Japanese
藍坊主
2017年10月号掲載
Member:hozzy(Vo) 田中 ユウイチ(Gt) 藤森 真一(Ba) 渡辺 拓郎(Dr)
Interviewer:秦 理絵
-「ブラッドオレンジ」の方は聴かせてもらいました。「群青」と対になって、これも青春の匂いのする曲ですね。
藤森:もとは映画のイメージで作ったわけじゃないんですけど、それを少し変えて、映画のイメージに寄せていった曲なんです。
-「群青」の作詞作曲はhozzyさんですけど、「ブラッドオレンジ」は?
田中:モーリー(藤森)ですね。
hozzy:すごい藤森っぽいんですよね。
藤森:今回、hozzyに歌詞を見てもらって書きました。その中で、"ランドセル"が出てくるくだりがあって、高校生が小学生時代を思い出さないでしょ? みたいな話になったんですよ。でも、俺は18歳のときに、保育園のときのことを思い出してたんです。振り返ってみると、10代のときに書いた曲でも、ショベルカーの絵を描いてるのを思い出してたりとか(※2003年リリースのシングル『雫』にされている「冒険風」)。だから、さっきhozzyが言ってた、いましかないんだろうなっていう輝きを、hozzyと共有している部分もあるけど、hozzyとは違う個性で描けたのかなって納得してる曲ですね。
-まず「群青」ができて、それに勝又監督が共鳴して、映画"太陽の夜"ができつつあって、それに反応して「ブラッドオレンジ」ができるって、すごく面白い展開です。
渡辺:「群青」とか「ブラッドオレンジ」を作って思うのは、人間って進化するか、退化するか、死ぬかしないんだなっていうことなんですよ。そういう一場面を切り取った曲じゃないですか。その尊さを形にすることで、改めて自分が音楽を作っていることに対して責任感というか、大変なことをやっているなっていう気持ちになりましたね。
-映画のタイトルが"太陽の夜"になったのは、監督からのアイディアですか?
田中:そうですね。このタイトルは、みんなで考えて、何回か話したんですけど、最終的には勝ちゃんが出してきた"太陽の夜"っていうのが、俺たちがやってることを表してるんだなっていうのがあると思ってこれに決まりました。
-不思議な言葉ですよね。言葉としては成立するけども、実際にはよくわからない。
hozzy:ありそうでないんですよね。でも、こんなにすげぇいい並びがあるんだなと思って、衝撃的でした。映画の主人公は14歳なんですよ。14歳っていろんな意味で最強じゃないですか。爆発と破滅の両極端を持ってるというか。見た目は子供なんだけど、中身は大人になってる途中で、常に自分のなかにズレがあるから、身体ばかり先走っちゃって、精神が追いつかないままというか。それがね、"太陽の夜"という言葉に表れてると思うんです。
-もう少し噛み砕けますか?
hozzy:うーん......太陽が太陽であることは疑わないじゃないですか。でも、太陽っていうのは象徴で。例えば、子供のころ、母親とか父親は完璧だった。でも、完璧だったはずの大人も、完璧じゃないんだなっていうのを知るのもその時期だし。そこで自分の中の太陽がシャットダウンする。それが、"太陽の夜"なんです。
-なるほど、14歳のなかにある矛盾とか、価値観の崩壊を全て表現してるというか。
hozzy:いま言ったのは喩えで、ストーリーは違いますけどね。
-今日話をしてて思ったのが、私は藍坊主の曲に対して、どういう想いなんですか? とか、タイトルの意味は? って訊くのは愚問だと思うんですよ。インタビューだから訊きますけど。それを語ろうとした瞬間に意味がなくなるというか......。
hozzy:難しいですよね、言語化するのは。
-でも、それを映画として表現することで、藍坊主が表現しようとしてることが、少し噛み砕かれた形で、いろいろな人に伝わるといいなと思ったんです。
hozzy:そうそう、そうなんです。映画のすごいところは、文章で表現できないことを表現できて、もっと言うと、文章を読むのが嫌いな人にもわかることなんですよね。映画にすることで、感覚的に物事を考えてる人にも伝わる雰囲気があるんじゃないなと思うし。勝又さんも、ずっとそこを描いてる人なので。その部分を伝えたくて、いま毎日メールしてます(笑)。
-ちなみに、藍坊主の状況としては、この映画を作りつつ......?
渡辺:年末にはワンマンもあります。
-恒例の年末ワンマンですけど、今年のテーマは?
田中:今年は自分たちのいまっていうものに濃密に向き合う年だったので、年末のワンマンでは、過去のライヴのセットリストを完全再現することにしたんです。
-過去の自分たちに戦いを挑む、みたいな感じですね。
渡辺:そうですね、それを超えないと意味がないなと思ってます。
hozzy:おじさん、頑張んないとね(笑)。
藤森:そこでまた新たな発表をできればと思ってるので、楽しみにしておいてください。
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