Japanese
凛として時雨
2013年04月号掲載
メンバー:TK (Vo/Gt) 345 (Vo/Ba) ピエール中野 (Dr)
インタビュアー:吉羽 さおり
前作から約2年半、凛として時雨のニュー・アルバム『i'mperfect』が完成した。ノイジーな爆音のなかに憂いがあり、分厚い音の塊でいながら繊細でもある、そういった相反するものを内包した凛として時雨らしさはもちろん、今作でより打ち出されたのは3ピースのバンドとしてのソリッドさだ。音、言葉、アンサンブルの呼吸が、じつに生々しく迫りくる。外部エンジニアによるミックス曲も多く、新鮮な音の鳴りが楽しめる作品でもあるが、改めて3人の個性、凛として時雨というバンドの面白さが際立ったアルバム。その制作の背景を訊いた。
-サウンド・テーマはあったのでしょうか。
TK:前回のアルバムや、その後の自分のソロの作品で、究極に音を足したり、逆に引いたりとかっていう作業の中で、カラフルな感じで音像を作れたので。次に時雨でやるときには、より3人が出している音っていうのを究極に突き詰めた形で作品を作れたらいいなっていうのは漠然とあって。曲の作り方だったりプロセスはあまり変わっていないんですけど、ソロとかを経て、より3人っていう部分を押し出せればなっていうのは、最初になんとなくありましたね。
-ソロでやって改めてバンドに帰って3人でやってみるというのは、感触が違いましたか。
TK:当然、ソロとは違います。ソロをやることによって、自分の中での棲み分けみたいなものがはっきりできたんですよね。今までは、全部のものを時雨で表現しようとしていたんですけど、その中では3人だと難しいものもあった。でもそこが、すっとはがれ落ちたような感じがしたので。より向き合う方向が、いつもより明確に見えたところはありましたね。
-中野さんはどうですか、前作から約2年半で、いろんなライヴやホール・ツアーなども経ての今回のアルバムということで、バンドや作品に向かう姿勢で思うところはありましたか。
中野:いつも通り頑張りました。やるべきことは変わらないですね。楽曲がソロを経ているので、よりバンドの色、3人それぞれの出す音を強く意識するというか、より強くなったのかなというのは感じました。
-345さんは、3人で今回のアルバムに向かう際の心境というのは。
345:いつも通りです(笑)。すごく時間が空いた感覚もなく。頑張りました。
-そうですか(笑)。前作はオリコンチャート1位を獲得したりと、数字的な面でも大きなリアクションがあった作品でしたが、そういったことで影響したこと、気持ちの面で作用したことはありましたか。
TK:みんなが喜んでくれました(笑)。偶然です、1位っていうのは。全然僕らが売れたわけではないので、たまたまで。
-確実に集客だって伸びているわけですよね? 凛として時雨の音楽聴いてくれる人の存在を、チャート的なものやライヴとして目に見える、体感できることもあったと思うんですが。
TK:数少ない見える数字ですね。でもそこがもたらした変化は、あまりないですね。嬉しかったなあっていうのはありましたけど(笑)。
-ということは、聴いてくれている人との距離感というのは今までとも変わらずという感じですかね。
TK:そうですね、未だに。1位を獲ったときには――1位って、その1週間でいちばん売れたっていうことだと思うんですけど、その1週間だけでも僕らの音楽を聴いてくれたのはすごく違和感のあることだなあっていうのはありましたね。もちろん、嬉しいんですけど。やっぱり、自分のなかではポップなものだと思いつつも、メジャーなものではないっていう自覚はあるので。それが、そういった場所にこれたのは、すごく違和感もあるし、感慨深いものもありましたね。聴いてくれてる人がいるんだなっていう。
-ちなみにどういうところで、みなさんが共振しているんだとご自身では思いますか。
TK:みんなどこを聴いてくれているんでしょうね。あまり、そこを意識はしていないんですけど、たぶんそこを意識しはじめると、求められるものだけを作ってしまうかもしれないので。
-そんな器用なことが?
TK:できないです(笑)。そこはわからないままでもいいのかなっていうのはあるんですけどね。そうじゃないと、偶発性を楽しめないでしょうし。自分が作りだした音楽っていうものを聴いてもらってる、っていうだけの意識ではいますね。
-アルバムを重ねてきて、メジャー・フィールドで活動をしてきたわけですが、ときには色気を出したくなるというか――。
TK:色気っていうと?
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