Japanese
マッシュとアネモネ
2019年03月号掲載
Member:もちこ(Vo/Gt) 間下 隆太(Gt/Cho) 理子(Ba/Cho) ヨネクボ隼介(Dr/Cho)
Interviewer:稲垣 遥
4人組男女混成ロック・バンド マッシュとアネモネが、10代アーティスト限定の音楽フェス"未確認フェスティバル2018"グランプリ記念として、初の全国流通ミニ・アルバム『羊の飼い方』をリリース。"未確認フェスティバル"で観客の心を掴んだ「ユートピア」を筆頭に、キャッチーながらフックのある5曲を収録した同作は、バンドで曲を制作していくこと自体に対する高揚感や勢い、10代ならではの瑞々しさが漂うフレッシュな1枚。いよいよ本格始動した彼女たちの今の思いを訊いた。
-以前、11月の配信シングル「シーサイド」リリース時にお話をうかがいました(※2019年2月発刊のSkream!マガジン"BIG UP! SPECIAL ISSUE"掲載)が、リリースしてみて手応えは感じていますか?
もちこ:やっぱり聴いてくれる人は増えたかなって思います。ライヴで「シーサイド」をやると、なんとなくみんな曲を知ってるような雰囲気が感じられるようになって、すごく嬉しいです。
-そして、初の全国流通ミニ・アルバム『羊の飼い方』がリリースとなります。ミニ・アルバムの構想はいつからありましたか?
間下:今マッシュとアネモネは全部で10曲くらい曲があるんですけど、これまでアルバムを出したことがなくて。今回賞を獲ったりだとか大きい舞台に立たせていただいたりしたので、ちょうどその部分をパッケージした作品を作りたいというか。その時々で作りたいものって変わってくると思うので、今のものを出したいなと思ったんです。今回"未確認フェスティバル2018"で優勝したことでミニ・アルバムのお話をいただいたので、そういう流れでやっと出せるっていう感じですね。
-その10曲くらいから今回収録の5曲はどのように選んだのでしょうか?
もちこ:「ユートピア」って曲は、"未確認(未確認フェスティバル)"のときのエントリー曲で勝負曲として入れようと思っていたのと、今自分たちがライヴでやっている中で勝負できる曲はこれなんじゃないかなっていうのが2曲目の「アフターオール」、3曲目の「フィッシュレディ」、5曲目の「シープマン」だったんです。で、4曲目の「マフラー」はアコースティック音源なんですけど、アコースティックでも何か入れたいなと考えていたので、入れるとしたらこれかなと選びました。
-リード曲「ユートピア」は、2018年7月リリースの会場限定EP『お花たべる-E.P Remaster~もちこになりそうバージョン~』にも収録されていましたが、アレンジはし直しましたか?
もちこ:そうですね。録り直しています。
-どのようなイメージで作っていったんですか?
もちこ:言いたいことをポップに言えたらいいなって。ポンポンとできた曲です。バンドを組んで3番目にできた曲なので、そんなに何も考えずに勢いでできました。
-MVもひと足早く公開されていますね。ライヴ映像はこれまでも公開されていましたが、本格的なMVの撮影は今回が初めてですか?
もちこ&間下:初です。
-撮影した感想はいかがですか?
一同:すごく楽しかった~(笑)。
ヨネクボ:そんなに寒くもなかったしね。
-あれ? ヨネクボさんは半袖でしたよね?
間下:撮ったのが1月の千葉の海なんですよ。
ヨネクボ:なんとか半袖でも耐えられる――
間下:寒かったよ!
一同:(笑)
-(笑)以前のインタビューで、音楽以外の部分でも"マッシュとアネモネ"を表現していきたいとおっしゃっていましたが、MVやアーティスト写真を見て、よりスタイリッシュで大人な雰囲気になったと感じました。
もちこ:衣装をMVの監督さんの知り合いの方にお借りしたんですけど、そのときに結構ゴリゴリな感じが好きっていうのを伝えてあって、私的には自分の好きなものにイメージを近づけられたかなって感じています。あとアー写で、他の3人がめっちゃ自然な感じなのに、私だけゴリゴリしてるっていうのが面白いかなと思ってすごく気に入ってます(笑)。
-ジャケット写真にもこだわりがあるのでしょうか?
もちこ:はい。これも描いてもらうときに、女の子がいいっていうのとか、髪型のイメージとかもすごく細かく伝えて、曲の中に出てくるフレーズもイラストで入れてもらって、こだわってやれたかなって思います。
-「アフターオール」は、リズムが跳ねたり、途中でテンポが下がったり、なかなかトリッキーですね。これはどういうイメージでできていったんでしょうか?
もちこ:これは1曲変な曲を作りたいなっていうのがあって。作ったのが夏の終わりぐらいだったんですけど、その時期のヌメっとした空気感とか、爽快じゃない感じを出したいなと思って作った曲ですね。
間下:一番難しいんだよね。時間がかかった曲です。
-"変な曲にしたい"っていうリクエストを受けて、楽器隊のみなさんはどういうふうにアレンジしていったんですか?
間下:「アフターオール」はリズムを一番に考えた曲で、聴いてもらえば一瞬でわかるんですけど、ドラムのフレーズがおかしいんですよ。イントロも変ですし、途中のキメも変で。最初はちゃんとAメロ、Bメロ、ハーフになって、サビも途中からハーフになるみたいな感じだったんですけど、いかにハーフを使わずに後半のサビを展開するか、ひとりひとりがどこを弾くかとかを計算して作ったというか。だからすごく難しいんです。ライヴでできないです(笑)。
もちこ:めっちゃ苦手です。
間下:いくらやっても上手くなんないんです(笑)。
-終盤は意外なところで転調もありますしね。
間下:そうなんですよ。転調ってまた難しいんですよね(笑)。
-でもあえて難しい曲を作るっていうのも、バンドの演奏力向上のためにはなりますよね。
間下:それはありますね~。頑張ります。
-次の「フィッシュレディ」はトロピカルで明るい印象です。個人的に、マッシュとアネモネの曲はちょっと切なくて、どちらかというとクールなイメージだったので新鮮でした。
もちこ:これも結構昔からあった曲ではあったんですけど、このアルバムを作るときに、5曲目の「シープマン」が入るっていうのが先に決まってて。それが私的にめちゃめちゃ気に入ってるんですけど、重い曲なんですよ。それで、「フィッシュレディ」は(対照的な)明るい感じのかわいい曲にしたので入れたいなと。タイトルも"フィッシュレディ"と"シープマン"って対になる性別が入っているので面白いなって。
間下:基本的にマッシュとアネモネって僕ともちこが曲を作ることが多いんですけど、この曲は全体的にヨネクボ君がアレンジしてくれたところが大きくて。
-ヨネクボさん色が入ると明るい感じになるんですか?
間下:そうですね。僕ともちこが作るとどんどんこう(暗く)......(笑)。
もちこ:でも、これ実は最初に作詞作曲した曲で、すごくわくわく感があったんじゃないかな。
間下:そうだね。もちこベース弾いてたもんね、このとき。
もちこ:そう。ベース・ヴォーカルをやってたときの曲です。
ヨネクボ:即決だったね。
-即決というと?
ヨネクボ:この曲、もちこがいきなり歌ったんですよ。で、みんな"なんだこの曲は!? めちゃめちゃすげぇじゃん!"みたいになって。
もちこ:本当に、何も考えずに歌うだけ歌ったみたいな感じなんで。
間下:そしたら、それに合わせてヨネクボ君がめちゃくちゃロックンロールな感じのドラムをグワーって叩き出して。今回のを聴いたあとに元のを聴いたら"なんなんだ?"ってなるくらいのものだったんですけど(笑)、最後にふたり(もちこと間下)でマッシュとアネモネっぽくしました。この並びの中で、打ち込みっぽい曲を作りたかったんですよね。
-では理子さんは、加入してからこの曲を自分なりに演奏していったんですね。
理子:「フィッシュレディ」ってどうやって教えてもらいましたっけ? 音源とかも何もなくて......。
間下:そうそう。俺がコード譜持ってきて。
理子:"こんな感じがいい"って言われて、練習しました。私も初めて聴いたときにすごくかわいい曲だなって思いましたね。
LIVE INFO
- 2025.11.20
-
Tempalay
PEDRO
Rei
moon drop
ドラマチックアラスカ
コレサワ
a flood of circle × 金属バット
キュウソネコカミ
ザ・シスターズハイ
Adrian Sherwood
VOI SQUARE CAT
私立恵比寿中学
さとうもか
ラックライフ
ザ・クロマニヨンズ
吉澤嘉代子
点染テンセイ少女。
- 2025.11.21
-
THE BAWDIES
ポルカドットスティングレイ
PEDRO
SHERBETS
ドラマチックアラスカ
荒谷翔大
ザ・シスターズハイ
Adrian Sherwood
Hakubi
LONGMAN
reGretGirl
キタニタツヤ
東京スカパラダイスオーケストラ
SPRISE
Anyeed(Dyna/ego apartment)
超☆社会的サンダル
TOKYOてふてふ
TOMOO
浪漫革命
吉澤嘉代子
フレデリック
Bye-Bye-Handの方程式
FINLANDS
- 2025.11.22
-
Chimothy→
ねぐせ。
AIRFLIP
ポルカドットスティングレイ
wacci
キュウソネコカミ
ズーカラデル
NEE
the paddles
TOKYOてふてふ
LiSA
優里
BLUE ENCOUNT
moon drop
チリヌルヲワカ
ASP
Eve
miwa
Conton Candy
ストレイテナー
The Biscats
セックスマシーン!!
離婚伝説
Ado
MOS
荒谷翔大
リーガルリリー
NANIMONO
brainchild's
SUPER BEAVER
藤巻亮太
ビレッジマンズストア
PIGGS
sajou no hana
SPRISE
アーバンギャルド
Omoinotake / クリープハイプ / Saucy Dog / マルシィ ほか
CVLTE
RADWIMPS
ガガガSP / SpecialThanks / YONA YONA WEEKENDERS / BACK LIFT ほか
フレデリック
osage
- 2025.11.23
-
SHERBETS
NEE
キュウソネコカミ
ズーカラデル
Awesome City Club
ザ・クロマニヨンズ
ぜんぶ君のせいだ。
PENGUIN RESEARCH
怒髪天
優里
Eve
くるり
MEW
Galileo Galilei
Ado
秋野 温(鶴)
THE BAWDIES
チリヌルヲワカ
東京スカパラダイスオーケストラ
離婚伝説
CNBLUE
佐々木亮介(a flood of circle)
BLUE ENCOUNT / yama / Novelbright / 新しい学校のリーダーズ ほか
山本彩
ExWHYZ
RADWIMPS
OKAMOTO'S
Laura day romance
- 2025.11.24
-
リーガルリリー
ポルカドットスティングレイ
WurtS
brainchild's
ねぐせ。
キタニタツヤ
u named (radica)
ザ・クロマニヨンズ
ぜんぶ君のせいだ。
LiSA
go!go!vanillas
Lucky Kilimanjaro
すなお
私立恵比寿中学
くるり
NANIMONO
ブランデー戦記
清 竜人
Conton Candy
凛として時雨
秋山黄色
The Biscats
9mm Parabellum Bullet
LACCO TOWER
No Buses
CNBLUE
miwa
山本彩
BIGMAMA
崎山蒼志
ExWHYZ
RADWIMPS
Ayumu Imazu
MEW
- 2025.11.25
-
打首獄門同好会
Another Diary
すなお
シベリアンハスキー
The Ravens
chilldspot
- 2025.11.26
-
Dios
桃色ドロシー
ザ・クロマニヨンズ
シベリアンハスキー
TENDRE
UVERworld
PEDRO
BLUE ENCOUNT
material club
Mirror,Mirror
Galileo Galilei
chilldspot
- 2025.11.27
-
打首獄門同好会
MONOEYES
Cody・Lee(李)
moon drop
桃色ドロシー
オレンジスパイニクラブ
OKAMOTO'S
ザ・クロマニヨンズ
TENDRE
Another Diary
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
PEDRO
Tempalay
あたらよ
- 2025.11.28
-
Galileo Galilei
優里
BLUE ENCOUNT
go!go!vanillas
怒髪天
DJ後藤まりこ × クリトリック・リス
VII DAYS REASON
Dios
崎山蒼志
凛として時雨
ズーカラデル
コレサワ
SHERBETS
Another Diary
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
ポルカドットスティングレイ
おいしくるメロンパン
sajou no hana
NEK!
CENT
OKAMOTO'S
meiyo
RAY
reGretGirl
- 2025.11.29
-
ビレッジマンズストア
Appare!
YOASOBI
NEE
暴動クラブ
brainchild's
Cody・Lee(李)
キタニタツヤ
優里
くるり
TOKYOてふてふ
MONOEYES
キュウソネコカミ
moon drop
THE BACK HORN
androp
The Biscats
フレデリック
チリヌルヲワカ
怒髪天
eill
LOCAL CONNECT
wacci
LACCO TOWER
大橋ちっぽけ
BLUE ENCOUNT
ドラマチックアラスカ
アーバンギャルド
ねぐせ。
ExWHYZ
UVERworld
フラワーカンパニーズ
愛美
浪漫革命
東京スカパラダイスオーケストラ
BACK LIFT / 魔法少女になり隊 / LEEVELLES / パピプペポは難しい ほか
Bentham
MONO NO AWARE
NANIMONO
カミナリグモ
9mm Parabellum Bullet
PIGGS
- 2025.11.30
-
ビレッジマンズストア
YOASOBI
NEE
TOKYOてふてふ
凛として時雨
キタニタツヤ
崎山蒼志
くるり
キュウソネコカミ
moon drop
SHERBETS
THE BACK HORN
TENDRE
アーバンギャルド
the paddles
秋山黄色
TOMOO
LACCO TOWER
ドラマチックアラスカ
LUCY
ExWHYZ
Maki / SIX LOUNGE / w.o.d. / KUZIRA / TETORA
UVERworld
フラワーカンパニーズ
ポルカドットスティングレイ
NANIMONO
ズーカラデル
ぼっちぼろまる×ポップしなないで×ぜったくん
コレサワ / ヒグチアイ / のん / ひぐちけい
miwa
MONO NO AWARE
Conton Candy
JYOCHO
離婚伝説
- 2025.12.02
-
RADWIMPS
LONGMAN
Dios
RAY
マカロニえんぴつ × DISH//
私立恵比寿中学
GLIM SPANKY
SUPER BEAVER
IneedS
- 2025.12.04
-
TENDRE
LEGO BIG MORL
私立恵比寿中学
SHERBETS
Homecomings
アーバンギャルド
キュウソネコカミ
吉井和哉
Hakubi
RELEASE INFO
- 2025.11.20
- 2025.11.21
- 2025.11.22
- 2025.11.26
- 2025.11.29
- 2025.12.03
- 2025.12.05
- 2025.12.10
- 2025.12.12
- 2025.12.17
- 2025.12.20
- 2025.12.21
- 2025.12.24
- 2026.01.01
- 2026.01.07
- 2026.01.09
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
ザ・クロマニヨンズ
Skream! 2025年11月号


































