画を1本見せるようなカロリーで展開。またも時雨は3ピースの限界を超えた。(石角 友香)
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凛として時雨
Perfake Perfect
熱狂的なファンも多いSF作品"PSYCHO-PASS"シリーズのオリジナル舞台作"Virtue and Vice 2"の主題歌として、凛として時雨が書き下ろした新曲がこちら。2019年公演の前作に続いての楽曲提供となるが、テレビ・シリーズや劇場版の主題歌も担当してきたことから、"PSYCHO-PASSと言えば時雨"と思っているファンは多いはず。それだけPPの世界観と彼らの楽曲の親和性は高い。スリリングで知的で、残酷で美しい、そんなPP×時雨の魅力をこの新曲「Perfake Perfect」でも存分に味わうことができる。もちろん舞台関係なしに楽曲を聴いても、その濃密で中毒性のあるサウンドは素晴らしいが、音圧に押しつぶされそうな轟音を劇場で体感できた人はラッキーだ。(山本 真由)
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凛として時雨
Neighbormind / laser beamer
映画"スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム"日本語吹替版、そして"舞台 PSYCHOPASS サイコパス Virtue and Vice"の主題歌という大型タイアップも話題の、凛として時雨ニュー・シングル。「Neighbormind」は、"アベンジャーズ/エンドゲーム"からの流れを汲むスパイダーマン最新作の主人公の苦悩や試練がモチーフとなっているようで、息の詰まるような激しいスクリームや、複雑に各パートが絡み合うサウンドでそれが表現されている。また「laser beamer」では、ディストピア的な世界観が、中毒性のあるリフと崩壊寸前まで緊迫したテンションによく表れている。改めて、凛として時雨とSFアクションとの相性の良さがよくわかる2曲が揃った。(山本 真由)
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凛として時雨
#5
前作『i'mperfect』から約5年ぶりのフル・アルバム。この間のシングルは直近の「DIE meets HARD」しか収録しない潔さ。思うにTK(Vo/Gt)は、細密画を常人には判断できないレベルで描き込んでいくような、あるいは刃物の切れ味を実現する薄さと物理的な強度をせめぎ合いながら研いでいるような、アートと職人的なメンタルを行き来している。つまり、時雨の核は不変なのだ。それでもソロのフィードバックもあるのか、歌声はクリアに。さらに変幻自在に空間を歪ませたり、膨張/収縮させたりし得るエフェクト類の緻密な組み合わせや、1曲1曲で描く世界観の解像度は未曾有の領域へ。特に、音像から得られる空間の狭さや広さの体感は、3D映画を陳腐に感じるほどリアル。崩壊や陶酔の感情に温度がある。(石角 友香)
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凛として時雨
es or s
時雨初の海外レコーディングは、TKがソロの弾き語りに挑戦する前に訪れたベルリンの、しかもスタジオはDavid BowieとBrian Enoのいわゆる"ベルリン三部作"などで著名なハンザ・スタジオである。これがもうTrack.1「SOSOS」のどアタマから音が太いし、空間のナマ感がこれまでと違う。不思議な話だが、密室性の高い世界観だとどこかで思い込んでいたTKが描く世界が、実はもともとそうじゃなかったのでは?と思わせるほど新鮮な聴感を得られる。他にも遅めのBPMでダンサブルな曲もあれば、ストレートにディストーショナブルな8ビートの曲もあるという意外性、そしてその解釈のオリジナリティにも驚く。超絶的な構成や変則リズムより音そのものの鳴りと言葉のチョイスに新境地を見るミニ・アルバム。(石角 友香)
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凛として時雨
Best of Tornado
凛として時雨というバンドの出現によって、カタルシスというものが内包するポピュラリティが更新されたことをこのバンド初のベスト・アルバムを通して聴くことで実感している。恐怖や不安、美しさへの憧憬。3ピース・バンドの定石を覆す音楽的というより映像や体感を音楽化するようなアレンジ。しかしそれは必ずピークに向かい快感原則に則って想像を突破する。もう何百回聴いたか知れない「Telecastic fake show」や「JPOP Xfile」の中毒性の高さが冒頭の印象の紛れもない回答だ。しかしまるでオリジナル・アルバムのよう。昨年世に出たばかりの「Enigmatic Feeling」もTKがバンドのために初めて書き下ろした「鮮やかな殺人」も(他にも3曲)"2015 mix"としてミックスし直した判断にTKの明晰さを見る。(石角 友香)
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凛として時雨
Enigmatic Feeling
TK、345、ピエール中野それぞれが充実したバンド外活動でアーティストとしての自己に向き合いここにリブート。アルバム『i'mperfect』以来、約1年7ヶ月ぶりとなる新作はすでにタイトル・チューンは"PSYCHO-PASS サイコパス2"のオープニング・テーマとしてオンエア中だ。今回は前回のシングル「abnormalize」でタッグを組んだエンジニアの高山徹がミックスのみならず録音にも関わったことで、より3人の音の輪郭の強度が増した印象。特に中野のジャズともマス・ロックとも取れるスキルとイマジネーションに満ちたフレージングがアンサンブルの"エニグマティック=謎の"感を拡張。c/wの「Dynamite Nonsense」ともども極限まで研ぎすました"硬質な熱"という時雨ならではのアンビバレンツをアップデートしている。(石角 友香)
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TK from 凛として時雨
Fantastic Magic
偏見や先入観の型に嵌められることは拒絶するが、自分でも測りかねない自分というものをわかってもらいたい、人間誰しも思うことではないだろうか。そういう意味でこれまでになく"人間・TK"が曝け出された作品。日向秀和、BOBOとヴァイオリン、ピアノとの五重奏は、タイトル・チューンや「kalei de scope」で破壊的までに高速回転しながらも、シンプルなアンサンブルの頂点に到達。一方、TKのピアノと歌のみの「tokio」やCharaがゲスト・ヴォーカルで参加した「Shinkiro」では、TKのジャンルや性別、年齢といった属性の希薄な声が、むしろそれこそ蜃気楼のような今、現在の不確実性を浮かび上がらせる。シンセ・ポップ的なサウンドでロックの衝動を示唆する「Spiral Parade」の発想も一歩踏み込んだ印象で痛快。(石角 友香)
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TK from 凛として時雨
unravel
TKソロ初のシングルはTVアニメ"東京喰種トーキョーグール"のオープニング・テーマとして書き下ろされた新曲。アニメとのコラボの必然、ソロのバンドでそのアンサンブルの精度を上げてきた、ピアノやヴァイオリンが存在する必然、弾き語りライヴの必然など、重層的な"必然"がこの1曲に結晶。歌が突出したオープニング、制御不能な情動をこれまでともまた違うギター・サウンドで、まさに自分の皮膚を突き破るような衝撃を与える間奏のソロ。それでいて聴感は繊細という無二の作品といえるだろう。カップリングの「Fu re te Fu re ru」の主旋律のキャッチーさにも軽く衝撃を受けるし、ピアノ主体の現代音楽風なインスト「Acoustic Installation」はソロ形式の習作的な楽曲。ソロの最も濃厚な面を堪能できる。(石角 友香)
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ピエール中野
Chaotic Vibes Orchestra
凛として時雨のドラマー、ピエール中野のぶっ飛んだソロ・プロジェクトをまとめたミニ・アルバム。DJしながら曲に合わせてドラムを叩くという大技でフェスやイベントを賑わせてきたが、今作は20人のドラマーにシンガー、ORIGAによる壮大な曲から、インプロ・ユニット、カオティック・スピードキングの「SORA」(ゲストVo.KYONO)の初音源化、Perfumeの「チョコレイト・ディスコ」を大森靖子、ミト(クラムボン)、滝善充(9mm Parabellum Bullet)と人力カヴァー、音楽クリエイター牛尾憲輔(agraph)とのタッグによるエクスペリメンタルな曲に、下世話ネタ全開のDJユニット玉筋クールJ太郎という剛柔(?)取り揃った内容。自由だなこの人はと、関心したり嘆息したり、ピエール中野という人のカオスの一端を覗く感覚。(吉羽 さおり)
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TK from 凛として時雨
contrast
ソロ名義初となるEPは、凛として時雨もソロも含めこれまでで最もTKの歌(声)と対峙する作品だ。元々、時雨の轟音と怒涛のアンサンブルに埋もれないメロディを突出させる手段として生まれたハイトーン・ヴォイスは、今や彼の歌の表現のスタンダードであることをこれほど表明した作品はなかった。日向秀和(Ba)、BOBO(Dr)とのセッション的なスリルに満ちたアンサンブルを基盤に、ピアノと弦楽カルテットがこれまでになく開放的なパースペクティヴを表現するタイトル・チューン「contrast」をはじめとする3曲もおのおの違う個性が屹立。しかしなんといっても今回の聴きどころは、時雨の「illusion is mine」のTKのエレピとシンセのみのミニマルなライヴテイクや初恋の嵐のアコギ弾き語りカヴァーに尽きる。 (石角 友香)
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凛として時雨
i'mperfect
改めて、凛として時雨というバンドの凄みを知るアルバムだろう。3ピース・バンドながら圧倒的な音圧と緻密な音の構築性があり、男女ツイン・ヴォーカルは高いテンションで、ヒリヒリと張りつめた緊張感を放ち、爆走する。最初から最後まで、リスナーはスリルを抱えて、彼らの音のジェット・コースターに乗り続けるほかない。今作ではその体感速度がグッと上がり、さらに生々しさを増した音に身体と心を振りまわされる。近年のTKによるミックスから、今回は外部エンジニアを迎えて共同作業した曲も多い。自身が自覚する武器と、第3者が焦点を当てブラッシュアップした武器。その両方を合わせた、最高のハイブリッド・サウンドで、エッジィなキャッチーさも、重厚サウンドの深化も果たした。まさに全方位のアルバムだ。(吉羽 さおり)
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