Japanese
THE BAWDIES
2011年06月号掲載
Writer 伊藤 洋輔
YEAAAAAAAAAH! スクリーム&シャウト! シャウト! シャウト! このファンク! ソウル! グルーヴ! そしてロッケンロール! なにからなにまで最高にご機嫌だ! 心の底から湧き立つようなこのハッピー・ヴァイブはなんだ?? 聴いてたらカラダがJBみたいになっちまったぜ! ゲロッパ! やってくれたなTHE BAWDIES!
メジャー・3rdアルバムとなる『Live The Life I Love』がついに完成した。メジャー・デビュー以降、ライヴ規模からメディア露出、そしてファン・ベースと急速にスケール・アップしてきた彼らの歩みには驚かされるが、まさにそんな進化の頂点を示す“なう”が刻み込まれた、充実の内容となっている。振り返ってみると、1stアルバムでは50~60年代R&B~ガレージ/ソウル/ファンクのルーツ指向が齎した“衝撃”があり、続く2ndアルバムではメロディアスな側面からポピュラリティを得る“飛躍”となった。そうして今作とくればどうだ、最早稀代のエンターティナーとしての“確信”が浮かび上がってくるようであり、圧倒的な自負に満ちている。“自分の人生をまず愛する”というコンセプトは、そんな意志から導き出されたのかもしれない。
軽快な50’sドゥーワップ・ソングの「ANNE」、THE BAWDIESの真骨頂とも言うべきモダン・ソウル・ミュージックなパーティー・ソング「JUST BE COOL」、まるでLittle Richardに捧げているかのような「SHOW ME UP」、ソウル・シンガーAIとのケミストリーが生んだ新境地「LOVE YOU NEED YOU」もある。
おっと、THE BLUES BROTHERS的スピリットが宿る「LOVE YOUR LIFE」も、THE BEATLES愛をハード・ロック調なギター・リフで炸裂させた「WHAT A LONELY NIGHT」も最高だ!どこを切り取ってもハイライト、全曲シングル・カット可能な勢いがある。本当に素晴らしいバンドへ成長した。ヴァーカルROYのしゃがれた黒い声といい、パワフルかつエネルギッシュな演奏といい、その真摯で直向きなルーツ指向には情熱的な説得力がある。まさに、ソウル・ミュージックとは魂の音楽である――そんな瑞々しい想いが伝わってくるのだ。彼らが熱狂的に愛される理由とはそこにあるのではないか。
最後に、オープニング・ナンバー「A NEW DAY IS COMIN’」についてふれよう。この歌は、震災直後に書かれたという。こんな歌詞だ――“さぁ、今はとにかく踊ろう 皆で僕と一緒に歌おう 僕はそれが正しい道だと信じている 立ち上がって 音楽に合わせて踊るんだ”――。音楽の力を信じている。そして、THE BAWDIESを信じている。みんなもそうだろ?
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