Japanese
[Champagne]
2012年04月号掲載
メンバー:川上 洋平(Vo&Gt)
インタビュアー:沖 さやこ
[Champagne]から約14ヶ月振りのニュー・アルバム『Schwarzenegger』が到着。今年1月はKASABIAN来日公演のオープニング・アクトに抜擢、4月からのワンマン・ツアーのファイナルはSHIBUYA-AXで開催などなど、どんどん勢いを増す彼らを象徴するパワーと自信が漲る攻撃的な作品だ。その問題作についてフロントマン川上洋平に迫った。ちなみに毎度興味深いアルバム・タイトルですが今作は"驚かせたかっただけで意味はない"とのことです(笑)。
-常に攻める、非常に自信に満ち溢れた作品だと感じました。制作はいつ頃から?
2ndアルバム『I Wanna Go To Hawaii.』が2月9日に発売したあと結構すぐにスタジオでジャムるくらいのことはやってました。今作は日課みたいな感じで曲作りが始まってったんです。今までは"アルバムが○月に発売するからそのために曲を12曲書こう、作り終わったらあとはリハーサルだ!"みたいな、モードがリリースのたびに分けられてたんです。でも今回は、勿論"3rdだね"って意識はあるんですけど、あんまり"3rdアルバムを作るぞ!"って意識はなくて。逆に言えば今回のアルバムの制作が終わってからも曲は出てきましたし。本当に毎日ちょっとずつ出てきてますね。アイティア的なものは。
-音楽を作ることが日常になっていったんですね。
そうですね。1stアルバム『Where's My Potato?』のときは俺サラリーマンで、2ndのときはバイトやってたんですね。でもやっと今回、音楽だけで生活することになって。レヴェル・アップしたからこそ見えるものってあるじゃないですか。ライヴの動員が100人から1000人、1000人から2000人になった、それで満足かって言ったらそうじゃなくて。1万人が見えてくるともっと乾いてくるんですよね。ちょっとうちらより世代の上の、ポジション的に上のバンドに近付けば近付くほど"悔しい!"感じるんですよ。近付けば近付くほど牙が出てくるというかね。だから攻撃的なアルバムになってるのかなぁと思います。
-非常にバラエティに富んだ楽曲群、性急なリズム、ビートに胸がざわざわします。作曲の手法などは変わりましたか? 心境の変化などがあった、など。
心境が変わるというよりは成長した感じですね。今回で自分たちの理想、自分たちがどうしたら恰好良くなるのか、っていうのが思い描けたというか。勿論それは以前もあったんですけど、今回はその理想も超えて"あ、いいな!"って思った新しいものをどんどんどんどんキャッチして、それを音にしちゃうっていうか。誰しもが頭の中に理想があって、それを形にするときに"これ、もしかしたらウケないかもな"とか"こんな言葉使ったら嫌われちゃうんじゃないかな"とか、考えてから形にしていくじゃないですか。今回それが少なかったんですよね。頭の中のものをまんま出せたっていうか。
-バンドの意識がそういう状態に移行出来たのは何故でしょうか。
機材買ったり音楽をする環境が整った、勉強して技術が向上したっていうところもありますよね。ずっと指弾きに拘ってたベースの磯部はが初めてピックを使ったりとか。ギターの白井もどんどん機材買って。今まで"音楽なんて勉強するモンじゃねーぜ"って思ってたんですけど、ドラムの庄村もジャズ習い始めて、俺も初めてボイトレ通ったし。こういう音を出したいな、と思ったらそれを出せるようになった。今まではライヴで出来ないものは作らないようにしようとしてたんですけど、今回は作品としていいものを作ろう、出来る限りのことをやろうと思って。鍵盤も入ってるし、ギターも4本くらい重なってるし。ライヴで再現できない部分もあるかもしれないけど、ライヴはライヴで考えようって。あとは、やっぱり......悔しいっていうところですかね。うちらはどんなバンドよりも才能があるって思ってるんだけど、演奏力や経験では負けてるんですよ。そこの近づきを今回やってったんですよね。やっと機材の使い方やノウハウが分かってきたというか。
-歌詞も、どこかの国のお芝居のような物語や、人に訴えるようなメッセージだったりが、いろんな言葉が英語と日本語でどんどん飛び込んできますよね。
昔は伝えることを避けてたんです。"こういう曲です"って説明したらそこで終わっちゃうじゃないですか。人それぞれの解釈があっていいと思うんですよね。だから解説入れるのは好きじゃないし、あったとしてもそれは自分の中に留めておきたかったんですけど、今回はほとんどの曲にメッセージ的なものを入れることを意識し始めました。1st、2ndは"バイトやめてぇ""仕事やめてぇ"っていう分かり易い悔しさがエネルギーになってたんで(笑)。今回やっとその生活手に入れて、音楽を作る、ライヴをやる意味を再確認出来たんで"俺が言いたいこと書きゃいいや"って思ったんですよね。だから"愛してくれよ!"とか"うちのバンドだけ見てくれればいい"とか(笑)、そういうのも素直に言えばいいんじゃない、って。俺が今一番言いたいことはそこだし。
-夢に向かう挑戦を歌ったものが多いのも特徴だと思います。川上さんにとって下積み時代の経験が、人生においての重要な位置になっているのでしょうか?
そうですね。なってると思いますし、今でも俺らは下積みですからね。だからそういう風な作風にならざるを得ないんですよね。3rdアルバムくらいで落ち着いたりするのかなぁと思ったらどんどん攻撃的になるし、書きたいことも乱暴になってくし。......それは目的が最終的にでかいので。俺本当にグラストンベリー・フェスティヴァル(※1970年から行われているイギリスの大規模野外ロック・フェス)に出るってことだけなんですよ、やりたいことって。本当に徐々にですけどその夢に近付いてはいるので、更に乾きますよね。勝負始まっちゃったら......ね。やるしかないんで。
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