Japanese
THE BAWDIES
2010年03月号掲載
Writer 佐々木 健治
THE BAWDIESが昨年発表したアルバム『This Is My Story』、そしてシングル「It's Too Late」で、ルーツ・ミュージックとしてのロックンロールを、さらに今のTHE BAWDIESと言えるサウンドに変換していったわけだけが、この2010年最初のシングルでは、さらにそこにもう一度ロックンロールのエネルギーとシャウトを上乗せする形で、また新たな魅力を放っている。
THE BAWDIESほど、自分達の現在地とその先に対して、自覚的で計画的なバンドもそういない。バンドの音やスタイルの変化が、時代の潮流や突発的な化学反応によって起こることはよくあることだが、THE BAWDIESにはそういった雰囲気は全くない。音の上積みと進化に対して必然性を感じるのは、このバンドが圧倒的に自覚的だからだ。
「やっぱり最初にルーツ・ミュージックを自分達に染み付けて、土台を作るということをしないと。オリジナリティは何もないところからは絶対に生まれない。」
『This Is My Story』以前について、ROY が語っていたように、自身が進むべき方向性のアウトラインがはっきりと見えているのがTHE BAWDIESだった。
だからこそ、『This Is My Story』での変化に明確な意図が感じられたわけだし、R&Bをモダンに、そしてTHE BAWDIESにしかできない形で提示したあのアルバムすらもまた通過点でしかないことを思い知らされるシングルだ。
「Dancin' to the R&R music」という直球のメッセージを投げかける「HOT DOG」では、「It's Too Late」よりもさらにドライヴ感のある、今のTHE BAWDIESが放つエネルギーが噴出するロックンロールを披露する。
力強いドラムと軽快なギター・リフ、ROYのシャウトに、まるでFATBOY SLIMかというようなコーラスまで加わる。ここには、ルーツ・ミュージックなんて言葉は必要ない。ただ、音の向こうにしっかりとその根っこがあることは感じ取れる。聴いている側にとっては、最高に痛快なことだ。
そして、カップリングには、PRIMAL SCREAMの名曲「ROCKS」のカヴァーを収録されているが、こちらもまた今のTHE BAWDIES の曲にしてしまっている素晴らしいカヴァー。
キーを変えた以外、アレンジはかなり原曲に忠実なはずなのだが、原曲とは全く別物の荒々しいTHE BAWDIES流のロックンロールに化けている。
喉のどこから出ているのかさっぱり分からないROYのシャウトがとにかく凄まじい。その迫力に圧倒される、名カヴァーの誕生だ。
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